シーバス釣りを始めたいけど、どのルアーを選べばいいかわからないという悩みを抱えている方は多いでしょう。
釣具店に行くと無数のルアーが並んでいて、値段もピンキリで何を基準に選べばいいのか迷ってしまいますよね。実際に私も初心者の頃は、見た目だけで高いルアーを買ってしまい、操作が難しくて全然釣れずに挫折しそうになった経験があります。
結論、初心者におすすめのシーバスルアーはシマノ サイレントアサシン99Fです。投げて巻くだけでしっかり泳いでくれて、飛距離も出るので遠くのポイントまで攻めることができるため、初心者でも確実に釣果を期待できます。
この記事では、シーバス歴16年の私が実際に使い込んで「これなら初心者でも確実に釣れる」と断言できるルアーだけを厳選しました。操作が簡単で、価格も手頃で、実績も十分なルアーばかりを紹介しているので、ルアー選びで迷うことがなくなるはずです。

- 初心者が最初に揃えるべきシーバスルアーの条件
- 投げて巻くだけで釣れる初心者向けシーバスルアー15選
- シマノ サイレントアサシン99F|初心者が最初に買うべき万能ミノー
- ダイワ シーバスハンターZ 95F|1000円台で買えるコスパ王者
- ダイワ モアザン スイッチヒッター85S|ゆっくり巻くだけで釣れるシンペン
- ダイワ シーバスハンター バイブZ 70S|手元に振動が伝わって操作しやすい
- シマノ エクスセンス サルベージ60ES|小さくて食わせ力抜群
- ima コスケ110F|80m飛んで遠くのシーバスにアプローチ
- ダイワ モアザン クロスカウンター125F|スレたシーバスにも効果的
- タックルハウス TKLM”9/11″|流れに乗せるだけで勝手に泳ぐ
- DUO マニック135|メタルジグ並みに飛ぶシンキングペンシル
- コアマン VJ-22|プラグで反応しない時の切り札ワーム
- タックルハウス ローリングベイト RB77|巻くだけでローリングアクション
- ima チャッピー100|ロッドを軽く動かすだけで水面を攻撃
- ジャクソン 鉄PANブレード 20g|1000円で買える高性能スピンテール
- ダイワ モアザン シーバスロデム 14g|尻尾だけが動くナチュラルワーム
- ポジドライブガレージ スウィングウォブラー85S|巻くだけで水面をブリブリ
- シーバスルアーの種類別|初心者向け使い分けガイド
- 初心者でも今日から実践できるシーバスルアーの基本操作
- 初心者がやりがちなシーバスルアー選びの3つの失敗
- 予算別|初心者向けシーバスルアーのおすすめセット
- まとめ
初心者が最初に揃えるべきシーバスルアーの条件

シーバスルアーは数千種類もあり、どれを選べばいいか本当に迷うものです。しかし初心者の方が最初に揃えるべきルアーには、明確な条件があります。これらの条件を満たすルアーを選ぶことで、効率よく上達し、釣果も安定して得られるようになります。
投げて巻くだけで泳いでくれること
初心者の方が最優先すべきは操作の簡単さです。複雑なロッドワークが必要なルアーは、まず避けるべきでしょう。長年シーバス釣りをやってきた経験から言うと、上級者が使うような操作が難しいルアーは、技術が身につくまで全然釣れないものです。一方で、投げて一定速度で巻くだけで勝手に泳いでくれるルアーなら、初回釣行でも十分に釣果が期待できます。
実際に私の釣り仲間でも、「複雑なアクションは後回しにして、まずはただ巻きで釣れるルアーから始めた方がいい」とアドバイスすることが多いですね。基本ができてから応用に進む方が、結果的に上達も早くなるからです。
30m以上飛んで遠くのポイントを攻められること
シーバスは警戒心が強い魚なので、足元近くまで寄ってくることは少なく、ある程度の飛距離が必要になります。特に河川や港湾部では、シーバスが潜んでいるポイントまで30m以上離れていることがほとんどです。飛距離が出ないルアーだと、せっかくのチャンスポイントに届かずに終わってしまうため、釣果に大きな差が生まれてしまいます。
先月も多摩川でシーバス釣りをした際、対岸のブレイク際でボイルが起きていたのですが、飛距離の出るルアーを持っていたおかげで、しっかりとシーバスをキャッチできました。飛距離は釣果に直結する重要な要素だということを、改めて実感した出来事でした。
2000円以下でルアーロストを恐れずに使えること
初心者の頃は、根がかりやバックラッシュなど、ルアーをロストする機会が多いのが現実です。3000円、4000円もするような高級ルアーを最初から使うと、ロストを恐れて思い切って攻められません。これでは本末転倒で、攻めるべきポイントを避けてしまい、結果的に釣果が落ちてしまいます。
まずは2000円以下の手頃な価格帯のルアーで、心置きなく投げまくることが上達への近道です。実際に私も初心者の頃は、一晩で3本もルアーをロストしたことがありますが、安いルアーだったので「勉強代だな」と割り切って続けることができました。
表層から中層まで幅広いレンジに対応すること
シーバスは状況によって泳ぐレンジ(深さ)が変わるため、様々な深さに対応できるルアーが重要になります。水面近くを意識している時もあれば、底近くでじっとしている時もあるからです。一つのルアーでできるだけ多くのレンジをカバーできれば、状況に合わせた対応が可能になり、釣果の安定につながります。
春夏秋冬いつでも使える汎用性があること
季節を問わず使えるルアーなら、年間を通してシーバス釣りを楽しむことができます。特定の季節やパターンにしか効かないルアーよりも、オールシーズン対応できる汎用性の高いルアーの方が、初心者には断然おすすめです。このようなルアーを軸にして、徐々に専門的なルアーを増やしていくのが効率的なアプローチと言えるでしょう。
投げて巻くだけで釣れる初心者向けシーバスルアー15選

長年の実釣経験をもとに、本当に初心者におすすめできるシーバスルアーを厳選しました。どれも実際に数多くのシーバスを釣り上げてきた実績のあるルアーで、操作が簡単でありながら確実に釣果を期待できるものばかりです。
シマノ サイレントアサシン99F|初心者が最初に買うべき万能ミノー
シマノ サイレントアサシン99Fは、間違いなく初心者が最初に手にすべきルアーです。99mm/14gのフローティングミノーで、投げて巻くだけで確実にシーバスを誘ってくれる優秀な設計になっています。私がこのルアーを初めて使ったのは5年前の秋でしたが、その使いやすさと安定した釣果に驚かされました。
ジェットブースト機構により抜群の飛距離を誇り、60m以上は確実に飛んでくれるため、遠くのポイントも楽々攻めることができます。アクションも非常に安定していて、スローからファーストまでどんな速度でもしっかりと泳いでくれるのが素晴らしいポイントです。また、フローティング設定なので根がかりしにくく、初心者でも安心して使うことができます。

特に印象的なのは、どんな状況でも安定して釣れることで、春のバチ抜けパターンから秋のイワシパターンまで、季節を問わず活躍してくれます。初心者の方なら、まずはこの1本から始めることを強くおすすめします。
- シーバス釣りを始めたばかりの人
- 操作が簡単なルアーを探している人
- 遠投して広範囲を探りたい人
- 年間を通して使えるルアーが欲しい人
- 実績のある定番ルアーを使いたい人
ダイワ シーバスハンターZ 95F|1000円台で買えるコスパ王者
ダイワ シーバスハンターZ 95Fは、コストパフォーマンスで選ぶなら間違いなくNo.1の存在です。1500円程度で購入できるにも関わらず、その性能は2000円台のルアーに負けていません。実際に河川でテストした際も、安定したアクションで次々とシーバスが釣れ、その完成度の高さを実感しました。
95mm/16gというサイズは、ハクからイワシまで幅広いベイトパターンに対応できる絶妙なサイズ感で、年間を通して活躍してくれます。初心者の方がルアーロストを恐れずに思い切って攻められる価格帯も魅力的で、飛距離も申し分なく、イレギュラーな動きも出にくいため初心者でも扱いやすい設計になっています。

予算を抑えながらもしっかりとした釣果を求める方には最適な選択肢で、複数本購入してカラーローテーションを楽しむのもおすすめです。
- できるだけ予算を抑えたい人
- ルアーロストを恐れずに攻めたい人
- コスパの良いルアーを探している人
- 複数本まとめて購入したい人
- 初期投資を抑えてシーバス釣りを始めたい人
ダイワ モアザン スイッチヒッター85S|ゆっくり巻くだけで釣れるシンペン
ダイワ モアザン スイッチヒッター85Sは、シンキングペンシルの中でも特に扱いやすい一本として、多くのアングラーから支持されています。85mm/13.3gという軽量設計により、ゆっくり巻くだけで美しいアクションを見せてくれるため、シンキングペンシル初心者でも安心して使うことができます。
このルアーを東京湾で使用した際の印象は、とにかく「喰わせる」ことに特化している点でした。水平姿勢でのフォールが絶妙で、巻き止めた瞬間にバイトしてくることが非常に多く、ミノーに反応しないスレたシーバスでも、このルアーには素直に口を使ってくれます。特に春先の子イカパターンでは驚異的な釣果を発揮し、普通のシンペンだと重すぎて使いにくいシャローエリアでも、このルアーなら問題なく使用可能です。

- シンキングペンシルを初めて使う人
- 浅い場所での釣りが多い人
- スレたシーバスを攻略したい人
- 喰わせ重視の釣りをしたい人
- 春の子イカパターンを狙いたい人
ダイワ シーバスハンター バイブZ 70S|手元に振動が伝わって操作しやすい
ダイワ シーバスハンター バイブZ 70Sは、バイブレーション初心者に最適なルアーとして、その完成度の高さで定評があります。70mm/22.5gの設定で、手元にしっかりとした振動が伝わってくるため、ルアーの動きを常に把握することができ、初心者でも安心して使うことができます。
実際に使ってみると、その完成度の高さに驚かされます。1000円前後という価格でありながら、空中での回転やテーリングが非常に少なく、毎投安定した飛距離を叩き出してくれるからです。キレの良いタイトなバイブレーションは、まさにベイトフィッシュそのもので、スローからハイスピードまでアクションが破綻せず、夜のスローな展開から日中のリアクション狙いまで万能に対応してくれます。

バイブレーションってこんなに使いやすいんだ、と実感できるルアーで、初心者の方の技術向上にも大いに役立つでしょう。
- バイブレーションを初めて使う人
- ルアーの動きを手元で感じたい人
- 深場や流れの強い場所を攻めたい人
- デイゲームでリアクションバイトを狙いたい人
- 安定した飛距離を求める人
シマノ エクスセンス サルベージ60ES|小さくて食わせ力抜群
シマノ エクスセンス サルベージ60ESは、小型ながら抜群の喰わせ能力を持つバイブレーションとして、プレッシャーの高いフィールドで威力を発揮します。60mm/12gという控えめなサイズが功を奏し、他のルアーに反応しないシーバスでも、このルアーだけは別格の反応を見せてくれることが多いです。
港湾部での実釣では、その喰わせる能力の高さを実感しました。弱々しくタイトなバイブレーションが、警戒心の強いシーバスでも思わず口を使わせてしまうのでしょう。スロー域でのバイトの多さは特筆もので、手元にブルブルが伝わるか伝わらないかくらいの超スローリトリーブでガツンとくることが多く、小規模なフィールドには最適な選択肢と言えます。

- 小規模河川や港湾部で釣りをする人
- プレッシャーの高い場所で釣りをする人
- 喰わせ重視のバイブレーションが欲しい人
- ナイトゲームでスローに攻めたい人
- セイゴサイズの数釣りを楽しみたい人
ima コスケ110F|80m飛んで遠くのシーバスにアプローチ
ima コスケ110Fは、110mmクラスのミノーとしてはトップクラスの飛距離を誇る優秀なルアーです。実測で80m以上飛ぶこの飛距離は、まるでシンキングペンシルのようで、遠くのポイントを攻めたい時には欠かせない存在となっています。多摩川での実釣では、その独特なローリングアクションが印象的で、ボディ全体が綺麗にロールしながら、重低音でアピールしてくれます。
他のルアーを投げた後でも喰ってくることが多く、恐らくこの独特なロールが効いているのでしょう。うっすら濁っている時は特によく釣れる印象があり、フットボール型の独特なリップが生み出すアクションは、他では味わえない魅力があります。

- 大型河川や広いエリアで釣りをする人
- 圧倒的な飛距離を求める人
- 独特なアクションのルアーを試したい人
- 濁りがある時によく釣りをする人
- 他のルアーで反応がない時の切り札が欲しい人
ダイワ モアザン クロスカウンター125F|スレたシーバスにも効果的
ダイワ モアザン クロスカウンター125Fは、プレッシャーの高いフィールドで真価を発揮するミノーとして、多くの上級者からも信頼されています。125mm/15.8gの細身ボディが生み出す弱々しいローリングアクションが、スレたシーバスの警戒心を解いてくれるのです。東京湾奥での実釣では、その効果を痛感しました。他のプラグに全く反応しなかったシーバスが、このルアーには素直に反応してくれることが多く、トレブルフックが3個も付いているため、フッキング率も抜群に良いのが特徴です。
「動いてんの?」くらいのデッドスローで巻くのがコツで、流れの変化を受けて自発的に不規則なアクションが入るため、基本はゆっくりとただ巻きするだけでOKです。都市型河川のような人的プレッシャーが高い場所では、その威力を特に発揮してくれるでしょう。

- 都市型河川でよく釣りをする人
- プレッシャーの高い場所を攻略したい人
- スレたシーバス専用ルアーが欲しい人
- ドリフト釣法を覚えたい人
- フッキング率を重視する人
タックルハウス TKLM”9/11″|流れに乗せるだけで勝手に泳ぐ
タックルハウス TKLM”9/11″は、誰しもが認める不朽の名作リップレスミノーとして、長年にわたって多くのアングラーに愛され続けています。90mm/11gという設定で、水面直下を美しく泳ぎながらシーバスを誘惑する姿は、まさに芸術的とも言えるでしょう。河川での実釣では、その使いやすさに感動しました。キャストして糸フケを取るだけでドリフトが成立し、まるで生きた小魚のように自然に流れてくれるため、ナイトゲームでゆっくり巻くだけで十分に釣れる、まさに初心者向けの優秀なルアーです。
小ぶりなルアーながら大型のヒット率が高いのも特徴的で、理由は分かりませんが、ランカークラスによく効くルアーとして定評があります。流れのある場所では、その真価を存分に発揮してくれるでしょう。

- 河川でのドリフト釣法を覚えたい人
- ナイトゲームメインで釣りをする人
- シャロー攻略を重視する人
- 大型のシーバスを狙いたい人
- 不朽の名作ルアーを使ってみたい人
DUO マニック135|メタルジグ並みに飛ぶシンキングペンシル
DUO マニック135は、135mm/21gながらメタルジグに匹敵する88m以上の飛距離を叩き出す驚異的なシンキングペンシルです。遠くのボイルやポイントが遠い時には欠かせない存在で、実際に東京湾で使用した際、その飛距離には本当に驚きました。他のルアーでは絶対に届かない沖のボイルにも楽々到達し、表層をマニックムーブと呼ばれる独特な動きで誘ってくれます。バチ抜けパターンで有名ですが、実はそれ以外の状況でもよく釣れる万能性を持っています。
オキボ(沖のボイル)攻略には絶対に欠かせないルアーで、浮き上がりも早いので、浅い場所や表層も十分に探ることができるのが魅力です。遠投性能とアクション性能を両立した、まさに理想的なシンキングペンシルと言えるでしょう。

- 圧倒的な飛距離を求める人
- 沖のボイルを狙い撃ちしたい人
- 大型河川や湾奥で釣りをする人
- バチ抜けパターンを攻略したい人
- 表層から中層まで幅広く探りたい人
コアマン VJ-22|プラグで反応しない時の切り札ワーム
コアマン VJ-22は、ハードプラグで反応しない時の最終兵器として、その喰わせ能力の高さで多くのアングラーから絶大な支持を得ています。110mm/22gのジグヘッド一体タイプで、ボディ全体が艶かしくバイブレーションしながら泳ぐ姿は、まさにエサそのものです。このルアーを初めて使った時の湾奥での釣果には本当に驚きました。プラグを投げ倒して全く反応がなかったのに、VJ-22に変えた途端に連発モードに入ったのです。人気のあまり品薄状態が続いているのも納得の性能と言えるでしょう。
22gは高速巻きでも破綻することなく泳ぎ切るため、デイゲームにも使いやすいのが特徴で、フックが細軸なので、硬いロッドでの無理なファイトは避けた方が良いでしょう。確実に1本釣りたい時の切り札として、ぜひタックルボックスに忍ばせておきたいルアーです。

- プラグで反応しない時の切り札が欲しい人
- スレたシーバスを攻略したい人
- ワームの威力を体感してみたい人
- 確実に1本釣りたい人
- デイゲームでも使えるワームが欲しい人
タックルハウス ローリングベイト RB77|巻くだけでローリングアクション
タックルハウス ローリングベイト RB77は、背中にリップが付いた独特な形状のバイブレーション系ルアーとして、長年にわたって愛され続けています。このリップが水を受け流すことで、ボディが美しくローリングする設計になっており、実際に使ってみると、その動きの質に感動します。ゆっくり巻いても速く巻いても、動きの質は変わらずピッチと大きさだけが変化するため、純度100%のローリングアクションは、他では味わえない魅力があります。直進性も高くてトレースコースをコントロールしやすいのも良いポイントです。
77mm/15gという小粒ながら質量が大きいので、全長の割にはよく飛んでくれて、MやMLクラスのロッドでショートキャストをしても、コントロールしやすいのが魅力です。「ロリベ投げたら釣れる」という名言があるほど、信頼性の高いルアーとして定着しています。

- 独特なアクションのルアーを試したい人
- ローリングアクション専用ルアーが欲しい人
- 操作しやすいバイブレーションを探している人
- 伝説級のルアーを使ってみたい人
- 表層攻略も視野に入れたい人
ima チャッピー100|ロッドを軽く動かすだけで水面を攻撃
ima チャッピー100は、100mm/18gのペンシルベイトで、誰でも簡単にドッグウォークアクションができる設計になっており、トップウォーターに不慣れな方でも、確実にアクションさせることができます。夏のイナッコパターンで使用した際の印象は、とにかく「簡単」ということでした。ロッドをリズミカルにチョンチョンするだけで、誰でも綺麗にドッグウォークさせられるため、ペンシルベイトって慣れていないと動かしにくいルアーもあるんですが、チャッピーは使い手を選びません。
100mmクラスのペンシルベイトの中ではよく飛ぶ方で、サーチベイトとしても使いやすく、深い場所から魚を浮かせて寄せる効果も期待できます。ラトルがゴトゴト鳴るので、ナイトゲームでもリズムが取りやすいのも初心者には嬉しいポイントです。

- トップウォーターを初めて使う人
- 水面での派手なバイトを楽しみたい人
- 夏のイナッコパターンを攻略したい人
- 操作が簡単なペンシルベイトが欲しい人
- サーチベイトとしても使いたい人
ジャクソン 鉄PANブレード 20g|1000円で買える高性能スピンテール
ジャクソン 鉄PANブレード 20gは、1000円ほどで購入できるコストパフォーマンス抜群のスピンテールとして、デイゲームでの威力を発揮します。実際に使ってみると、その完成度に驚かされるでしょう。安くてトラブルが少ないので、ビギナーの方には特におすすめしたい一品で、ブレードが綺麗に回転して波動とフラッシングでアピールしてくれて、スローリトリーブでもブレードが回るのが良いポイントです。
頭側を進行方向に向けるので飛行姿勢が良く、ブレードが付いているにも関わらず鉄板バイブに匹敵する飛距離を叩き出してくれます。ハクパターンやカタクチイワシパターンの時には、その真価を発揮してくれるでしょう。

- スピンテールを初めて使う人
- デイゲームでアピール力が欲しい人
- 予算を抑えて高性能ルアーが欲しい人
- ハクパターンやカタクチイワシパターンを狙う人
- トラブルの少ないスピンテールが欲しい人
ダイワ モアザン シーバスロデム 14g|尻尾だけが動くナチュラルワーム
ダイワ モアザン シーバスロデム 14gは、VJと同様のジグヘッド一体型ワームながら、よりナチュラルなアクションが特徴となっています。ボディをほぼ動かすことなく、テールだけをスイングさせる動きは本物の小魚そのもので、実際に使い比べてみると、VJとの違いがよく分かります。VJはボディ全体をバイブレーションさせるのに対し、ロデムはボディをほぼ動かさずテールだけをスイングさせるため、泳いでいる小魚を観察すると、実は動いているのはほとんど尻尾だけなので、ロデムの方がベイトフィッシュに近いアクションと言えるでしょう。
14gはシャローも引きやすいので河川でも便利で、よく飛んでナチュラルに動くので、不用意にスレさせずにサーチすることもできます。見た目はVJと似ていますが、実は明確に使い分けられる面白いルアーです。

- よりナチュラルなワームアクションを求める人
- 河川などシャローエリアで使いたい人
- VJとは違ったワームを試したい人
- ハードプラグで反応しない時の切り札が欲しい人
- 確実に1本釣りたい人
ポジドライブガレージ スウィングウォブラー85S|巻くだけで水面をブリブリ
ポジドライブガレージ スウィングウォブラー85Sは、シンキングながら巻くことで表層をブリブリと泳ぐただ巻き系トップウォーターとして、唯一無二の存在感を放っています。85mm/12gという小さなプラグでは届かないポイントや、ジグやシンペンだとレンジが入りすぎてしまう場合に最適で、実際に使ってみると、その独特な動きと引き波による存在感に驚かされます。ただ投げて巻くだけでトップウォーターゲームを楽しめて、なおかつよく釣れるのでビギナーの方にもおすすめで、スレたシーバスによく効く印象もあります。
12gのルアーとは思えないほどの飛距離で、遠距離の表層を小さいルアーで引きたい時には最適な選択肢となるでしょう。ボイルしているけどペンシルには出ない時にも試してみる価値があります。

- ただ巻きでトップウォーターを楽しみたい人
- 独特なアクションのルアーを試したい人
- 遠距離の表層を攻めたい人
- スレたシーバスを攻略したい人
- 唯一無二の動きを体感したい人
シーバスルアーの種類別|初心者向け使い分けガイド

シーバスルアーには大きく分けて5つの種類があり、それぞれの特徴を理解して使い分けることで、様々な状況に対応できるようになります。初心者の方でも分かりやすいように、各種類の特徴と使いどころを詳しく解説していきましょう。
ミノー|迷ったらまずコレ!一番使いやすい基本ルアー
ミノーは初心者が最初に覚えるべき基本的なルアーで、リップが付いていて、巻くだけで勝手に泳いでくれるので操作が簡単です。フローティングミノーは流れを利用したドリフトに最適で、シンキングミノーは狙いの深さまで沈めてから引くことができるため、状況に応じて使い分けることが可能です。迷った時はシマノ サイレントアサシン99Fから始めることをおすすめします。
| 特徴 | メリット | 使用場面 |
|---|---|---|
| リップ付きで安定したアクション | 投げて巻くだけで釣れる | オールラウンドに使用可能 |
| レンジキープ力が高い | 狙ったレンジを確実に引ける | シャローから中層まで |
| フローティングとシンキングがある | 状況に応じて使い分け可能 | 流れのある場所では特に有効 |
シンキングペンシル|遠くのポイントを探るのに最適
シンキングペンシルは飛距離に優れ、広範囲をサーチするのに最適なルアーです。リップがないためミノーよりもナチュラルなアクションで、スレたシーバスにも効果的なのが特徴です。操作は少し難しくなりますが、ダイワ モアザン スイッチヒッター85Sのような軽量モデルから始めれば、初心者でも扱いやすいでしょう。
| 特徴 | メリット | 使用場面 |
|---|---|---|
| 空気抵抗が少なく良く飛ぶ | 遠くのポイントにアプローチ可能 | 大型河川や湾奥での広範囲サーチ |
| ナチュラルなアクション | プレッシャーの高い場所でも有効 | スレたシーバスの攻略 |
| 沈むスピードでレンジ調整 | 様々な深さを探れる | バチ抜けやボイル撃ち |
バイブレーション|深い場所や流れの強い場所で活躍
バイブレーションは手元に振動が伝わってくるので、初心者でも操作感を掴みやすいルアーとして重宝します。沈むスピードが速いため、深場や流れの強い場所で威力を発揮し、ダイワ シーバスハンター バイブZ 70Sのようなコスパの良いモデルで、まずはバイブレーションの感覚を掴んでみることをおすすめします。
| 特徴 | メリット | 使用場面 |
|---|---|---|
| 手元に振動が伝わる | ルアーの動きを常に把握できる | 初心者の練習に最適 |
| 沈むスピードが速い | 深場や流れの強い場所OK | 中層からボトムまで |
| リアクションバイトを誘う | デイゲームで威力を発揮 | 魚がスレている時 |
ワーム|魚がスレて食わない時の最終兵器
ワームは最も自然な動きを演出でき、他のルアーで反応しない時の切り札となります。プラグを投げ倒して反応がゼロでも、ワームには反応することがよくあるため、コアマン VJ-22のような一体型ワームなら、ジグヘッドとワームを別々に購入する必要がなく、初心者にも扱いやすいでしょう。
| 特徴 | メリット | 使用場面 |
|---|---|---|
| 柔らかい素材でナチュラル | 最も喰わせ力が高い | プレッシャーの高い場所 |
| ショートバイトでもフッキング | 確実に魚を掛けられる | 活性の低い時 |
| ヘッドとワームが一体型 | 交換不要で手間いらず | 手返しを重視したい時 |
トップウォーター|水面で派手にバイトする興奮の釣り
トップウォーターは水面に浮かべて使うルアーで、目に見える派手なバイトが最大の魅力です。シーバスが水面を割って襲いかかる瞬間は、何度体験してもエキサイティングで、ima チャッピー100のような操作が簡単なモデルから始めれば、初心者でもすぐにトップウォーターゲームを楽しめます。
| 特徴 | メリット | 使用場面 |
|---|---|---|
| 水面での視覚的バイト | 興奮度が最高レベル | 夏のイナッコパターン |
| 深場からシーバスを浮かせる | サーチベイトとしても優秀 | ベイトが表層にいる時 |
| 根がかりしにくい | 障害物周りでも安心 | シャローや障害物周り |
初心者でも今日から実践できるシーバスルアーの基本操作

ルアーを選んだら、次は基本的な操作方法を覚える必要があります。難しいテクニックは後回しにして、まずは基本をしっかりマスターすることが上達への近道です。これらの基本操作を身につけることで、確実に釣果を向上させることができるでしょう。
ただ巻きのコツ|リールハンドル1秒に1回転が基本
ただ巻きは最も基本的で、かつ最も重要なルアーアクションです。「ただ」という言葉がついていますが、実は奥が深い技術で、一定のスピードを保つことが何より大切になります。リールハンドルを1秒に1回転程度の速度から始めてみて、ロッドをビシッと安定させて、ルアーを自然に泳がせることを意識してください。実際に私も長年やってきた経験から言うと、複雑なアクションよりもただ巻きで釣れる魚の方が圧倒的に多いのが現実です。
ルアーがイレギュラーに動くことで食う時もありますが、相対的には見切られることの方が多いです。まずは一定速度での安定したただ巻きをマスターしましょう。
「たかがただ巻き、されどただ巻き」という言葉があるように、シンプルな動作の中にも奥深い技術が隠されているのです。
浅い場所から深い場所へ順番に探る理由
レンジ(ルアーの泳ぐ深さ)を探る時は、必ず表層から始めて徐々に深くしていくのがセオリーです。これには明確な理由があり、いきなり深いところから探ると、浅いレンジにいるシーバスがスレてしまい、後から浅いレンジを探っても反応しなくなってしまうからです。この順番を守ることで、効率よくシーバスの居場所を突き止めることができます。
表層をフローティングミノーで探る
まずは水面近くにシーバスがいないかチェック
中層をシンキングミノーで探る
表層に反応がなければ、一段深いレンジをチェック
深層をバイブレーションで探る
最後にボトム付近をしっかりとサーチ
反応がなければワームで再チェック
プラグで反応しない場合の最終手段
反応がない時のルアーチェンジのタイミング
ルアーローテーションのタイミングは、同じルアーで10投程度を目安にしましょう。あまり頻繁に変えすぎると、そのルアーの真価を発揮する前に諦めてしまうことになります。ローテーションの基本的な考え方は、派手に動くルアーから弱々しい動きのルアーにシフトしていくことですが、強い動きで喰わなければ一気に一番弱いルアーまで落としてみるという工夫も重要です。実際に私の経験でも、最初のルアーで反応がなくても、3本目、4本目で突然連発モードに入ることがよくあるため、諦めずにローテーションを続けることが大切です。
港湾部でのナイトゲーム
2. シンキングペンシルで中層をチェック(10投)
3. バイブレーションで底付近をチェック(10投)
初心者がやりがちなシーバスルアー選びの3つの失敗

初心者の方が陥りやすい失敗パターンを知っておくことで、無駄な遠回りを避けることができます。私自身も経験した失敗ばかりなので、これから始める方には同じような失敗をしてほしくないという思いから、詳しく解説していきます。
操作が難しい上級者向けルアーに手を出してしまう
見た目がカッコイイからといって、操作が複雑なルアーを最初から選んでしまうのは典型的な失敗パターンです。例えば、ジャークベイトと呼ばれるルアーは確かによく釣れますが、適切なロッドワークをマスターするまでに相当な時間がかかります。最初は投げて巻くだけで釣れるシマノ サイレントアサシン99Fのようなルアーから始めることをおすすめします。技術的なルアーは基本をマスターしてから挑戦すれば十分で、まずは確実に釣れるルアーで成功体験を積むことが何より大切です。
| メリット | デメリット |
|---|---|
基本操作だけで釣果が出る すぐに成功体験を積める 釣りの楽しさを実感できる | 上級者と同じルアーを使えない 技術向上が遅れる可能性 物足りなさを感じる場合がある |
高額なルアーばかり集めてロストを恐れて投げられない
高いルアーほど釣れると勘違いして、3000円、4000円するようなルアーばかり集めてしまう失敗も多く見られます。確かに高級ルアーは性能が良いものが多いですが、初心者のうちは根がかりやバックラッシュでルアーをロストする確率が高いのが現実です。高いルアーだとロストを恐れて、攻めるべきポイントを避けてしまい、結果的に釣果が落ちてしまいます。実際に私の釣り仲間でも、「高いルアーを買ったけど、もったいなくて使えない」という人をよく見かけるため、最初はダイワ シーバスハンターZ 95Fのような1500円程度のルアーで、心置きなく攻めることが上達への近道です。
ミノーばかり買って他の種類を試さない
ミノーは確かに万能で使いやすいですが、それだけでは対応できない状況も多々あります。シーバス釣りでは状況に応じて様々なルアーを使い分けることが重要で、例えば、深場を攻める時はバイブレーション、プレッシャーが高い時はワーム、ボイルが出ている時はトップウォーターといった具合に使い分ける必要があります。
| ルアー種類 | 得意な状況 | 初心者におすすめモデル |
|---|---|---|
| ミノー | オールラウンド | サイレントアサシン99F |
| シンキングペンシル | 遠投・広範囲サーチ | スイッチヒッター85S |
| バイブレーション | 深場・強い流れ | バイブZ 70S |
| ワーム | プレッシャー高・低活性 | VJ-22 |
| トップウォーター | 表層・ボイル時 | チャッピー100 |
予算別|初心者向けシーバスルアーのおすすめセット

予算に応じた最適なルアーセットを提案します。どの予算でも、確実に釣果を上げられるバランスの取れた構成になっており、段階的にステップアップできるように配慮しています。
予算5000円|とりあえず始めたい人向けの3本セット
最低限の予算でシーバス釣りを始めたい方向けの厳選3本セットです。この3本があれば、ほとんどの状況に対応できるように構成されており、この3本セットの良いところは、すべてダイワ製品で統一されていることです。品質が安定していて、どれも初心者が扱いやすい設計になっているため、予算を抑えながらも、確実に釣果を期待できる組み合わせとなっています。
| ルアー名 | 種類 | 価格 | 役割 |
|---|---|---|---|
| ダイワ シーバスハンターZ 95F | フローティングミノー | 約1,500円 | メインルアー・オールラウンド |
| ダイワ モアザン スイッチヒッター85S | シンキングペンシル | 約1,800円 | 遠投・中層攻略 |
| ダイワ シーバスハンター バイブZ 70S | バイブレーション | 約1,200円 | 深場・デイゲーム |
| 合計 | 約4,500円 | ||
予算10000円|本格的に楽しみたい人向けの6本セット
シーバス釣りを本格的に楽しみたい方におすすめの充実した6本セットです。様々な状況に対応できる万全の布陣となっており、この6本があれば、春夏秋冬、デイナイト問わず、あらゆる状況に対応できます。それぞれが異なる特徴を持っているため、状況に応じた使い分けも学べる構成になっています。
| ルアー名 | 種類 | 価格 | 役割 |
|---|---|---|---|
| シマノ サイレントアサシン99F | フローティングミノー | 約2,000円 | メインルアー・万能 |
| ダイワ モアザン スイッチヒッター85S | シンキングペンシル | 約1,800円 | 遠投・喰わせ |
| シマノ エクスセンス サルベージ60ES | 小型バイブレーション | 約1,500円 | 喰わせ・小場所 |
| コアマン VJ-22 | ワーム | 約2,200円 | 切り札・スレ対策 |
| ima チャッピー100 | トップウォーター | 約1,800円 | 表層・興奮度MAX |
| ジャクソン 鉄PANブレード 20g | スピンテール | 約1,000円 | デイゲーム・アピール |
| 合計 | 約10,300円 | ||
予算15000円|様々な状況に対応できる完璧セット
予算に余裕があり、最初から本格的なルアーを揃えたい方向けの完璧セットです。これだけあれば、上級者と同じ土俵で勝負できるレベルの装備が整います。このセットの特徴は、同じ種類でも異なる特性を持つルアーを複数組み合わせている点で、例えばミノーでも、万能タイプ、スレ対策タイプ、飛距離重視タイプと使い分けることで、より細かな状況対応が可能になります。
| ルアー名 | 種類 | 価格 | 役割 |
|---|---|---|---|
| シマノ サイレントアサシン99F | フローティングミノー | 約2,000円 | メインルアー・万能 |
| ダイワ モアザン クロスカウンター125F | ミノー(スレ対策) | 約2,200円 | プレッシャー対策 |
| ima コスケ110F | ミノー(飛距離重視) | 約2,500円 | 遠投・広範囲サーチ |
| DUO マニック135 | シンキングペンシル | 約2,000円 | 超遠投・バチ抜け |
| コアマン VJ-22 | ワーム | 約2,200円 | 切り札・確実性 |
| ダイワ モアザン シーバスロデム 14g | ワーム(ナチュラル) | 約1,800円 | 超ナチュラル・河川 |
| ima チャッピー100 | トップウォーター | 約1,800円 | 表層・興奮度MAX |
| タックルハウス ローリングベイト RB77 | ローリング系 | 約1,500円 | 独特アクション |
| 合計 | 約16,000円 | ||

まとめ
初心者の方がシーバス釣りを始める時に最も大切なのは、操作が簡単で、確実に釣果が期待できるルアーを選ぶことです。今回紹介した15本のルアーは、すべて私が実際に使い込んで「これなら初心者でも絶対に釣れる」と確信できるものばかりで、特にシマノ サイレントアサシン99Fは、迷った時の第一選択として間違いありません。
・投げて巻くだけで泳いでくれること
・30m以上の飛距離があること
・2000円以下でロストを恐れずに使えること
・様々な種類を少しずつ揃えること
・予算に応じてバランス良く選ぶこと
高いルアーを買えば釣れるわけではありません。まずは基本的なルアーでしっかりと技術を身につけ、シーバス釣りの楽しさを実感してください。そうすれば、自然と上達への道筋が見えてくるはずです。シーバス釣りは奥が深く、一生楽しめる趣味として多くの人に愛されています。この記事を参考に、ぜひ素晴らしいシーバスライフをスタートさせてください!























































































































