シーバス釣りで「あと少しでボイルに届かない…」「ミノーでは反応がイマイチ…」そんな経験ありませんか?
長年シーバス釣りを続けてきた経験から言うと、シンキングペンシル(シンペン)こそがシーバス攻略の最強武器なんです。飛距離はミノーを圧倒し、食わせ力はバイブレーションを上回る。まさに万能ルアーの代表格です。
実際に東京湾奥や多摩川、荒川などで数々の実戦を重ねてきましたが、シンペンでしか釣れない状況が本当に多いんです。特に人的プレッシャーが高いエリアでは、その差は歴然と現れます。
今回は、実際に使い込んできた中から最強のシンキングペンシルだけを厳選してランキング形式でご紹介します。選び方から使い方まで、実戦で培ったノウハウをすべてお伝えしますので、きっとあなたの釣果アップにつながるはずです。

釣れる確率が劇的に変わる!シーバス用シンペンの基礎知識
シンキングペンシルを使いこなせるようになると、本当にシーバス釣りの世界が変わります。でも「なんで釣れるの?」「他のルアーと何が違うの?」という疑問をお持ちの方も多いでしょう。
実際に使い始めた頃の私もそうでした。最初は「ちゃんと泳いでるのかコレ…?」と不安になるほど引き抵抗が少なくて。でも今では、シンペンなしのシーバス釣りは考えられません。
シンペンとは?ミノーを超える飛距離と食わせ力の秘密
シンキングペンシル(シンペン)は、鉛筆のように細長い形状で沈下していくルアーのことです。リップがないかあっても小さく、空気抵抗を極力抑えた設計になっています。
先月も荒川の河口で実感したんですが、ミノーでは届かない70m先のボイルにもシンペンなら楽々届くんです。しかも着水音も静かで、プレッシャーをかけにくいのも大きなメリット。
そして何より驚くのが食わせ力。引き抵抗が少ないということは、水平に泳げている証拠なんです。この自然な泳ぎ姿勢が、スレたシーバスにも口を使わせる秘密なんですね。
• 圧倒的な飛距離(ミノー比1.5〜2倍)
• ナチュラルなアクション(引き抵抗少=水平姿勢)
• 静かな着水音(プレッシャー軽減効果)
なぜシーバスはシンペンに口を使うのか?捕食パターン別の効果
これまで色んな釣り場で観察してきましたが、シーバスがシンペンに反応する理由は明確にあります。特に興味深いのが、捕食対象となるベイトフィッシュとの関連性です。
実際に多摩川でハクパターンを攻略していた時のこと。水面をヒラヒラと弱々しく泳ぐハクに、シーバスが執拗にアタックしていました。この「弱った小魚」の演出こそ、シンペンが最も得意とするところなんです。
S字にユラユラと泳ぐシンペンの動きは、流れに負けて弱っているベイトフィッシュそのもの。シーバスからすれば格好の捕食対象なわけです。
ベイトパターン | シンペンの効果 | おすすめサイズ |
---|---|---|
ハク・マイクロベイト | 弱った稚魚を演出 | 60-80mm |
イワシ・コノシロ | 群れから離れた個体を演出 | 90-110mm |
落ち鮎・イナッコ | 流されてきた大型ベイトを演出 | 100-130mm |
ミノー・バイブとの決定的な違い|シンペンでしか釣れない状況とは
「結局、他のルアーでも釣れるんじゃないの?」なんて思っていませんか?実はシンペンでしか攻略できない状況が確実に存在するんです。
先日の東京湾奥での出来事。ミノーでは全く反応がなく、バイブレーションも見切られる始末。そこでシンペンに変えた途端、立て続けに3本ヒット。釣り仲間も「何それ?」と驚くほどでした。
特に印象的だったのは、シーバスがルアーを見切っているような状況での威力。プレッシャーが高いエリアでは、この差が顕著に現れるんです。
ミノー | バイブレーション | シンペン |
---|---|---|
アクション強い
操作しやすい
飛距離劣る
見切られやすい
|
アピール力抜群
沈下速度速い
根掛かり多い
スレやすい
|
飛距離最高
ナチュラル
スレにくい
操作にコツ要
|
シーバス最強シンペンおすすめランキング15選
いよいよ本題の最強シンペンランキングです。実際に使い込んできた中から、本当に釣れるシンペンだけを厳選しました。
ランキングの基準は「飛距離」「食わせ力」「汎用性」「コスパ」の4点。実戦での釣果実績を最重視してランク付けしています。どれも自信を持っておすすめできる逸品ばかりです。
順位 | 商品名 | 参考価格 | おすすめな人・シチュエーション |
---|---|---|---|
1位 | ダイワ モアザン スイッチヒッター | 約2,000円 | 初心者〜上級者、万能性重視、飛距離最優先 |
2位 | ラッキークラフト ワンダー | 約1,300円 | コスパ重視、シンペン入門、バチ抜けパターン |
3位 | ダイワ モアザン ガルバ | 約1,900円 | シャロー攻略、稚鮎パターン、操作感重視 |
4位 | アピア パンチライン | 約1,500円 | フォール重視、河川メイン、流れの変化感知 |
5位 | シマノ スライドアサシン | 約1,800円 | 遠投特化、サーフ・大河川、大型シーバス狙い |
6位 | シマノ トライデント | 約1,200円 | 最新技術体感、究極飛距離、激浅攻略 |
7位 | マングローブスタジオ マリブ | 約3,200円 | 最高級食わせ力、春パターン特化、希少価値 |
8位 | ポジドライブガレージ ジグザグベイト | 約1,800円 | 高速引き、リアクション重視、デイゲーム |
9位 | ジャンプライズ ぶっ飛び君 | 約1,900円 | 飛距離最優先、広範囲サーチ、深場攻略 |
10位 | アムズデザイン ハニートラップ | 約2,100円 | フォール重視、食わせ能力、マイクロベイト |
11位 | ブルーブルー スネコン | 約3,200円 | 独特アクション、流れのあるポイント、高活性時 |
12位 | バレーヒル 邪道 スーサン | 約1,800円 | ハイピッチローリング、ストラクチャー攻め |
13位 | デュオ ベイルーフ マニック | 約1,700円 | バチ抜け特化、春シーバス、微波動アクション |
14位 | バレーヒル 邪道 グラバー Hi | 約2,100円 | スモールベイト、脱軌道アクション、春ハク |
15位 | マドネス シリテン | 約1,300円 | 差別化重視、シリコン素材、希少性追求 |
1位:ダイワ モアザン スイッチヒッター|万能性と飛距離を兼ね備えた最強シンペン
圧倒的な飛距離と安定したアクションで、まさにシンペンの王様。65S、85S、105Sの3サイズ展開で、あらゆるシチュエーションに対応できる万能性が魅力です。
実際に東京湾奥で使ってみると、その完成度の高さに驚かされます。85Sでも平均70m近い飛距離を叩き出し、向かい風でも安定してキャストできるのが素晴らしい。アクションも絶妙で、スラローム系のワイドな動きがシーバスを強烈に誘います。
知人の初心者アングラーにも勧めることが多いのですが、「これなら釣れそう!」と実感してもらえるルアーです。実際に使ってみると、引き抵抗がほとんどないのに確実に泳いでいるのが分かります。

特におすすめなのがハクパターンには65S、イワシパターンには85S、落ち鮎パターンには105Sという使い分け。サイズ展開の豊富さが、このシンペンの最大の武器です。
- シンペン初心者で失敗したくない人
- 万能性を重視したい人
- 飛距離を最優先にしたい人
- プロが使うルアーを試してみたい人
- コスパと性能を両立させたい人
2位:ラッキークラフト ワンダー|不朽の名作シンペンの決定版
シンペンというジャンルを確立した記念碑的存在でありながら、現在でも一線級の実力を誇る名作ルアーです。40、60、80、95mmの4サイズ展開で、価格も控えめなのが嬉しいポイント。
先月も荒川でワンダー80を使いましたが、そのナチュラルなアクションには改めて感動しました。ワンダリングフォールと呼ばれるボディを揺らしながらの沈下アクションが、まさに弱った小魚そのもの。シーバスが思わず口を使ってしまうのも納得です。
釣り仲間の中でも「古くさいルアーでしょ?」と言われることがありますが、実釣性能は現在でもトップクラス。むしろスレたシーバスには、このクラシカルなアクションが効くことが多いんです。

特にバチ抜けパターンでの実績は抜群。春の多摩川や荒川では、ワンダー60や80が大活躍してくれます。フォール中のバイトが多いのも、このルアーの特徴です。
- コスパを重視したい人
- シンペンの基本を学びたい人
- バチ抜けパターンを攻略したい人
- クラシカルなルアーが好きな人
- フォールアクションを重視したい人
3位:ダイワ モアザン ガルバ|表層攻略に特化した高性能シンペン
小さなリップを装備した独特な設計で、表層攻略に特化したシンペン。73Sと87Sの2サイズ展開で、特に浅場でのシーバス攻略に威力を発揮します。
実際に使ってみて驚くのが、表層キープ能力の高さ。通常のシンペンだと沈みすぎてしまうシャローエリアでも、ガルバなら水面直下を安定してトレースできるんです。小さなリップが絶妙な浮力を生み出しているんですね。
多摩川の河口域でよく使うのですが、稚鮎パターンでの実績が抜群。73Sのコンパクトサイズが、まさに小型の稚鮎にジャストマッチします。引き抵抗もあるので、初心者でも「泳いでる感」を実感できるのもポイントです。

特に風が強い日でも横滑りしにくいのが大きなメリット。小さなリップが水を受けることで、狙ったコースをしっかりトレースできるんです。
- シャロー攻略をメインにしたい人
- 稚鮎パターンを狙いたい人
- 表層キープを重視したい人
- 初心者で操作感を求める人
- 風の強い日によく釣行する人
4位:アピア パンチライン|独特のフラットヘッドが生む釣果力
フラットヘッド形状による独特のアクションが持ち味のシンペン。45、60、80、95、130mmと豊富なサイズ展開で、あらゆるシチュエーションに対応できます。
最初に使った時は「なんだこの形?」と思いましたが、実際に水中で見ると納得。フラットヘッドが水流を受けることで、ゆったりとしたS字スラロームアクションを生み出すんです。しかも引き抵抗があるので、流れの変化も手元で感じ取れる優れもの。
東京湾奥の込み潮時によく使うのですが、シミーフォールの威力は絶大。ロールしながらゆっくりフォールする姿は、まさに弱った小魚そのもの。フォール中のバイトが異常に多いのも、このルアーの特徴です。

特に流れのあるポイントでの威力は抜群。潮流の変化を敏感に感じ取れるので、シーバスの居場所を探るのにも役立ちます。
- フォールアクションを重視したい人
- 流れの変化を感じ取りたい人
- 込み潮時によく釣行する人
- 独特のアクションを試したい人
- 河川での釣りがメインの人
5位:シマノ エクスセンス スライドアサシン|圧倒的飛距離の遠投特化型
AR-Cシェル仕様の軽量ボディと貫通ワイヤー構造により、飛距離と耐久性を両立したハイスペックシンペン。100mmサイズで23gという絶妙なバランスが魅力です。
実際に荒川の河口で使ってみると、その飛距離には本当に驚かされます。80m近い飛距離を安定して出せるので、他のアングラーが届かないポイントまでルアーを送り込めるんです。しかもワイドなS字スラロームアクションで、しっかりアピールしてくれます。
知人のベテランアングラーも「これは飛ぶね!」と感心するほど。貫通ワイヤー構造なので、大型シーバスが掛かっても安心して取り込めます。

特にサーフや大河川での威力は絶大。広大なエリアを効率よく探ることができるので、シーバスとの遭遇率が格段に上がります。
- 飛距離を最優先にしたい人
- サーフでの釣りがメインの人
- 大河川を攻略したい人
- 大型シーバス狙いの人
- 耐久性を重視したい人
6位:シマノ エクスセンス トライデント|JETブースト搭載の最新技術
JETブースト機構による驚異の飛距離が売りの最新シンペン。60、90、115、130mmの4サイズ展開で、130Sでは平均95m超えの飛距離を誇ります。
実際に東京湾で130Sを使った時は、その飛距離に同行者全員が驚愕。「どこまで飛ぶんだ?」と思うほどの遠投性能です。ボーン素材による軽量化と高強度を両立しているのも技術力の高さを感じます。
アクションも秀逸で、クイック系のワイドロールが絶妙。フォール時の小刻みなバイブレーションも効果的で、喰わせの間をしっかり演出してくれます。

特に激浅ポイントでも使える90Sの汎用性は抜群。泳ぎの姿勢も安定していて、様々な状況で頼りになります。
- 最新技術を体感したい人
- 究極の飛距離を求める人
- 激浅ポイントを攻略したい人
- シマノ製品が好きな人
- 高性能ルアーにこだわりたい人
7位:マングローブスタジオ マリブ|伝説級の食わせ能力
「伝説」とも称される名作シンペンで、その美しい泳ぎ姿勢は一度見たら忘れられません。68mmと78mmの2サイズ展開で、春のベイトパターンには68mmがイチオシです。
実際に手に入れるのも一苦労の希少ルアーですが、その実力は本物。ミノーのようなシンペンと表現されるように、両方の良いとこ取りをした絶妙なアクションを見せてくれます。水平姿勢を保つ能力は随一で、スレたシーバスも見切れません。
値段は張りますが、それでも購入してしまうほどの魅力と実力があります。実際に春の多摩川で使った時は、他のルアーでは反応しなかったシーバスが次々とヒットしました。

特に控えめなS字スラロームと巻き抵抗の絶妙なバランスが素晴らしく、初心者でも使いやすいのが意外なポイントです。
- 最高級の食わせ能力を求める人
- 春のベイトパターンを極めたい人
- 希少価値のあるルアーが欲しい人
- 美しい泳ぎ姿勢にこだわる人
- 一軍ルアーとして長く使いたい人
8位:ポジドライブガレージ ジグザグベイト|ファットボディの高アピール
体高のあるファットボディが特徴で、シンペンとしては異例の高速引きでも安定したアクションを維持する優秀なルアー。60mmと80mmの2サイズ展開です。
実際に使ってみると、その安定感の高さに驚かされます。流れの中はもちろん、止水域でも安定したアクションを見せてくれるんです。リアクション効果の高いショートジャークでのパニックスラロームアクションも魅力的。
東京湾奥のベイト過多のシチュエーションで威力を発揮。体高があることでアピール力が強く、シーバスの注意を引きやすいのが大きなメリットです。

特にデイゲームでのリアクション狙いに効果的。単調な釣りに変化を与えてくれる、面白いシンペンです。
- 高速引きを多用する人
- リアクション重視の人
- ベイト過多の状況を攻略したい人
- デイゲームがメインの人
- 個性的なルアーが好きな人
9位:ジャンプライズ ぶっ飛び君|名前通りの圧倒的飛距離
名前の通り、圧倒的な飛距離が魅力の95mmシンペン。27gという重量でよく飛び、よく沈む設計で、他の人では届かないポイントを探ることができます。
実際に荒川で使った時は、80m超えの飛距離を連発。しかもハイピッチワイドスイングアクションで、しっかりとアピールしてくれるんです。水平ローリングフォールも美しく、フォール中のバイトも期待できます。
河口での使用はロストが怖いですが、その分他の人では攻められないエリアを探れるのが大きなアドバンテージ。サーチベイトとしても非常に優秀です。

シャローエリア用のぶっ飛び君ライト(16g)も用意されているので、水深に応じて使い分けが可能です。
- 飛距離最優先の人
- 広範囲サーチを重視する人
- 深場攻略をしたい人
- 遠くのボイルを狙いたい人
- アピール力の高いシンペンが欲しい人
10位:アムズデザイン ハニートラップ|水平フォールの食わせ力
ヒラヒラと落下する水平フォールが最大の武器。70mmと95mmの2サイズ展開で、早春から夏頃の河川や港湾のマイクロベイトパターンには70Sがベストマッチです。
実際に東京湾奥で使ってみると、そのフォールアクションの美しさに感動します。S字スラロームも揺らぎを伴った自然な動きで、食わせのアクションとしては申し分ありません。95Sは流れにも負けないヘビーウエイトで、リバーシーバスでも大活躍。
最新のシンペンに比べると飛距離では劣りますが、届けば非常に強い、古き良きシンペンの代表格。ナチュラルな波動でスレたシーバスも魅了します。

特に流れが緩い状況でのフォールアクションが絶品。止めて落とすだけで食ってくるパターンも多いです。
- フォールアクション重視の人
- 食わせ能力を求める人
- 河川での釣りがメインの人
- マイクロベイトパターンを攻略したい人
- クラシカルなルアーが好きな人
11位:ブルーブルー スネコン|超ワイドS字の独特アクション
幅10〜40cmもの超ワイドS字軌道で泳ぐ、まさに唯一無二のアクションが持ち味。90mmと130mmの2サイズ展開で、転売が横行するほどの人気シンペンです。
実際に多摩川で使った時は、その独特なアクションに衝撃を受けました。まるで川の流れを横切る小魚のような軌道で、シーバスの捕食中枢を激しく刺激するんです。ラダー構造と非安定型重心による独特の設計が、この動きを可能にしています。
値段は高めですが、その独特なアクションは他では代用が利かないもの。流れになじんだ軌道が、シーバスを強烈に誘惑します。

特に流れのあるポイントでの威力は絶大。水面直下を艶めかしく泳ぐ姿は、まさに小魚そのものです。
- 独特なアクションを求める人
- 流れのあるポイントをメインにする人
- 高活性時の効率重視の人
- 話題のルアーを使いたい人
- 一軍ルアーとして大切に使いたい人
12位:バレーヒル 邪道 スーサン|ハイピッチローリングの元祖
ハイピッチローリングアクションの元祖とも言える75mmのスローシンキング。ウォブリングを極限まで絞り込んだ独特のアクションが魅力です。
実際に使ってみると、超速巻きからデッドスローまで、ほとんど同じレンジをキープしてアクションするのに驚きます。大きなローリングアクションで、しっかりとシーバスにアピール。トゥイッチを入れることで、さらに強いアピールも可能です。
ただし、潮の流れが速すぎると動きが破綻するので、ストラクチャー周りや潮の緩いポイント限定のルアー。使う場所を選びますが、ハマった時の威力は抜群です。

特に障害物周りでのスローリトリーブが効果的。シーバスが身を潜めているストラクチャーを丁寧に攻めるのに最適です。
- ハイピッチローリングを試したい人
- ストラクチャー攻めが好きな人
- スローな釣りを極めたい人
- 流れの緩いポイントをメインにする人
- 個性的なアクションが好きな人
13位:デュオ ベイルーフ マニック|微波動の春シーバス特化型
春シーズンのバチ抜け・ハクパターンに特化した微波動シンペン。75、95、115mmの3サイズ展開で、特にマニック115の微振動アクションが絶品です。
実際に東京湾奥のバチ抜けシーズンで使うと、その微細なアクションに感動します。一見動いていないように見えるほどの細かさですが、デッドスロー時でも確実に波動を刻んでいるんです。タイトロールオンリーのアクションが、プレッシャーの高いエリアでも効果を発揮。
ボディの先端を尖らせた超低抵抗設計により、見た目からは想像できない飛距離も魅力。水面直下の引き波パフォーマンスも独特で、春の微妙な状況にピッタリです。

特に港湾部でのバチ抜けパターンでは圧倒的な実績。微波動がスレたシーバスにも効果的です。
- バチ抜けパターンを極めたい人
- 春シーバスに特化したい人
- 微波動アクションを試したい人
- 港湾部での釣りがメインの人
- プレッシャーの高いエリアを攻略したい人
14位:バレーヒル 邪道 グラバー Hi|脱軌道系アクションの革新
速度を上げるにしたがって軌道がズレる脱軌道系アクションが特徴的な68mmシンペン。11gの重量で小粒ながら飛距離も出る優秀なルアーです。
実際に多摩川で使ってみると、その機敏な動きに驚かされました。ハク等のスモールベイトが機敏に逃げ惑う様子を見事に再現しているんです。激流の中でも抜群の安定感で泳ぎきる能力も素晴らしい。
ファストリトリーブ時はシャローレンジ攻略が可能で、水面直下から60cmまでをしっかりカバー。小型ミノーの新境地を切り開いた革新的なルアーです。

特に春のハクパターンでの実績が高く、小型ベイトを捕食している時の切り札的存在です。
- スモールベイトパターンを攻略したい人
- 脱軌道系アクションを試したい人
- 激流での釣りが多い人
- 小粒で飛距離の出るルアーが欲しい人
- 春のハクパターンを極めたい人
15位:マドネス シリテン|シリコンボディの異色シンペン
シリコン製の超細身ソリッドボディという異色の設計が話題のペンシルベイト。50mmと93mmの2サイズ展開で、特に100mmサイズがおすすめです。
実際に使ってみると、シリコンボディが生み出すタイトローリングアクションに驚きます。ボディ全体に刻まれたリブが泡を纏い、相乗効果でシーバスを誘惑。デイゲームでは銀粉カラーによる釣果が特に高いです。
生産量が少ないので使っている人も少なく、他のアングラーとの差別化も図れます。内蔵ウエイトが作動するので投げた感触も良く、狙ったポイントにキャスト可能です。

特にバチ抜けシーズンでは50mmサイズも効果的。独特の質感がベイトフィッシュを見事に演出します。
- 他と違うルアーを使いたい人
- シリコン素材に興味がある人
- 希少なルアーを求める人
- デイゲームがメインの人
- 実験的なルアーが好きな人
絶対に失敗しない!シーバス用シンペンの選び方5つの極意
シンペン選びで失敗すると、「全然釣れないじゃん…」となりがち。でも安心してください。これまでの経験で培った選び方のコツをお教えします。
実は私も最初の頃、見た目のカッコよさだけで選んで大失敗した経験があります。でも今では、狙うシチュエーションに応じて的確に選べるようになりました。
ベイトサイズに合わせたサイズ選択|季節別攻略法
シンペン選びの最重要ポイントはベイトサイズとのマッチングです。「マッチザベイト」という言葉がありますが、これが釣果を大きく左右するんです。
去年の春、多摩川でハクパターンを攻略していた時のこと。最初は90mmのシンペンを使っていましたが全く反応なし。70mmに変えた途端、面白いように釣れ始めました。ベイトサイズに合わせることの重要性を痛感した瞬間でした。
春のマイクロベイトパターン攻略|60-80mmで数釣り狙い
春のシーバス釣りといえばハクパターンやマイクロベイトパターン。この時期は60-80mmのコンパクトサイズが威力を発揮します。
特に4-6月の多摩川や荒川では、70mm前後のシンペンが圧倒的に有効でした。小さなハクがヒラヒラと流されている状況にピッタリマッチするんです。
ダイワ スイッチヒッター65Sを使用
65mmのシンペンをデッドスローで通すと、いきなりドンッ!
夏秋のイワシ・コノシロパターン|90-110mmでランカー狙い
夏から秋にかけてはイワシやコノシロがメインベイトになります。このサイズ感を意識して90-110mmを選択すると、ランカークラスのシーバスが狙えるんです。
実際に東京湾奥で使っているのが105mmのスイッチヒッター。このサイズだと60cmオーバーの確率が格段に上がります。小型のシンペンでは見向きもしない大型シーバスが、しっかりと反応してくれるんです。
冬の落ち鮎・イナッコパターン|100-130mmで大型専門
冬のシーバス釣りは大型勝負の季節。落ち鮎やイナッコといった大型ベイトを捕食している時は、100-130mmの大型シンペンが威力を発揮します。
去年の12月、荒川でイナッコパターンを攻略した時は120mmのシンペンが大活躍。70cmオーバーを2本も仕留めることができました。大型ベイトには大型ルアーという原則が見事にハマった瞬間でした。
飛距離と沈下速度を決める重量選択|水深・状況別セレクト
シンペンの重量選択は攻略したいレンジと飛距離のバランスで決まります。軽すぎると飛ばないし、重すぎると根掛かりの嵐。このバランスが重要なんです。
実際に使い込んでみて感じるのは、同じサイズでも重量で全く使用感が変わるということ。釣り場の特性を理解して選ぶことが釣果につながります。
シャロー攻略なら軽量モデル|10-15gで根掛かり回避
水深が浅いエリアや根が荒いポイントでは10-15gの軽量モデルが安心です。ゆっくりと沈下するので、根掛かりのリスクを大幅に軽減できます。
多摩川の上流域でよく使うのがダイワ ガルバの73S(12.8g)。浅場でも安心して使えて、しかもしっかり飛ぶ優秀なシンペンです。
深場・激流攻略なら重量モデル|20g以上で確実レンジキープ
水深が深いポイントや流れが強いエリアでは20g以上の重量モデルが必須。軽いシンペンでは流されてしまい、狙ったレンジを通せません。
東京湾の深場を攻略する時は、いつも25g前後のシンペンを使用。確実にボトム付近まで落として、そこからゆっくり巻き上げるパターンが効果的です。
水深 | 推奨重量 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
1-3m(シャロー) | 10-15g | 根掛かり回避、表層キープ | 飛距離やや劣る |
3-5m(ミドル) | 15-20g | バランス良し、汎用性高 | 特になし |
5m以上(ディープ) | 20g以上 | 確実レンジキープ、飛距離抜群 | シャローで根掛かりリスク |
釣果を左右するカラー選択|時間帯・水質別の使い分け
「カラーなんて関係ないでしょ?」と思っていた時期が私にもありました。でも実際に使い分けてみると、カラーで釣果が劇的に変わる場面に何度も遭遇したんです。
特にナイトゲームでは、カラー選択が生死を分けることも。光の加減や水質に応じたカラー選択をマスターすると、釣果は確実にアップします。
ナイトゲームの鉄板カラー|レッドヘッド・チャート・クリア
ナイトゲームでは視認性とアピール力のバランスが重要。私が夜釣りで必ず持参するのが、レッドヘッド、チャート、クリアの3色です。
特にレッドヘッドはナイトゲームの超定番カラー。赤い頭部が常夜灯の光を受けて、絶妙なアピール力を発揮します。実際に私がシンペンでシーバスを初めて釣ったのもレッドヘッドでした。
なぜレッドヘッドが夜に効くの?
レッドヘッドが夜に効果的な理由は、赤色が水中で最初に吸収される特性にあります。常夜灯の光が当たると頭部だけが目立ち、まるで傷ついたベイトフィッシュのように見えるんです。
デイゲームの実績カラー|ゴールド・シルバー・ナチュラル系
デイゲームではフラッシング効果の高いカラーが威力を発揮します。ゴールドやシルバーといったメタリック系は、太陽光を反射して強烈にアピールしてくれるんです。
意外かもしれませんが、ゴールドは超実績カラーなんです。「派手すぎない?」と思うかもしれませんが、実際に使ってみると分かります。シーバスがゴールドに強烈に反応する場面が確実にあるんです。
水質別カラー戦略|クリア・濁り・激濁り完全攻略法
水質に応じたカラー選択は釣果を左右する重要な要素。クリアウォーターではナチュラル系、濁りがあるときはアピール系という基本を押さえておきましょう。
水質 | おすすめカラー | 理由 |
---|---|---|
クリアウォーター | イワシ、アユ、クリア系 | ナチュラルに見せて警戒心軽減 |
軽い濁り | シルバー、ホワイト | 適度なアピールで存在感演出 |
濁り・激濁り | チャート、ゴールド | 強いアピールで視認性確保 |
アクション特性で使い分ける|シーバスの活性別セレクト
シンペンの魅力はアクションの多彩さにもあります。ワイドなS字スラロームからタイトなローリングまで、シーバスの活性に応じて使い分けることで釣果が変わるんです。
実際にフィールドで感じるのは、同じ日でも時間帯によってアクションの好みが変わるということ。朝マズメはワイド系、日中はタイト系といった具合に使い分けています。
高活性時のワイドS字スラローム|広範囲アピールで効率重視
シーバスの活性が高い時はワイドなS字アクションが効果的。広範囲にアピールして、積極的にシーバスを寄せる戦術です。
朝夕のマズメ時によく使うのがブルーブルー スネコン。幅40cmもの超ワイドS字軌道で泳ぐその姿は、まさに川を横切る小魚そのもの。活性の高いシーバスが一発で食いついてきます。
低活性時のタイトローリング|ナチュラル波動で食わせ重視
活性が低い時やプレッシャーが高い時はタイトなローリングアクションの出番。微細な波動でシーバスを誘惑する、まさに食わせの技術です。
デュオ マニックの微振動アクションは本当に絶妙。一見動いていないように見えるほどの細かさですが、確実に波動を刻んでシーバスにアピールしているんです。
縦の釣り重視のフォールアクション|ボトム攻略の切り札
フォールアクションに特化したシンペンはボトム攻略の切り札。シーバスがボトムに定位している時の強い味方です。
アムズデザイン ハニートラップのヒラヒラフォールは圧巻。水平姿勢を保ちながらゆっくりと沈下していく様子は、まさに弱った小魚そのものです。
予算と性能のバランス|価格帯別おすすめ戦略
シンペン選びで悩むのが価格と性能のバランス。高いルアーが必ずしも釣れるわけではないですが、やはり価格なりの性能差はあります。
これまで色んな価格帯のシンペンを使ってきましたが、予算に応じた最適な選択肢はあります。無理して高いルアーを買う必要はありませんが、安すぎるのも考えもの。
初心者向けエントリーモデル|1000-1500円で基本性能重視
シンペン初心者には1000-1500円のエントリーモデルがおすすめ。基本性能がしっかりしていて、コスパも抜群です。
この価格帯で特におすすめなのがラッキークラフト ワンダー。シンペンというジャンルを確立した記念碑的存在でありながら、今でも現役バリバリで活躍してくれます。
中級者向けミドルクラス|1500-2500円で専門性と汎用性両立
ある程度経験を積んだら1500-2500円のミドルクラスにステップアップ。専門性と汎用性を両立した、まさに戦力級のシンペンが揃っています。
この価格帯のエースがダイワ スイッチヒッター。飛距離、アクション、耐久性すべてが高次元でバランスされた、まさに万能シンペンです。
上級者向けハイエンド|2500円以上で最高峰の性能追求
とことん性能を追求したいなら2500円以上のハイエンドモデル。細部まで作り込まれた逸品が揃っています。
マングローブスタジオ マリブは3000円を超える高級シンペンですが、その泳ぎ姿勢の美しさは感動もの。高い金額を払ってでも手に入れたくなる魅力があります。
エントリー:まずは基本を覚える(ワンダーシリーズ推奨)
ミドル:メインウェポンとして活用(スイッチヒッター推奨)
ハイエンド:こだわりの一軍ルアー(マリブ、スネコン推奨)
状況別おすすめシンペン使い分けガイド
シンペンの真価は状況に応じた使い分けにあります。これまでの経験から、シチュエーション別に最適なシンペンをご紹介します。
同じポイントでも季節や時間帯で効果的なシンペンは変わるもの。状況を見極めて適切なセレクトができるようになると、釣果は確実にアップします。
春のハクパターン攻略におすすめシンペン
春のシーバス釣りの醍醐味といえばハクパターン。この時期は60-80mmのコンパクトサイズが威力を発揮します。
特におすすめなのがダイワ スイッチヒッター65S。ハクのサイズにピッタリマッチして、デッドスローでも安定したアクションを見せてくれます。ラッキークラフト ワンダー60も春の定番で、ワンダリングフォールがハクを演出。
デュオ マニック95は微波動でプレッシャーの高いエリアでも効果的。バチ抜けとハクの両方に対応できる万能性も魅力です。
夏秋のイワシパターン攻略におすすめシンペン
夏から秋にかけてはイワシやコノシロがメインベイト。90-110mmサイズでランカークラスを狙いましょう。
ダイワ スイッチヒッター85Sが筆頭。イワシサイズにピッタリで、圧倒的な飛距離でボイルを直撃できます。シマノ スライドアサシン100Sも飛距離とアクションのバランスが秀逸。
ブルーブルー スネコン90Sは超ワイドS字で群れから離れたイワシを演出。高活性時の効率的なサーチに最適です。
冬のイナッコパターン攻略におすすめシンペン
冬は大型ベイトを捕食するランカーシーバスの季節。100-130mmの大型シンペンで勝負しましょう。
ダイワ スイッチヒッター105Sがイチオシ。大型サイズでも安定した飛距離とアクションを実現。シマノ トライデント115Sも飛距離とレンジキープ能力が優秀。
ジャンプライズ ぶっ飛び君95Sは重量があるので深場攻略にも対応。冬の厳寒期でも確実にレンジキープできます。
デイゲーム攻略におすすめシンペン
デイゲームではフラッシング効果とリアクションが重要。ゴールドやシルバー系カラーを中心にセレクトしましょう。
ポジドライブガレージ ジグザグベイト80は高速引きでのリアクション狙いに最適。マドネス シリテン100も銀粉カラーでの実績が高く、デイゲーム専用として優秀。
シマノ トライデント90Sは飛距離とアクションのバランスが良く、日中のサーチベイトとして重宝します。
ナイトゲーム攻略におすすめシンペン
ナイトゲームではレッドヘッド、チャート、クリア系カラーが鉄板。静かなアプローチが釣果のカギです。
ラッキークラフト ワンダー80のレッドヘッドは夜釣りの超定番。アピア パンチライン80もフォールアクションで夜のシーバスを魅了。
マングローブスタジオ マリブ68は水平姿勢の美しさでスレたナイトシーバスも攻略。常夜灯周りでの実績は抜群です。
シーバス用シンペンの効果的な使い方・アクション
シンペンをただ投げて巻くだけでは、その真価は発揮できません。状況に応じたアクションを使い分けることで、釣果は劇的に変わります。
これまでの実戦経験から、本当に効果的なアクションだけを厳選してご紹介します。どれも実際に数多くのシーバスを釣り上げてきた実証済みのテクニックです。
基本のただ巻き
シンペンの最も基本的で効果的な使い方がただ巻きです。ポイントは一定速度を保つこと。速度が変わると、追ってきたシーバスが見切って反転してしまいます。
私が意識しているのはハンドル1回転1秒のペース。これくらいのスローペースが、シンペンのナチュラルなアクションを最大限に引き出してくれます。特に活性の低いシーバスには、このデッドスローが効果的。
荒川での実戦では、このただ巻きだけで1日に10本以上ヒットした日もあります。シンプルですが、最も重要なテクニックです。
• ハンドル1回転1秒のペース維持
• 速度変化は厳禁(見切られる原因)
• 引き抵抗が少ない=正しく泳いでいる証拠
• デッドスローから始めて徐々に速度調整
トゥイッチ&ジャーク
シンペンに不規則な動きを与えるアクション。特に50-90mm程度の小型シンペンとの相性が抜群で、キレのある動きでシーバスのリアクションを誘います。
実際に多摩川でトゥイッチを試した時は、ただ巻きで反応しなかったシーバスが一発でヒット。弱ったベイトフィッシュが最後の力を振り絞って逃げる様子を演出できるんです。
水面でのドッグウォークも効果的。春のハクパターンでボイルが見えるのに食わない時の切り札として重宝しています。
【ロッドワーク】
ロッドティップを小刻みに2-3回チョンチョンと動かす
【ポーズ】
1-2秒間止めてシンペンをフォールさせる
【リピート】
この動作を繰り返しながらゆっくり巻いてくる
リフト&フォール
ボトムでのリフトアンドフォールはあまり知られていないテクニックですが、ハゼがベイトになっている状況で驚異的な威力を発揮します。
東京湾奥でハゼパターンを攻略した時は、このテクニックで他のアングラーに大差をつけました。シンペンがヒラヒラとフォールする姿が、まさにハゼが砂煙を上げて逃げる様子にそっくりなんです。
根掛かりの少ないポイント限定のテクニックですが、ハマれば連発間違いなし。フォール中のアタリが多いのも特徴です。
ドリフト釣法
シンペンを流れに乗せて自然に流す釣法。流れの上流にキャストして、ラインを張らず緩めずの状態で流すのがコツです。
多摩川の流心部でこのテクニックを使うと、他の釣り方では反応しないシーバスが食ってくることが多々あります。流れに負けて弱っているベイトフィッシュを見事に演出できるんです。
特にアピア パンチラインのようなフラットヘッド系シンペンとの相性が抜群。流れの変化を手元で感じ取れるのも大きなメリットです。
レンジコントロールのコツ
シンペンの最大の魅力はレンジの自由度。着水後すぐに巻けば表層、カウントを入れれば中層からボトムまで攻略できます。
私が普段意識しているのはカウント5で1m沈むという目安。水深3mなら15カウント、5mなら25カウントといった具合に計算しています。この基本を覚えれば、狙ったレンジを正確に攻められるようになります。
特に重要なのがシーバスの反応があったレンジを記憶すること。同じレンジを集中的に攻めることで、効率よく釣果を伸ばせます。
攻略レンジ | カウント目安 | 効果的な状況 |
---|---|---|
表層(0-1m) | 着水後すぐ巻き | ボイル・マズメ時 |
中層(1-3m) | 5-15カウント | 日中・定常時 |
ボトム(3m以深) | 20カウント以上 | 厳寒期・深場攻略 |
初心者向け|最初に買うべきシンペン3選
「シンペンを始めたいけど、何を買えばいいか分からない…」という初心者の方も多いでしょう。失敗しない最初の1本をご提案します。
これまで多くの初心者アングラーにアドバイスしてきた経験から、本当におすすめできるエントリーモデルだけを厳選しました。
汎用性重視ならダイワ スイッチヒッター85S
迷ったらまずコレ!と断言できるのがダイワ スイッチヒッター85S。飛距離、アクション、コスパすべてが高次元でバランスされた万能シンペンです。
実際に知人の初心者に貸したところ、初回の釣行でいきなり50cmオーバーをキャッチ。「シンペンってこんなに釣れるんですね!」と感動してもらえました。扱いやすさと実釣性能を両立した、まさに教科書的な一本です。
価格も2000円前後と手頃で、長く使える一軍ルアーとしての実力も十分。まずはこの1本でシンペンの基本を覚えましょう。
コスパ重視ならラッキークラフト ワンダー80
予算を抑えたいならコレ!ラッキークラフト ワンダー80は1300円前後というリーズナブル価格ながら、実釣性能は折り紙付きです。
シンペンの基本的なアクションがすべて詰まった教科書的な存在。ただ巻きでもフォールでもしっかり釣れるので、初心者でも安心して使えます。万一ロストしても心理的ダメージが少ないのもポイント。
私自身、今でもタックルボックスに必ず入れている定番ルアー。シンペンの奥深さを教えてくれる名作です。
扱いやすさ重視ならダイワ ガルバ73S
「泳いでる感」を実感したいならダイワ ガルバ73Sがおすすめ。小さなリップにより引き抵抗があるので、初心者でもルアーの動きを感じ取れます。
表層キープ能力も高く、根掛かりのリスクが少ないのも初心者には嬉しいポイント。シャローエリアでの練習にも最適で、安心してキャストできます。
サイズも73mmとコンパクトで扱いやすく、春のハクパターンから秋のイワシパターンまで幅広く対応。一本で長く楽しめる優秀なシンペンです。
シーバス用シンペンのよくある質問
これまで多くのアングラーからシンペンについて質問を受けてきました。特に多い質問をまとめて回答します。
実際の釣行経験に基づいたリアルな回答をお伝えしますので、シンペン選びの参考にしてください。
ミノーとシンペンどちらが釣れる?
状況によって使い分けるのがベストですが、プレッシャーの高いエリアではシンペンに軍配が上がることが多いです。
実際に東京湾奥の激戦区で比較テストしたところ、ミノーで反応がない状況でもシンペンなら食ってくる場面を何度も経験しました。特に人が多い週末の釣行では、シンペンの威力は絶大です。
ただし、初心者にはミノーの方が扱いやすいのも事実。まずはミノーで基本を覚えて、慣れてきたらシンペンにチャレンジするのがおすすめです。
メリット | デメリット |
---|---|
プレッシャーに強い
飛距離抜群
レンジ自由度高
|
操作にコツ要
引き抵抗少ない
根掛かりしやすい
|
シンペンのフックは交換すべき?
標準フックでも十分釣れますが、こだわるなら交換もありです。特に大型シーバス狙いや根の荒いポイントでは、強度の高いフックへの交換を検討しましょう。
私の場合、ラッキークラフト ワンダーのフックは強度不足を感じることがあったので、がまかつのトレブルフック13番に交換。フッキング率が向上し、大型シーバスも安心してやり取りできるようになりました。
ただし、フック交換でアクションが変わる場合もあるので注意が必要。まずは標準フックで使ってみて、必要に応じて交換を検討するのが無難です。
夜釣りでもシンペンは有効?
むしろ夜の方が効果的な場面が多いです。シンペンのナチュラルなアクションは、警戒心の高いナイトシーバスにも有効だからです。
実際に荒川の夜釣りでは、レッドヘッドのシンペンで爆釣した経験があります。常夜灯の光を受けて赤い頭部が絶妙にアピールし、50cmオーバーを連発できました。
ナイトゲームでのコツはカラー選択と巻きスピード。レッドヘッド、チャート、クリアの3色を使い分け、デッドスローでじっくり誘うのが効果的です。
一つだけ持つならどのシンペンがおすすめ?
間違いなくダイワ スイッチヒッター85Sです。汎用性、実釣性能、コスパすべてを考慮すると、これ以上の選択肢はありません。
実際に私のメインウェポンでもあり、年間を通して最も使用頻度の高いシンペン。春のハクから秋のイワシまで、あらゆる状況で結果を出してくれる頼れる相棒です。
サイズ展開も豊富なので、慣れてきたら65Sや105Sも追加すると、さらに攻略の幅が広がります。
シンペンの寿命はどのくらい?
使用頻度にもよりますが、2-3年は使えます。ただし、根掛かりや魚とのやり取りでダメージを受けることもあるので、定期的なメンテナンスが重要です。
私のワンダー80は5年以上使っていますが、まだまだ現役で活躍してくれています。フックが錆びたら交換し、ボディに傷がついても動きに問題なければ継続使用。むしろ傷があった方が釣れることもあります。
大切なのは使用後の水洗いと乾燥。塩分を残したままにするとフックの錆びやボディの劣化が早まるので、必ず真水で洗い流しましょう。
まとめ|シーバス最強シンペンで釣果アップを目指そう
ここまで、実戦経験に基づいたシーバス最強シンペンランキングと選び方をお伝えしてきました。シンペンの奥深さと魅力を感じていただけたでしょうか?
改めてお伝えしたいのは、シンペンはシーバス釣りの可能性を大きく広げてくれるルアーだということ。飛距離、食わせ力、汎用性すべてを兼ね備えた万能ルアーなんです。
• 他のルアーでは届かない遠距離攻略が可能
• プレッシャーの高いエリアでも効果的
• 一本で表層からボトムまで攻略可能
• 季節を問わず年間通して活躍
• 価格帯も幅広く、予算に応じて選択可能
特に初心者の方には、まずダイワ スイッチヒッター85Sから始めることをおすすめします。このシンペンでシーバス釣りの基本を覚えれば、必ず釣果アップにつながるはずです。
そして慣れてきたら、ラッキークラフト ワンダーやダイワ ガルバなど、特徴の異なるシンペンも試してみてください。それぞれの個性を理解して使い分けることで、さらなる上達が期待できます。
最後に、シンペンは使い込んでこそ真価を発揮するルアーだということを覚えておいてください。最初は「本当に泳いでるの?」と不安になるかもしれませんが、継続して使うことで必ずその効果を実感できるはずです。
あなたのシーバス釣りライフが、この記事をきっかけにさらに充実したものになることを心から願っています。きっと素晴らしい一本との出会いが待っているはずです!
