秋はアオリイカが最も釣りやすく、数釣りを楽しめる絶好のシーズンです。
春に生まれた新子イカが手のひらサイズに成長し、好奇心旺盛で警戒心の薄い個体が多いため、初心者でも高い釣果が期待できます。長年エギングをやってきた経験から言うと、秋は「エギの基本を覚える」のに最適な時期でもあります。
ただし、どんなエギでも釣れるわけではありません。秋イカの特性に合ったエギ選びが釣果を大きく左右します。

- 秋イカが最も釣れやすい理由|初心者でも数釣りできるシーズン
- 秋イカに最強のエギ選び方|サイズ・カラー・タイプ別攻略法
- 秋イカ最強のエギおすすめランキングTOP10
- 第1位 ヤマシタ エギ王LIVE|軽快ダートで秋イカを魅了
- 第2位 ヤマシタ エギ王K|低活性イカまで攻略する万能エギ
- 第3位 ヤマシタ エギ王SEARCH|ハイアピールで広範囲サーチ
- 第4位 DUEL EZ-Q ダートマスター|パタパタ足で強烈アピール
- 第5位 シマノ セフィアクリンチ フラッシュブースト|光でイカを誘う最新技術
- 第6位 ダイワ エメラルダス アモラスジョイント|革新的ジョイント構造
- 第7位 ダイワ エメラルダスラトル タイプR|キビキビアクションで反応抜群
- 第8位 エバーグリーン エギ番長|王道性能の信頼できる一本
- 第9位 シマノ セフィアクリンチ ラトル|フォール時もサウンドでアピール
- 第10位 ハリミツ 墨族スモール|小型エギの爆発力を体感
- 状況別最強エギの使い分け|時間帯・天候・ポイント攻略
- 秋イカ攻略の最強テクニック|数釣りのコツ
- 秋エギングで持参すべき最強タックル
秋イカが最も釣れやすい理由|初心者でも数釣りできるシーズン
秋は1年で最もエギングがしやすい季節と言われており、これには明確な理由があります。
春に産まれたアオリイカが成長途中で、たくさんのエサを求めて活発に動き回る時期だからです。実際に秋の釣り場に行くと、親イカとは明らかに違う行動パターンを見せてくれます。
好奇心旺盛で警戒心が薄い新子イカ
秋に釣れるアオリイカは、コロッケサイズやトンカツサイズと呼ばれる100〜300グラムの個体が中心です。
これらの新子イカは大型の親イカと比べて経験が浅く、エギに対する警戒心が薄いのが特徴。足元まで追ってくる場面も多く、見えているイカを狙う「サイトフィッシング」が楽しめるのも秋エギングの醍醐味です。
長年やってきた経験から言うと、春の親イカは一度スレると諦めが必要ですが、秋の新子は粘り強くアプローチすれば必ず反応してくれます。
群れで行動するため数釣りが期待できる
秋のアオリイカは群れを成して行動することが多いため、一匹釣れるとその周辺で続けて釣れることがよくあります。
実際に和歌山の磯場で釣りをした際、1つのポイントで20杯以上釣ったことがありました。群れを見つけることができれば、短時間で驚くような釣果を記録することも可能です。
三浦半島の堤防での秋エギング
最初の一投で手のひらサイズがヒット、その後2時間で15杯
秋イカに最強のエギ選び方|サイズ・カラー・タイプ別攻略法
秋イカを効率よく釣るためには、エギの選び方が釣果を大きく左右します。
ターゲットが小さいからといって、必ずしも小さなエギが良いとは限りません。その日の状況やイカの活性に合わせた選択が重要です。
サイズ選びの基本|2.5号〜3号が黄金サイズ
秋エギングでは2.5号から3号のエギがメインサイズとなります。
使い分けの基本は、見えているイカを狙う際には2.5号前後の小さめエギ、遠投して遠いところを探る場合には3号程度のエギが効果的です。
エギサイズ | 使用場面 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
2.5号 | サイトフィッシング・シャロー |
警戒心を与えにくい
食い込みが良い
|
飛距離が短い
アピール力不足
|
3号 | ランガン・遠投・深場 |
飛距離が出る
アピール力が高い
|
警戒される場合がある
繊細なアプローチに不向き
|
釣り仲間と使ってみたところ、日によって3号にしか反応がない状況も存在します。イカのサイズだけでなく、その日に捕食しているベイトサイズに合わせることも重要です。
カラー選択が釣果を左右|時間帯・天候別の使い分け
秋エギングでは天気や時間帯によって2タイプのカラーを使い分ける必要があります。
特に重要なのは「アングラーからの視認性が高い」エギを選ぶことです。サイトフィッシングに持ち込む場面が多い秋のエギングでは、エギがどの位置にあるか把握しておく必要があります。
実際に相模湾の深場で試してみたところ、濁りがある時には視認性の高いエギの方が明らかに釣果が良かったです。アングラーから見やすいエギは、イカにも見えやすいという法則があります。
ラトル・ノンラトルの使い分け|状況判断が重要
近年はラトル入りのエギが多く販売されており、秋エギングではラトル入りエギが大活躍します。
好奇心の高い子イカはラトル音に集まりやすく、効率よく釣っていくことが可能です。ただし、警戒心が高いイカに対しては逆効果になってしまうため、その日の状況をしっかりと見極めることが重要です。
タイプ | 効果的な場面 | 特徴 |
---|---|---|
ラトル入り | 高活性時・濁り・深場 | 広範囲からイカを寄せる |
ノンラトル | 低活性時・プレッシャー高・サイト | 自然なアピールで警戒心を与えない |
秋イカ最強のエギおすすめランキングTOP10
順位 | 商品名 | 特徴 | サイズ | 価格帯 |
---|---|---|---|---|
1位 | ヤマシタ エギ王LIVE | 軽快ダート・万能性 | 2.5号〜3.5号 | 900円〜 |
2位 | ヤマシタ エギ王K | 安定フォール・低活性対応 | 2.5号〜3.5号 | 1,000円〜 |
3位 | ヤマシタ エギ王SEARCH | ハイアピール・サーチ力 | 2.5号〜3.5号 | 750円〜 |
4位 | DUEL EZ-Q ダートマスター | パタパタ足・強波動 | 2.5号〜3.5号 | 1,000円〜 |
5位 | シマノ セフィアクリンチ フラッシュブースト | 常時フラッシング・光アピール | 2.5号〜3.5号 | 990円〜 |
6位 | ダイワ エメラルダス アモラスジョイント | ジョイント構造・新感覚 | 2.5号〜3.5号 | 1,980円〜 |
7位 | ダイワ エメラルダスラトル タイプR | キビキビアクション・高反応 | 2.5号〜3.5号 | 1,000円〜 |
8位 | エバーグリーン エギ番長 | 王道性能・扱いやすさ | 2.5号〜4号 | 800円〜 |
9位 | シマノ セフィアクリンチ ラトル | フォール時音・幅広い対応 | 2.5号〜3.5号 | 950円〜 |
10位 | ハリミツ 墨族スモール | 超小型・サイト専用 | 1.8号〜2号 | 700円〜 |
第1位 ヤマシタ エギ王LIVE|軽快ダートで秋イカを魅了
誰でも簡単にキレのあるダートが演出できる、秋エギングの絶対的エースです。
全国のエギンガー10,000人超のアンケートで1位を獲得した実績も納得で、実際に伊豆半島の各ポイントで使ってみたところ、従来モデルよりも前方への移動を33%抑制する設計により、イカにしっかり抱きつかせるアピール能力を実感できました。ダート性能を引き上げ、より軽やかなダートを実現しており、初心者から上級者まで幅広く愛用されています。

エギ王シリーズの最もベーシックなエギとして、秋の新子イカが求める「程よいアピール力」と「自然なフォール」のバランスが絶妙に調整されており、どんな状況でも安定した釣果が期待できます。
- 初めて秋エギングに挑戦する人
- 安定した釣果を求める人
- ダート性能を重視する人
- コストパフォーマンスを求める人
- 万能エギを一本だけ選びたい人
第2位 ヤマシタ エギ王K|低活性イカまで攻略する万能エギ
「安定したフォール」と「最適なダート」を実現した、低活性イカ攻略の切り札です。
知人のベテランエギンガーに勧められて購入しましたが、変わり続けるフィールドに対応するために生まれた設計思想が素晴らしく、今まで諦めていたイカを獲ることができるようになりました。特に印象的だったのは、他のエギに反応しないスレたイカでも、エギ王Kなら興味を示してくれることが多い点です。エギンガー達から絶大な信頼を寄せられているのも頷けます。

エギ王シリーズの中でも特に人気が高く、フォール姿勢の安定性が秋の新子イカの警戒心を解く効果を発揮します。粘り強くアプローチしたい低活性時の救世主的存在です。
- 低活性時にも釣果を求める人
- フォールでの誘いを重視する人
- プレッシャーの高いポイントで釣りをする人
- 確実性を重視する人
- 一年を通して使えるエギを探している人
第3位 ヤマシタ エギ王SEARCH|ハイアピールで広範囲サーチ
光と音の効果でイカを強力に誘う、秋の高活性イカ専用ハイアピールモデルです。
2023年7月に従来のエギ王liveサーチを刷新して発売されたこのエギは、実際に房総半島の磯場で使用した際、ストロボフィンが生み出す平打ちアクションによる「光」とラトルによる「音」の相乗効果が驚くほど効果的でした。特に朝マズメの一投目や、イカの警戒心が低い時間帯では圧倒的な威力を発揮します。

アピール力が求められる秋のエギングや、広範囲からイカを寄せて効率的にサーチしたい場面では、このエギの右に出るものはありません。音と光の複合アピールで秋イカの好奇心を強烈に刺激します。
- ランガンで効率よく探りたい人
- マズメ時の一投目を重視する人
- ハイアピールエギを求める人
- 濁りや深場を攻略したい人
- 短時間で結果を出したい人
第4位 DUEL EZ-Q ダートマスター|パタパタ足で強烈アピール
パタパタエギのダート機能をアップさせた、波動アピールの決定版です。
釣り仲間と比較テストをした際、パタパタフットが生み出す強力な波動により、他のエギでは反応しないイカも寄せてくるのが印象的でした。ダート性能、釣れる波動、飛距離など癖がなく扱いやすいトータル性能の高いオールラウンダーとして、特にスレたイカ攻略に威力を発揮します。

海老の足をイミテートしたリアルなパタパタフットは、イカの捕食本能を刺激するダートに特化した設計で、秋の活性の高いイカには抜群の効果を発揮します。
- 波動でのアピールを重視する人
- スレたイカを攻略したい人
- ダート性能を求める人
- 他と違うエギを使いたい人
- トータル性能の高いエギを探している人
第5位 シマノ セフィアクリンチ フラッシュブースト|光でイカを誘う最新技術
エギが動かなくてもイカを誘い続ける、革新的フラッシング技術搭載エギです。
早速現場で使ってみましたが、ボディに内蔵されたフラッシュプレートが光を反射させて生命感を演出する技術は、まさに次世代のエギングを感じさせます。特にデイゲームなど光の当たる場面で真価を発揮し、ステイ状態でも反射板が稼働してフラッシングし続けるため、従来のエギでは攻略困難だった状況でも結果を出してくれます。

常時フラッシングによる光アピールは、秋の明るい時間帯でのエギングにおいて、従来にない新しいアプローチを可能にします。
- デイゲームメインで釣りをする人
- 最新技術に興味がある人
- 光アピールを試してみたい人
- ステイ中もアピールしたい人
- 他の人と差別化したい人
第6位 ダイワ エメラルダス アモラスジョイント|革新的ジョイント構造
エギの常識を覆す縦ジョイント構造で、艶めかしい新感覚アクションを実現します。
2024年に発売された新商品で、長年エギングをやってきた経験から言うと、今までのエギとは明らかに違う動きと音で秋イカの好奇心を刺激してくれます。実際に三浦半島の堤防で使用したところ、従来のエギに反応しなかったイカが興味深そうに近づいてくる様子が印象的でした。

エギ×縦ジョイントという革新的な発想により、動き・音・すべてがアモラス(艶めかしい)なアピールを展開し、秋の新子イカの探究心を強烈に刺激します。
- 新しい技術に興味がある人
- 他と違うアクションを試したい人
- 2024年最新モデルを使いたい人
- 革新的なエギを求める人
- スレたイカに新しい刺激を与えたい人
第7位 ダイワ エメラルダスラトル タイプR|キビキビアクションで反応抜群
Reflex(反射)とReaction(反応)を意味する、早くダートし早くフォールするキビキビ系エギです。
釣り仲間にも勧めることが多いのですが、好奇心の高い子イカに対して素晴らしい性能を発揮し、ハマれば何十匹と釣ることも可能な爆発力を秘めています。実際に駿河湾の深場で使用した際、フォールスピードは少し早めですが、決して深場専用というわけではなく、シャローでも万能に使える優秀なエギだと実感しました。

ダイワが展開するエメラルダスブランドの中でも、特にキビキビとしたアクションで秋イカの反射的な反応を引き出すことに特化したラトル入りエギです。
- キビキビしたアクションを好む人
- 高活性時の爆釣を狙いたい人
- ラトル音でアピールしたい人
- 反応の良いエギを求める人
- 数釣りを楽しみたい人
第8位 エバーグリーン エギ番長|王道性能の信頼できる一本
よく飛び、よく動き、よく釣れる、オーソドックスなエギの基本性能を徹底追求したモデルです。
これまで色々試してきましたが、エギングに力を入れているエバーグリーンらしく、初心者の方でも扱いやすい王道設計が光ります。実際に和歌山の地磯で使ってみたところ、安定した飛行姿勢で飛距離を稼げ、軽い力でキビキビ動くため、女性の方や初心者の方に特におすすめしたい一本です。2.5号から4号までの幅広いサイズラインナップと、60種類近い豊富なカラーバリエーションも大きな魅力です。

奇をてらわない王道のエギ性能で、秋エギングの基本をしっかりと学べる優秀なエギです。幅広いカラーやサイズを使いこなしたい方には、まずこのエギシリーズから揃えることをおすすめします。
- エギングの基本を学びたい人
- 王道性能を求める人
- 豊富なカラーから選びたい人
- 扱いやすさを重視する人
- 信頼性の高いエギを探している人
第9位 シマノ セフィアクリンチ ラトル|フォール時もサウンドでアピール
ダート時だけでなく、フォール時にもサウンドを発生させる独自のラトルシステムが特徴です。
ベテランアングラーに勧められて購入しましたが、他のエギのラトル音では反応しないイカも、このエギなら反応させることができるのが印象的でした。さらにはステイしながら潮に流すドリフトの釣りにも対応しているため、よりナチュラルに攻めることも可能で、もちろんダートさせてもキビキビとしたアクションをしてくれます。

幅広い釣り方に対応してくれるエギで、ラトル音による集魚効果とナチュラルなアプローチの両方を使い分けたい上級者にもおすすめです。
- フォール時のアピールを重視する人
- ドリフトの釣りを試したい人
- 独特なラトル音に興味がある人
- 幅広い釣り方を覚えたい人
- シマノブランドを信頼する人
第10位 ハリミツ 墨族スモール|小型エギの爆発力を体感
1.8号と2号サイズのみの超小型エギで、サイトフィッシング専用の切り札です。
正直、最初は半信半疑でしたが、実際に相模湾のシャローエリアで試してみたところ、小さなエギは時に通常サイズのエギの何倍も釣れることがあるのを身をもって体験しました。基本的には秋の子イカをサイトフィッシングで狙う際に使いますが、小さなイカしか釣れないというわけではなく、意外に良型も釣れるのが面白いところです。

一つはバッグに入れておいて損はない小型エギの爆発力を、ぜひ体験してみてください。見えているイカが他のエギに反応しない時の最終兵器として重宝します。
- サイトフィッシングを楽しみたい人
- 小型エギの威力を試したい人
- シャローエリアをメインにする人
- 最終兵器的なエギを求める人
- 繊細なアプローチを好む人
状況別最強エギの使い分け|時間帯・天候・ポイント攻略
秋エギングで安定した釣果を上げるためには、状況に応じたエギの使い分けが重要です。
同じポイントでも時間帯や天候によって、イカの反応は大きく変わります。これまでの経験から効果的だった使い分けパターンをご紹介します。
朝マズメ・夕マズメに最強のエギ
マズメ時はイカの活性が最も高く、アピール力の強いエギが効果的です。
光量が少ない時間帯なので、ピンクやオレンジなどの目立つカラーと、ラトル音による集魚効果を組み合わせたエギがおすすめです。
時間帯 | おすすめエギ | カラー | 理由 |
---|---|---|---|
朝マズメ | エギ王SEARCH | オレンジ・ピンク系 | 光と音でハイアピール |
夕マズメ | エメラルダスラトル タイプR | オレンジ・金系 | キビキビアクションで反応◎ |
実際に房総半島の磯場で朝マズメにエギ王SEARCHを投入したところ、一投目から連続ヒットを記録することができました。マズメ時は迷わずハイアピール系を選ぶのが鉄則です。
日中の晴天時に効くナチュラル系エギ
明るい時間帯はナチュラル系カラーでイカの警戒心を解くアプローチが有効です。
青空の下では、ブルーやシルバーといった自然に近いカラーのエギが、イカに違和感を与えずにアプローチできます。
曇天・雨天時のアピール系エギ
曇りや雨の日は積極的にアピールしてイカに存在を知らせることが重要です。
光量が少ない分、ラトル音や強い波動でイカの注意を引く必要があります。
EZ-Q ダートマスターのパタパタ足で強波動アピール → エギ王SEARCHで光と音の複合攻撃 → エギ王Kで確実に抱かせる
シャローエリア専用エギ
秋の新子イカが多く潜むシャローエリアでは、根がかりしにくく、警戒心を与えないエギ選びが重要です。
特に見えているイカを狙う際は、エギのサイズとカラー選択が釣果を大きく左右します。
水深 | 推奨エギ | サイズ | 特徴 |
---|---|---|---|
1~3m | 墨族スモール | 1.8~2号 | 警戒心を与えない超小型 |
3~5m | エギ王K | 2.5号 | ゆっくりフォールで自然に誘う |
5~8m | エギ番長 | 3号 | 適度な沈下速度で万能対応 |
日中の晴天時に効くナチュラル系エギ
明るい時間帯はナチュラル系カラーでイカの警戒心を解くアプローチが有効です。
青空の下では、ブルーやシルバーといった自然に近いカラーのエギが、イカに違和感を与えずにアプローチできます。
曇天・雨天時のアピール系エギ
曇りや雨の日は積極的にアピールしてイカに存在を知らせることが重要です。
光量が少ない分、ラトル音や強い波動でイカの注意を引く必要があります。
EZ-Q ダートマスターのパタパタ足で強波動アピール → エギ王SEARCHで光と音の複合攻撃 → エギ王Kで確実に抱かせる
シャローエリア専用エギ
秋の新子イカが多く潜むシャローエリアでは、根がかりしにくく、警戒心を与えないエギ選びが重要です。
特に見えているイカを狙う際は、エギのサイズとカラー選択が釣果を大きく左右します。
水深 | 推奨エギ | サイズ | 特徴 |
---|---|---|---|
1~3m | 墨族スモール | 1.8~2号 | 警戒心を与えない超小型 |
3~5m | エギ王K | 2.5号 | ゆっくりフォールで自然に誘う |
5~8m | エギ番長 | 3号 | 適度な沈下速度で万能対応 |
秋イカ攻略の最強テクニック|数釣りのコツ
秋エギングで数釣りを楽しむためには、効率的な攻め方とイカの習性を理解することが重要です。
長年やってきた経験から、特に効果的だった3つのテクニックをご紹介します。
ランガンで効率よくイカを探す
RUN&GUNの略で、一回投げて釣れなければどんどん移動していく釣り方です。
秋イカは群れで行動することが多く、そこにいれば釣れる確率が高いため、とにかくアオリイカがいる場所を効率よく探すことが重要です。
【エギ王SEARCHで広範囲サーチ】
まずはハイアピール系エギで5~10投、反応がなければ即移動
【反応があった場所を徹底攻略】
一匹でも釣れたポイントは群れがいる可能性が高い、エギを変えて粘る
【周辺ポイントもチェック】
釣れたポイントの前後50~100mも必ずチェックする
実際に伊豆半島の各漁港を回った際、この方法で一日に5箇所のポイントを効率よく攻略し、合計30杯以上の釣果を記録できました。
サイトフィッシングで見えイカを攻略
アオリイカを見ながら釣る、秋エギングの醍醐味です。
偏光グラスは必須アイテムで、海の中が見えやすくなるため釣果が大幅に向上します。見えイカを狙う際の注意点をまとめました。
状況 | アプローチ方法 | 推奨エギ |
---|---|---|
活性が高い | 積極的にダートでアピール | エギ王LIVE |
様子見している | ゆっくりフォールで誘う | エギ王K |
警戒している | 小型エギで繊細に | 墨族スモール |
サイトフィッシングでは、出来るだけ海面に自分の姿が映らないよう離れた場所からアプローチすることを心掛けてください。
エギローテーションの効果的な順番
秋エギングではエギの使う順番も釣果に大きく影響します。
これまでの経験から導き出した、最も効率的なローテーション順番をご紹介します。
この順番で攻めることで、**イカの活性レベルを段階的に見極めながら、最適なエギを見つけ出す**ことができます。
秋エギングで持参すべき最強タックル
秋エギングを快適に楽しむためには、エギ以外のタックル選びも重要です。
特に初心者の方が揃えるべき、基本的なタックルをご紹介します。
ロッド選びのポイント
8.6ft前後のMLクラスが秋エギングには最適です。
新子イカはそれほど強烈な引きではないため、繊細なアタリを感じ取れる感度の良いロッドを選びましょう。
おすすめエギングロッド
シマノ セフィア BB、ダイワ エメラルダス X、メジャークラフト ソルパラなど、エントリーモデルでも十分楽しめます。
リール・ライン・リーダーの基本セッティング
2500番クラスのスピニングリールに、PE0.6号+フロロリーダー1.5号が基本です。
アイテム | 推奨スペック | 理由 |
---|---|---|
リール | 2500番 | 軽量で疲れにくい |
PEライン | 0.6~0.8号 | 感度と強度のバランス |
リーダー | フロロ1.5~2号 | 根ズレに強く見えにくい |
必携アイテム|偏光グラス・ギャフ・ライト
秋エギングを快適に楽しむための必携アイテムをご紹介します。
特に偏光グラスは、秋エギングの釣果を大きく左右する重要アイテムです。お持ちでない方は必ず購入することをおすすめします。
秋イカエギングは初心者の方が最もイカを釣りやすく、エギングデビューに最適なシーズンです。今回紹介した最強エギを参考に、ぜひ秋の数釣りを楽しんでください。
どのエギが釣れるのか試行錯誤することもエギングの醍醐味の一つです。この記事を参考にエギをいくつか選んで、秋イカとの楽しい時間をお過ごしください。