カマス釣りで結果を出すには、ルアー選びが最も重要なポイントです。カマスは群れで行動するため、適切なルアーで群れに当たれば爆釣も夢ではありません。
この記事では、実際にカマスを釣り上げた経験をもとに、本当に釣れる最強ルアーを厳選してご紹介します。初心者でも扱いやすいものから、上級者向けのテクニカルなものまで幅広くカバーしています。

- カマス最強ルアーおすすめランキング10選
- ダイワ 月下美人 小鉄 7g|遠投性抜群のメタルバイブ
- バスデイ レンジバイブ 45ES|初心者でも扱いやすい万能型
- ダイワ モアザン リアルスピン ST|ディープエリア攻略の切り札
- ラパラ 五目ジグ 12g|左右非対称で激しいアクション
- ハヤブサ ジャックアイ 豆マキマキ 5g|巻くだけで釣れるお手軽ジグ
- ダイワ 月下美人 プリズナー 7g|縦の釣りに最適なメタルジグ
- ダイワ Dr.ミノー2 50FS|潮流の速いポイントでも安定
- ハルシオンシステム 月虫55|フラッシング効果で高活性時に威力
- ダイワ 月下美人 ビームスティック 2.2インチ|スレたカマスに効くワーム
- reins アジリンガーシャッド 1.5インチ|ナチュラルアクションでバイト誘発
- カマス釣りで最強ルアーを選ぶ5つのポイント
- カマス最強ルアーのタイプ別おすすめ
- カマス最強ルアーを使った釣り方テクニック
- カマス最強ルアーに合わせるタックル選び
- カマス最強ルアーが効く釣り場・時期・時間帯
- カマス最強ルアー釣りでよくある失敗と対策
- まとめ
カマス最強ルアーおすすめランキング10選
実際の釣行で結果を出し続けているカマス用ルアーを、使いやすさと釣果実績をもとにランキング形式でご紹介します。初心者から上級者まで幅広く使えるアイテムを厳選しました。
ダイワ 月下美人 小鉄 7g|遠投性抜群のメタルバイブ
カマス釣り最強ルアーの代表格として多くのアングラーに愛用されているのが、ダイワの月下美人 小鉄です。7gという絶妙な重量により、ライトタックルでもしっかりと遠投でき、広範囲のカマスを探ることができます。
このルアーの最大の特徴は、前後2つのアイによる使い分けです。フロントアイではリフト&フォール、リアアイではただ巻きと、シチュエーションに応じてアクションを変えられるのが大きな魅力です。実際に使ってみると、朝マズメの表層ではただ巻き、日中のボトム攻略ではリフト&フォールと使い分けることで、安定した釣果を得られています。
- 遠投性能を重視したい人
- 一つのルアーで多彩な攻略をしたい人
- 安定した釣果を求める人
- ボトムからの縦の釣りをマスターしたい人
- コストパフォーマンスを重視する人
バスデイ レンジバイブ 45ES|初心者でも扱いやすい万能型
バスデイのレンジバイブ 45ESは、ただ巻きだけで釣れる初心者最強ルアーとして非常に優秀です。ナイフエッジ構造による微振動は、カマスの本能を刺激し、スレた状況でもしっかりとバイトを引き出してくれます。
実際の釣行では、他のルアーに反応しないカマスでも、このレンジバイブに交換した途端にヒットすることが多々あります。デッドスローでもしっかり泳ぐため、活性の低い時間帯でも威力を発揮するのが心強いポイントです。
- カマス釣り初心者の人
- ただ巻きで簡単に釣りたい人
- スレたカマスを攻略したい人
- 低活性時の切り札が欲しい人
- 安定したアクションを求める人
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ダイワ モアザン リアルスピン ST|ディープエリア攻略の切り札
ディープエリアに潜むカマスを狙うなら、モアザン リアルスピン STが圧倒的です。21gという重量により、素早く狙ったレンジまで到達し、効率よくボトム付近のカマスにアプローチできます。
SaqSas加工されたブレードは回転性能が抜群で、デッドスローでも確実に回転してくれます。タングステンボールによる底取り感度も優秀で、荒れた日でもしっかりと構造変化を感じ取れるのが実釣での大きなアドバンテージです。
- ディープエリアを攻略したい人
- 重いルアーでの遠投が必要な人
- 底取り感度を重視する人
- 荒天時でも釣りをする人
- スピンテールの威力を体感したい人
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ラパラ 五目ジグ 12g|左右非対称で激しいアクション
ラパラの五目ジグは、左右非対称構造による激しいアクションが最大の特徴です。ジャークを入れると左右にスライドしながら海中を飛び回り、リアクションバイトを誘発する力が抜群です。
特に活性の高いカマスが群れている時には、この激しい動きが効果的です。アクション後のフォールで生まれる一瞬の間が、カマスに確実にバイトさせる食わせの間を作ってくれます。ミスバイトが少ないのも初心者には嬉しいポイントです。
- 激しいアクションで誘いたい人
- リアクションバイトを狙いたい人
- 高活性のカマスを効率よく釣りたい人
- ミスバイトを減らしたい人
- ジャーク&フォールをマスターしたい人
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ハヤブサ ジャックアイ 豆マキマキ 5g|巻くだけで釣れるお手軽ジグ
ハヤブサのジャックアイ 豆マキマキは、「巻くだけで釣れる」というコンセプト通りの使いやすさが魅力です。5gという軽量設計により、シャローエリアでもレンジをキープしやすく、表層付近を回遊するカマスに効果的です。
ケイムラブルーイワシカラーは、夜間でも高い視認性を発揮し、ナイトゲームでも活躍してくれます。実際に常夜灯周りで使用したところ、他のルアーでは反応しなかったカマスが次々とヒットした経験があります。
- シンプルな操作で釣りたい人
- シャローエリアを攻略したい人
- ナイトゲームをメインにする人
- 軽量ジグの使い方を覚えたい人
- コストを抑えたい人
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ダイワ 月下美人 プリズナー 7g|縦の釣りに最適なメタルジグ
月下美人 プリズナーは、縦の釣りに特化したメタルジグとして非常に優秀です。センターウェイトバランス設計により、安定したフォールアクションでカマスを魅了してくれます。
標準装備のティンセルフックとSaqSasアシストフックにより、ショートバイトも確実にフッキングできるのが大きな強みです。特に低活性時のじゃれつくようなアタリでも、しっかりと針掛かりしてくれるため、貴重な一匹を逃しません。
- 縦の釣りをマスターしたい人
- ショートバイトに悩んでいる人
- 低活性時の切り札が欲しい人
- フォールアクションを重視する人
- 夜間や濁り潮での釣りが多い人
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ダイワ Dr.ミノー2 50FS|潮流の速いポイントでも安定
潮流の速いポイントでカマスを狙うなら、Dr.ミノー2 50FSの安定性は頼りになります。ファストシンキング設定により、流れの中でもしっかりとレンジをキープしてくれるのが最大の魅力です。
連続トゥイッチで平打ちさせても復元力が高く、カマスに違和感を与えることなくバイトに持ち込めます。特に潮目やブレイクライン沿いでの実績が高く、地形変化を意識したカマス釣りでは欠かせないルアーです。
- 潮流の速いポイントで釣りをする人
- ミノーの安定性を求める人
- トゥイッチアクションを多用する人
- 地形変化を攻略したい人
- 中層のカマスを狙いたい人
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ハルシオンシステム 月虫55|フラッシング効果で高活性時に威力
高活性のカマスには、フラッシング効果の強いルアーが効果的です。ハルシオンシステムの月虫55は、アワビ貼りボディによる強烈なフラッシングでカマスの注意を一気に引きつけます。
手元に振動が伝わるほどの激しいウォブリングは、遠くのカマスにもしっかりとアピールしてくれます。朝夕のマズメ時には特に威力を発揮し、群れを見つけた時の数釣りでは圧倒的な実績を誇ります。
- 高活性時の数釣りを楽しみたい人
- フラッシング効果を重視する人
- マズメ時の釣りがメインの人
- 激しいアクションが好きな人
- 群れを見つけた時の爆釣を体験したい人
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ダイワ 月下美人 ビームスティック 2.2インチ|スレたカマスに効くワーム
スレたカマスや低活性時の最終兵器として、ワームの威力は絶大です。月下美人 ビームスティック 2.2インチは、独自のエラストマー素材により、繊細なテールアクションでカマスを魅了してくれます。
わずかな水流でも微振動を発生するため、ほとんど動かさないデッドスローの釣りでも効果的です。ハードルアーに反応しなくなったカマスでも、このワームに交換した途端にバイトしてくることが多く、実釣では非常に頼りになる存在です。
- スレたカマスを攻略したい人
- 低活性時の切り札が欲しい人
- デッドスローの釣りを覚えたい人
- ワームの使い方をマスターしたい人
- 繊細なアタリを楽しみたい人
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reins アジリンガーシャッド 1.5インチ|ナチュラルアクションでバイト誘発
reinsのアジリンガーシャッド 1.5インチは、シャッドテールによる自然なスイミングアクションが魅力のワームです。どんな巻き速度でも安定して泳ぐため、初心者でも扱いやすいのが大きなメリットです。
小魚が泳ぐシーンを忠実に再現したアクションは、警戒心の強いカマスにも効果的です。特にナイトゲームでのスローリトリーブでは、その威力を実感できます。価格も手頃で、数を揃えやすいのも嬉しいポイントです。
- ワーム初心者の人
- ナイトゲームをメインにする人
- ナチュラルなアクションを求める人
- コストパフォーマンスを重視する人
- 安定したワームアクションが欲しい人
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カマス釣りで最強ルアーを選ぶ5つのポイント
カマス釣りで結果を出すには、適切なルアー選びが欠かせません。闇雲にルアーを選ぶのではなく、明確な基準を持って選択することで、釣果は格段に向上します。
ルアーのタイプ別特徴と使い分け
カマス釣りで使用されるルアーは、大きく4つのタイプに分けられます。それぞれの特徴を理解し、状況に応じて使い分けることが釣果アップの秘訣です。
メタルジグ・バイブレーション系の特徴
遠投性能と沈下速度の速さが最大のメリットです。広範囲を素早く探ることができ、ボトムからの縦の釣りにも対応できます。ただし、アピール力が強い分、スレやすいというデメリットもあります。
メリット | デメリット |
---|---|
遠投性能が高い
広範囲を効率よく探れる
ディープエリア攻略が得意
|
アピール力が強くスレやすい
シャローエリアは苦手
根掛りしやすい
|
スピンテールジグの特徴
ブレードの回転による強いアピール力と一定レンジでのキープ力が特徴です。ただ巻きだけで効果的にカマスを誘えるため、初心者にもおすすめです。
ミノー系の特徴
3m以内のレンジで最も活躍するルアーです。アクションを加えやすく、攻める釣りが楽しめます。ただし、重量が軽いため飛距離に限界があります。
ワーム系の特徴
スレたカマスや低活性時の最終兵器として威力を発揮します。ナチュラルなアクションが魅力ですが、アピール力は控えめです。
サイズ選びのコツとベイトマッチング
ルアーサイズの選択は、カマスのサイズとベイトサイズのマッチングが重要です。初夏は鉛筆サイズのカマスが多いため3~4cmのルアー、冬場の大型狙いでは5~7cmのルアーが効果的です。
カラー(色)選びの基本戦略
カマスは視覚に頼った捕食をするため、カラー選択は釣果に直結します。基本となるのはイワシカラー、オレンジ、レッドの3色で、これにナイトゲーム用のクリア系、グロー系を加えれば万全です。
操作性とアクションレスポンス
カマスは変化のあるアクションに強く反応するため、ロッドアクションに対してキレのあるレスポンスを示すルアーを選ぶことが重要です。特にスレたカマスには、アクションで口を使わせる攻略法が効果的です。
フラッシング効果の重要性
カマスは光る物に強く反応する習性があるため、フラッシング効果の有無は釣果に大きく影響します。高活性時にはアワビプレートやホログラムプレートが効果的ですが、低活性時には逆効果になることもあります。
カマス最強ルアーのタイプ別おすすめ
タイプ別に最強クラスのルアーをピックアップし、それぞれの特徴と使いどころを詳しく解説します。シチュエーションに応じたルアーセレクトで、釣果は確実にアップします。
メタルジグ・バイブレーション系最強3選
遠投性能と汎用性を重視したメタルジグ・バイブレーション系の中でも、実釣での実績が特に高い3機種をご紹介します。
月下美人 小鉄 | レンジバイブ 45ES | TETRA WORKS BIVI |
---|---|---|
前後2つのアイで使い分け可能
遠投性能抜群
ボトム攻略に最適
|
ただ巻きで確実に釣れる
微振動でスレにくい
初心者でも扱いやすい
|
軽量でシャロー対応
ラトル音でアピール
フォール速度が速い
|
月下美人 小鉄は万能性、レンジバイブ 45ESは安定性、TETRA WORKS BIVIは軽量性がそれぞれの強みです。状況に応じて使い分けることで、あらゆるシチュエーションに対応できます。
スピンテールジグ系最強3選
スピンテールジグはブレードの回転による強いアピール力が魅力です。中でも実績の高い3機種の特徴をご紹介します。
モアザン リアルスピン STの重量感とリトルジャック ジャスピンのコンパクトさ、マドネス バクリースピン6の樹脂ブレードによるナチュラルさ、それぞれに明確な使い分けポイントがあります。
ミノー系最強3選
ミノー系ルアーは中層攻略の主力として活躍します。特に実績の高い3機種の使い分けを解説します。
Dr.ミノー2 50FSは潮流対応力、月虫55はフラッシング効果、タックルハウス バフェット S43は操作性がそれぞれの特徴です。シチュエーションに応じた選択が釣果のカギを握ります。
ワーム系最強2選
スレたカマスや低活性時には、ワームの繊細なアクションが威力を発揮します。特に実績の高い2機種をご紹介します。
月下美人 ビームスティックはパドルテールによる微振動、アジリンガーシャッドはシャッドテールによる自然なスイミングがそれぞれの強みです。カマスの活性に応じて使い分けることで、難しい状況でも結果を出すことができます。

カマス最強ルアーを使った釣り方テクニック
最強ルアーを手に入れても、正しい使い方を知らなければ宝の持ち腐れです。ここでは実際の釣行で結果を出すための具体的なテクニックをご紹介します。
基本のただ巻きテクニック
カマス釣りの基本はただ巻きです。しかし、単純に一定速度で巻けば良いというわけではありません。カマスの活性とレンジに合わせた巻き速度の調整が重要なポイントです。
朝夕のマズメ時にはやや早めのリトリーブでカマスの捕食スイッチを入れ、日中の低活性時にはスローリトリーブでじっくりと誘うのが効果的です。特にレンジバイブ 45ESのようなただ巻き特化ルアーでは、この速度調整が釣果を大きく左右します。
活性に応じたアクションの使い分け
カマスの活性が低い時や、ただ巻きに反応しない時には、アクションを加えて魚に気づかせることが重要です。効果的なアクションパターンをご紹介します。
ただ巻きの途中で一瞬止める。カマスの追尾を促し、バイトチャンスを作る
レンジ別攻略法
カマスは時間帯や潮況によって遊泳レンジが大きく変わる魚です。それぞれのレンジに応じた攻略法をマスターすることで、安定した釣果を得ることができます。
表層攻略のコツ
朝夕のマズメ時や、ベイトが表層に群れている時には表層攻略が最も効果的です。ジャックアイ 豆マキマキのような軽量ジグや、フローティングミノーを使用します。
表層では早めのリトリーブでカマスの捕食本能を刺激し、水面直下を意識してルアーを通すことが重要です。ナブラが発生している時は、その周辺を重点的に攻めましょう。
中層攻略のコツ
日中の安定した時間帯には、中層での展開が中心となります。レンジバイブ 45ESやDr.ミノー2が威力を発揮するレンジです。
一定のレンジをキープしながら、ベイトフィッシュの群れを意識したルアー操作が重要です。魚探やバードレーダーでベイトの反応を確認しながら攻めると効果的です。
ボトム攻略のコツ
水温が下がる冬期や、日中の高水温時にはボトム付近にカマスが沈むことが多くなります。月下美人 小鉄やモアザン リアルスピン STの出番です。
底を叩くようなリフト&フォールや、ボトムから1mほど上を通すただ巻きが効果的です。根掛りを避けながら、ストラクチャー周りを丁寧に攻めることが釣果のカギとなります。

カマス最強ルアーに合わせるタックル選び
最強ルアーの性能を最大限に引き出すには、適切なタックルセッティングが欠かせません。ルアーの重量やアクションに合わせたタックル選びで、釣果は確実に向上します。
ロッドの選び方
カマス釣りには6~7フィート程度のライトゲーム用ロッドが最適です。ルアーウェイト5~15g程度に対応できるものを選ぶことで、月下美人 小鉄からワーム系まで幅広く対応できます。
硬すぎるロッドはカマスのバレを招き、柔らかすぎるとルアーが飛ばせません。ML(ミディアムライト)からL(ライト)クラスのロッドが、カマス釣りには最もバランスが良いとされています。
おすすめロッド詳細情報
シマノ ルアーマチック S60L:初心者向けのエントリーモデル。操作性の良い6フィートで、幅広いライトゲームに対応。価格も手頃で最初の一本に最適。
ダイワ 月下美人 76ML-T:7.6フィートのロングレングスとチューブラーティップで、不意の大型にも対応。コストパフォーマンスが高く、中級者まで長く使える。
リールの選び方
カマス釣りには2000番台のスピニングリールが最適です。ハイギアタイプを選ぶことで、手返しの良い効率的な釣りが可能になります。
ラインの巻き取り量やドラグ性能も重要なポイントです。カマスの鋭い歯による不意のライン切れに備え、スムーズなドラグ調整ができるリールを選びましょう。
リールサイズ | ギア比 | 適用ライン | 特徴 |
---|---|---|---|
2000番 | 6.0~6.2 | PE0.4~0.6号 | バランス重視の万能型 |
2500番 | 5.8~6.0 | PE0.6~0.8号 | 大型カマス対応 |
ラインシステムの組み方
カマス釣りではPEラインとフロロカーボンリーダーの組み合わせが一般的です。カマスの鋭い歯対策として、リーダーは必須です。
PEライン0.4~0.6号にフロロカーボンリーダー1.5~2号の組み合わせが、カマス釣りでは最もバランスが良いとされています。リーダーの長さは50cm~1m程度が適切です。

カマス最強ルアーが効く釣り場・時期・時間帯
最強ルアーを持っていても、適切な場所と時間で使わなければ効果は半減してしまいます。カマスの生態と行動パターンを理解し、効果的な釣り場選びと時期・時間帯の見極めを行いましょう。
釣り場選びのポイント
カマスは潮通しの良い場所にベイトフィッシュと共に回遊してきます。効果的な釣り場の特徴を把握して、的確なポイント選択を行うことが釣果アップの秘訣です。
釣り場タイプ | 特徴 | おすすめルアー | 攻略ポイント |
---|---|---|---|
外洋堤防 | 潮通し抜群、大型期待 | モアザン リアルスピン ST | 遠投して広範囲を探る |
漁港・常夜灯周り | ベイト豊富、ナイトゲーム◎ | ジャックアイ 豆マキマキ | 明暗の境界を重点攻略 |
内湾エリア | 小型中心、数釣り可能 | レンジバイブ 45ES | シャローレンジを丁寧に |
特に常夜灯周りは夜間のベイトフィッシュが集まりやすく、それを追ってカマスも寄ってきます。明暗の境界線を意識してルアーを通すことで、効率的にカマスを狙うことができます。
ベストシーズンと時期による攻略法
カマス釣りのベストシーズンは夏から秋にかけてですが、時期によってカマスのサイズや行動パターンが変わるため、それに応じたルアー選択と攻略法が必要です。
初夏(6~7月)は鉛筆サイズの小型が中心で、ワーム系や小型のメタルジグが効果的です。秋(9~11月)になると大型が期待でき、モアザン リアルスピン STのような重量級ルアーが威力を発揮します。
時間帯別のルアー使い分け
カマスの活性は時間帯によって大きく変わるため、それぞれの時間帯に最適なルアーを使い分けることが重要です。
朝夕のマズメ時はカマスの活性が最も高くなる時間帯です。この時間帯には月虫55のようなアピール力の強いルアーで、積極的に攻めることが効果的です。
日中の低活性時には、ワーム系やレンジバイブのようなナチュラル系ルアーでスローに誘うことが重要です。諦めずに粘り強く探ることで、思わぬ良型に出会えることもあります。

カマス最強ルアー釣りでよくある失敗と対策
カマス釣りでは、ちょっとした判断ミスや知識不足が釣果に大きく影響します。よくある失敗パターンを理解し、適切な対策を講じることで、安定した釣果を得ることができます。
ルアーローテーションの重要性
カマス釣り最大の失敗は、同じルアーを使い続けることによるスレです。カマスは警戒心が強く、同じルアーを何度も見せると学習してしまいます。
まず月下美人 小鉄でサーチし、反応が悪くなったらレンジバイブにタイプチェンジ。それでもダメならワーム系で最終攻略という段階的なローテーションが効果的です。
状況 | 対策ルアー | アクション |
---|---|---|
スレてきた時 | ワーム系 | デッドスロー |
活性が高い時 | 月虫55 | 早巻き |
反応が薄い時 | レンジバイブ | ただ巻き |
群れが深い時 | モアザン リアルスピン | リフト&フォール |
アタリがあっても釣れない時の対処法
カマスは捕食が下手な魚として知られており、アタリがあってもフッキングしないことが多々あります。適切な合わせのタイミングを覚えることが重要です。
カマスのアタリは「コツコツ」という小さなものから、「ガツン」という明確なものまで様々です。どんなアタリでも1~2秒待ってから合わせることで、フッキング率が大幅に向上します。
ショートバイト対策の具体的方法
フックサイズアップ:#8→#6に変更してフッキング率向上
アシストフック追加:月下美人 プリズナーのようにアシストフック付きルアーを使用
ルアーサイズダウン:口に入りやすいサイズに変更
リーダー太く:歯による切れを防止
群れを逃がさないための手返しテクニック
カマスは群れで行動するため、一匹釣れたら連続でヒットする可能性が高い魚です。しかし、手返しが悪いと群れが移動してしまい、チャンスを逃してしまいます。
群れを逃がさないためには、以下の手返し向上テクニックが重要です:
- ランディングネットの活用:手づかみよりも安全で早い
- バーブレスフック使用:針外しが簡単で時短になる
- 予備ロッドの準備:ライントラブル時の対策
- ルアーケースの整理:すぐに取り出せるよう準備
特に¥500以下のランディングネットを一つ持っているだけで、手返しは格段に向上します。群れを前にして焦らず、確実に一匹ずつ仕留めることが連続ヒットの秘訣です。
また、群れが表層にいる時はジャックアイ 豆マキマキのような軽量ルアー、深場にいる時はモアザン リアルスピン STのような重量ルアーと、群れの位置に応じた即座のルアーチェンジも重要なテクニックです。

まとめ
カマス最強ルアーの選び方から実釣テクニックまで、確実に釣果を上げるための情報を総合的にご紹介しました。
最も重要なのは、シチュエーションに応じたルアー選択と適切な使い分けです。月下美人 小鉄の万能性、レンジバイブ 45ESの安定性、ワーム系の繊細さなど、それぞれの特徴を理解して使い分けることで、どんな状況でもカマスを釣り上げることができるでしょう。
今回ご紹介した最強ルアーを参考に、あなたもカマス釣りの醍醐味である群れでの爆釣を体験してみてください。適切な知識と道具があれば、必ず結果はついてきます。