
シーバス反則ルアーで実感した釣果の差【サーフ・河口・河川での実績】
シーバス釣りを数年続けてきて、明らかに釣果に差が出るルアーというものがあることに気づきました。特にコアマンのVJ-16、メガバスのカゲロウ124F、タックルハウスのローリングベイト、サスケ120裂波は、使用頻度と釣果の相関が高いルアーです。
昨年度の釣果記録より
これらのルアー中心:平均4-5匹/1回
もちろん、ルアーだけで全てが決まるわけではありません。潮回りや気象条件の影響は大きいですし、基本的な釣りの技術も必要です。ただ、同じ条件下であれば、これらのルアーの方が結果に繋がりやすいというのが実感です。
例えばローリングベイトは投げて巻くだけで安定した釣果が期待できるため、集中力が必要な夕まずめでも使いやすいルアーです。サーフでも河口でも場所を選ばず、青物にも効果があることが分かりました。
これらのルアーにも当然デメリットはあります。人気が高いため品薄になりやすく、価格も他のルアーと比べて高めの設定になっています。VJシリーズは特に入手が困難な時期があります。
でも、釣果を考えたら安い投資だと思います。僕は最初の1年で購入したルアー代より、この3つのルアーで釣った魚の方が圧倒的に多いですから。
ちなみに、どんなに良いルアーでも潮が動いてない時は厳しいです。でも、同じ条件なら確実にこれらのルアーの方が釣れます。

シーバス反則ルアー「アイマ サスケ 120裂波」【ミノー編】
アイマのサスケ 120裂波は、2004年の発売から現在まで多くのアングラーに支持されている定番ルアーです。
基本的なただ巻きだけで安定した釣果を期待できる点が、長年愛用される理由の一つだと考えています。実際に継続使用してみて、その安定性を実感しています。
何がそんなに良いのか?使い込んでいくうちに分かってきました。
ウォブンロールアクションの効果
サスケの特徴であるウォブリングとローリングが組み合わされた「ウォブンロール」アクションは、ベイトフィッシュの自然な動きを再現していると感じます。
全長120mm、重量17gのバランスで、一定速度のリトリーブだけで魚にアピールできる設計になっています。リップレス設計でありながら、70-90cmのレンジを安定してトレースできる点も評価できます。
使用感としては、巻き抵抗が適度にあり、ルアーの状態を把握しやすいという印象です。これにより、アタリを感じ取りやすくなっています。
ベイトフィッシュとは?
シーバスが食べる小魚のことです。イワシやアジ、コノシロなどが代表的。これらの動きを真似るのがルアーの基本です。
タングステンボールの重心移動で、思ったより飛距離も出ます。60m以上は普通に飛ぶので、沖のナブラにも届く。ジャークとかしなくても、ただ巻きだけで十分釣れるのが初心者には嬉しかった。
👆これはサスケで釣った90オーバー。サーフでの朝まずめ、周りがボウズの中での1本でした。やっぱりサスケは裏切らないと感じた一瞬です。
コスパも意外と良い(Amazonなら)
正直、最初は2,500円って聞いて「高いな」と思いました。でも今思えば安い投資でした。
どこで買う? | 値段 | コメント |
---|---|---|
釣具屋 | 2,500円前後 | 定価販売が多い |
Amazon | 1,800円前後 | 結構安い! |
Amazonで買うと結構安いんですよね。しかも送料無料だし、翌日には届く。僕はもう Amazonでしか買ってません。
フックは#6の細軸が標準。シーバスには十分ですが、青物狙いなら交換した方が良いです。僕も一度、イナダに曲げられました…。
- シーバス釣り始めたばかりの人
- 難しいアクション覚えるのが面倒な人
- 長く使える定番が欲しい人
- コスパ重視の人
- 実績重視の人
もう20年以上使ってますが、まだまだ現役です。迷ったらとりあえずサスケ、これは今でも思います。

シーバス反則ルアー「メガバス カゲロウ124F」【シャローランナー編】
メガバスのカゲロウ124F。全長124mm、重量22g、水深30cmという極浅を攻められるシャローランナーです。
最初は「またメガバスか…高いんだろうな」って思ってたんですが、使ってみたら「なんじゃこりゃ」レベルで釣れるんです。しかも釣れるのが大きいサイズばかり。
👇下の写真も去年カゲロウで釣った90アップ。本当にデカいのばかり釣れるんです。
今まで諦めてた浅いポイント、根がかりしそうなエリアも攻められるようになりました。河川の上流部とか、干潮の河口とか。
カゲロウの一番すごいところは、メガバス独自の重心移動「LBOⅡ」。極小ボールがスムーズに動いて、飛距離が他のミノーより20%は伸びます。体感で70m以上は飛んでる感じ。
しかも着水と同時にスイムポジションに戻るから、浅いポイントでも即座にアクション開始。今まで「ここは無理」って諦めてたポイントで釣れるようになりました。
釣れすぎて申し訳なくなるレベル
カゲロウの動きは本当に自然。潮の流れに合わせて勝手にロールしてくれるので、初心者でもナチュラルに魚を誘えるんです。
ボイルが起きてる時は早巻きで小魚の逃げ惑う感じを演出したり、プレッシャーが高い時はスローで使ったり。この使い分けができるのも良いところ。
カラー | どんな時に使う? | 釣果 |
---|---|---|
ステインイワシ | デイゲームや月明りのある時 | ★★★★★ |
シグナルヘッド | ナイトゲームやシーバスの警戒心が強いフィールド | ★★★★★ |
カラーは数十色もあるんですが、ステインイワシとシグナルヘッドがあれば大体何とかなります。この2色で僕の釣果の8割は稼いでる感じ。とくにステインイワシはこのルアー作った久保田剛之さんがメーターシーバスを釣ったカラーで有名です。
お財布に優しい?Amazon価格
メガバスって高いイメージでしたが、Amazonなら2,200円くらいで買えることも多いんです。釣具屋だと2,800円くらいするので、結構な差ですね。
しかもプライム会員なら翌日届くし、タイムセールの時は1,800円を切ることもあるんです。僕はそのタイミングで色違いをまとめ買いしました。
ただし、人気カラーは在庫切れになりやすいので要注意。欲しいカラーを見つけたら、迷わずポチった方が良いです。
- シャローを効率的に攻めたい人
- 飛距離が欲しい人
- プレッシャーの高い釣り場によく行く人
- メガバスブランドが好きな人
- 大型狙いの人
正直、カゲロウを使い始めてから他のシャローランナーが物足りなく感じてます。それくらいインパクトのあるルアーでした。

シーバス反則ルアー「VJ-16」【バイブレーションジグヘッド編】
コアマンVJ-16。これはもう革命でした。バイブレーションジグヘッドなんて、最初は「なんじゃそりゃ」って思ったんですが…
上記の3つが組み合わさって、もう反則レベル。
90mmというサイズもシーバスが普段食べてるイワシのサイズにドンピシャ。最初は1,540円って聞いて「ワームなのに高っ」って思いましたが、Amazonなら2〜3割安く買えます。
なんでここまで釣れるのか考えてみた
VJ-16が「反則」と言われる理由を自分なりに分析してみました。
普通のバイブレーション | 普通のソフトルアー | VJ-16 |
---|---|---|
アピール力はある
バレやすい
動きが単調
|
自然な動き
アピール不足
飛ばない
|
めちゃアピール
自然に食わせられる
よく飛ぶ
|
つまり、今まで相反してた「アピール力」と「食わせる力」を両立してるんです。16gという軽さでシャローも攻められるし、オカッパリでの使いやすさは抜群。
シーバス以外も釣れすぎて困る
VJ-16の恐ろしいところは、汎用性の高さ。青物、ヒラメ、マゴチ、ロックフィッシュまで何でも釣れちゃうんです。
シーバスアングラーの間では「VJ持ってない人なんているの?」ってレベルで浸透してます。人気すぎてコピー品まで出回る始末。
使う時の注意点は、アルカリシャッドをまっすぐ刺すこと。斜めになると泳ぎがおかしくなって、釣果が激減します。僕も最初は適当に刺してて「なんで釣れないんだろう」って悩んでました。
デイゲームなら早巻き、ナイトゲームならスロー巻きが基本。たまにリフト&フォールを入れてやると、さらに効果的です。
- シャローエリアでの釣りを重視する人
- 様々な魚種を狙いたい人
- 新しいタイプのルアーを試したい人
- スレた魚への対策を考えている人
- オカッパリメインで釣りをする人
人気商品のため品薄になることがありますが、Amazonでは比較的安定した供給があり、プライム会員であれば送料無料で購入できます。コアマンの公式ショップと並んで、入手しやすい販路の一つとなっています。

シーバス反則ルアー「タックルハウス ローリングベイト 77」【バイブレーション編】
2001年の発売から20年以上にわたってシーバスアングラーに支持され続けているタックルハウス ローリングベイト 77。特徴的な形状ながら、その実釣性能の高さで多くの実績を積み重ねています。
このルアーの最大の特徴は、シンプルなリトリーブで安定した釣果を期待できる操作性にあります。頭部のリップ形状により、一定速度で巻くだけで安定したローリングアクションを生み出します。
一般的なバイブレーションルアーと比較して、一定レンジでの高速リトリーブ時に安定性を保つ設計が特徴です。通常のバイブレーションでは高速巻きで水面に飛び出しがちですが、ローリングベイト77はレンジを維持しながら泳ぎ続けることができます。
コストパフォーマンスと多魚種対応
シーバスでの実績はもちろんですが、青物やバス、その他の魚種でも効果を発揮する汎用性の高さも評価されている点です。一つのルアーで複数の魚種を狙えるため、投資効率の良いルアーと言えます。
購入先 | 価格 | 特徴 |
---|---|---|
実店舗 | 2,000円前後 | 定価販売 |
Amazon | 1,500円前後 | 割引販売あり |
全長77mm、重量15gという設定は、遠投性能と操作性のバランスを考慮したものです。これにより、広範囲のサーチと精密なアプローチの両方に対応できます。
長期使用における耐久性
実際に継続使用してみると、ルアーの引き抵抗が比較的軽く、長時間の使用でも疲労が少ないという特徴があります。また、水中でのアクションが安定しており、風や波の影響を受けにくい設計となっています。
3年間の継続使用結果
総釣行回数:約150回
耐久性についても優秀で、釣りの後水洗いすれば長く使えます。リップやボディの強度も十分で、大型魚とのファイト時にも安心して使用できます。
- 遠投性能を重視する人
- 複数の魚種を狙いたい人
- 長時間の釣りを楽しむ人
- コストパフォーマンスを重視する人
- 実績のあるルアーを選びたい人

シーバス反則ルアー「ブルーブルー スネコン 90S」【シンキングペンシル編】
ブルーブルーのスネコン 90Sは、特徴的なS字アクションで他のシンキングペンシルとは異なる動きを見せるルアーです。
このルアーの最大の特徴は、名前の通り蛇のような独特の泳ぎ方にあります。一般的なシンキングペンシルが直線的な動きをするのに対し、スネコン90Sは横方向への大きなウネリを伴いながら泳ぐため、従来のルアーとは異なるアプローチが可能です。
重量は15グラムで、90mmクラスのシンキングペンシルとしては標準的な設定です。シンキングタイプのため、水深20cmほどのレンジを探ることができ、水面直下から中層まで幅広い水域をカバーできます。
基本的な使い方はただ巻きで、特に流れのあるポイントでS字の動きが顕著に現れます。他のルアーでは反応が得られない状況での切り札的な役割を果たすことがあります。
価格は3,000円前後とやや高価な部類ですが、Amazonでは実店舗より15-20%程度安く購入できる場合があります。限定カラーは季節によって効果が異なるため、使用予定の時期を考慮した選択が重要です。
特殊な状況での効果
スネコン90Sが効果を発揮するのは、特定の条件下においてです。特に秋の落ち鮎パターンでの実績が高く、不規則な動きをする弱った鮎を模したアクションが効果的とされています。
秋シーズンでの使用例
スネコンでの反応:明確な違いを確認
ただし、このルアーは使い手を選ぶ傾向があり、効果的に使用するまでには練習が必要という面もあります。飛距離については控えめですが、その分ピンポイントでの使用に適しています。
多様な使用方法への対応
スネコン90Sの機能面での特徴は、使用方法の多様性にあります。基本のただ巻きに加えて、流れがある場所でのドリフト、さらには連続的なアクションまで対応できます。
ドリフトとは?
ルアーを流れに任せて自然に漂わせるテクニックです。積極的にリールを巻かず、糸ふけを調整する程度の操作で、よりナチュラルな動きを演出します。
標準装備のフックも、大型のシーバスに対応できる強度を持っています。また、カラーバリエーションが豊富で、特に透明度の高いクリアカラーは特定の条件下で高い効果を示します。
この多機能性により、河川、河口、港湾など様々なフィールドでの使用が可能です。ただし、その効果を最大限に発揮するためには、シーバスの行動パターンや水中の状況を理解した上での使用が推奨されます。
- 秋の落ち鮎パターンを攻略したい人
- 通常のルアーで反応が得られない状況がある人
- ピンポイントでの精密なアプローチを重視する人
- 多彩なアクションを習得したい人
- ブルーブルー製品を好む人

シーバス反則ルアーを手に入れて釣果に差をつけよう
ここまで5つのルアーを紹介してきましたが、これらには共通する特徴があります。それは長期間にわたって多くのアングラーに支持され続けているという点です。
実際に継続使用してみて感じるのは、これらのルアーは基本性能が高く、安定した釣果を期待できるということです。特別なテクニックを必要とせず、基本的な操作で効果を発揮する設計になっています。
これらのルアーに共通するのはシーバスの習性を踏まえた設計思想です。ただし、どんなに優秀なルアーでも万能ではありません。
特に人気の高いVJシリーズなどは、発売直後や品薄時には価格が高騰することがあります。定価での購入を心がけることをお勧めします。
また、優秀なルアーを使用する場合でも、シーバスの習性や潮汐、気象条件などの基本的な要素は変わりません。ルアーの性能を最大限に活かすためには、これらの基礎知識の習得が不可欠です。
最後に、釣りは自然を相手にする趣味です。ルールとマナーを守り、環境に配慮しながら楽しむことが何よりも大切です。優秀なルアーを手に入れることで、きっとシーバス釣りの新たな楽しさを発見できるはずです。
