シーバス釣りにおいて、ワームは絶対に欠かせないルアーの一つです。
ハードプラグでは反応しないスレたシーバスも、反則級の釣果を誇るワームなら簡単に釣れてしまうことが多々あります。特にハイプレッシャーエリアやマイクロベイトパターンでは、ワームの威力は絶大です。
この記事では、実際に釣り場で圧倒的な実績を誇る最強クラスのシーバスワームを厳選してご紹介します。初心者の方でも使いやすいものから、プロアングラーも愛用する本格派まで、幅広くピックアップしました。
また、ワームの選び方や効果的な使い方についても詳しく解説していますので、シーバス釣りの釣果アップにお役立てください。
- 【2025年最新】反則級シーバスワームおすすめランキングTOP10
- コアマン VJ(バイブレーションジグヘッド)- 最強の呼び声高い王道ワーム
- バークレイ ガルプ!SWベビーサーディン – 餌感覚で使える反則級ワーム
- ブルーブルー ジョルティ – 圧倒的飛距離と強波動が魅力
- コアマン アルカリ – ナチュラルアピールでスレた魚も攻略
- マーズ R-32 – シーバスゲームの定番中の定番
- ダイワ モアザン ミドルアッパー – 2WAY仕様の万能ワーム
- ブリーデン バチ – バチパターン専用の超リアルワーム
- エコギア グラスミノー – マイクロベイトパターンに最適
- マドネス バクリーフィッシュ – プロ監修の爆釣ワーム
- ダイワ モアザン シーバスロデム – リアルシェイプで食わせ力抜群
- シーバスワームを選ぶときに絶対見るべき5つのポイント
- 反則級に実績があるシーバスワームを使う5つのメリット
- シーバスワームの効果的な使い方・アクション
- 状況別おすすめシーバスワーム
- シーバスワームと組み合わせるおすすめジグヘッド3選
- シーバスワームに関するよくある質問
- まとめ:反則級シーバスワームで釣果アップを目指そう
【2025年最新】反則級シーバスワームおすすめランキングTOP10
数あるシーバスワームの中から、実際の釣り場での実績とアングラーからの評価を基準に、本当に釣れる反則級ワームを厳選しました。どのワームも一軍レベルの実力を持っているので、迷った時の参考にしてください。
今回のランキングでは、セット品から単体ワームまで、様々なシチュエーションに対応できるラインナップを心がけました。初心者の方から上級者まで、レベルに応じて選べるよう配慮しています。
それぞれのワームには適したシーンや使い方のコツも併せて紹介していますので、購入前にしっかりとチェックしてみてください。また、価格についても1,000円台から3,000円台まで幅広く取り揃えており、予算に応じて選択可能です。
コアマン VJ(バイブレーションジグヘッド)- 最強の呼び声高い王道ワーム
「VJが最強」そう答えるシーバスアングラーも多いのが、このコアマン VJシリーズです。バイブレーションジグヘッドという革新的なコンセプトで、ワーム界に革命を起こしたと言っても過言ではありません。
VJの最大の特徴は、ハードプラグ並みのアピール力とワーム特有の食わせ能力を両立していることです。従来のバイブレーションとワームの良いところを組み合わせた設計により、どんなワームにも反応しないシーバスがVJにだけ食いついてくることが頻繁にあります。
ウェイトは16g、22g、28gの3種類があり、水深や潮流に応じて使い分けが可能です。特に価格は1,500円程度と比較的高めですが、その釣果は価格を上回る満足度を提供してくれます。ただし、人気が高すぎて入荷してもすぐに売り切れてしまう点が唯一の欠点と言えるでしょう。
- 確実に釣果を上げたい人
- 大場所での広範囲サーチをしたい人
- ハードプラグに反応しない魚を狙いたい人
- コストパフォーマンスより実績を重視する人
- シーバス釣りの決定打が欲しい人
バークレイ ガルプ!SWベビーサーディン – 餌感覚で使える反則級ワーム
強烈な臭いと味によるアピールでシーバスの捕食本能を刺激する、まさに反則級のワームです。ガルプシリーズは餌と変わらない釣果を得ることができるため、ジグ単のただ巻きだけで勝負することができます。
このワームの魅力は、他のワームには全く反応しないシーバスでも、ガルプにだけは抜群の反応を見せることが多い点にあります。特にプレッシャーの高いエリアや、活性の低い時間帯での威力は絶大です。
2インチという一口サイズなので、セイゴクラスから大型シーバスまで幅広くターゲットできます。また、価格も500円程度とリーズナブルで、初心者の方にも手を出しやすい価格設定となっています。ミスバイトしても再び食ってくることが多いため、フッキングチャンスが増える点も大きなメリットです。
- 釣れない状況を打破したい人
- ルアー釣り初心者の人
- コストパフォーマンスを重視する人
- 確実にバイトを得たい人
- 餌釣り感覚でルアーを使いたい人
ブルーブルー ジョルティ – 圧倒的飛距離と強波動が魅力
安定した飛行姿勢で圧倒的な飛距離を実現するジョルティは、サーフや大規模河川などの広大なフィールドで真価を発揮するワームです。ジグヘッド部の重心を徹底的に研究し、専用ワームは空気抵抗を極力減らしたことで、誰が投げても気持ち良く飛んでいきます。
アクションはローリングを伴った尻振りアクションで、強い波動で魚を誘うことが可能です。シーバスだけでなく、フラットフィッシュを含めた様々なフィッシュイーターを魅了する万能性も魅力の一つです。
15g、22g、30gの3つのウェイトが用意されており、状況に応じた使い分けが可能です。特に遠投が必要なシーンでは、その性能を存分に発揮してくれます。価格は1,400円程度で、人気商品のため入手時は定価をしっかりと確認することをおすすめします。
- サーフや大規模河川で釣りをする人
- 飛距離を重視する人
- 多魚種を狙いたい人
- 強波動でアピールしたい人
- 安定した釣果を求める人
コアマン アルカリ – ナチュラルアピールでスレた魚も攻略
フィッシュライクなナチュラルソリッドボディが特徴のアルカリは、シーバス特化型のワームとして絶大な人気を誇ります。シンプルでフィッシュライクな形状にマイクロテールが採用されており、スレたシーバスに対しても高い効果を発揮します。
使い方はただ巻きが基本で、リトリーブスピードを早めると、ヘッド部を支点とした細かな振動が発生します。これがシーバスに対して強烈にアピールし、食わせに持ち込むことができます。
60mm、70mm、83mmの3つのサイズが用意されており、ベイトフィッシュのサイズに合わせた選択が可能です。また、逆付けセッティングにしてアルカリダートヘッドと組み合わせれば、きれいなダートアクションを生み出すこともできます。価格は800円程度とリーズナブルな設定です。
- スレたシーバスを狙いたい人
- ナチュラルアピールを重視する人
- ただ巻きメインで釣りたい人
- リーズナブルな価格を求める人
- ダートアクションも試したい人
マーズ R-32 – シーバスゲームの定番中の定番
シーバスゲームの定番として長年愛され続けているR-32は、ナチュラルで微弱なロールアクションとリブから発生する水流が、カタクチイワシの波動を忠実に再現します。スレきったエリアで効果抜群で、ハードルアーでは反応しないシーバスを誘うことが可能です。
3.2インチという使いやすいサイズで、バチやマイクロベイト、イワシパターンなど、どんな状況でも安定した釣果をもたらしてくれます。形状はとてもシンプルなピンテールワームですが、その実績は折り紙付きです。
どんなワームを使うか迷った際には、迷わずR-32を選ぶことをおすすめします。また、少し太いタイプ、シャッドテールタイプ、マイクロサイズと、ラインナップが豊富なことも愛されている証拠です。価格は600円程度と非常にリーズナブルです。
- シーバス釣り初心者の人
- 定番ワームを探している人
- イワシパターンを攻略したい人
- 迷った時の保険が欲しい人
- コストパフォーマンスを重視する人
ダイワ モアザン ミドルアッパー – 2WAY仕様の万能ワーム
ダートとただ巻きの2WAY仕様が魅力のミドルアッパーは、ナチュラルなベイトシルエットでソフトマテリアルを採用した万能ワームです。様々なシチュエーションにマッチし、使い方も2パターンできるため、一つのワームで多彩なアプローチが可能です。
フラット面を上にジグヘッドをセットすると、弱々しい泳ぎでバチやベイトフィッシュを演出し、逆刺しにすることでダートアクションを付けられるようになります。特にベイエリアでの壁打ちやテクトロを楽しむ方におすすめの柔らかいワームです。
2.5インチ(Jr)、3.5インチ、4.2インチの3つのサイズが用意されており、バチパターンには3.5インチがおすすめです。また、ワインド釣法にも使用できるダート性能を持っているので、夏デイゲームでは反則級の釣果を叩き出してくれます。価格は700円程度と手頃な価格設定です。
- 1つのワームで多彩なアプローチをしたい人
- ベイエリアでの釣りがメインの人
- ワインド釣法を試したい人
- バチパターンを攻略したい人
- 初心者でも使いやすいワームを探している人
ブリーデン バチ – バチパターン専用の超リアルワーム
バチが泳いでいる姿そのもののシルエットをしたリアルなワームで、バチパターンでは圧倒的な威力を発揮します。カラー展開も豊富で、サイズは6センチほどあるので、アピール力も十分です。
浮力が強いため、しっかりと表層を狙うことができますが、反応がない時などは、ジグヘッドを重くすることで、海底で立ちユラユラとしたアクションで誘うこともできます。本物のバチそっくりに作られており、水面を丁寧にトレースして引き波を立てることが可能です。
60mmの長さがあるので、セイゴ狙いの場合はカットして使用すると食い込みが良くなります。水面を引いても反応がないときには沈めて中層を漂うようにデッドスローで巻いてくれば、シーバスがヒットするでしょう。価格は900円程度です。
- バチ抜けパターンを攻略したい人
- リアルなワームを使いたい人
- 表層から中層まで探りたい人
- 春のシーバス釣りがメインの人
- 専用ワームで確実に釣りたい人
エコギア グラスミノー – マイクロベイトパターンに最適
セイゴクラスにも実績が高いマイクロベイトパターンの攻略におすすめのシャッドテールワームです。デッドスローのただ巻きでも良くテールが動くので、レンジを合わせてリトリーブ速度に変化を付けながら探ると効果的です。
ボディが丈夫でフグに齧られても千切れにくいので、夏のシーバス釣りでは外せないワームの一つです。また、マイクロベイトを偏食している時期には、このワームの出番が非常に多くなります。
Mサイズは一口サイズで食い込みが良く、バラシを軽減してくれます。価格も500円程度と非常にリーズナブルで、コストパフォーマンスに優れたワームです。夏場のハク、シラスパターンでは特に威力を発揮します。
- マイクロベイトパターンを攻略したい人
- 夏のシーバス釣りがメインの人
- コストパフォーマンスを重視する人
- フグの多いエリアで釣りをする人
- セイゴクラスも楽しみたい人
マドネス バクリーフィッシュ – プロ監修の爆釣ワーム
シーバスプロアングラーの小沼さん監修のシーバスワームで、商品名になるほど、シーバスが爆る驚きの釣果が出るほど実績のあるワームです。他のワームにはない、ぷるんとした柔らかい素材が、艶かしくアクションし誘います。
釣れるワームですが、強度がないため、1匹釣った場合やミスバイトでワームが破損する場合があります。しかし、その分食い込みは抜群で、シーバスの口の奥まで入り込むため、フッキング率は非常に高いです。
特にプレッシャーの高いエリアや、他のワームに反応しない状況での切り札として使用することをおすすめします。価格は800円程度で、その釣果を考えればコストパフォーマンスは十分です。
- プロ監修の実績を重視する人
- フッキング率を上げたい人
- 切り札となるワームが欲しい人
- 食い込みの良さを求める人
- 他のワームで釣れない時の最終手段が欲しい人
ダイワ モアザン シーバスロデム – リアルシェイプで食わせ力抜群
ベイトフィッシュにそっくりのリアルシェイプデザインのシーバスロデムは、ジグヘッド前方にブレードがあり、着底感度が向上しています。ワーム部は、水噛みが良く、振り子状に大きくスイングするダックフィンテールを搭載しています。
強いバイブレーションとロールアクションを引き起こし、シーバスにアピールします。リアルな見た目とは裏腹に、しっかりとしたアクションでシーバスの捕食本能を刺激します。
ウェイトは14g、18g、またタングステンモデルの30gがありますので、水深に合わせてチョイスしてください。特に深場での使用時には、タングステンモデルの威力を実感できるでしょう。価格は1,200円程度で、リアルシェイプワームとしては手頃な価格設定です。
- リアルなワームを使いたい人
- 深場での釣りが多い人
- 着底感度を重視する人
- 強いアピール力を求める人
- ダイワ製品を愛用している人
シーバスワームを選ぶときに絶対見るべき5つのポイント
シーバスワームには様々な種類があり、ワームであれば何でも良いという訳ではありません。フィールドの状況やシーバスの活性に合わせてワームをセレクトするために、各々の特徴をしっかりと理解することが重要です。
ここでは、シーバスワーム選びで失敗しないための5つの重要なポイントを詳しく解説します。これらのポイントを押さえておけば、どんな状況でも適切なワーム選択ができるようになります。
特に初心者の方は、まず基本的な選び方をマスターしてから、徐々に細かい使い分けを覚えていくことをおすすめします。経験を積むことで、その日のコンディションに最適なワームを直感的に選べるようになるでしょう。
ワームのタイプで選ぶ(シャッドテール vs ピンテール)
シーバス用のワームは基本的にシャッドテールタイプとピンテール(ストレート)タイプに大別できます。それぞれに明確な特徴と得意分野があるため、状況に応じた使い分けが釣果アップの鍵となります。
どちらのタイプも一長一短があるため、両方を使い分けることで、様々なシチュエーションに対応できるようになります。特に一日の釣行では、時間帯や潮の状況によってシーバスの反応が変わるため、タイプの違うワームを複数用意しておくことが大切です。
また、同じタイプでもメーカーやサイズによって微妙にアクションが異なるため、実際に使い比べてみることで、自分なりの使い分けのコツを掴むことができます。
シャッドテールワームの特徴とおすすめシーン
テール(尻尾)部分が、パドルや扇のように水を受ける形状になっており、テールがプルプルと震え、シーバスにアピールします。テールの形状や大きさによってもアピール力が変わり、水を受けやすいものはブリブリとアピール力が強い傾向にあります。
シャッドテールワームはタダ巻き・リフト&フォールが基本の使い方で、ダートといった横に飛ぶような動きは苦手です。しかし、その分安定したアクションを生み出すため、初心者の方でも扱いやすいという特徴があります。
特にシーバスの活性が高い時間帯や、広範囲をサーチしたい場面では、シャッドテールワームの強いアピール力が威力を発揮します。また、濁りの入った水や、風や波がある状況でも、しっかりとシーバスにアピールできる点が魅力です。
ピンテールワームの特徴とおすすめシーン
シンプルなピンテールワームは水の抵抗が殆どなく(アピールが弱いため)、よりナチュラルに攻めたいときに有効です。また、水の抵抗が少ないので、ロッドアクションに対して素直に反応し、右へ左へと横方向に機敏に移動させるダートアクションも得意です。
ピンテールワームはプレッシャーの高いエリアや、シーバスの活性が低い状況での使用が効果的です。ナチュラルな動きでスレたシーバスの警戒心を解き、バイトに持ち込むことができます。
また、バチ抜けパターンやマイクロベイトパターンなど、繊細なアプローチが必要な場面でも、ピンテールワームの出番が多くなります。操作性の高さを活かして、細かいアクションでシーバスを誘うことが可能です。
サイズとカラーの選び方
ワームのサイズとカラー選択は、その日の釣果を大きく左右する重要な要素です。基本的な考え方を理解することで、より効果的なワーム選択ができるようになります。
サイズ選択ではベイトフィッシュとのマッチングを意識することが基本ですが、時には意図的にサイズを変えることで、シーバスの反応を引き出すテクニックもあります。カラー選択では水質や時間帯を考慮することが重要です。
また、同じフィールドでも季節によってベイトが変わるため、その時期に適したサイズとカラーの組み合わせを覚えておくことで、年間を通して安定した釣果を得ることができます。
夏:2-3inch(ハクパターン)
秋:3-5inch(イワシパターン)
濁り:アピール系
夜:白・ピンク系
ベイトフィッシュに合わせたサイズ選択
ワームのサイズは基本的にベイトフィッシュのサイズに合わせるのが一般的です。シーバス用として発売されているワームの多くは、3~4inch程度のラインナップが多めで、これは最も一般的なベイトフィッシュのサイズに対応しています。
しかし、時にはあえてベイトよりサイズを大きくしてアピールを強めるといった方法や、プレッシャーの高そうな小場所では、小さいサイズを使うこともあります。特にマイクロベイトパターンでは、ガルプ!SWベビーサーディンやエコギア グラスミノーといった2~2.5inchの小さなワームが威力を発揮します。
春先のバチ抜けではブリーデン バチのような3~4inch、夏のハクパターンでは2~3inch、秋のイワシパターンではマーズ R-32のような3~5inchといったように、季節に応じたサイズ選択を心がけましょう。
水質・時間帯別カラー選択
カラー選択では水質と時間帯を最も重要視します。クリアな水質ではナチュラル系カラー、濁りの入った水ではアピール系カラーを基本とします。
ナイトゲームでは、常夜灯下なら白やピンクといった明るいカラー、暗闇では黒やダーク系が効果的です。デイゲームでは、クリアー系やシルバー系がベースとなり、状況に応じてチャートやゴールドなどのアクセントカラーを使い分けます。
また、ラメ入りカラーはフラッシング効果でリアクションバイトを誘いやすく、活性の高いシーバスに対して特に有効です。逆に、スレたシーバスにはコアマン アルカリのようなマットな質感のカラーが効果的な場合もあります。
時間帯 | おすすめカラー | 理由 |
---|---|---|
朝・夕まずめ | シルバー・クリア系 | 自然光でのフラッシング効果 |
ナイト(常夜灯下) | 白・ピンク・オレンジ | 光に照らされて目立ちやすい |
ナイト(暗闇) | 黒・ダーク系 | シルエットで存在をアピール |
デイゲーム | ナチュラル・クリア系 | 警戒心を与えにくい |
ジグヘッドの重さと形状
ジグヘッドの選択は、ワーム本体と同じくらい重要な要素です。重さと形状によって、ワームのアクションや使用できるレンジが大きく変わるため、状況に応じた適切な選択が求められます。
ジグヘッドの重さは主に狙うレンジと飛距離で決まり、形状は使いたいアクションで選択します。この基本を理解することで、ワームの持つポテンシャルを最大限に引き出すことができます。
また、潮流の強さや水深なども考慮する必要があり、経験を積むことで最適な組み合わせを素早く判断できるようになります。
春のバチ抜けパターンでの使い分け
河川の流れ込み:5gで流れに負けずにレンジキープ
沖堤防の深場:10gでボトム付近まで探る
狙うレンジに応じた重さ選択
ジグヘッドの重さは、おもに狙う(通したい)レンジと水深において、5〜28g間で使い分けます。表層~中層をゆっくりと泳がせたければ軽く、水深のある堤防などボトム(海底)を探りたい時、潮流が激しい時は重くするといった具合です。
表層狙いなら5~10g、中層狙いなら10~18g、ボトム狙いなら18~28gが目安となります。ただし、潮流の強さによってはさらに重いウェイトが必要になる場合もあります。
特にバチ抜けパターンではコアマン パワーヘッドミニのような軽めのジグヘッドで表層をゆっくりと攻め、ボトム狙いではオーナー 静ヘッドの重めのウェイトでしっかりと底を取ることが重要です。
表層(5-10g) | 中層(10-18g) | ボトム(18-28g) |
---|---|---|
バチ抜けに最適
ナチュラルアクション
飛距離が出ない
|
万能的に使える
適度な飛距離
特化性に欠ける
|
遠投性能抜群
底物に効果的
根がかりしやすい
|
アクション別ヘッド形状の使い分け
ジグヘッドは、ヘッドの形状により得意なアクションが違います。優先させたいアクションに合わせてヘッドの形状を選択することで、ワームの性能を最大限に引き出すことができます。
スイミング主体であれば、何の凹凸もないシンプルな弾丸型(オーナーの静ヘッドなど)を選択します。この形状は水の抵抗が少なく、安定したスイミングアクションを生み出します。
ダートを効かせてリアクションの釣りをしたいのであれば、水を受ける窪みが設置されているジグヘッド(コアマン アルカリダートヘッドなど)を選択します。この形状により、ジャークした際に左右へのキレの良いダートアクションが可能になります。
フックの種類(トリプル vs シングル)
フックの選択はフッキング性能と根がかり回避性能のバランスを考慮する必要があります。それぞれの特徴を理解して、釣り場の状況に応じた使い分けをすることが重要です。
セット売りのものは基本的にトリプルフックが多めで、単体ジグヘッドではシングルフックが主流です。どちらにもメリット・デメリットがあるため、状況に応じて使い分けることで釣果アップが期待できます。
また、フックのサイズや形状によってもフッキング性能が変わるため、こだわりを持って選択することで、より確実なフッキングが可能になります。
フックタイプ | メリット | デメリット | おすすめシーン |
---|---|---|---|
トリプルフック | フックアップ率が高い 食いが浅くても掛かりやすい |
根がかりしやすい バレやすい場合がある |
オープンエリア 活性の低い状況 |
シングルフック | 一度掛かればバレにくい 根がかり率が低い |
フックアップ率がやや低い 食いが浅いと掛からない |
ストラクチャー周り 根の多いエリア |
匂い・味付きワームの効果
匂いや味が付いているワームは、通常のワームでは攻略できない状況での切り札となります。特にガルプシリーズに代表される匂い付きワームは、餌感覚で使用できるため、反則級の釣果を誇ります。
シーバスは基本的にワームの動きと波動によって捕食本能が刺激されてバイトしてきますが、匂いや味が付いているものはワームの弱点であるアピール力の弱さを補ってくれます。
特にプレッシャーの高いエリアや、活性の低い状況では、バークレイ ガルプ!SWベビーサーディンのような匂い付きワームの効果を強く実感できるでしょう。ミスバイトしても再び食ってくることが多いため、フッキングチャンスが増える点も大きなメリットです。
メリット | デメリット |
---|---|
餌感覚で使える
他のルアーに反応しない魚にも効く
ミスバイト後も再び食ってくる
初心者でも釣りやすい
|
価格がやや高め
消耗が早い
匂いが他のワームに移る
保存に注意が必要
|
反則級に実績があるシーバスワームを使う5つのメリット
ハイプレッシャー化が進む現代のシーバスシーンでは、プラグだけでは中々口を使ってくれないシーンも多々あります。そんな時こそ、反則級の実績を持つワームの真価が発揮されます。
ワームにはハードプラグにはない独特の魅力があり、特にスレたシーバスに対しては絶大な効果を発揮します。ここでは、なぜワームが「反則級」と呼ばれるのか、その理由を5つのメリットに分けて詳しく解説します。
これらのメリットを理解することで、ワームを使うタイミングや効果的な使い方が明確になり、釣果アップに直結するでしょう。特に今まで釣れなかった状況でも、ワームなら簡単に釣れてしまうことが多いため、必ず覚えておきたいポイントです。
スレたシーバスのバイトを誘える
ワームはプラグと違って弱い波動を発生するので、スレたシーバスに違和感を与えません。先行者がプラグで攻めたポイントもアクションが異なるので、シーバスに興味を持たせることができるでしょう。
特に有名ポイントの橋脚まわりなど、シーバスが高確率で居そうなのに、スレていてなかなか出ないような場所では、ワームの自然な動きが威力を発揮します。ナチュラルに水中を漂わせることができるので、プラグを追いきれないシーバスのバイトも誘いやすくなります。
また、同じポイントに何度もキャストしてもスレにくい特徴があるため、粘り強く攻めることで、最終的にバイトを得ることができます。プラグでは諦めざるを得ない状況でも、ワームなら可能性が残されているのです。
マイクロベイトパターンを攻略できる
ワームはプラグよりも小さいサイズの商品が多く販売されているので、マイクロベイトを捕食しているシーバスを攻略できます。春から夏にかけてはシラスやハクを偏食していることも多いので、ワームでしか攻略できないシーンも少なくありません。
特に2~3inchの小型ワームは、ハードプラグでは再現できないマイクロベイトのサイズ感を演出できます。このサイズのワームは一口サイズなので食い込みが良くバラシを軽減してくれます。
また、軽いジグヘッドとの相性も良いので、よりスローでナチュラルな誘いを掛けられます。ワームサイズが小さいとセイゴクラスも食ってくるので、ボウズから逃れる確率も上がるでしょう。
餌感覚で使用できる
臭いや味の成分を練り込んだワームを選択すれば餌感覚で使用できるので、ルアー釣り初心者でもシーバスを釣ることができます。波動の良いワームの弱点を嗅覚による刺激で補うことができるので、湾岸エリアや河口のような広い場所でも使えます。
ミスバイトしてもまた食って来ることが多いので、フッキングチャンスが増えるメリットも得られるでしょう。特にガルプシリーズのような匂い付きワームは、他のルアーには全く反応しないシーバスでも、抜群の反応を見せることが多いです。
また、餌釣りからルアー釣りに移行したい方にとっても、違和感なく始められるため、入門用としても最適です。餌と変わらない釣果を得ることができるので、ジグ単のただ巻きだけで勝負することができます。
連続HITが期待できる
元々、スレに強いワームはシーバスをヒットさせてもそのまま投げ続けて連続で食わせることができます。ルアーをローテーションする手間を省けるので、効率良く食い気のある魚を相手にしながらランガンできるでしょう。
ワームにスレた時はアクションを変えれば、また興味を示すことが多いので、ピンポイントをしつこく攻められます。特に回遊性の高いシーバスが入ってきた時には、同じワームで何匹も連続してヒットさせることが可能です。
また、ワーム交換の頻度も少ないため、釣りに集中できる時間が長くなります。プラグのように根がかりでロストする心配も少ないため、安心して攻めることができます。
食い込みが良くバラシが軽減される
ワームはプラグと違って柔らかいので、素直にシーバスの口へ吸い込まれていきます。食い込みが深くなるのでフッキング率が上がるだけでなく、掛かる場所も良くなるのでバラシが軽減されます。
特にシャローエリアでは水面で激しくエラ洗いによって抵抗されることが多いので、より大きなメリットに感じられるでしょう。ワームの柔らかさがクッションの役割を果たし、急な突っ込みでもラインブレイクを防ぐ効果もあります。
また、弱いバイトでもしっかりと口の中に入り込むため、アタリはあるのにフッキングしないという状況を大幅に減らすことができます。特にバチ抜けパターンなどの繊細なバイトにも対応できる点が魅力です。
シーバスワームの効果的な使い方・アクション
シーバスワームは使い方次第で釣果が大きく変わるルアーです。基本的なアクションから応用テクニックまで、効果的な使い方をマスターすることで、ワームの持つポテンシャルを最大限に引き出すことができます。
ワームの使い方で最も重要なのは「自然さ」です。ベイトフィッシュのような自然な動きを演出することで、警戒心の強いシーバスにもアピールできます。また、状況に応じてアクションを使い分けることで、様々なパターンに対応できるようになります。
ここでは、実際の釣り場で効果的な4つの基本テクニックについて詳しく解説します。これらのテクニックを身につけることで、どんな状況でもワームを効果的に使うことができるでしょう。
基本はただ巻きでOK
シーバスワームの基本アクションは「ただ巻き」です。バチはユラユラと不規則な動きで泳ぎ回っていますが、アクションでバチを演出するのはとても困難で、逆にアクションを付けることで反応しない場合もあります。
基本であり、一番ベストなのが、ゆっくりとただ巻きすることです。水面下をゆっくりと引いてくることで、ナチュラルにシーバスにアピール出来ます。巻く速度を変え、レンジを変えながら探ることで、その日にあったレンジを見つけることができます。
ただ巻きのコツは一定の速度を保つことです。フロートを使った場合は着水してから表層をすぐに巻き始める、もしくは数秒カウントして沈めてからリールを1秒に1〜2回転の速度で巻きます。ラインテンションは張りすぎず、緩めすぎずで、浮遊しているワームの流れに合わせて巻くドリフトのような流し方が一番効果的です。
ワームを引いてくるコースが重要
当然のことですが、バチが集まるところを狙って行くことで釣果に差が出ますが、それよりも流れを意識することも重要です。シーバスは、バチを追い回して捕食しているのではなく、体力のない時に、目の前に泳いできて簡単に捕食できるバチを偏食し体力回復をしています。
その為、流れに乗って泳ぐバチを演出することが釣果のポイントです。流れの上流に投げ、ゆっくりと流されるように引いてくることが重要です。投げるコースを変えながら、微妙にコースを変え細かく狙いましょう。
特に河口付近では、川と海がぶつかる地点で流れも非常に強い場所にワームを流すことで釣れることが良くあります。また、潮目やブレイクラインといった変化のある場所を意識してコースを設定することで、効率的にシーバスにアピールできます。
ダートアクションでリアクションバイトを狙う
ピンテールワームや専用設計のワームを使用することで、キレの良いダートアクションが可能になります。ロッドを軽くジャークすることで、ワームが左右に機敏にダートし、シーバスのリアクションバイトを誘発できます。
ダートアクションは特に活性の高いシーバスや、ただ巻きに反応しない状況で威力を発揮します。ジャーク後のフォール中のバイトも多いため、ラインの動きをしっかりと見ていることが重要です。
ワインド釣法として知られるこのテクニックは、専用のダートヘッドと組み合わせることで、より効果的なアクションが可能になります。特に夏のデイゲームでは反則級の釣果を叩き出してくれる場合があります。
レンジとスピードの調整方法
レンジ(泳層)の調整は、ジグヘッドの重さとリトリーブスピードで行います。軽いジグヘッドでゆっくり巻けば表層、重いジグヘッドで早めに巻けば中層から底層を攻めることができます。
シーバスの活性や時間帯によって適切なレンジは変化するため、まずは表層から探り始めて、反応がなければ徐々に深いレンジを攻めていくのが効果的です。特に朝まずめや夕まずめは表層での反応が良く、日中は中層以深での反応が良い傾向があります。
スピードの調整では、活性の高い時は早め、低い時は遅めを基本とします。ただし、あえて逆のスピードで反応を見ることも重要で、スローで見切られる場合は早巻き、早巻きで追いきれない場合はスローに変更するなど、柔軟な対応が求められます。
状況別おすすめシーバスワーム
シーバス釣りでは季節やベイトパターンによって適切なワームが変わります。ここでは、代表的な4つの状況別に、最も効果的なワームとその使い方を詳しく解説します。
状況を正確に把握し、適切なワームを選択することで、釣果は劇的に向上します。特に季節の変わり目や特殊なパターンでは、専用のワームを使うことで他のアングラーと大きく差をつけることができるでしょう。
それぞれの状況でなぜそのワームが効果的なのかという理由も併せて解説しますので、応用力を身につけることができます。
バチ抜けパターンにおすすめのワーム
バチ抜けパターンは1月から3月頃の春の風物詩で、ゴカイ類が産卵のため海面に現れる現象です。この時期のシーバスは、バチを偏食するため、専用のワームが非常に効果的です。
おすすめワーム:ブリーデン バチ、ダイワ モアザン ミドルアッパー 3.5インチ
バチパターンでは4インチほどのストレートワームをベースに選び、ボイルしているが反応がない場合には、サイズを3インチほどに下げると反応が変わります。カラーは白やピンク、オレンジなどアピールの効くカラーがおススメで、水がクリアでバイトがない場合には、グリーンやブラックも有効です。
ジグヘッドは1.5gから3gほどの軽量なものを使用し、流れが強い場合でも5gから7g程度に留めることで、表層でのナチュラルなアクションを演出できます。特にブリーデン バチは浮力が強いため、表層でのバチ抜けパターンには最適です。
マイクロベイトパターンにおすすめのワーム
マイクロベイトパターンは主に春から夏にかけて発生し、シラスやハクなどの小さなベイトフィッシュをシーバスが偏食するパターンです。この時期は小型のワームでないと見切られてしまうことが多いです。
おすすめワーム:エコギア グラスミノー M、バークレイ ガルプ!SWベビーサーディン 2インチ
2.0~3.5インチのワームを選ぶことで、マイクロベイトにマッチしたサイズ感を演出できます。このサイズのワームは一口サイズなので食い込みが良くバラシを軽減してくれます。また、軽いジグヘッドとの相性も良いので、よりスローでナチュラルな誘いを掛けられます。
カラーはクリアー系やナチュラル系を中心に揃えておけば、常夜灯下やデイゲームなど様々なシーンを攻略できます。ラメの入ったカラーですとフラッシング効果も期待できるので、リアクションバイトを誘いやすくなります。特にガルプ!SWベビーサーディンは匂いと味で誘うため、見切られやすいマイクロベイトパターンでも効果的です。
ハイプレッシャーエリアにおすすめのワーム
ハイプレッシャーエリアとは、多くのアングラーが入る有名ポイントや、シーバスがスレてしまっている場所のことです。このような場所では、よりナチュラルで違和感のないワームが威力を発揮します。
おすすめワーム:マーズ R-32、コアマン アルカリ、pick up スリートラップ
ハイプレッシャーエリアではピンテールワームが特に効果的です。シーバスの活性が低い時にはプレッシャーを与えにくいピンテールを選択することで、デッドスローで巻いてもテールが微振動を発生するので、アピール力が低下しません。
カラーについては、パール系やチャート系はアピール力が強い反面、スレやすいデメリットを持っているので避け、クリアー系やナチュラル系を中心に使用することをおすすめします。特にマーズ R-32は定番中の定番で、スレきったエリアでも安定した釣果を期待できます。
サーフエリアにおすすめのワーム
サーフエリアでは遠投性能と強いアピール力が求められます。広大なフィールドからシーバスを引き寄せるために、ある程度のアピール力を持ったワームが効果的です。
おすすめワーム:ブルーブルー ジョルティ、メジャークラフト 浜王、ジャッカル ビッグバッカー ワグシャッド
サーフでは飛距離が重要なため、重めのジグヘッドと組み合わせて使用します。特に15g以上のウェイトがあると、遠投して広範囲を探りやすくなります。また、強い波動を発生するシャッドテールワームが、濁りの入ったサーフエリアでも効果的にアピールしてくれます。
手前の波打ち際(ブレイク付近)でのヒットが非常に多いため、遠投することに重きを置くのではなく、手前の波打ち際を通すときはより慎重に集中して巻いていくことが特に重要です。ジョルティは特に飛距離に優れており、サーフでの遠投性能は抜群です。
シーバスワームと組み合わせるおすすめジグヘッド3選
ワーム選びと同じくらい重要なのがジグヘッド選びです。どんなに優秀なワームでも、適切なジグヘッドと組み合わせなければその性能を発揮できません。ここでは、シーバス釣りで実績の高い3つのジグヘッドをご紹介します。
それぞれのジグヘッドには明確な特徴と得意分野があるため、用途に応じて使い分けることで、ワームの持つポテンシャルを最大限に引き出すことができます。また、価格と性能のバランスも考慮した選択になっています。
ジグヘッドは消耗品でもあるため、コストパフォーマンスと入手のしやすさも重要な要素です。これらの点も踏まえて、実用的なジグヘッドを厳選しました。
オーナー 静ヘッド – 万能型の定番ジグヘッド
静ヘッドは、ソルトシーンで”ド定番”と言えるジグヘッドです。水平姿勢が維持されるバランス設計で、ピンテールやシャッドテールなど、ワームのタイプを選ばず使用できます。
ウェイトラインナップは、5g〜36gの全10種類と非常に豊富で、シーバスだけでなく、様々な魚種をターゲットに使えるので、持っておいて損はありません。また、どの店舗でも売っていることも魅力のひとつです。
ジグヘッドは消耗品ですので、いつでもどこでも、しかも安く買えるのは確実にメリットです。シーバス釣り初心者の方は、まずは静ヘッドから始めることをおすすめします。マーズ R-32やコアマン アルカリとの相性も抜群です。価格は1個100円程度と非常にリーズナブルです。
- シーバス釣り初心者の人
- 万能型のジグヘッドが欲しい人
- コストパフォーマンスを重視する人
- 入手しやすさを重視する人
- 様々なワームを試したい人
コアマン アルカリダートヘッド – ダート専用設計
コアマンのアルカリにジャストマッチなジグヘッドで、レンジキープ力に優れながら、シャクリ抵抗が少ないことが特徴です。軽い力でも水中で左右に大きくダートさせることができ、長時間の釣行でも集中力を切らさずにやり切ることができます。
また、フッ素コートされたオリジナルフックを採用し、刺さりも抜群です。実績も十分ですので、安心して使ってみてください。ウェイトは7、10、13gの3種類で、様々な状況に対応できます。
特にワインド釣法やリアクションを狙った釣りでは、その性能を存分に発揮してくれます。コアマン アルカリとの組み合わせは定番中の定番で、多くのアングラーに愛用されています。価格は1個200円程度で、専用設計の割にはリーズナブルな価格設定です。
- ダートアクションを多用する人
- ワインド釣法を習得したい人
- アルカリを愛用している人
- リアクションバイトを狙いたい人
- フッキング性能を重視する人
コアマン パワーヘッドミニ – 小型ワーム専用
コアマンのパワーヘッドミニは、アルカリのダウンサイジングモデルのミニカリ(2.4inch)に合うように設計されたジグヘッドです。3inch以下の小さなワームにぴったりで、ミニカリ専用として使ってもOKですが、他社のワームと組み合わせてもGOODです。
小粒ながら、レンジキープもダートアクションもこなしてくれます。フックはがまかつ製で鋭く、小さなアタリも逃しません。ぜひマイクロベイトパターンで使ってみてください。
ウェイトは3、5gの2種類で、軽量なため表層から中層での使用に適しています。ガルプ!SWベビーサーディンやエコギア グラスミノーとの相性も良く、マイクロベイトパターンでは欠かせない存在です。価格は1個150円程度で、小型ジグヘッドとしては適正な価格です。
- マイクロベイトパターンを攻略したい人
- 小型ワームを多用する人
- 繊細なアタリを拾いたい人
- 表層から中層メインの人
- 高品質なフックを求める人
シーバスワームに関するよくある質問
シーバスワームについて、よく寄せられる質問にお答えします。特に初心者の方が疑問に思うポイントを中心に、実践的な回答を心がけました。
初心者におすすめのシーバスワームは?
初心者の方には「コアマン VJ」か「バークレイ ガルプ!SWベビーサーディン」をおすすめします。VJは実績が高く確実性があり、ガルプは餌感覚で使えるため失敗が少ないです。どちらもセット品なので、ジグヘッド選びで悩む必要がありません。
ワームとハードプラグの使い分けは?
基本的にはハードプラグで広範囲をサーチし、反応があった場所をワームで丁寧に攻めるのが効果的です。また、プレッシャーの高いエリアや、マイクロベイトパターンではマーズ R-32やガルプ!SWベビーサーディンのようなワームから始めることをおすすめします。
ワームの保存方法は?
直射日光を避け、涼しい場所で保管することが重要です。特にガルプ!SWベビーサーディンのような匂い付きワームは密閉容器に入れて保存し、他のワームへの匂い移りを防ぎましょう。また、異なる素材のワームは分けて保存することをおすすめします。
コスパの良いシーバスワームは?
マーズ R-32やエコギア グラスミノーがコストパフォーマンスに優れています。どちらも500-600円程度で購入でき、実績も十分です。初心者の方はまずこれらから始めて、経験を積んでからコアマン VJのような高価なワームにステップアップすることをおすすめします。
まとめ:反則級シーバスワームで釣果アップを目指そう
反則級シーバスワームを使いこなすことで、今まで釣れなかった状況でも確実に釣果を上げることができるようになります。特にハイプレッシャーエリアやマイクロベイトパターンでは、ワームの威力を強く実感できるでしょう。
重要なのは状況に応じた適切なワーム選択と基本的な使い方の習得です。まずは今回紹介したランキング上位のコアマン VJやガルプ!SWベビーサーディンから試してみて、徐々に使い分けのコツを覚えていくことをおすすめします。
また、ワームはハードプラグの代替品ではなく、独自の魅力を持つルアーであることを理解することが大切です。それぞれの特性を活かしたバランスの良いルアーローテーションで、シーバス釣りの新たな可能性を発見してください。