エギングでリール選びに迷ったとき、ハンドルタイプで悩む方は多いのではないでしょうか。シングルハンドルとダブルハンドル、どちらがエギングに向いているのか気になりますよね。
長年エギングをやってきた経験から言うと、エギングではダブルハンドルが圧倒的におすすめです。特にフォール中にハンドルが勝手に回らないため、エギの姿勢が安定し、アオリイカに警戒心を与えにくくなります。
この記事では、エギングでダブルハンドルが選ばれる理由から、具体的なメリット・デメリット、おすすめ商品まで詳しく解説します。ハンドル選びで迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

エギングでダブルハンドルが人気の理由
エギング用リールを見ると、ほとんどのモデルでダブルハンドル仕様が採用されています。これには明確な理由があるんです。
ダブルハンドルとは?シングルハンドルとの違い
ダブルハンドルとは、ハンドルノブとハンドルアームが2つあるハンドルのことです。対してシングルハンドルは、ハンドルノブが1つだけ付いている一般的なタイプですね。
実際に両方を使い比べてみると、その違いは歴然です。シングルハンドルだとハンドルの重量バランスが偏っているため、手を離すとノブの重みで勝手に回ってしまうことがあります。
一方、ダブルハンドルは左右にノブがあるため重量バランスが取れており、どの位置で手を離してもハンドルが勝手に回ることはありません。この特性が、エギングという釣りにとって非常に重要なんです。
エギングでは2500番から3000番台のリールが多く使われますが、この番手のリールにはダブルハンドルが標準装備されていることがほとんどです。
エギング界でダブルハンドルが主流になった背景
昔はシングルハンドルが主流でしたが、エギングの技術が発達するにつれて、より繊細なエギ操作が求められるようになりました。特にフォール中のエギの姿勢安定が釣果に大きく影響することが分かってきたんです。
最近では、シマノやダイワなどの大手メーカーがシングルハンドルを推すこともありますが、実際の釣り場では依然としてダブルハンドルユーザーが圧倒的多数を占めています。
雑誌やYouTubeでシングルハンドルを使うプロも見かけますが、これは比較的最近の傾向です。長年エギングをやってきたベテランアングラーの多くは、今でもダブルハンドルの恩恵を実感しているのが現実ですね。
私自身も、シングルハンドルからダブルハンドルに変更した時の違いは衝撃的でした。特にナイトエギングでの使いやすさは別格で、もうシングルハンドルには戻れません。
エギングでダブルハンドルを使う5つのメリット
実際にエギングでダブルハンドルを使ってみると、多くのメリットを実感できます。特に重要な5つのポイントを詳しく解説しますね。
ハンドルが勝手に回らずエギの姿勢が安定する
これがダブルハンドル最大のメリットです。エギングでは、シャクリの後にエギをフォールさせてアタリを待つのが基本的な流れですよね。この時、シングルハンドルだとハンドルの重量バランスが悪いため、意図せずハンドルが回転してしまうことがあります。
先月、地元の防波堤でエギングをしていた時のことです。隣で釣りをしていた方がシングルハンドルを使っていたのですが、フォール中にハンドルが勝手に回って「あー、また回った」と困っていました。
ハンドルが勝手に回ると、余分にラインを巻き取ってしまい、エギに不自然な動きを与えてしまいます。アオリイカは警戒心が非常に強い生き物なので、こうした不自然な動きを敏感に察知して警戒してしまうんです。
ダブルハンドルなら重量バランスが取れているため、どの位置で手を離してもピタッと止まります。フォール姿勢を自然に保てるので、イカに違和感を与えずにアプローチできるのは大きなアドバンテージです。

等速巻きがしやすく一定リズムでシャクれる
ダブルハンドルは左右の重量バランスが優れているため、回転が非常に安定しています。どれだけ回しても重心が常に一定で、ブレのない滑らかな回転を維持できるんです。
実際に使ってみると、等速での巻き取りが格段にしやすくなります。特に巻きシャクリ(リールを巻きながらのジャーク)では、一定のリズムを維持しやすいので、エギに規則正しいアクションを与えられます。
また、リーリングが安定することで手元のブレも軽減されます。これにより竿先のブレも少なくなり、微細なアタリも感じ取りやすくなるという副次的な効果も得られるんです。
以前、知人と同じポイントでエギングをした際、私がダブルハンドル、知人がシングルハンドルを使っていました。同じようにシャクっているつもりでも、私の方がエギの動きが一定でアタリも多く感じられました。これもダブルハンドルの安定性の恩恵だと実感しています。
暗闇でもノブを素早く掴める
エギングでは、特にナイトゲームでリールから手を離している時間が長くなります。フォール中やアタリを待っている時など、ハンドルに手を添えていない時間が結構あるんです。
シングルハンドルの場合、いざアタリがあってフッキングしようとした時に、ノブの位置を目で確認して掴まなければなりません。特にナイトエギングでは手元が見えにくいため、ノブを掴み損ねることがよくあります。
実際に夜の堤防でエギングをしていると、「あ、ノブがない!」と焦った経験が何度もありました。その一瞬の迷いが、貴重なアタリを逃すことにつながってしまうんです。
ダブルハンドルなら単純にノブの数が倍なので、暗闇でも確実にノブを掴むことができます。手元に気を使う必要がなくなるため、ラインの動きや竿先に100%集中できるのは大きなメリットですね。

回転バランスが良くブレが少ない
ダブルハンドルの優秀な回転バランスは、巻き上げ時のブレを大幅に軽減してくれます。重心が常に中心にあるため、高速で巻いてもハンドルがブレることがありません。
これにより、自分がイメージした通りの正確なエギ操作が可能になります。特に連続シャクリや高速巻きの際に、その差を強く実感できるんです。
シングルハンドルだと、巻き取り時にハンドルの重心が移動するため、どうしても微細なブレが発生してしまいます。このブレがエギの動きに影響し、不自然なアクションの原因になることがあります。
繊細なエギ操作が要求される現代のエギングにおいて、ブレのない安定した動きを実現できるのは非常に重要な要素です。
リールを置いた時に安定する
これは実用面でのメリットですが、ダブルハンドルはリールを置いた時の安定性も抜群です。シングルハンドルだとハンドルの重みで転がってしまいがちですが、ダブルハンドルなら2点で支えられるため安定します。
自宅でリールを保管する際も、棚の上にポンと置くだけでかっこよくディスプレイできます。リールスタンドを使わなくても転倒の心配がないので、気軽に置けるのは地味に便利ですね。
釣り場でも、ちょっとリールを置きたい時に安心して置けるのは助かります。落下による傷付きリスクも軽減できるので、大切なリールを長く美しく保てます。
ダブルハンドルの3つのデメリット
メリットの多いダブルハンドルですが、デメリットもしっかり把握しておくことが重要です。公平な視点で解説しますね。
シングルハンドルより重くなる
ダブルハンドルの最大のデメリットは、どうしても重量が増加してしまうことです。ノブが2つ付いているため、シングルハンドルと比べて必然的に重くなります。
エギングでは一日中ロッドをシャクり続けるため、軽いに越したことはありません。実際に使ってみると、人によっては持ち重りを感じることもあるでしょう。
ただし、最近のリールは軽量化技術が大幅に進歩しています。ダブルハンドルでも驚くほど軽いモデルが次々と登場しているので、以前ほど重量差を気にする必要はなくなってきました。
実際に私が使っているダブルハンドルリールも、ロッドと合わせてみるとバランスが良く、重さをそれほど感じません。重量だけでなく、タックル全体のバランスで判断することが大切です。

価格が高くなりがち
同じモデルのリールでも、ダブルハンドル仕様の方が価格が高くなる傾向があります。部品点数が多くなるため、製造コストが上がってしまうのは仕方ありません。
特に高級リールになると、その価格差が結構痛い金額になることもあります。予算に限りがある場合は、この価格差を考慮して選択する必要がありますね。
ただし、エギングでの使いやすさや釣果への影響を考えると、投資する価値は十分にあると個人的には思います。長期的に使うことを考えれば、多少高くてもダブルハンドルを選ぶメリットは大きいです。
また、後からカスタムハンドルでダブルハンドル化する方法もあるので、最初はシングルハンドルで始めて、必要に応じて後から変更するという選択肢もあります。
ハンドル長が短く巻き上げ力が劣る
ダブルハンドルは、シングルハンドルと比較してハンドル長が短いモデルが多いのが特徴です。ハンドル長が短いということは、巻き上げトルクが小さくなることを意味します。
大型のアオリイカとのファイトや、深場での釣り、重いエギを使用する場面では、多少ストレスを感じることがあるかもしれません。特に春の大型イカシーズンでは、この差を実感することがあります。
ただし、現代のリールはギア比の設定が豊富で、ハイギアモデルを選べばある程度は補完できます。また、エギング自体がそれほど大きな負荷のかからない釣りなので、実用上は問題になることは少ないというのが正直なところです。
項目 | ダブルハンドル | シングルハンドル |
---|---|---|
重量 | やや重い | 軽い |
価格 | 高め | 安め |
巻き上げ力 | やや劣る | 優秀 |
操作性 | 抜群 | 普通 |
シングルハンドルとダブルハンドルはどっちがいい?
結局どちらを選ぶべきか迷う方も多いでしょう。それぞれに向いている人の特徴と、おすすめの使い分け方法を解説します。
初心者にはダブルハンドルがおすすめ
エギングを始めたばかりの初心者の方には、間違いなくダブルハンドルをおすすめします。理由はシンプルで、エギングの基本操作に集中できるからです。
初心者のうちは、ライン操作やエギのアクション、アタリの取り方など覚えることがたくさんあります。そんな時にハンドルが勝手に回ったり、ノブを掴み損ねたりしていては、肝心の釣りに集中できません。
実際に釣り仲間の初心者にダブルハンドルを勧めたところ、「こんなに使いやすいとは思わなかった」と驚いていました。扱いやすいダブルハンドルを使うことで、より早く上達できるのは間違いありません。
ベテランのエギンガーも長年ダブルハンドルを愛用している方が多いので、最初からダブルハンドルを選んでおけば、スキルアップしても長く使い続けられます。

軽さ重視派はシングルハンドルを選ぶ
一方で、とにかく軽さを最優先に考える方にはシングルハンドルも良い選択肢です。特に長時間の釣行や、体力に不安がある方には軽量性のメリットは大きいでしょう。
また、常にハンドルに手を添えて釣りをするスタイルの方であれば、ダブルハンドルのメリットをそれほど感じないかもしれません。ハンドルの自重回転やノブの掴み損ねといった問題が起こりにくいからです。
釣具店時代の経験から言うと、シングルハンドルを好む方の多くは「軽さ」を重視されていました。確かにロッドをシャクり続けるエギングにおいて、軽いということは確実なメリットです。
ただし、シングルハンドルを選ぶ場合は、ハンドルの自重回転に十分注意して釣りをする必要があります。慣れてしまえば問題ありませんが、意識的にコントロールすることが重要です。
状況に応じた使い分けが理想
エギングに慣れてくると、釣りの状況に応じてハンドルを使い分けるという上級者的な楽しみ方もあります。カスタムハンドルを使えば、同じリールでも簡単に交換できるんです。
例えば、繊細な釣りが要求される状況や、ナイトエギングではダブルハンドル。逆に、長時間の釣行で軽さを重視したい時はシングルハンドル、という使い分けですね。
実際に私も状況に応じて使い分けることがありますが、やはり8割以上の場面でダブルハンドルを選んでいます。それだけエギングにおけるダブルハンドルのメリットは大きいということです。
まずはダブルハンドルでエギングの基本をしっかりマスターして、慣れてきたら色々試してみるのが良いのではないでしょうか。
エギング用ダブルハンドルおすすめ7選
シングルハンドルのリールをダブルハンドルにカスタムしたい方におすすめの商品を、実際の使用感を交えてご紹介します。
順位 | 商品名 | 特徴 | おすすめ度 | おすすめな人 |
---|---|---|---|---|
1位 | ゴメクサス FY98 98㎜ | 肉抜きで軽量化、カーボン素材で感度を損なわない 角度付きハンドルで素早く手にできる設計 |
★★★★★ | 初心者・コスパ重視・軽量性 |
2位 | ドレス ガトリングW | 特殊メッキ処理の美しいヒートグラデーション 3㎜厚ステンレスで大型イカも安心の剛性 |
★★★★★ | 見た目重視・高剛性・差別化 |
3位 | HEIGHTEN リールハンドル 95㎜ | 軽量アルミ製、ベアリングやネジは全てステンレス 付属パーツ交換でダイワ・シマノに使い回し可能 |
★★★★☆ | 汎用性重視・錆対策・実用性 |
4位 | リブレ ウイング 100mm | 超々ジュラルミン製で高剛性、100mmの絶妙な長さ 肉抜きで軽量化、2kgクラスでもたわまない |
★★★★★ | 巻き取り効率・大型イカ対応 |
5位 | ダイワ SLPワークス マシンカットライトハンドル | 純正品質で工具無しで簡単に交換可能 高性能ベアリング搭載で巻き心地が軽くなる |
★★★★★ | ダイワユーザー・純正品質 |
6位 | テクノス ダブルハンドル | カーボン素材90㎜で一定リズムでしゃくりやすい 等速巻きが安定し、ブレが少ない操作性 |
★★★★☆ | 等速巻き重視・リズム安定 |
7位 | ブリーデン カスタムWハンドル | 強度の限界まで軽量化したカーボン製 高感度で微細なアタリも確実に手元に伝わる |
★★★★★ | 究極の軽量性・感度最重視 |
ゴメクサス FY98 98㎜|コスパ抜群のカーボンハンドル
価格が魅力的ながらデザイン性に優れた、コストパフォーマンス抜群のダブルハンドルです。高級リールに装着しても全く違和感がない洗練されたデザインが印象的ですね。
実際に地元の釣具店で紹介されて購入したのですが、肉抜きによる軽量化がしっかりと施されており、感度を損なわないカーボン素材の採用など、実釣性能もしっかり考えられた作りになっています。特にハンドルに角度が付いているため、ラインの動きに集中していても素早く手にできるのが気に入っています。

カーボン素材なので軽量でありながら剛性も十分。初めてダブルハンドルを試してみたい方や、予算を抑えたい方には特におすすめです。
- 初めてダブルハンドルを試したい人
- コストパフォーマンスを重視する人
- 軽量性を求める人
- デザイン性も重視したい人
- カーボン素材の感度を体感したい人
ドレス ガトリングW|美しいヒートグラデーション
ステンレスに特殊なメッキ処理を施すことで、金属が焼けたような美しいカラーリングに仕上げたダブルハンドルです。見た目の美しさはもちろん、実用性も十分に考慮された設計になっています。
知人のベテランアングラーが使用しているのを見て興味を持ち、実際に触らせてもらったことがあります。ハンドルプレートには3㎜厚のステンレス素材を使用しているため、大型イカの逆噴射で強い抵抗を受けても安心して巻き上げられます。回転もスムーズでガタ付きがなく、純正ハンドルに近い使用感が得られるのが印象的でした。

特殊なカラーリングは他の人と差別化を図りたい方にピッタリです。機能性と美しさを両立したい上級者におすすめしたいハンドルです。
- 見た目の美しさを重視する人
- 他の人と差別化を図りたい人
- 高い剛性を求める人
- 純正品質の使用感を求める人
- 大型イカ対応の強度が欲しい人
HEIGHTEN リールハンドル 95㎜|軽量アルミ製
本体は軽いアルミで作られており、ベアリングやネジ類は全てステンレス製となっているため錆を気にせず使用できる実用性重視のダブルハンドルです。
実際に海釣りで半年ほど使用していますが、塩水に触れても全く錆びる気配がありません。付属のパーツを交換することでダイワ、シマノのリールに使い回しできるのも嬉しいポイントです。汎用性が高いので、複数のリールを持っている方には特にメリットが大きいですね。

見た目もかっこ良いので、エギングリールをより洗練されたデザインに仕上げることができます。実用性とデザイン性のバランスが取れた、コストパフォーマンスの良いハンドルです。
- 複数のリールに使い回したい人
- 錆を気にせず使いたい人
- 軽量性を重視する人
- ダイワとシマノ両方使う人
- 実用性を最優先する人
リブレ ウイング 100mm|超々ジュラルミン製の高剛性
純正品よりもハンドル長を少し伸ばして、ラインスラックを素早く巻き取りながらエギを操作したい方におすすめのハンドルです。100mmという長さは、エギングでの使い勝手を考えて絶妙に設定されています。
素材には超々ジュラルミンを使用しているため剛性が高く、春の大型アオリイカシーズンでも安心して巻き上げられます。実際に2kgクラスのアオリイカを掛けた際も、ハンドルのたわみを全く感じませんでした。肉抜きによる軽量化も徹底しているので、ハンドル交換による重量アップをほとんど感じないのも優秀ですね。

少し長めのハンドルで巻き取り効率を上げたい方や、大型イカ対応の剛性を求める方には特におすすめです。
- 巻き取り効率を上げたい人
- 大型イカ対応の剛性が欲しい人
- 軽量性と強度を両立したい人
- ブランド品質を求める人
- 長期間愛用したい人
ダイワ SLPワークス マシンカットライトハンドル|純正品質
純正品にこだわる方におすすめの高級感あるダイワ専用ダブルハンドルです。22イグジストや1000~3000番の汎用スピニングリールほとんどに装着することができる互換性の高さが魅力です。
工具無しで簡単にハンドルを交換できるので、初めてハンドルカスタムする方でも安心です。実際に交換作業をしてみましたが、本当に簡単で5分もかかりませんでした。ハンドルノブには高性能なベアリングを搭載しているため、エントリーモデルに装着すると巻き心地が驚くほど軽くなります。

ダイワリールユーザーで、純正品質にこだわりたい方には間違いない選択肢です。アフターサービスも充実しているので安心して使用できます。
- ダイワリールユーザー
- 純正品質にこだわる人
- 初めてカスタムする人
- アフターサービスを重視する人
- 高性能ベアリングを体感したい人
テクノス ダブルハンドル|等速巻きに特化
一定のリズムでしゃくりやすいカーボン素材で作られた90㎜のダブルハンドルです。指を掛けやすいハンドルノブを装着しているため、快適にエギを操作することができます。
実際に使用してみると、ノブの回転が非常にスムーズで、今まで以上に等速巻きが安定するのを実感できました。見た目もかっこよく軽くてブレも少ないので、純正品以上の満足感が得られます。特にエギングで重要な一定リズムでのシャクリが格段にやりやすくなったのは嬉しい変化でした。

エギングの基本である等速巻きにこだわりたい方や、リズミカルなシャクリを身につけたい方におすすめです。
- 等速巻きを重視する人
- リズミカルなシャクリを身につけたい人
- カーボン素材の軽量性を求める人
- ブレの少ない操作性を求める人
- 見た目のかっこよさも重視する人
ブリーデン カスタムWハンドル|究極の軽量化
強度の限界まで軽量化することによって高い感度と軽さを手に入れたカーボン製のハンドルです。ハンドル本体に角度を付けることで、より洗練されたデザインに仕上がっています。
ハンドルキャップにはかっこよいブリーデンのロゴマークが入っているため、さりげなくエギングへのこだわりを強調できます。実際に手に取ってみると、その軽さに驚かされます。限界まで軽量化を追求しているだけあって、装着後の重量増加をほとんど感じません。感度の高さも特筆すべき点で、微細なアタリも確実に手元に伝わってきます。

軽量性と感度を最優先に考える上級者や、ブランドのこだわりを大切にする方におすすめの逸品です。
- 究極の軽量性を求める人
- 感度を最重視する人
- ブランドのこだわりを大切にする人
- 上級者向けの高性能ハンドルが欲しい人
- 洗練されたデザインを求める人
ダブルハンドルへのカスタム時に失敗しない選び方
ダブルハンドルを選ぶ際には、いくつかの重要なポイントがあります。失敗しないための選び方を詳しく解説しますね。
ハンドル長の選定基準
ハンドル長の選択は、巻き心地に直接影響する最も重要な要素です。基本的な考え方として、シングルハンドルからダブルハンドルに交換する場合は、倍の長さよりも1割ほど短いものを選択するのがセオリーです。
例えば、50㎜のシングルハンドルの場合は90㎜のダブルハンドルに交換すれば、巻き心地に違和感がありません。既にダブルハンドルが付いているリールの場合は、純正品に近い長さのものを選ぶと良いでしょう。
ただし、ハイギアリールに短いハンドルを付けるのは避けるべきです。巻き心地が重くなりすぎて、実釣に耐えられないストレスを感じてしまいます。
元のハンドル長 | 推奨ダブルハンドル長 | 巻き心地 |
---|---|---|
45㎜ | 85-90㎜ | 軽い |
50㎜ | 90-95㎜ | 標準 |
55㎜ | 95-100㎜ | やや重い |
リールとの適合性チェック方法
リールはメーカーによってハンドルの規格が異なるため、必ず自分のリールに装着できるかチェックすることが重要です。同じシリーズのリールでも年代によって仕様が違っていることもあるので注意が必要ですね。
チェックすべき項目は以下の3つです:
これら3つの情報が全て適合していれば、間違いなく取り付けることができます。不安な場合は購入前に販売店に確認するか、メーカーに問い合わせることをおすすめします。
素材と重量のバランス
ハンドルの素材は、重量、感度、耐久性のバランスを考えて選択することが大切です。現在使用しているハンドルよりも軽いものを選ぶのが基本ですが、シングルハンドルからダブルハンドルに変更する場合は必ず重量が増すことを理解しておきましょう。
素材別の特徴を整理すると以下のようになります:
素材 | 重量 | 感度 | 耐久性 | 価格 |
---|---|---|---|---|
カーボン | 最軽量 | 高い | 普通 | 高め |
アルミ | 軽い | 普通 | 高い | 普通 |
ジュラルミン | 普通 | 普通 | 高い | 高め |
ステンレス | 重い | 低い | 最高 | 安い |
エギングでは感度と軽量性が重要なので、カーボンまたはアルミ製がおすすめです。予算に余裕があれば、カーボン製を選ぶとより快適にエギングを楽しめるでしょう。
見た目とデザインも重要
機能性だけでなく、見た目の美しさやデザイン性も重要な選択基準です。カスタム用に販売されているダブルハンドルは、純正品よりも派手で個性的なデザインのものが多く揃っています。
かっこよく肉抜きされたものや、チタンのような美しい金属カラーを生かしたものまで様々です。自分のリールに装着して最もかっこ良いと感じるものを直感で選ぶことも大切ですね。
迷った時には、最近人気のカーボン製を選択するのがおすすめです。多くのメーカーが純正ハンドルにカーボンを採用しているので、どんなリールにも馴染みやすいのが特徴です。

ダブルハンドル使用時の快適性を高めるコツ
ダブルハンドルをより快適に使うためのコツやメンテナンス方法をご紹介します。
バランサーで重心位置を調整
ダブルハンドルの重心位置に課題を感じる場合は、バランサー(リールスタンド)というカスタムパーツで解消・軽減できます。自重は若干増えますが、カウンターバランスによって重心位置がセンターに寄るため、操作性が大幅に向上します。
実際にバランサーを装着してみると、ロッドを持った時の重心バランスが劇的に改善されるのを実感できます。特に長時間の釣行では、疲労軽減効果が顕著に現れますね。
バランサーは見た目もかっこよく、リールをよりエギング仕様に見せる効果もあります。機能性とデザイン性を両立できるカスタムパーツとして、多くのエギンガーに愛用されています。
定期的なメンテナンス方法
ダブルハンドルを長く快適に使うためには、定期的なメンテナンスが重要です。特に海水に触れることの多いエギングでは、塩分による腐食を防ぐためのケアが必要ですね。
基本的なメンテナンス手順は以下の通りです:
釣行後の真水洗い
海釣り後は必ず真水でハンドル全体を洗い流し、塩分を除去する
乾燥とオイル注油
完全に乾燥させた後、ベアリング部分に専用オイルを注油する
ネジの締め直し
月1回程度、ハンドル固定ネジの緩みをチェックし、必要に応じて締め直す
長期保管時のケア
シーズンオフは防湿剤と一緒に保管し、湿気による劣化を防ぐ
これらのメンテナンスを欠かさず行うことで、ダブルハンドルを長期間快適に使用できます。
タックル全体のバランスを考慮
ダブルハンドルの性能を最大限に発揮するためには、タックル全体のバランスを考慮することが重要です。リールだけでなく、ロッドとの組み合わせや重心位置を総合的に判断しましょう。
実際にタックルバランスを取る際のポイントは以下の通りです:
タックルバランスが最適化されると、一日中釣りをしても疲労感が格段に軽減されます。ダブルハンドルの恩恵を最大限に享受できるので、ぜひ時間をかけて調整してみてください。
まとめ:エギングの釣果アップにはダブルハンドルを選ぼう
エギングにおけるダブルハンドルの重要性について詳しく解説してきました。ここで重要なポイントをおさらいしておきましょう。
ダブルハンドルの最大のメリットは、ハンドルが勝手に回らないことでエギの姿勢が安定することです。これにより、アオリイカに警戒心を与えずに自然なアプローチができるため、釣果の向上に直結します。
また、ノブを素早く掴めることや等速巻きの安定性など、エギングの基本操作をサポートする機能が充実しているのも大きな魅力です。特に初心者の方は、ダブルハンドルを選ぶことで確実にスキルアップできるでしょう。
重量増加や価格の高さといったデメリットもありますが、エギングでの使いやすさや釣果への影響を考えると、投資する価値は十分にあります。
シングルハンドルからダブルハンドルに変更した結果
特にフォール中のハンドル安定性とナイトエギングでの使いやすさに驚きました
カスタムハンドルを選ぶ際は、リールとの適合性やハンドル長の選定を慎重に行うことが重要です。素材選びでは、軽量性と感度を重視してカーボンやアルミ製を選ぶのがおすすめです。
今回ご紹介した8つのダブルハンドルは、それぞれ異なる特徴を持っているため、自分の釣りスタイルや予算に合わせて選択してください。初心者の方はゴメクサス FY98のようなコストパフォーマンスに優れたモデルから始めて、慣れてきたら上位モデルにステップアップするのも良いでしょう。
使用者タイプ | おすすめモデル | 理由 |
---|---|---|
初心者 | ゴメクサス FY98 | コスパ抜群で入門に最適 |
ダイワユーザー | SLPワークス | 純正品質で安心 |
軽量重視 | ブリーデン カスタムW | 究極の軽量化を実現 |
見た目重視 | ドレス ガトリングW | 美しいヒートグラデーション |
エギングをより楽しく、より快適に楽しむために、ぜひダブルハンドルを検討してみてください。きっと今まで以上にエギングの奥深さを感じられるはずです。

この記事が、あなたのエギング用ハンドル選びの参考になれば幸いです。良いハンドルとの出会いが、素晴らしいエギングライフにつながることを願っています。