シーバス釣りでランカーサイズを狙うなら、ビッグベイトロッドは欠かせないアイテムです。15cm以上の大型ルアーが生み出す圧倒的なアピール力は、従来のルアーでは味わえない迫力と釣果をもたらしてくれます。
しかし、ビッグベイトロッドは種類が豊富で、どれを選べばいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。ベイトロッドとスピニングロッドの使い分け、適切なパワーや長さの選択、予算に応じたグレード選びなど、検討すべきポイントがたくさんあります。
そこで今回は、シーバス用ビッグベイトロッドのおすすめ31選を厳選してご紹介します。ベイトロッド19選、スピニングロッド4選、特殊機能ロッド8選に分けて、それぞれの特徴や適用場面を詳しく解説します。さらに、ロッドの選び方から必要なタックル、効果的なシーズンまで、ビッグベイトシーバスに必要な情報を網羅的にお伝えします。
初心者の方でも安心して始められるエントリーモデルから、上級者も納得のハイエンドモデルまで、あなたにぴったりの一本がきっと見つかるはずです。

- ビッグベイトでシーバスが釣れる理由とビッグベイトロッドの必要性
- ビッグベイトロッドの選び方|重要な5つのポイント
- ベイトロッド|シーバス用ビッグベイトロッドおすすめ19選
- ダイワ ラブラックス AGS BS 66XHB|軽量ハイエンドモデル
- シマノ ディアルーナBS B63H|ボート専用設計
- シマノ ゾディアス 172H-2|高感度カーボンモノコック
- シマノ スコーピオン 1704R-2|バーサタイル性能
- ダイワ ラテオ 97MB・Q|シーバス専用設計
- シマノ ディアルーナ B76MH|コスパ抜群の定番
- テンリュウ ベイブレイズ BBZ 682B-X|120gまで対応
- テイルウォーク ボートゲーマーSSD C610XXH|200gまで対応
- テイルウォーク ボートゲーマーSSD C65XH|軽量・高操作性
- アブガルシア ソルティステージPRM FENICE|ビッグベイト専用
- ハイドアップ マッカ HUMRC-77MH-5N|5ピースモバイル
- テンリュウ ベイブレイズ BBZ 601B-XXX|200g対応パワーモデル
- ダイワ ハートランド 6101H/XHFB-RR17|バス用ハイエンド
- ダイワ モアザンブランジーノAGS 711H/XHB・J|フラッグシップモデル
- アピア グランデージメガソウル C63H+|150g対応
- アピア グランデージメガソウル C73H+|200g対応ロングモデル
- アピア グランデージメガソウル C62HH+|300g対応モンスター
- ゼナック ソップモッドPA-B67|300g対応ジャイアント仕様
- ハイドアップ マッカ HUMRC-76XXH/RS|5oz対応パワーロッド
- スピニングロッド|ビッグベイト対応おすすめ4選
- パックロッド|モバイル・可変長モデル
- ジョイクロサイズ別|最適なロッドの選び方
- ビッグベイトロッド購入前のチェックポイント
- ビッグベイトロッドと合わせて揃えたいタックル
- ビッグベイトが効果的なシーズンと釣り場
- よくある質問(FAQ)
- まとめ:シーバス用ビッグベイトロッドで大型を狙おう!
ビッグベイトでシーバスが釣れる理由とビッグベイトロッドの必要性
近年のシーバスフィッシングにおいて、ビッグベイトと呼ばれる大型ルアーが注目を集めています。従来の9cm程度のミノーとは明らかに異なる存在感を持つこれらのルアーは、なぜシーバスに効果的で、なぜ専用ロッドが必要なのでしょうか。

ビッグベイトが効く理由|15cm超ルアーの圧倒的アピール力
ビッグベイトの定義に厳密な規定はありませんが、多くのルアーメーカーでは長さ15cm以上のルアーをビッグベイトと呼んでいます。従来のシーバス用ルアーが7~12cm程度であることを考えると、その大きさは圧倒的です。
この大きさが生み出すアピール力は絶大で、水中での存在感は他のルアーとは比較になりません。特に2連結や3連結のジョイントボディを持つグライドベイトは、S字を描くような艶めかしい動きでシーバスの捕食本能を強烈に刺激します。
さらに興味深いのは、小さなアミやゴカイなどしかいない状況でも、小型ルアーに全く反応しなかったシーバスがビッグベイトには猛然と襲いかかってくることです。これはサイズによる威嚇効果や縄張り意識の刺激など、マッチザベイトとは異なるメカニズムが働いていると考えられています。
専用ロッドが必要な理由|重量とサイズの問題
ビッグベイトが効果的とはいえ、通常のシーバスロッドでは快適に扱うことができません。その理由は主に重量とサイズの問題にあります。
一般的なシーバス用ロッドの適合ルアーウエイトは10~40g程度ですが、ビッグベイトは50g~200g、中には300gを超えるものもあります。この重量差は、キャスト時の安全性やルアーの操作性に大きく影響します。
また、ビッグベイトは空気抵抗も大きいため、通常のロッドでは飛距離が出にくく、思うようなアクションを付けることも困難です。ロッドに過度な負荷がかかることで破損のリスクも高まります。
| ルアー重量 | 推奨タックル | 備考 |
|---|---|---|
| ~50g | スピニング・ベイト両方OK | 初心者にはスピニングがおすすめ |
| 50~80g | ベイト推奨 | スピニングでも扱えるがベイトが快適 |
| 80g以上 | ベイト必須 | スピニングでは安全性に問題 |
ベイトとスピニングの使い分け|重量による選択基準
ビッグベイトを快適に扱うためには、多くの場合ベイトタックルが必要になりますが、重量によってはスピニングタックルでも対応可能です。
80g以上のビッグベイトを扱う場合は、ほぼ間違いなくベイトタックルが必要です。この重量になると、スピニングタックルでは指への負担が大きく、キャスト時のライン切れのリスクも高まります。
一方、50g前後までの重量であればスピニングタックルでも十分に扱うことができます。バックラッシュの心配がなく、ベイトタックルに慣れていない方でも安心して使用できることがメリットです。
スピニングでビッグベイトを扱う際は、PE2~3号の太めのラインを使用し、25~40lbクラスのリーダーを組み合わせることが重要です。ジョインテッドクロー148(約30g)やジョインテッドクロー178(約56g)クラスであれば、適切なスピニングタックルで快適に楽しむことができます。
太いライン・強い巻き取り力
バックラッシュなし・初心者向け

ビッグベイトロッドの選び方|重要な5つのポイント
ビッグベイト専用ロッドを選ぶ際には、通常のシーバスロッドとは異なる視点が必要です。重量級ルアーを安全かつ快適に扱うために、5つの重要なポイントを理解しておきましょう。適切なロッド選択は、釣果向上と安全性確保の両面で極めて重要です。

ベイトロッドとスピニングロッドの使い分け
ビッグベイトロッド選びの第一歩は、ベイトロッドかスピニングロッドかの選択です。それぞれに明確な特徴と適用範囲があります。
ベイトロッドは、重量級ルアーの扱いに特化した設計になっています。50g以上のビッグベイトを快適に扱えるパワーを持ち、太いラインとの相性も抜群です。また、ベイトリールの巻き取り力が強いため、抵抗の大きいビッグベイトでも楽に操作できます。
一方、スピニングロッドは扱いやすさが最大の利点です。バックラッシュの心配がなく、ビッグベイト初心者でも安心して使用できます。ただし、対応できるルアー重量は50g前後が上限となります。
| メリット | デメリット |
|---|---|
重量級ルアーに対応 太いラインが使える 巻き取り力が強い | バックラッシュのリスク 習得に時間がかかる 価格が高めになりがち |
選択の目安として、80g以上のビッグベイトを中心に使う予定であればベイトロッド一択です。50g前後のルアーがメインであれば、使いやすさを重視してスピニングロッドという選択も十分にアリです。
釣り場に応じた長さの選択方法
ロッドの長さは、主な釣り場によって最適解が変わります。ボートゲームと陸っぱりでは、求められる性能が大きく異なるためです。
ボートゲームでは、5.5~7フィート程度の短めのロッドが理想的です。船上での取り回しがしやすく、精度の高いキャストが可能になります。特に東京湾のビッグベイトシーバスでは、6~6.5フィートのロッドが多用されています。
陸っぱりでは、7~9フィートの長めのロッドが有効です。飛距離を稼げることに加え、足場の高い堤防や河川でのやり取りが有利になります。ただし、長すぎると重量級ルアーのキャストが困難になるため、8フィート前後が実用的な上限といえるでしょう。
精度の高いキャストが可能
高い足場からのやり取りに有利
兼用を考える場合は、7フィート前後がバランスの取れた選択肢となります。ボートでも陸っぱりでも、ある程度快適に使用することができます。
ルアー重量に合わせたパワーの決め方
ビッグベイトロッドのパワー選択は、使用するルアーの重量によって決まります。適切なパワーを選ばないと、キャスト時の安全性やルアーの操作性に問題が生じます。
Hパワーは、50~80g程度のビッグベイトに適しています。ジョインテッドクロー178などの定番ビッグベイトを快適に扱えるパワーです。ビッグベイト入門者にもおすすめのパワーといえます。
XHパワーは、80~120g程度のルアーに対応します。やや大型のビッグベイトを中心に使う場合や、強い潮流の中での使用を考える場合にはこのクラスが必要になります。
XXHパワー以上は、120g以上の超大型ビッグベイトやジャイアントベイトに必要なパワーです。ただし、硬すぎるロッドは感度が悪くなりがちなため、バランスの取れた設計のものを選ぶことが重要です。
| Hパワー | XHパワー | XXH以上 |
|---|---|---|
50~80g対応 初心者にも扱いやすい 感度とパワーのバランス良好 | 80~120g対応 強い潮流でも安心 やや扱いが難しい | 120g以上対応 感度がやや劣る 上級者向け |
アクション(テーパー)による違い
ロッドのアクション(テーパー)は、ビッグベイトの操作感や釣り方に大きく影響します。自分の釣りスタイルに合ったアクションを選ぶことが重要です。
ファーストアクションは、ティップ部分が敏感に曲がるため、細かいルアー操作に向いています。ジャークベイトやトップウォータープラグなど、積極的にアクションを付けるビッグベイトに最適です。感度も高く、バイトを弾きにくいという利点もあります。
レギュラーアクションは、最もバランスの取れた特性を持ちます。様々なタイプのビッグベイトに対応でき、初めてビッグベイトロッドを購入する方には特におすすめです。キャストもしやすく、魚とのやり取りでも安定した性能を発揮します。
スローアクションは、ロッド全体が大きく曲がるため、重量級ルアーのキャストがしやすくなります。ただ巻き系のビッグベイトとの相性が良く、体への負担も軽減されます。しかし、操作系ルアーには向かない面もあります。
継数と携帯性の考え方
ビッグベイトロッドの継数選択は、釣行スタイルと性能のバランスを考慮して決める必要があります。
1ピースロッドは、継ぎ部分がないため最も高い性能を発揮します。ビッグベイトのような重量級ルアーでは、この性能差は無視できません。車での釣行がメインで、性能を最優先する場合は1ピースが理想的です。
2ピースロッドは、性能と携帯性のバランスが良い選択肢です。現在の技術では、継ぎ部分の性能劣化はほとんど気にならないレベルまで向上しています。多くのアングラーにとって実用的な選択といえるでしょう。
マルチピースロッド(3ピース以上)は、遠征釣行や公共交通機関を利用する場合に威力を発揮します。仕舞寸法が短くなるため、飛行機での遠征や電車釣行が可能になります。
関東在住で、東京湾のボートシーバスがメイン。たまに地方遠征もしたい
遠征用には携帯性重視でマルチピースをサブロッドとして用意

ベイトロッド|シーバス用ビッグベイトロッドおすすめ19選
シーバス用ビッグベイトロッドの中心となるのがベイトロッドです。重量級ルアーを安全かつ快適に扱えるよう設計されたこれらのロッドは、本格的なビッグベイトシーバスには欠かせません。エントリーモデルからハイエンドモデルまで、厳選した19本をご紹介します。
| 順位 | 商品名 | 長さ | 硬さ | 対応重量 | ロッド重量 | 特徴 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | ダイワ ラブラックス AGS BS 66XHB | 6ft6in | XH | MAX 130g | 123g | 軽量ハイエンド・AGSガイド | ★★★★★ |
| 2位 | シマノ ディアルーナBS B63H | 6ft3in | H | MAX 130g | 110g | ボート専用・コスパ良好 | ★★★★☆ |
| 3位 | シマノ ゾディアス 172H-2 | 7ft2in | H | 12~42g | 130g | カーボンモノコック・高感度 | ★★★★☆ |
| 4位 | シマノ スコーピオン 1704R-2 | 7ft | R | 15~80g | 152g | バーサタイル・レギュラー | ★★★★☆ |
| 5位 | ダイワ ラテオ 97MB・Q | 9ft7in | MB | MAX 50g | – | シーバス専用・ミドルクラス | ★★★★☆ |
| 6位 | シマノ ディアルーナ B76MH | 7ft6in | MH | 12~65g | 135g | コスパ抜群・軽量高感度 | ★★★☆☆ |
| 7位 | テイルウォーク ボートゲーマーSSD C610XXH | 6ft10in | XXH | MAX 200g | 132g | 船長監修・200g対応 | ★★★☆☆ |
| 8位 | アピア グランデージメガソウル C63H+ | 6ft3in | H+ | MAX 150g | 160g | 異次元使用感・中弾性カーボン | ★★★☆☆ |

ダイワ ラブラックス AGS BS 66XHB|軽量ハイエンドモデル
ダイワのハイエンドボートシーバスロッドがフルモデルチェンジを果たした注目の一本です。最大130gまでのルアーを背負うことができ、200mmクラスのペンシルベイトも問題なく扱えます。
最大の特徴は自重123gという驚異的な軽さです。これだけのパワーを持ちながらこの軽量性を実現したのは、AGS(エアガイドシステム)の採用と、最新カーボン技術の結晶といえるでしょう。長時間の使用でも疲労を感じにくく、大型ルアーの操作が格段に楽になります。
ロッドを下方向に動かした時にも水面を叩かないレングス設計により、ボートでの使い勝手が抜群です。ブランクスは粘りがあるため、フッキング性能が高く、バラシも少ないのが特徴です。価格は高めですが、その性能を考えれば納得の一本といえます。
- ボートシーバスをメインにする人
- 軽量で高性能なロッドを求める人
- 200mmクラスの大型ルアーを使いたい人
- 長時間の釣行でも疲れたくない人
- 予算に余裕のあるアングラー
シマノ ディアルーナBS B63H|ボート専用設計
シマノのボートシーバス専用モデル「ディアルーナBS」の中でも、ビッグベイト対応に特化したモデルです。軽くて粘り強く、1ピースロッドのような曲がりを見せるブランクスが大きな魅力となっています。
6ft3inのショートレングスは、重量級ルアーの操作を非常にしやすくします。アングラーの負担も軽減され、大型ペンシルベイトのドッグウォークや大型リップレスジャークベイトのジャークが、とてもキレのあるものになります。
最大130gまでのルアーに対応し、東京湾のビッグベイトシーバスには理想的なスペックです。シマノの基幹技術である「スパイラルX」と「ハイパワーX」により、ネジレを抑制し、パワフルでありながら軽快なキャストフィールを実現しています。
価格もディアルーナシリーズらしくリーズナブルで、初めてのビッグベイトロッドとしても選びやすい一本です。ボートでのビッグベイトシーバスを始めたい方には特におすすめできます。
- ボートビッグベイトシーバスを始めたい人
- 130gクラスの大型ルアーを使いたい人
- 軽快な操作性を重視する人
- コスパ重視でロッドを選びたい人
- 信頼できるメーカーのロッドを求める人
シマノ ゾディアス 172H-2|高感度カーボンモノコック
バス釣り用として開発されたロッドですが、シーバスのビッグベイトにも十分対応可能な性能を持つコストパフォーマンス抜群のモデルです。シマノの技術力が詰め込まれた、エントリーユーザーにも優しい価格設定が魅力です。
新たに採用されたカーボンモノコックグリップにより、感度が飛躍的に向上しました。水中のわずかな情報もアングラーに確実に伝達し、ビッグベイトの動きやシーバスのバイトを見逃しません。
「ハイパワーX」によるブランクス強化と「ハイパワーXソリッド」による抜群の食い込み性能により、バラシを大幅に軽減します。42gまでのビッグベイトもしっかりとキャストでき、ブレの少ない安定した性能を発揮します。
7ft2inというレングスは、ボートでも陸っぱりでも使いやすく、一本でいろいろなシーンに対応できる汎用性の高さも魅力です。初心者からエキスパートまで、幅広いアングラーにおすすめできる定番ロッドです。
- 高感度なロッドを手頃な価格で欲しい人
- ボートと陸っぱりの両方で使いたい人
- バラシを減らしたい人
- 信頼性の高いブランドを選びたい人
- コスパ重視のアングラー
シマノ スコーピオン 1704R-2|バーサタイル性能
シマノのミドルクラスバーサタイルベイトロッドとして長年愛され続けているスコーピオンシリーズの中でも、ビッグベイト対応モデルとして高い評価を得ているのがこの1704R-2です。レギュラーテーパーで様々な釣りに対応しやすく、高性能ながら初心者にも扱いやすい設計が特徴です。
15~80gという幅広いルアーウエイトに対応し、小型ミノーからビッグベイトまで一本でカバーできる懐の深さが魅力です。レギュラーテーパーのため、重量級ルアーでもしっかりと曲がってキャストしやすく、体への負担も軽減されます。
強靭なバットパワーはランカークラスの引きにも余裕をもって対応でき、非常にトルクフルな一面を持つ頼れるロッドです。シマノの基幹技術が惜しみなく投入され、この価格帯としては驚異的な性能を実現しています。
多くのプロアングラーからも信頼され、実釣での実績も豊富です。ビッグベイトだけでなく、通常のシーバス釣りにも使える汎用性の高さから、メインロッドとしても十分に機能します。
- 一本で幅広いルアーを使いたい人
- 扱いやすいレギュラーテーパーを好む人
- メインロッドとして汎用性を求める人
- 実績豊富なロッドを選びたい人
- ランカーとのファイトに安心感が欲しい人
ダイワ ラテオ 97MB・Q|シーバス専用設計
ダイワのミドルクラスシーバス専用ベイトロッドとして、圧倒的なコストパフォーマンスを誇るのがこのラテオ97MB・Qです。シーバス専用設計の利点を活かし、ビッグベイトシーバスに最適化された性能を持っています。
「X45」や「高密度HVFカーボン」といったダイワの独自技術を搭載しながら、価格面で非常にバランスの取れたハイパフォーマンスロッドに仕上がっています。50gまでのビッグベイトを難なくキャストし、テクニカルに攻めることも可能です。
シーバス専用設計のため、ソルトウォーターでの耐久性も十分に考慮されています。ガイドやリールシートなどの細部まで、海での使用を前提とした仕様になっており、長期間安心して使用できます。
本格派のシーバスビッグベイトロッドを探している方で、予算を抑えたい場合には特におすすめの一本です。ダイワブランドの安心感と、実釣での確かな性能を両立しています。
- シーバス専用ロッドが欲しい人
- 50g程度のビッグベイトを中心に使う人
- 塩害に強い耐久性を求める人
- ダイワブランドを信頼している人
- 予算を抑えながら本格的なロッドが欲しい人
シマノ ディアルーナ B76MH|コスパ抜群の定番
シマノのミドルクラスシーバス用ベイトロッドとして、多くのアングラーから支持を集める定番モデルです。ミドルクラスの価格帯ながら、ハイエンドモデルに匹敵する性能を秘めており、驚きの軽量性と高感度を実現しています。
「ハイパワーX」や「スパイラルX」といったシマノ独自技術により、ネジレやツブレを抑制し、ブレを軽減させます。軽快なキャストフィールと抜群の操作感を併せ持つ高性能さは、一度使うと手放せなくなるほどです。
65gまでのビッグベイトを十分に扱える優れた性能を持ちながら、価格が非常にリーズナブルです。7ft6inというレングスは、陸っぱりでもボートでも使いやすく、汎用性の高さも魅力の一つです。
熟練アングラーも納得させるほどの仕上がりでありながら、初心者にも扱いやすい設計になっています。コストパフォーマンスを重視する方には、迷わずおすすめできる一本です。
- コスパ最重視でロッドを選びたい人
- 陸っぱりとボートの両方で使いたい人
- 65g程度のビッグベイトをメインに使う人
- 軽量で高感度なロッドが欲しい人
- 初心者でも扱いやすいロッドを求める人
テンリュウ ベイブレイズ BBZ 682B-X|120gまで対応
自社窯を持つ本格派メーカー・テンリュウが手がける、ビッグベイト対応のボートシーバス専用ロッドです。独自のカーボン技術により、粘り強い反発力と感度を両立したブランクスを実現しています。
最大120gまでのルアーに対応し、100gクラスのビッグベイトも余裕を持って扱えます。テンリュウらしい質実剛健な作りで、長期間ハードに使い込んでも性能が劣化しにくい耐久性を持っています。
ボートでの使用を前提とした6ft8inのレングスは、操作性と飛距離のバランスが絶妙です。大型ルアーの精密なコントロールが可能で、東京湾のビッグベイトシーバスには理想的なスペックといえるでしょう。
テンリュウファンならずとも一度は使ってみたい、職人気質が光る逸品です。価格はやや高めですが、その品質と性能を考えれば十分に価値のある投資といえます。
- 100~120gクラスのビッグベイトを使いたい人
- 長期間使える耐久性を重視する人
- テンリュウブランドのファン
- ボートシーバス専用ロッドが欲しい人
- 職人品質のロッドを求める人
テイルウォーク ボートゲーマーSSD C610XXH|200gまで対応
東京湾ボートシーバスで人気の遊漁船「アイランドクルーズ」船長が監修した、実戦派ビッグベイトロッドです。日々誰よりもビッグベイトの釣りをしている船長の監修だけあって、実釣での使い勝手は抜群です。
最大200gまでのルアーに対応する強靭なパワーを持ちながら、自重132gという軽量性を実現しています。ハイスペック&ハイコスパの真のスタンダードロッドとして、ビギナーからエキスパートまで納得できる仕上がりです。
ボートシーバスに求められる基本性能と、いろいろなルアーに対応するクセのないベンドカーブが特徴です。各パーツやデザインに一切の妥協はなく、コストパフォーマンスの高さは業界トップクラスといえるでしょう。
軽量かつ短いグリップが操作性を高め、長時間の使用でも疲労を感じにくい設計になっています。本格的なビッグベイトシーバスを始めたい方には、特におすすめの一本です。
- 200gクラスの大型ルアーを使いたい人
- 実戦経験豊富な船長監修のロッドが欲しい人
- 軽量で疲れにくいロッドを求める人
- コスパ重視でハイスペックロッドが欲しい人
- 本格的なビッグベイトシーバスを始めたい人
テイルウォーク ボートゲーマーSSD C65XH|軽量・高操作性
同じくアイランドクルーズ船長監修のボートゲーマーSSDシリーズの中でも、軽量操作性を重視したモデルです。最大90gまでのルアーに対応し、一般的なビッグベイトであれば十分にカバーできる性能を持っています。
6ft5inというショートレングスと自重125gの軽量性により、ボート上での取り回しが非常に良好です。レギュラーテーパーのため、ビッグベイト初心者でも扱いやすく、疲労も軽減されます。
ハイコスパシリーズでありながら、各パーツやデザインに妥協がない作りは、さすがテイルウォークといったところです。コストパフォーマンスを重視しつつ、確かな性能を求める方には理想的な選択肢です。
エントリーモデルとしても、セカンドタックルとしても十分な性能を持ち、幅広い用途に対応できる汎用性の高さが魅力です。予算を抑えながらも本格的なビッグベイトシーバスを楽しみたい方におすすめです。
- 90g程度のビッグベイトをメインに使う人
- 軽量で取り回しの良いロッドが欲しい人
- ビッグベイト初心者で扱いやすさを重視する人
- エントリーモデルやセカンドタックルを探している人
- 予算を抑えつつ本格派ロッドが欲しい人
アブガルシア ソルティステージPRM FENICE|ビッグベイト専用
アブガルシアが満を持してリリースしたビッグベイト専用ロッドです。フリップキャストによるビッグベイトの穴撃ち、オーバーヘッドキャストでの遠投、サイドキャストでのピン撃ちなど、重量級ルアーの快適なプレゼンテーションを実現します。
10~130gという幅広いルアーウエイトに対応し、ビッグベイトだけでなく軽量ルアーも扱えるバーサタイル性を持ち合わせています。一本で様々なシチュエーションに対応できる懐の深さが魅力です。
ミディアムヘビープラスというパワー設定は、扱いやすさとパワーのバランスが絶妙です。ビッグベイト初心者でも安心して使用でき、ランカークラスとのファイトも余裕を持ってこなせます。
アブガルシアらしいデザイン性の高さと確かな性能により、日本でも高い人気を誇るモデルです。価格も比較的リーズナブルで、コストパフォーマンスに優れた選択肢といえます。
- ビッグベイト専用設計のロッドが欲しい人
- 軽量から重量級まで幅広いルアーを使いたい人
- 様々なキャスト方法を駆使したい人
- デザイン性も重視する人
- リーズナブルな価格でハイスペックロッドが欲しい人
ハイドアップ マッカ HUMRC-77MH-5N|5ピースモバイル
ハイドアップの「マッカシリーズ」から登場した5ピースモバイルロッドです。色あせることなくいつの時代でも使える性能を目指して開発され、通常ルアーからビッグベイトまで扱える優れた汎用性を持っています。
5ピース構造でありながら、継ぎ部分での性能劣化をほとんど感じさせない高い技術力が光ります。10~40gのルアーに対応し、ジョインテッドクロー178程度のビッグベイトであれば快適に扱えます。
モバイルロッドとしての携帯性の高さは、遠征釣行や公共交通機関での移動を考えるアングラーには非常に魅力的です。仕舞寸法が短いため、飛行機での遠征や電車釣行も可能になります。
ハイドアップらしいこだわりの詰まった設計で、一本で様々なシチュエーションに対応できる便利さは、現代のアングラーのニーズにマッチしています。メインロッドとしても、サブロッドとしても活躍する一本です。
- 遠征釣行が多い人
- 公共交通機関での移動をする人
- 携帯性を重視したい人
- サブロッドとして持ち歩きたい人
- 40g程度のビッグベイトを使いたい人
テンリュウ ベイブレイズ BBZ 601B-XXX|200g対応パワーモデル
テンリュウ ベイブレイズシリーズの中でも、最強クラスのパワーを誇るモデルです。最大200gのマグナムベイトもしっかりとキャストできるブランクスの張りと、ランカー相手でもトルクフルなファイトが可能なパワーを持つストロングロッドです。
6ftというショートレングスながら、200gまでの大型ルアーを扱える設計は、テンリュウの技術力の高さを物語っています。ボートでの操作性も抜群で、重量級ルアーの精密なコントロールが可能です。
しかしながら、単純にパワフルなだけでなく、操作性と感度も両立した粘りのあるブランクスを持っています。150gポッパーでのGT、バーチカルのヒラマサなど、このロッドの対応範囲は非常に広く、まさにビッグベイト専用ロッドの決定版といえるでしょう。
ボートシーバス用としてのビッグベイトロッドを探している上級者の方に、特におすすめしたい逸品です。価格は高めですが、その性能と品質を考えれば十分に価値のある投資です。
- 200gクラスの大型ルアーを本格的に使いたい人
- 最強クラスのパワーロッドを求める人
- ボートシーバス上級者
- GT・ヒラマサなど大型魚も視野に入れる人
- テンリュウの最高品質を体験したい人
ダイワ ハートランド 6101H/XHFB-RR17|バス用ハイエンド
ダイワのバス用ハイエンドベイトロッドでありながら、シーバスにも十分対応可能な性能を持つモデルです。ダイワの持つ独自技術である感度領域設計システム「ESS」や高密度HVFカーボンなど、最高レベルのブランクス性能を搭載しています。
約113gまでのビッグベイトを感度を損ねることなくしっかりとアクションさせることが可能で、まさにハイパフォーマンスなベイトロッドの代表格といえます。軽量かつ高感度、高強度という高次元の性能バランスは、他の追随を許しません。
バス用として開発されたロッドですが、その汎用性の高さからシーバスアングラーにも愛用者が多いモデルです。特に陸っぱりでのビッグベイトシーバスには理想的なスペックを持っています。
価格は相応に高額ですが、ダイワのフラッグシップモデルらしい圧倒的な性能は、一度使えばその価値を実感できるはずです。最高峰の道具を求める方には、間違いなくおすすめできる一本です。
- 最高峰の性能を求める人
- 陸っぱりビッグベイトシーバスをメインにする人
- 113g程度のビッグベイトを高感度で操りたい人
- ダイワのフラッグシップを体験したい人
- バスとシーバスの両方で使いたい人
ダイワ モアザンブランジーノAGS 711H/XHB・J|フラッグシップモデル
ダイワのシーバス専用設計フラッグシップモデルとして、最高峰の性能を誇るベイトロッドです。ダイワのブランクス性能でも最上級とされる「3DX」や「SVFコンパイルXナノプラス」を採用し、ガイドも超軽量のAGSを搭載した、まさに最高峰にふさわしいロッドです。
70gまでのビッグベイトも抜群のキャストフィールを体感でき、操作においても水中の微細な情報をしっかりとアングラーに伝達する高感度は、異次元の性能といっても過言ではありません。
抜群のデザインも所有欲を満たしてくれる要素の一つです。ダイワのシーバスロッドとしての集大成的な位置付けで、シーバス専用設計の利点を余すことなく活用しています。
最高峰のビッグベイトロッドを求める方には、迷わずおすすめできる究極の一本です。価格は相当に高額ですが、その性能と品質、そして所有する満足感を考えれば、決して高い買い物ではないでしょう。
- 最高峰のシーバス専用ロッドが欲しい人
- 異次元の高感度を体験したい人
- 70g程度のビッグベイトを完璧に操りたい人
- 所有欲も満たしたい人
- 予算を度外視して最高の道具を求める人
アピア グランデージメガソウル C63H+|150g対応
ビッグベイトのボートシーバスに注力してきたアピアが満を持してリリースしたビッグベイト対応モデルです。100gを越すルアーとなると誰でも簡単に扱えるものではありませんが、メガソウルは誰でもイージーにロングキャストでき、着水と同時に意図したアクションを吹き込むことができます。
最大150gまでのルアーに対応し、中弾性カーボンを使用することで高弾性に比べて体への負荷も小さくなっています。長時間の使用でも疲労を感じにくく、快適なビッグベイトゲームを楽しめます。
アピアらしい異次元の使用感は、一度体験すると忘れられないものがあります。シーバスだけでなく海外怪魚にも対応する汎用性の高さも魅力の一つです。
6ft3inというボートに適したレングスで、東京湾のビッグベイトシーバスには理想的なスペックを持っています。本格的なビッグベイトシーバスを始めたい方には、特におすすめしたい一本です。
- 150g対応の本格ビッグベイトロッドが欲しい人
- 疲労を感じにくいロッドを求める人
- アピアの異次元使用感を体験したい人
- ボートシーバス専用ロッドが欲しい人
- 海外遠征も視野に入れている人
アピア グランデージメガソウル C73H+|200g対応ロングモデル
メガソウルシリーズの中でもロングモデルとして位置付けられる7ft3inのモデルです。最大200gまでのルアーに対応し、陸っぱりでの使用も視野に入れた設計になっています。
ボートと陸っぱりの両方で使える汎用性の高さが最大の魅力です。飛距離が必要な陸っぱりシーンでは、そのレングスを活かした遠投性能を発揮し、ボートでも問題なく使用できるバランスの良さを持っています。
アピアの技術が詰め込まれた中弾性カーボンブランクスにより、パワーがありながらも扱いやすく、疲労軽減効果も高い設計になっています。一本でいろいろなシーンに対応したい方には理想的な選択肢です。
メガソウルシリーズの中でも特にバランスの取れたモデルで、初めてのビッグベイトロッドとしてもおすすめできます。アピアブランドの安心感と確かな性能を兼ね備えた一本です。
- ボートと陸っぱりの両方で使いたい人
- 200g対応の汎用性高いロッドが欲しい人
- 遠投性能も重視したい人
- 初めてのビッグベイトロッドを探している人
- バランス重視でロッドを選びたい人
アピア グランデージメガソウル C62HH+|300g対応モンスター
メガソウルシリーズの中でも最強クラスのパワーを誇るモデルです。メーカー公式スペックで最大300gと、10ozクラスをしっかり扱える数少ないロッドの一つです。
6ft2inのショートレングスは、ボートでの操作性を最優先に考えた設計です。300gという超重量級ルアーでも、精密なコントロールが可能で、思い通りのアクションを付けることができます。
中弾性カーボンの採用により、これだけのパワーを持ちながらも体への負担を軽減し、長時間の使用でも疲れにくい設計になっています。ジャイアントベイトでのランカーシーバス狙いには、まさに理想的なロッドといえるでしょう。
300g対応という圧倒的なスペックを持ちながら、扱いやすさも両立した化け物的なロッドです。最大級のビッグベイトを使いたい上級者の方には、間違いなくおすすめできる一本です。
- 300gクラスのジャイアントベイトを使いたい人
- 最強クラスのパワーロッドを求める人
- ボート専用での使用を考えている人
- ランカーシーバス狙いの上級者
- 化け物級のスペックを体験したい人
ゼナック ソップモッドPA-B67|300g対応ジャイアント仕様
独自のこだわりを凝縮したジャイアントルアー用のシーバスロッドです。1尾の価値を追求する孤高のロッドとして、キャスト、アクション、バラしにくさ、体力消耗の軽減などを、しなやかかつパワフルなブランクスで実現しています。
300gの大型ルアーでも、最小限の振り幅で最大限の飛距離を引き出せる設計になっているのが最大の特徴です。オフセットハンドル構造により、重量級ルアーでも疲労を感じにくい工夫が施されています。
ゼナックらしい妥協のない設計思想が貫かれており、一般的なロッドとは一線を画す独特の使用感を持っています。価格は相当に高額ですが、その性能と希少性を考えれば納得できるレベルです。
最高峰のジャイアントベイトロッドを求める上級者の方や、他とは違う特別なロッドを求める方には、唯一無二の選択肢となるでしょう。
- 300gのジャイアントルアーを本格的に使いたい人
- 他とは違う特別なロッドを求める人
- 孤高の性能を体験したい上級者
- 疲労軽減を重視する人
- 希少性の高いロッドを所有したい人
ハイドアップ マッカ HUMRC-76XXH/RS|5oz対応パワーロッド
ハイドアップ マッカシリーズの中でも最強クラスのパワーを持つモデルです。最大5オンス(約140g)のルアーにも対応し、抵抗感の強いルアーも軽快に操作していくことができます。
バットジョイント構造により、1ピースロッドに近い性能を保ちながら、ある程度の携帯性も確保しています。100gオーバーのビッグベイトを中心に使う方には理想的なスペックです。
ハイドアップらしいこだわりのヘビーデューティー設計で、色あせることなくいつの時代でも使える性能を目指して開発されています。長期間使い込んでも性能が劣化しにくい耐久性も魅力の一つです。
本格的なビッグベイトシーバスを楽しみたい中級者から上級者の方におすすめできる、頼れる相棒となる一本です。価格も比較的リーズナブルで、コストパフォーマンスにも優れています。
- 140g程度のビッグベイトを使いたい人
- 1ピースに近い性能が欲しい人
- 長期間使える耐久性を重視する人
- 本格派ビッグベイトを楽しみたい中級者以上
- コスパ重視でパワーロッドを選びたい人

スピニングロッド|ビッグベイト対応おすすめ4選
ビッグベイトというとベイトタックルのイメージが強いですが、50g前後までのビッグベイトであれば、スピニングタックルでも十分に対応可能です。バックラッシュの心配がなく、初心者でも扱いやすいスピニングロッドから、ビッグベイトの世界に足を踏み入れるのも一つの選択肢です。
| 順位 | 商品名 | 長さ | 硬さ | 対応重量 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | メジャークラフト ファーストキャスト バス FCC-702X | 7ft | X | 3/8~3oz | エントリーモデル・コスパ重視 |
| 2位 | アブガルシア クロスフィールド XRFC-732H | 7ft3in | H | 10~60g | バーサタイル設計・SiCガイド |
| 3位 | フィッシュマン B.C.4 6.10XH | 6ft10in | XH | 10~150g | 150g対応・怪魚仕様 |
| 4位 | フィッシュマン ブリストコモド 7.5H | 7ft5in | H | 10~150g | 150g対応・沖の用心棒 |

メジャークラフト ファーストキャスト バス FCC-702X|エントリーモデル
扱いやすくコスパに優れたアイテムを取り扱っているメジャークラフトから登場した、バス用ベイトロッドです。バス用として開発されていますが、シーバスゲームなどのソルトウォーターにも対応可能で、ルアーウエイトも3オンス(約85g)まで扱えるため、まさにビッグベイトロッドとして申し分のない性能を持っています。
中弾性カーボンをメインマテリアルに設計されたブランクス性能により、初心者の方も扱いやすいロッドとなっています。硬すぎず柔らかすぎない絶妙なバランスで、ビッグベイトの操作がしやすく設計されています。
価格が非常にリーズナブルなため、初めてのビッグベイトロッドとしては理想的な選択肢です。メジャークラフトらしいコストパフォーマンスの高さで、気軽にビッグベイトの世界を体験できます。
7ftというレングスは、陸っぱりでもボートでも使いやすく、汎用性の高さも魅力です。まずはビッグベイトがどんなものか試してみたい方に、特におすすめできる一本です。
- ビッグベイト初心者の人
- 予算を抑えてビッグベイトを始めたい人
- まずはお試しでビッグベイトを体験したい人
- 陸っぱりとボートの両方で使いたい人
- メジャークラフトの信頼性を求める人
アブガルシア クロスフィールド XRFC-732H|バーサタイル設計
デザイン性の高さと確かな性能により日本でも人気の高いアブガルシアから登場した、バーサタイルシリーズのベイトロッドです。リーズナブルな価格ながら、トップガイドにSiC搭載しライントラブルの軽減や、アブ独自のXカーボンラッピングを採用することで、ネジレに強いなど性能面でも十分なものを持っています。
10~60gという幅広いルアーウエイトに対応し、小型ミノーからビッグベイトまで一本でカバーできる懐の深さが魅力です。バーサタイル性能を重視する方には理想的なスペックといえるでしょう。
シックながら高級感のあるデザインも、価格からは想像できない魅力を持っています。アブガルシアらしい洗練されたルックスは、所有欲も満たしてくれることでしょう。
7ft3inというレングスは、陸っぱりでの遠投性能とボートでの操作性のバランスが良く、様々なシーンで活躍できます。コストパフォーマンスを重視しつつ、ある程度の性能も求める方におすすめの一本です。
- 一本で幅広いルアーを使いたい人
- デザイン性も重視したい人
- コスパと性能のバランスを求める人
- 陸っぱりとボートの両方で使いたい人
- アブガルシアブランドが好きな人
フィッシュマン B.C.4 6.10XH|150g対応怪魚仕様
世界の怪魚を釣るために開発されたロッドで、50~90kgの魚も水面まで浮かせるパワーを有する、まさにモンスター級のスピニングロッドです。仕舞寸法は56cmなので、リュックなどに入れて飛行機の機内持ち込みも可能な携帯性も併せ持っています。
150gまでの大型ルアーをフルキャストしていくのにも全く問題ない頑丈な作りになっており、スピニングロッドでありながらベイトロッド並みのパワーを持っています。PE3~10号という太いラインにも対応し、ジャイアントベイトクラスまで扱える数少ないスピニングロッドです。
フィッシュマンらしいベイトロッド専門メーカーの技術が注ぎ込まれており、スピニングロッドでありながら重量級ルアーの扱いに特化した設計になっています。4ピース構造で携帯性も抜群です。
大型のビッグベイトをスピニングタックルで扱いたい上級者や、遠征釣行の多いアングラーには特におすすめできる、特殊なスペックを持つロッドです。
- 150gクラスの大型ルアーをスピニングで使いたい人
- 怪魚狙いも視野に入れている人
- 遠征釣行が多い人
- 携帯性を重視する上級者
- フィッシュマンの技術力を体験したい人
フィッシュマン ブリストコモド 7.5H|150g対応マグナムベイト
胴の粘るようなアクションでビッグベイトやマグナムベイトをストレスなくキャストでき、精度の高いピン撃ちも可能なスピニングロッドです。高感度4軸カーボンを使用し、快適な実釣性能を発揮する「沖の用心棒」として設計されています。
150gポッパーでのGT、バーチカルのヒラマサなど、このロッドの対応範囲は非常に広く、シーバスのビッグベイトゲームはもちろん、様々な魚種に対応できる汎用性を持っています。
3ピース構造で携帯性に優れながら、150gまでのルアーに対応する強靭なパワーを持っています。フィッシュマンの技術力が結集された、ハイパフォーマンスなスピニングロッドです。
マグナムベイトクラスをスピニングタックルで扱いたい方や、遠征での怪魚狙いも視野に入れている方には、理想的な選択肢となるでしょう。価格は高めですが、その性能を考えれば納得の価値があります。
- 150gクラスのマグナムベイトを使いたい人
- GTやヒラマサなど大型魚も狙いたい人
- 精度の高いピン撃ちを重視する人
- 遠征での怪魚狙いを考えている人
- 高感度なスピニングロッドが欲しい人

パックロッド|モバイル・可変長モデル
現代のアングラーにとって、携帯性は重要な要素の一つです。遠征釣行や公共交通機関での移動を考えると、マルチピースロッドや可変長システムを持つロッドの需要が高まっています。ここでは、特殊な機能を持つ革新的なビッグベイトロッドをご紹介します。
| 順位 | 商品名 | 長さ | 対応重量 | 特徴 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | ダイワ セブンハーフ 76XHB | 7ft6in | 20~60g | 4ピース・モバイル性抜群 | ★★★★☆ |
| 2位 | シマノ ワールドシャウラ 1704R-5 | 7ft | 15~80g | 5ピース・世界基準 | ★★★★★ |
| 3位 | トランスセンデンス エンハンス65B+ | 可変2段階 | 35~200g | 可変長システム・革新的 | ★★★★☆ |
| 4位 | メガバス ヴァルキリー VKC-61XH | 6ft1in | MAX 150g | 怪魚対応・3ピース | ★★★☆☆ |
| 5位 | ツララ エルホリゾンテ70 | 7ft | 7~120g | ヘビーバーサタイル・3ピース | ★★★☆☆ |

ダイワ セブンハーフ 76XHB|持ち運び便利な4ピース
4ピースでモバイル性に優れ、あらゆるターゲットをボーダーレスに釣ることができるセブンハーフシリーズの最ヘビー級モデルです。12機種あるラインナップの中でも最もヘビーパワーを持ち、ビッグベイトにも対応できる貴重なマルチピースロッドです。
20~60gのルアーウエイトに対応し、ジョインテッドクロー178程度のビッグベイトであれば問題なく扱えます。クセのないレギュラーテーパーと絶妙なレングスで、ビッグベイトをロングキャストしていくことができます。
4ピース構造でありながら、継ぎ部分での性能劣化をほとんど感じさせないダイワの高い技術力が光ります。持ち運びの便利さと性能を両立させた、モバイルロッドの理想形といえるでしょう。
遠征釣行が多い方や、車以外での移動を考える方には特におすすめです。一本で様々な魚種、様々なルアーに対応できる汎用性の高さも魅力の一つです。
- 遠征釣行が多い人
- 電車・飛行機での移動をする人
- コンパクトで高性能なロッドが欲しい人
- 60g程度のビッグベイトを使いたい人
- 一本で様々な魚種を狙いたい人
シマノ ワールドシャウラ 1704R-5|世界基準5ピース
全世界の魚を釣るために生まれた最高峰マルチピースバーサタイルロッドです。ピーコックバスやパプアンバスをヘビー級ルアーで釣るためのロッドとして開発されましたが、そのスペックは日本のボートゲームでも十分に生かすことができます。
15~80gという幅広いルアーウエイトに対応し、抵抗の大きいルアーにも動じないパワーブランクスが強みです。5ピース構造でありながら、ワンピースロッドに匹敵する性能を実現しています。
シマノの世界戦略ロッドとしての位置付けで、世界基準の品質と性能を持っています。価格は相応に高額ですが、その性能と携帯性、そしてブランド価値を考えれば納得できるレベルです。
世界各地での釣りを楽しむアングラーや、最高峰のマルチピースロッドを求める方には、唯一無二の選択肢となるでしょう。まさに一生ものの相棒となる可能性を秘めたロッドです。
- 世界各地での釣りを楽しむ人
- 最高峰のマルチピースロッドが欲しい人
- 海外遠征を頻繁にする人
- 一生ものの相棒を求める人
- シマノの世界基準品質を体験したい人
トランスセンデンス エンハンス65B+|可変長システム
マルチピースロッド専門メーカーのトランスセンデンスが発売するビッグベイト対応モデルです。継ぎ方によって長さを可変できるため、ボート・陸っぱりの両シチュエーションで最適な長さで使い分けが可能な革新的なシステムを持っています。
6ft5inと7ft5inに可変できる機能により、一本で二役こなせることが最大の特徴です。ボートでは短く、陸っぱりでは長くという使い分けが、その場で簡単にできてしまいます。
35~200gという幅広いルアーウエイトに対応し、マルチピースロッドで仕舞寸法がコンパクトに収まるため、列車や飛行機での遠征にも相性抜群です。PE3~8号に対応し、ジャイアントベイトクラスまで扱える懐の深さも魅力です。
革新的な可変長システムに興味のある方や、一本で様々なシーンに対応したい方には理想的な選択肢です。トランスセンデンスらしい独創的な発想が光る一本です。
- ボートと陸っぱりの両方を楽しむ人
- 革新的なシステムに興味がある人
- 200gクラスのジャイアントベイトを使いたい人
- 遠征釣行で便利なロッドが欲しい人
- 一本で様々なシーンに対応したい人
トランスセンデンス LateBloomings510+|4段階可変
5本のブランクスを組み合わせることで4段階の可変が可能になるマルチバーサタイルロッドです。ショートレングス化させればローボートでのビッグベイトに対応し、ロングキャストしたい場合は、その場でブランクスを足してロング化させることもできる画期的なシステムを持っています。
一本でいろいろな顔を見せることができ、遠征釣行の強い味方となります。状況に応じて最適なレングスに調整できるため、様々なシーンで理想的な性能を発揮できます。
35~200gのルアーウエイトに対応し、ジャイアントベイトクラスまで扱える本格的なパワーを持っています。可変長システムでありながら、しっかりと曲がって投げやすい設計は、トランスセンデンスの技術力の高さを物語っています。
究極の汎用性を求める方や、一本のロッドで様々な可能性を追求したい方には、これ以上ない選択肢となるでしょう。まさに次世代のロッドシステムといえます。
- 究極の汎用性を求める人
- 4段階可変システムに魅力を感じる人
- 様々なシーンで最適な性能を求める人
- 次世代のロッドシステムを体験したい人
- 一本で様々な可能性を追求したい人
メガバス ヴァルキリー VKC-61XH|怪魚対応3ピース
海外怪魚を視野に入れたコンセプトで開発された3ピースロッドですが、ボートシーバスのマグナムベイトを扱うのにも最高のポテンシャルを発揮します。6ft1inという短めのレングスは、優れたアキュラシーとスムーズなロッドワークを実現します。
最大150gまでのルアーに対応し、メガバス独自の技術により3ピースでありながら高い性能を維持しています。怪魚対応として開発されただけあり、その強靭さと信頼性は折り紙付きです。
メガバスらしい洗練されたデザインと確かな性能により、コアなファンを持つモデルです。3ピース構造で携帯性にも優れ、遠征釣行にも適しています。
ボートでのビッグベイトゲームをメインにしつつ、海外遠征での怪魚狙いも視野に入れる方には理想的な選択肢です。メガバスブランドの信頼性と性能を求める方におすすめです。
- ボートでのビッグベイトゲームをメインにする人
- 海外遠征での怪魚狙いも視野に入れる人
- 150gクラスのマグナムベイトを使いたい人
- メガバスブランドのファン
- 高精度なアキュラシーを重視する人
メガバス ヴァルキリー VKC-66XH|150g対応3ピース
同じくヴァルキリー ワールドエクスペディションシリーズの6ft6inモデルです。100g超級のマグナムサイズのルアーを楽々とフルキャストできる強靭さを備えながら、3ピース構造による携帯性も両立しています。
6ft6inというレングスは、61XHよりもやや長く、飛距離と操作性のバランスが良好です。ボートでも陸っぱりでも使いやすく、汎用性の高い設計になっています。
メガバスの技術力により、マルチピースロッドの弱点である継ぎ部分の性能劣化を最小限に抑えています。150gまでのルアーを安心して使用でき、大型魚とのファイトでも十分な強度を持っています。
ヴァルキリーシリーズの中でもバランスの取れたモデルで、様々なシーンで活躍できる一本です。メガバスファンはもちろん、高性能なマルチピースロッドを求める方におすすめです。
- ボートと陸っぱりの両方で使いたい人
- 飛距離と操作性のバランスを重視する人
- 100g超級のマグナムベイトを使いたい人
- バランスの取れたロッドを求める人
- 高性能なマルチピースロッドが欲しい人
ツララ エルホリゾンテ70|ヘビーバーサタイル3ピース
2019年にリニューアルされた新エルホリゾンテは、上は120g、下は10g程度の小型ルアーも投げられる守備範囲が広い万能ロッドです。9cmミノーから4オンスビッグベイトまで幅広いルアーが使えるので、この1本でいろいろな状況にアジャストすることができます。
柔軟なティップとよく曲がるベリーのおかげで魚をバラすことも無く、それでいてバットはさすがの怪魚ロッドといった強さを持っています。10kg以上の魚も浮かせることができるパワーは、ランカーシーバスとのファイトでも安心感を与えてくれます。
リアグリップは32.5cmで、ロッド操作を邪魔せずロングキャストもアシストもできる絶妙な長さに設定されています。ロッドバランスが良く、投げて楽しい、掛けて安心の最高の相棒となるでしょう。
小柄な体格の方でも、ロッドに負けることなくビッグベイトをしっかりと遠投できるよう設計されており、疲れにくさも大きな魅力です。ツララファンならずとも一度は使ってみたい名竿です。
- 一本で幅広いルアーを使いたい人
- バラシを減らしたい人
- 10kg超の大型魚とのファイトに安心感が欲しい人
- 小柄な体格でも使いやすいロッドを求める人
- ツララの名竿を体験したい人
ツララ モンストロG 710HC|ゴリアテ級対応
パワーと粘り、独特のしなりで、ビッグベイトから比較的軽めのルアーまで遠投することが可能なモンストロシリーズの7ft10inモデルです。素直なテーパーになっているのでフッキング性能が高く、バラしにくさもある設計が特徴です。
3/8~6オンスという幅広いルアーウエイトに対応し、魚を掛けた瞬間からロッドをしっかりホールドし、フルベンドできるように長めのリアグリップと手元重心のバランスで設計されています。
気持ちのいい投げ心地でビッグベイトを遠方にプレゼンテーションでき、ゴリアテクラスの魚も視野に入れた強靭な設計になっています。ツララらしい独特のしなりと粘りは、一度体験すると忘れられないものがあります。
琵琶湖での世界記録超えを狙う上級者から、しなやかなロッドを好むアングラーまで、幅広い層に愛用されているモデルです。ツララの技術と哲学が詰め込まれた傑作ロッドといえるでしょう。
- ゴリアテクラスの魚を狙う上級者
- しなやかなロッドを好む人
- 6オンスクラスのビッグベイトを使いたい人
- 世界記録超えを狙う本格派
- ツララの独特のしなりを体験したい人

ジョイクロサイズ別|最適なロッドの選び方
ビッグベイトの代表格といえば「ジョインテッドクロー(ジョイクロ)」シリーズです。148mmから303mmの尺ワンまで、様々なサイズがラインナップされており、それぞれに最適なロッドが異なります。ここではジョイクロサイズ別の最適なロッド選択について詳しく解説します。

ジョイクロ148(30g)|MHパワーで対応可能
ジョイクロ148は重量が30g程度と比較的軽く、シーバス用のMHパワーロッドで十分に扱うことができます。ビッグベイトの入門機としても人気が高く、スピニングタックルでも問題なく使用できる重量です。
この重量クラスであれば、お手持ちのロッドで硬いシーバスロッドがあれば使用できる可能性が高いです。新たにロッドを購入する場合でも、それほど特殊なスペックは必要ありません。
スピニングタックルを使用する場合は、PE2号程度のラインに25~30lbクラスのリーダーを組み合わせれば十分です。ベイトタックルなら14~20lbクラスのフロロカーボンラインでも快適に使用できます。
ジョイクロ178(56g)|Hパワーがおすすめ
ジョイクロ178は56g程度のルアーで、ベイトロッドのHパワーくらいが最も扱いやすいロッドといえます。ビッグベイトシーバスの定番ルアーとして多くのアングラーに愛用されており、このサイズに対応できるロッドを持っていると釣りの幅が大きく広がります。
スピニングロッドでもキャスト可能な重さですが、快適性を考えるとベイトタックルがおすすめです。適合ルアーウェイトを確認して範囲内であれば、スピニングタックルでも使用してみても良いでしょう。
このクラスになると、ビッグベイト専用ロッドの恩恵を強く感じられるようになります。専用設計のロッドを使用することで、ルアーの動きがより良くなり、キャストも楽になります。
ラインシステムは、ベイトタックルなら16~25lbクラス、スピニングなら PE2~2.5号+30~40lbリーダーが基本となります。
ジョイクロマグナム(100g超)|XH~XXHが必要
ジョイクロマグナムは230mmで100gを超える大型ビッグベイトとなります。このクラスになると、ビッグベイト専用のベイトロッドが必須といえるレベルです。パワーとしてはXH~XXHクラスが必要になります。
スピニングタックルでの使用は非推奨となる重量で、安全性を考慮するとベイトタックル一択です。適切なパワーを持たないロッドで使用すると、ロッドの破損やルアーの紛失につながる可能性があります。
このクラスのビッグベイトを快適に扱うためには、専用設計のロッドが欠かせません。100g以上のルアーウエイトに対応したロッドを選択し、PE3~4号クラスの太いラインシステムを組む必要があります。
操作面でも、大型ルアーならではのスローなアクションが重要になり、ロッドの特性がより重要な要素となります。レギュラーテーパーのロッドがおすすめです。
ジョイクロ尺ワン(250g)|300g対応ロッドを選ぶ
尺ワンは303mmで約250gという超大型ルアーで、マグナムベイトやジャイアントベイトとも呼ばれるクラスです。このルアーを扱うためには、かなりパワーのあるロッドが必要となります。
余裕を持って300gまで扱えるパワーが備わったロッドを使用すると、安心してキャストし操作できるでしょう。このクラスに対応できるロッドは限られており、選択肢は多くありません。
ラインシステムも相応に強化する必要があり、PE4~5号クラスに50~80lbクラスのリーダーを組み合わせることが一般的です。ベイトリールも大型のものが必要になります。
扱いの難易度も高く、上級者向けのルアーといえます。しかし、その分インパクトは絶大で、一度このクラスのビッグベイトでシーバスを釣り上げると、その迫力に魅了されることでしょう。
| ジョイクロサイズ | 重量 | 推奨ロッドパワー | 推奨ライン |
|---|---|---|---|
| ジョイクロ148 | 約30g | MH | PE2号+25-30lb |
| ジョイクロ178 | 約56g | H | PE2.5号+30-40lb |
| ジョイクロマグナム | 約100g | XH~XXH | PE3-4号+40-60lb |
| ジョイクロ尺ワン | 約250g | XXH以上 | PE4-5号+50-80lb |

ビッグベイトロッド購入前のチェックポイント
ビッグベイトロッドは決して安い買い物ではありません。また、用途が限定的なため、購入後に後悔しないよう事前のチェックが重要です。ここでは購入前に必ず確認しておきたい5つのチェックポイントを詳しく解説します。適切な選択をすることで、長く愛用できる相棒を見つけることができるでしょう。

釣り場のタイプ(ボート・陸っぱり)に応じた長さ選択
ロッド選択で最も重要なのが、主な釣り場のタイプです。ボートゲームと陸っぱりでは、求められるロッドの長さが大きく異なるため、使用頻度の高い釣り場に合わせた選択が必要です。
ボートゲームでは、5.5~7フィート程度のショートロッドが理想的です。船上での取り回しがしやすく、精密なキャストが可能になります。東京湾のビッグベイトシーバスでは、6~6.5フィートのロッドが最も多用されています。
陸っぱりでは、7~9フィートの長めのロッドが有効です。飛距離を稼げることに加え、足場の高い堤防や河川でのやり取りが有利になります。ただし、あまりに長すぎると重量級ルアーのキャストが困難になるため、8フィート前後が実用的な上限です。
メインは東京湾のボートシーバス、月1回程度陸っぱりもする
陸っぱりではやや飛距離で妥協するが操作性を重視
両方を高頻度で使用する場合は、7フィート前後のロッドが妥協点となります。完璧ではありませんが、どちらでもある程度快適に使用できるバランスの良い選択肢です。
使用するルアーから逆算するパワー選択
ロッドのパワー選択は、使用頻度の高いルアーの重量から逆算して決めるのが基本です。手持ちのビッグベイトや、今後購入予定のルアーを整理して、最適なパワーを見極めましょう。
50~80gクラスのビッグベイトがメインであれば、Hパワーのロッドが理想的です。ジョインテッドクロー178やタイニークラッシュなど、定番ビッグベイトの多くがこの重量帯に収まります。
80~120gクラスを中心に使う場合は、XHパワーが必要になります。やや大型のビッグベイトや、強い潮流の中での使用を考える場合にはこのクラスのパワーが求められます。
120g以上のジャイアントベイトを使用する予定があれば、XXH以上のパワーが必要です。ただし、このクラスのロッドは硬すぎて感度が悪くなりがちなため、バランスの取れた設計のものを選ぶことが重要です。
余裕を持ったパワー選択が安全
バランスの取れた選択を
予算とのバランスを考えたグレード選択
ビッグベイトロッドは価格帯が幅広く、エントリーモデルから高級機まで様々な選択肢があります。予算とのバランスを考えながら、自分に最適なグレードを選択することが重要です。
エントリーモデル(1~3万円台)は、初めてビッグベイトを始める方や、サブロッドとして使用する方におすすめです。基本性能は十分で、コストパフォーマンスに優れたモデルが多くラインナップされています。
ミドルクラス(3~6万円台)は、本格的にビッグベイトシーバスを楽しみたい方の定番価格帯です。性能と価格のバランスが良く、長期間メインロッドとして使用できるレベルの品質を持っています。
ハイエンドモデル(6万円以上)は、最高の性能を求める方や、所有欲も満たしたい方向けです。最新技術が投入され、感度、軽量性、デザイン性など、あらゆる面で最高レベルの仕上がりとなっています。
| 価格帯 | 特徴 | おすすめユーザー |
|---|---|---|
| 1~3万円 | コスパ重視 基本性能は十分 細部の仕上げはそれなり | 初心者・サブロッド用途 |
| 3~6万円 | 性能と価格のバランス良好 メインロッドとして十分 選択肢が豊富 | 本格派アングラー |
| 6万円以上 | 最高レベルの性能 所有欲も満たす 価格が高額 | エキスパート・こだわり派 |
遠征頻度を考慮した継数選択
ロッドの継数選択は、釣行スタイルと遠征頻度を考慮して決める必要があります。性能を重視するか、携帯性を重視するかの判断が重要になります。
1ピースロッドは最高の性能を発揮しますが、携帯性に劣ります。車での釣行がメインで、遠征をほとんどしない場合は1ピースが理想的です。ビッグベイトのような重量級ルアーでは、継ぎ部分がないことによる性能差は無視できません。
2ピースロッドは、性能と携帯性のバランスが良い選択肢です。現在の技術では、継ぎ部分の性能劣化はほとんど気にならないレベルまで向上しており、多くのアングラーにとって実用的な選択といえます。
マルチピース(3ピース以上)は、遠征釣行や公共交通機関を利用する場合に威力を発揮します。飛行機での遠征や電車釣行が可能になりますが、継ぎ部分が多くなることで若干の性能劣化は避けられません。
ベイトとスピニングの最終判断基準
最後に、ベイトロッドかスピニングロッドかの最終判断をする必要があります。使用するルアーの重量、個人のスキル、予算などを総合的に考慮して決定しましょう。
ベイトロッドは、80g以上のビッグベイトを中心に使う場合は必須といえます。重量級ルアーの扱いに特化しており、太いラインとの相性も抜群です。ただし、バックラッシュのリスクがあり、習得に時間がかかることがデメリットです。
スピニングロッドは、50g前後までのビッグベイトがメインであれば十分に対応可能です。扱いやすさが最大の利点で、ベイトタックルに慣れていない方でも安心して使用できます。
初心者の方は、まずスピニングロッドでビッグベイトの感覚を掴み、慣れてきたらベイトロッドにステップアップするという段階的なアプローチもおすすめです。
ビッグベイト初心者、ジョイクロ178がメイン、ベイトタックル未経験
将来的にベイトロッドへのステップアップを視野に入れる

ビッグベイトロッドと合わせて揃えたいタックル
ビッグベイトロッドを最大限活用するためには、相性の良いリールやラインを組み合わせることが重要です。ロッド単体では性能を発揮できないため、トータルバランスを考えたタックル選択が必要になります。ここでは、ビッグベイトに最適なタックルについて詳しく解説します。

おすすめベイトリール(PE4号100m巻ける機種)
ビッグベイト用ベイトリールの選択では、PE4号を100m巻けるスプール容量が一つの目安となります。重量級ルアーとの組み合わせで最適な性能を発揮するリールをご紹介します。
シマノ アンタレスDC MD XGは、ビッグベイト専用設計のフラッグシップモデルです。4×8DCブレーキシステムにより、重量級ルアーでもバックラッシュを大幅に軽減できます。PE4号が120m巻けるスプール容量も魅力です。
ダイワ ジリオン TW HDは、ヘビーデューティー仕様として開発されたビッグベイト対応モデルです。T-ウイングシステムとTWS機能により、重いルアーでも快適にキャストできます。耐久性も高く、長期間ハードに使用できます。
アブガルシア レボ ビッグシューター コンパクトは、コストパフォーマンスに優れたビッグベイト専用モデルです。マグネット+遠心ブレーキのデュアルブレーキシステムで、初心者でも扱いやすい設計になっています。
| 機種名 | 価格帯 | PE4号巻量 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| アンタレスDC MD XG | ハイエンド | 120m | DC ブレーキ、最高峰性能 |
| ジリオン TW HD | ミドル~ハイ | 100m | HD仕様、TWSシステム |
| レボ ビッグシューター | エントリー~ミドル | 110m | デュアルブレーキ、コスパ良好 |
おすすめスピニングリール(50g前後のビッグベイト対応)
ビッグベイト対応スピニングリールは、50g前後のルアーを快適にキャストできる性能が求められます。通常のシーバス用リールよりもパワフルで、太いラインに対応できる機種を選ぶ必要があります。
シマノ ストラディック SWは、ソルトウォーター専用設計のスピニングリールです。4000番クラスであれば、PE3号を十分に巻くことができ、ビッグベイトシーバスに理想的なスペックを持っています。
ダイワ セルテート SWは、ダイワのソルト専用フラッグシップモデルです。マグシールドやATDドラグシステムなど、最新技術が投入されており、大型魚とのファイトでも安心感があります。
シマノ ツインパワー SWは、シマノの技術を結集したハイエンドモデルです。X-SHIP構造やHAGANEボディにより、重量級ルアーの使用でも高い耐久性を発揮します。
スピニングリールでビッグベイトを扱う場合は、4000~5000番クラスが適しています。あまり大きすぎるとバランスが悪くなるため、ロッドとの組み合わせを考慮して選択しましょう。
おすすめライン(PE2~4号+リーダー40~60lb)
ビッグベイトフィッシングでは、PE2~4号+40~60lbリーダーの組み合わせが基本となります。ルアーの重量と対象魚のサイズに応じて、適切な太さを選択することが重要です。
PEラインは、伸びが少なく感度が高いため、ビッグベイトの操作に適しています。また、同じ強度なら細くできるため、飛距離の向上にも寄与します。おすすめは「よつあみ G-soul X8 アップグレード」や「東レ シーバスPE パワーゲーム」などです。
リーダーは、フロロカーボンまたはナイロンを使用します。フロロカーボンは擦れに強く、ナイロンは伸びがあるためショックを吸収してくれます。「シーガー グランドマックス」や「バリバス ショックリーダー」が定番です。
ラインシステムは、FGノットやPRノットなどの摩擦系ノットがおすすめです。強度が高く、結び目がコンパクトになるため、ガイド抜けも良好です。
80g以上ならPE3~4号が安心
太さはPE号数×20lbが目安
必要な小物・アクセサリー(ランディングネット等)
ビッグベイトシーバスでは、大型魚とのやり取りを想定した小物類の準備が欠かせません。ランカーサイズのシーバスを確実にキャッチするために、適切な装備を整えておきましょう。
ランディングネットは、大型シーバスを安全に取り込むために必須のアイテムです。フレームサイズは最低でも50cm以上、できれば60cm以上のものを選びましょう。「プロックス オールインワンソルト」や「ダイワ ランディングネット」などがおすすめです。
プライヤーは、大型のフックを安全に外すために重要です。ビッグベイトには大きなトレブルフックが付いているため、しっかりとしたプライヤーが必要です。「ダイワ プライヤー V 230H」などの大型モデルが適しています。
フィッシュグリップは、大型シーバスを安全にホールドするためのアイテムです。「ボガグリップ」や「フィッシュグリップ」などの信頼性の高い製品を選びましょう。
タックルボックスは、大型のビッグベイトを収納できるサイズが必要です。仕切りが可動式で、ルアーサイズに応じて調整できるタイプがおすすめです。

ビッグベイトが効果的なシーズンと釣り場
ビッグベイトの効果は一年中発揮されますが、特に効果的なシーズンや場面があります。適切なタイミングで使用することで、ビッグベイトの真の威力を体感することができるでしょう。ここでは、ビッグベイトが最も効果的になるシーズンと釣り場について詳しく解説します。

秋のコノシロパターンで大活躍
ビッグベイトが最も威力を発揮するのが、秋から初冬にかけてのコノシロパターンです。この時期は、シーバスが産卵前の荒食いをする季節であり、なおかつ栄養価の高い大型のエサが増える絶好のタイミングです。
東京湾で秋の風物詩となっているコノシロパターンでは、20cm以上の大型コノシロが巨大な群れを作ります。冬を前に東京湾の湾奥から湾口に向かって南下を始めるコノシロを、シーバスが積極的に捕食するため、ビッグベイトが絶大な効果を発揮します。
この時期のシーバスは非常に活性が高く、ランカーサイズの個体も積極的にビッグベイトにアタックしてきます。ボートからガイドとともに狙うのが一般的ですが、コノシロが河口周辺にいる状況なら、河川の最下流部などで陸からでも釣れるチャンスがあります。
コノシロパターンで使用するビッグベイトは、実際のコノシロサイズに合わせることが重要です。20cm前後のグライドベイトやジョイントベイトが特に効果的で、S字アクションでシーバスを誘い出します。
11月の東京湾、ボート周辺一面がコノシロの絨毯状態
S字アクションで弱ったコノシロを演出
大型ベイトに合わせるマッチザベイト
シーバス釣りの基本である「マッチザベイト」において、大型ベイトフィッシュが回遊している時期は、ビッグベイトの出番です。コノシロ以外にも、サッパ、カタクチイワシの大型個体、落ち鮎など、季節に応じて様々な大型ベイトが出現します。
秋の落ち鮎パターンでは、産卵のために川を下る鮎を狙ってシーバスが河口部に集結します。この時期の鮎は15~20cm程度に成長しており、それに合わせたサイズのビッグベイトが非常に効果的です。
初夏のカタクチイワシパターンでも、群れの中に大型個体が混じることがあります。通常サイズのルアーに反応しない時に、ビッグベイトに変えることで状況が一変することがよくあります。
マッチザベイトでビッグベイトを使用する際は、ベイトのサイズだけでなく動きも重要です。弱った魚、群れから離れた魚、逃げ惑う魚など、シーバスが最も反応しやすい状況を演出することが成功の鍵となります。
小さなエサの時期でも効果的な理由
興味深いことに、小さなアミやゴカイなどしかいない状況でも、ビッグベイトが効果を発揮することがあります。これは従来の「マッチザベイト」の常識を覆す現象で、ビッグベイトの持つ特別な効果といえるでしょう。
小型ルアーに全く反応しなかったシーバスが、ビッグベイトには猛然と襲いかかってくることがあります。これは単純な捕食行動ではなく、縄張り意識や威嚇行動によるものと考えられています。
特に大型のシーバスは、自分のテリトリーに侵入してきた大型の魚(ルアー)を排除しようとする行動を取ることがあります。この場合、捕食というより攻撃的な反応を示すため、非常に激しいバイトが期待できます。
また、小さなエサが豊富にある状況では、シーバスは効率的な捕食を求める傾向があります。小さなエサを一つ一つ捕食するよりも、大型の獲物一匹で済ませたいという本能が働く可能性があります。
ボートゲームでの使い方
ボートゲームでは、ビッグベイトの機動力を最大限に活用することができます。陸っぱりでは届かないポイントへのアプローチや、魚の反応を見ながらの臨機応変な対応が可能になります。
ドリフト釣法では、潮の流れに合わせてボートを流しながら、広範囲を効率よく探ることができます。ビッグベイトの持つ強いアピール力により、広いエリアからシーバスを寄せ集めることが可能です。
アンカリング釣法では、ポイントを絞って集中的に攻めることができます。ストラクチャー周りや潮目など、シーバスが付きやすいスポットでビッグベイトをじっくりと操作し、魚を誘い出します。
ボートゲームでは、魚探を活用してベイトフィッシュの群れやシーバスの反応を確認しながら釣りを進めることができます。これにより、ビッグベイトを投入するタイミングや場所をより精密に決めることが可能になります。
| 釣法 | 特徴 | ビッグベイトの活用法 |
|---|---|---|
| ドリフト | 広範囲を効率よく探れる 潮の流れを活用 | 強いアピールで集魚効果を狙う |
| アンカリング | ポイントを集中攻略 精密なルアー操作が可能 | じっくりと魚を誘い出す |
陸っぱりでのランカーシーバス攻略法
陸っぱりでのビッグベイトシーバスは、ポイント選択が成功の鍵を握ります。ランカーサイズのシーバスが潜みやすく、なおかつビッグベイトを効果的に使えるポイントを見極めることが重要です。
河口部は、最も有望なポイントの一つです。淡水と海水が混じり合う汽水域は、多くのベイトフィッシュが集まりやすく、それを狙ってランカーシーバスも回遊してきます。特に河川の最下流部は要チェックエリアです。
深場に隣接した浅場も狙い目です。ランカーシーバスは普段は深場に潜んでいますが、捕食のために浅場に上がってくることがあります。急深サーフや深場に落ち込む堤防などが代表的なポイントです。
潮目や払い出しも重要な要素です。異なる潮がぶつかり合う潮目や、河川水が海に流れ出る払い出しには、ベイトフィッシュが溜まりやすく、それを狙ってシーバスも集まります。
陸っぱりでは飛距離も重要な要素になります。7~8フィートクラスのロッドを使用し、ランカーサイズのシーバスが潜む沖のポイントまでビッグベイトを届けることが必要です。
ランカーが浅場に上がる時間帯
ストラクチャー周りが有効

よくある質問(FAQ)
ビッグベイトロッドの購入を検討している方から、よく寄せられる質問にお答えします。初心者から上級者まで、多くの方が疑問に思うポイントを整理しましたので、参考にしてください。
初心者におすすめのビッグベイトロッドは?
初心者の方には、扱いやすさとコストパフォーマンスを重視したロッド選択をおすすめします。まずシマノ ゾディアス 172H-2やシマノ スコーピオン 1704R-2などの、バランスの取れたミドルクラスロッドが理想的です。
スピニングタックルから始めたい場合は、メジャークラフト ファーストキャスト バス FCC-702Xがおすすめです。価格が手頃で、ビッグベイトの感覚を掴むのに最適です。
レギュラーテーパーのロッドを選ぶことで、重量級ルアーでもキャストしやすく、体への負担も軽減されます。いきなり高額なロッドを購入するよりも、まずは実用的な価格帯から始めることをおすすめします。
コスパ最強のビッグベイトロッドは?
コストパフォーマンスを最重視するなら、シマノ ディアルーナ B76MHが筆頭候補です。ミドルクラスの価格でありながら、ハイエンドに匹敵する性能を持っています。
より予算を抑えたい場合は、テイルウォーク ボートゲーマーSSD C65XHも優秀な選択肢です。船長監修の実戦的な設計で、価格以上の価値を提供してくれます。
エントリーモデルでは、メジャークラフト ファーストキャスト バス FCC-702Xが圧倒的なコスパを誇ります。初期投資を抑えつつ、ビッグベイトの世界を体験したい方には最適です。
ボートと陸っぱりどちらでも使えるロッドは?
7フィート前後のロッドが、ボートと陸っぱり両方で使える妥協点となります。シマノ スコーピオン 1704R-2やアピア グランデージメガソウル C73H+などがおすすめです。
完璧ではありませんが、どちらのシーンでもある程度快適に使用できるバランスの良い長さです。ボートでは若干長く感じ、陸っぱりでは若干短く感じることがありますが、実用上大きな問題はありません。
両方を高頻度で使用する場合は、用途別に2本揃えることも検討してみてください。専用ロッドの方が、それぞれのシーンで高いパフォーマンスを発揮できます。
ビッグベイト専用ロッドは他のルアーも使える?
ビッグベイトロッドはパワーがあるため、軽量ルアーの使用には向かない場合があります。ただし、ロッドによっては幅広いルアーウエイトに対応できるものもあります。
バーサタイル性の高いロッドとして、シマノ スコーピオン 1704R-2(15~80g対応)やツララ エルホリゾンテ70(7~120g対応)などがあります。
一般的に、レギュラーテーパーのロッドの方が軽量ルアーにも対応しやすく、ファーストテーパーの硬いロッドは軽量ルアーが扱いにくい傾向があります。購入前に適合ルアーウエイトを確認することが重要です。

まとめ:シーバス用ビッグベイトロッドで大型を狙おう!
シーバス用ビッグベイトロッドの世界は、奥が深く魅力的です。従来のルアーフィッシングでは味わえない、重量級ルアーならではの迫力とランカーシーバスとの激しいファイトは、一度体験すると忘れられないものがあります。
適切なロッド選択が、ビッグベイトシーバス成功の第一歩です。釣り場、使用するルアー、予算、技術レベルなどを総合的に考慮し、自分に最適な一本を見つけることが重要です。初心者の方はエントリーモデルから、経験者の方は用途に特化したハイエンドモデルまで、幅広い選択肢があります。
ビッグベイトの真の魅力は、マッチザベイトを超えた効果にあります。小さなエサしかない状況でも、大型ルアーに反応するシーバスの習性を理解し、適切なタイミングで使用することで、思わぬ大物との出会いが待っています。
秋のコノシロパターンをはじめ、ビッグベイトが最も効果的になるシーズンと場面を把握することで、釣果は大きく向上します。ボートゲームでも陸っぱりでも、それぞれに適したアプローチ方法があり、経験を積むことでより効果的な使い方が身に付いてきます。
タックル全体のバランスも重要な要素です。ロッドだけでなく、リール、ライン、小物類まで含めて適切に選択することで、ビッグベイトの性能を最大限に引き出すことができます。
最後に、ビッグベイトシーバスは安全性への配慮も欠かせません。重量級ルアーの取り扱いには十分注意し、適切な装備を整えて楽しい釣りを心がけましょう。
この記事が、あなたのビッグベイトロッド選びの参考になれば幸いです。理想のロッドを手に入れて、ランカーシーバスとの忘れられないファイトを体験してください。ビッグベイトシーバスの世界で、新たな釣りの楽しみを発見していただけることを願っています。












































































































































































































































































































