ちょい投げのキス釣りで仕掛けに迷ったら、まずおすすめしたいのがハヤブサ「ライトショット 投げキス 瞬速 NT586」です。私がほかのキス専用仕掛けと使い比べたなかでは、アタリを針掛かりにつなげやすいと感じた仕掛けでした。全長65cm・2本鈎なので、ちょい投げでも扱いやすい長さです。
ただし、キス釣りにどんな状況でも最強といえる仕掛けが1つあるわけではありません。オモリまでまとめて買いたいのか、短い竿で投げたいのか、沖のキスを多本針で狙いたいのかによって、選ぶべき仕掛けは変わります。私は「針掛かり」と「竿に合う長さ」を、まず重視して選んでいます。
最初の1つを選ぶなら、使う竿と釣り方から絞ると失敗しにくくなります。目的別におすすめの仕掛けを比べると、次のとおりです。
| 重視すること | おすすめの仕掛け | 選ぶ理由・注意点 |
|---|---|---|
| ちょい投げでの針掛かり | ハヤブサ 瞬速 NT586 | 全長65cm・2本鈎。天秤・オモリは別に用意 |
| 瞬速とオモリをまとめて準備 | ハヤブサ 立つ天秤 瞬速2本鈎 HA312 | 立つ天秤付き。オモリの号数を選べる |
| 初めてのちょい投げ | ささめ針 ちょい投げセット K-017 | 全長80cm・8号オモリ付き。竿のオモリ負荷を要確認 |
| 短い竿でコンパクトに | ささめ針 キス胴突セット TKS43 | 全長55cm・1本鈎。オモリは約5号 |
| 遠投して多点掛けを狙う | シマノ 掛けキス 50連結仕掛け | 針数を調整できる本格投げ釣り向け |
このなかで瞬速NT586を第一候補にしたのは、針掛かりの使用感と、ちょい投げで扱いやすい仕掛け全長のバランスがよかったからです。一方、天秤やオモリを持っていないなら、セット品のほうが準備は簡単。仕掛けの値段や針の数だけで「最強」を決めないほうが、自分に合うものを選べます。
同じ釣行でキス2匹から10匹に!
前半:約3時間/一般的な五目仕掛け
キス2匹、メゴチやフグなどの外道が多数
後半:約3時間/ハヤブサ 瞬速 NT586
キス10匹
変更しなかった道具:竿・リール・道糸
この日は最初、手持ちの五目仕掛けで釣っていましたが、ブルブルッというアタリがあっても、なかなかキスが掛かりませんでした。そこでキス専用の瞬速NT586に交換。アタリがそのまま針掛かりにつながることが増えたのが印象に残っています。
なお、前半に使った五目仕掛けも針は6~8号程度でした。単純に針の大きさだけが原因だったとはいえませんし、同じ日の前半と後半では潮や魚の居場所も変わり得ます。どの釣り場でも瞬速に替えるだけで5倍釣れる、という意味ではありません。それでも、アタリがあるのに掛からないとき、仕掛けを見直す価値を感じた経験でした。
この記事では、ちょい投げから本格的な投げ釣りまで、おすすめのキス釣り仕掛け10選を紹介します。針の号数や天秤の選び方、季節ごとの狙い方もまとめているので、手持ちの竿と釣り場に合う仕掛けを選ぶ参考にしてください。
- キス釣りの最強仕掛けは?ハヤブサ「瞬速」をおすすめする理由
- キス釣り仕掛けおすすめランキング10選
- ハヤブサ 投げキス 瞬速|確実にフッキングできる高性能仕掛け
- ハヤブサ 投げキスセット 立つ天秤 瞬速2本鈎|釣果重視の競技仕様モデル
- ささめ針 ちょい投げセット | 初心者におすすめのコスパ最強セット
- ささめ針 特選ちょい投げキス胴突セット|短い竿や子供でも扱いやすい仕掛け
- がまかつ ちょい投げリグ キス・ハゼ | 予算重視のシンプル設計仕掛け
- オーナー ウルトラ5 投げ五目 | フグ対策万全の耐久性重視モデル
- シマノ 掛けキス 50連結仕掛け | 本格投げ釣り入門の経済的チョイス
- がまかつ F1キス50本仕掛 | トーナメント級性能の最高峰モデル
- がまかつ 手返しキス仕掛 | 食い渋り対策の効率重視仕掛け
- オーナー マシーンキス | 時短釣行の究極効率化仕掛け
- みんなのキス釣果!実際に使った仕掛けやタックルを紹介
- キス釣り仕掛けを選ぶときに絶対見るべき5つのポイント
- ちょい投げ仕掛けと投げ釣り仕掛けの使い分け
- 天秤の選び方と種類別特徴
- 季節別キス釣り攻略のポイント
- キス釣りの餌選びと付け方のコツ
- キス釣りの基本的な釣り方と誘い
- キス釣り仕掛けのトラブル対策
- キス釣り仕掛けの自作方法
- まとめ
キス釣りの最強仕掛けは?ハヤブサ「瞬速」をおすすめする理由
私がちょい投げ用のキス釣り仕掛けで、まずおすすめするのは「瞬速NT586」です。ほかのキス専用仕掛けと使い比べて、針掛かりがよいと感じたことが最大の理由。内房サーフでも、五目仕掛けでは取れなかったアタリが、瞬速に替えたあとには針掛かりにつながりやすくなりました。
掛かりやすさを重視するのは、キス釣りではアタリがあっても、魚を掛けられなければ釣果にならないからです。もちろん、エサの付け方や誘い方にも左右されますが、針の形状や仕掛けの作りは見直す余地があります。メーカーもNT586には、吸い込みを意識した「瞬速キス鈎」を採用しています。
もう一つの決め手は、全長65cm・2本鈎という取り回しのよさ。実釣で使ったのは2m以上~2.5m未満の竿で、長い多本針仕掛けのようにさばく必要がありませんでした。ちょい投げでは針数を増やすより、まず投げやすく、絡ませずに使えることを優先したいところです。なお、NT586は天秤用の仕掛けなので、天秤・オモリは別に必要です。
三浦半島の砂地と岩が混じる浜で使ったときも、2時間で15~18cmのキスを8匹釣り、途中ではメゴチやベラも掛かりました。ただ、その釣行では天秤ごと2回根掛かりで失っています。針掛かりに満足していても、根掛かりの多い場所で万能というわけではないのが、使っていて感じた注意点です。
そのため、オモリと仕掛けを一度に揃えるなら立つ天秤 瞬速2本鈎やささめ針のちょい投げセット、短い竿ならキス胴突セットも候補になります。根掛かりが多い場所では予備仕掛けを多めに用意し、遠投して連掛けを狙うならシマノの50連結仕掛けのような多本針タイプへ切り替えます。
つまり、近距離のちょい投げで針掛かりを重視するなら瞬速NT586。それ以外の条件では、セット内容や仕掛けの長さ、針数を優先したほうが釣りやすいこともあります。以下のランキングでは、それぞれの仕掛けが力を発揮する場面まで比較していきます。
キス釣り仕掛けおすすめランキング10選

ここからは、おすすめのキス釣り仕掛けを10個紹介します。上位にはちょい投げで扱いやすいもの、後半には投げ釣り向けや50本連結の仕掛けを入れました。初心者向けのコスパ重視モデルから、上級者向けの高性能モデルまで並んでいるので、まずは下の表で全体を見てください。
| 順位 | 商品名 | 特徴 | おすすめ度 | おすすめな人 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | ハヤブサ 投げキス 瞬速 | フッ素コート針で高フッキング性能 根掛かりしにくい直線設計 |
★★★★★ | 確実にキスを釣りたい初心者 |
| 2位 | ハヤブサ 立つ天秤 瞬速2本鈎 | 立つ天秤でアピール力向上 早掛針で確実なフッキング |
★★★★★ | 釣果にこだわる競技志向の人 |
| 3位 | ささめ針 ちょい投げセット | オモリ付属で即釣り開始可能 予備仕掛けも付いてコスパ抜群 |
★★★★☆ | 初めてキス釣りに挑戦する人 |
| 4位 | ささめ針 キス胴突セット | 胴付き仕掛けで高感度 短い竿や子供でも扱いやすい |
★★★★☆ | ファミリーフィッシングや子供 |
| 5位 | がまかつ ちょい投げリグ | 最安価格でコスパ抜群 2本針で連掛けも可能 |
★★★☆☆ | 予算を抑えたい初心者 |
| 6位 | オーナー ウルトラ5 投げ五目 | フグガードパイプで耐久性抜群 超ショート設計50cm |
★★★★☆ | フグの多い釣り場で釣りをする人 |
| 7位 | シマノ 掛けキス 50連結 | 50本連結で経済的 好きな本数にカットして使用 |
★★★★☆ | 本格投げ釣りを始めたい人 |
| 8位 | がまかつ F1キス50本 | トーナメント級の最高性能 吸い込み良くバレにくい設計 |
★★★★★ | 競技レベルの性能を求める人 |
| 9位 | がまかつ 手返しキス仕掛 | 外向き針先で手返し抜群 食い渋り時の浅アタリも対応 |
★★★★☆ | 効率的に数を釣りたい人 |
| 10位 | オーナー マシーンキス | 8つの工夫で究極の効率化 素早い回収で時短釣行に最適 |
★★★★☆ | 時短釣行で効率を重視する人 |
ハヤブサ 投げキス 瞬速|確実にフッキングできる高性能仕掛け
ルアーロッドでも使いやすいショート設計の天秤用仕掛けです。針はフッ素コートされた「瞬速キス」で、とにかく刺さりがいい。キスがエサを吸い込んだ瞬間に掛かりやすいので、アタリはあるのに乗らない、というときに試してほしい仕掛けです。
仕掛け全体がまっすぐ伸びるように作られているので、根掛かりしにくいのも助かるところ。オモリは付いていないので別に用意します。ライトショットシンカーや立つ天秤スマッシュと組み合わせると、根掛かりはさらに減らせます。
針の形はキス専用のわりにクセが少ないので、堤防で使えば五目釣りにも使えます。ハゼやメゴチが混じる場所でも無駄になりません。1位にしたのは、この「どこでも使える」感じがあるからです。
三浦半島の、砂地と岩が混じる浜でちょい投げしたときは、2時間で15〜18cmのキスが8匹。途中でメゴチやベラも混じりましたが、仕掛けを替えずにそのまま釣れたのが楽でした。
ただ、三浦は根が絡む場所が多く、天秤ごと2回持っていかれました。予備は多めに持っていった方がいいです。

キス天食べたいさんの釣果
シロギス 29匹
朝イチから投げるたびにプルプルッと連掛け、気づけば29匹!瞬速キスの掛かりが良くて手返し最高でした🐟 今夜はキス天祭り♪
- ちょい投げで確実にキスを掛けたい人
- アタリはあるのに乗らないことが多い人
- ルアーロッドでキス釣りをしたい人
- 根掛かりの多い堤防で釣る人
- キス以外の魚も釣れたらうれしい人
ハヤブサ 投げキスセット 立つ天秤 瞬速2本鈎|釣果重視の競技仕様モデル
早掛針の仕掛けと、立つ天秤スマッシュがセットになった商品です。天秤を別に買わなくていいので、これ1つで始められます。
立つ天秤スマッシュは、着底するとアームが上を向く形になっています。仕掛けが底から少し浮いた位置に来るので、エサが目立ちやすく、根掛かりもしにくくなります。
早掛針は、小さなアタリでも針先が口に掛かりやすい形です。ブルッと来てすぐ離されるような、食いが浅い日に取りこぼしを減らしやすいのが強みです。
2本針なので、数を伸ばしたい人向け。ちょい投げでも数にこだわりたい人には合っていると思います。反対に、とりあえず1匹釣ってみたいだけなら、ここまでの機能はなくても大丈夫です。
- ちょい投げでも数にこだわりたい人
- 小さなアタリを掛けきれないことが多い人
- 天秤と仕掛けをまとめて買いたい人
- 根掛かりしやすい場所で釣る人
- 数釣りや競技に挑戦してみたい人
ささめ針 ちょい投げセット | 初心者におすすめのコスパ最強セット
一番ベーシックな天秤式のちょい投げセットです。オモリも入っているので、これ1つ買えば釣りを始められます。予備の仕掛けも付いているので、絡んだり切れたりしても、その日の釣りが終わらずに済みます。
注意したいのは長さです。全長は約80cmとやや長めなので、2m以上の竿で使うのがおすすめ。短い竿だと、投げるときに仕掛けが体の近くを通って扱いにくくなります。
値段はかなり安いのに、針は12号まで展開があります。大きめの針を選べば、キス以外の魚も狙う五目釣りにも使えます。
最初の1セットで迷ったら、竿が2m以上あるならこれでいいと思います。短い竿しかないなら、次の胴突セットの方が合います。
- 初めてキス釣りをする人
- 仕掛けとオモリをまとめて揃えたい人
- キス以外の魚も釣れたらうれしい人
- 2m以上の竿を持っている人
- まずは安く始めてみたい人
ささめ針 特選ちょい投げキス胴突セット|短い竿や子供でも扱いやすい仕掛け
オモリが仕掛けの一番下に付く胴付き仕掛けです。付属のフロートシンカーが仕掛けを立たせてくれるので、根掛かりしにくいのがうれしいところです。
一本針で全長約55cmと短く、ライトゲーム用のルアーロッドなど短い竿でも投げやすい長さです。子供用の短い竿にもちょうどいいので、家族でキス釣りに行くときの子供用として使いやすいと思います。
胴付き仕掛けは、アタリが天秤を通さずにそのまま竿に伝わるので、感度が高いのも特徴です。仕掛けがコンパクトなぶん、風がある日でも投げやすいです。一方で、一本針なので数を伸ばす釣りには向きません。
- 短い竿しか持っていない人
- 子供と一緒にキス釣りに行く人
- アタリを手元でしっかり感じたい人
- 根掛かりが多い場所で釣る人
- 風の強い日にも釣りに行く人
がまかつ ちょい投げリグ キス・ハゼ | 予算重視のシンプル設計仕掛け
シンプルで安いけど、ちゃんと釣れる天秤用の仕掛けです。全長は65cmで、ルアーロッドでも扱いやすい長さ。2本針なので、群れに当たれば2匹同時に掛かることもあります。
1袋に2セット入っているので、1つ絡ませても予備があります。オモリは別売りで、メーカーはバランスキャスターやアッパーキャストジグを推奨しています。手持ちの天秤オモリを使えば、仕掛け代はかなり安く済みます。
上位の仕掛けと比べると、針や作りに特別な工夫はありません。それでもキスを釣るための基本は押さえているので、予算を抑えたい人や、コンパクトロッドで気軽に釣りたい人には十分です。
- とにかく安くキス釣りを始めたい人
- ルアーロッドで釣りをしたい人
- 余計な機能はいらない人
- 2匹同時の連掛けも狙いたい人
- 天秤オモリをすでに持っている人
オーナー ウルトラ5 投げ五目 | フグ対策万全の耐久性重視モデル
五目釣り用の仕掛けですが、キス釣りにも使えます。全長は50cmとかなり短いので、短い竿でも扱いやすいです。
夏のちょい投げで困るのがフグ。ハリスをかじられて、仕掛けがすぐダメになることがよくあります。この仕掛けはハリスが太めで、さらにフグガードパイプでハリスの根元を守っています。
フグが多い釣り場に行くなら、1つ持っておくと安心です。ハリスが太いぶん、大きめのキスが掛かっても切られにくいです。ただ、細いハリスに比べると警戒されやすいので、フグがいない日は普通のキス仕掛けに戻すのがいいと思います。
7月の湘南サーフでは、海水浴客が来る前の早朝に行っても、仕掛けを入れるたびにクサフグにエダスを切られて、30分で3つダメにしました。
フグガード付きに替えてからは、エサは取られても仕掛けは残るようになりました。フグがいなくなるわけではないので、そこは期待しすぎないでください。
- 夏にフグの多い釣り場へ行く人
- 仕掛けをすぐダメにされて困っている人
- 短い竿で扱える仕掛けがほしい人
- キス以外の魚も一緒に狙いたい人
- 大きめのキスも狙いたい人
シマノ 掛けキス 50連結仕掛け | 本格投げ釣り入門の経済的チョイス
好きな本数に切って使う連結仕掛けです。3本針などの完成仕掛けを毎回買うより、1本あたりの値段がかなり安くなります。針は「掛けキス」という袖型のヒネリ針で、掛かりやすくバレにくい形です。
号数は4~6号と小さめの針が中心です。小型も含めて、引き釣りで何匹も掛ける釣り方に向いています。天秤の根元に付ける砂ずりも2つ付いているので、買ってすぐ使えます。
50連結のほか、3本・5本・8本針の完成仕掛けもあり、長さや枝の間隔、ビーズの種類などが違うタイプを選べます。自分で本数を調整するのが面倒なら、完成仕掛けから始めてもいいです。本格的な投げ釣りを始めたい人が最初に揃えるなら、このシリーズが選びやすいと思います。
- 投げ竿で本格的にキスを狙いたい人
- 一度に何匹も掛けたい人
- 仕掛け代を安く抑えたい人
- 針の本数を自分で決めたい人
- 引き釣りでキスを探すのが好きな人
がまかつ F1キス50本仕掛 | トーナメント級性能の最高峰モデル
こちらも好きな本数に切って使う連結仕掛けです。針の「F1キス」はトーナメント向けに作られた、吸い込みが良くバレにくい小針。エサがずれにくい形で、引き釣りで針先が削れにくいコーティングもされています。
針は5~7号で、チモトに極小の金ビーズが付いたタイプもあります。ビーズがかなり小さいので飛距離の邪魔になりにくく、エサを目立たせる効果も期待できます。
遠投して何匹も掛ける釣りを想定した仕掛けなので、ちょい投げ中心の人にはオーバースペックです。逆に、遠投での多点掛けを突き詰めたい人や大会に出る人なら、この性能を50本連結で経済的に使えるのは大きいです。
- 大会や競技に出る人
- 遠投で何匹も同時に掛けたい人
- 針の性能にこだわりたい人
- 投げ竿での釣りに慣れてきた人
- 高性能な針を安く使いたい人
がまかつ 手返しキス仕掛 | 食い渋り対策の効率重視仕掛け
がまかつのキス針「手返しキス」を使った仕掛けです。針先が外向きになっているので飲まれにくく、針外しが楽です。食いが浅いときのアタリも掛けやすい形になっています。
2本(1.15m)・3本(1.55m)・5本(2.2m)の完成仕掛けと、50本連結仕掛けがあります。竿の長さに合わせて選べるのは助かります。
使い方としておすすめなのは、アタリが少ない日に、ほかの仕掛けから替えてみること。飲まれにくいぶん手返しが早くなるので、短い時間で数を伸ばしたい人にも合います。
内房のサーフで、潮が止まった昼過ぎに、アタリはあるのに針に乗らない時間が1時間くらい続いたことがあります。手返しキスに替えたら、掛かる率が少し上がった感じはありました。劇的に変わるわけではないので、打てる手の一つくらいに考えてください。
- 短い時間で数を釣りたい人
- 食いが渋い日の対策を用意したい人
- 針外しに時間がかかって困っている人
- 仕事の前後など限られた時間で釣る人
- アタリが少ない日の切り札がほしい人
オーナー マシーンキス | 時短釣行の究極効率化仕掛け
ショートロッドで遠投して多点掛けを狙うことを想定した仕掛けです。段差状のエダスやアピール仕様の針など、メーカーによると8つの工夫が入っています。回収も早くできるように考えられていて、機械のように効率よく釣れる、というのが名前の由来です。
針は3本(1.4m)と4本(1.7m)の2種類で、号数は6~9号です。針ごとに細かい工夫がされているので、1本1本の針をしっかり働かせたい人向けです。
限られた時間でなるべく多く釣りたいときに向いた仕掛けで、仕事の前後など、短い時間で釣りに行く人には合うと思います。ただ、全長が1.4m以上あるので、短いルアーロッドだと投げにくいかもしれません。
- 手返しの速さを重視する人
- ショートロッドで遠投したい人
- 一度に何匹も掛けたい人
- 短い時間で釣りに行くことが多い人
- 仕掛けの細かい工夫にこだわりたい人
みんなのキス釣果!実際に使った仕掛けやタックルを紹介
読者のみなさんから届いたキスの釣果をご紹介!実際に使った仕掛けやタックルや釣り方をチェックしてみてください。
あなたのキス釣果も教えてください!
キスを釣ったときの仕掛けやタックルや釣り方をぜひ教えてください!写真なしでも投稿OKです。
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キス釣り仕掛けを選ぶときに絶対見るべき5つのポイント
ここからは、キス釣り仕掛けを選ぶときに見てほしいポイントを5つ紹介します。キスは口が小さく、エサを吸い込むように食べるので、仕掛けの選び方がそのまま釣果に出やすい魚です。専用の仕掛けに替えるだけで、掛かる数が変わることもよくあります。
例えば、針が大きすぎるとキスが吸い込めず、食い込みが悪くなります。ハリスが太すぎると警戒されます。釣り場や季節によっても合う仕掛けは変わり、浅場と深場ではまったく別物です。
ただ、5つ全部を完璧にする必要はありません。竿の長さと針の大きささえ合っていれば大きく外すことはないので、まずはそこから見てください。
天秤仕掛けと胴付き仕掛けの違い
キスのちょい投げ仕掛けには、オモリの位置の違いで天秤仕掛けと胴付き仕掛けの二種類があります。天秤仕掛けはキス釣りでよく使われるタイプで、仕掛けの上にアーム付きのオモリを取り付けて使用します。
天秤仕掛けの一番のメリットは、アームによってラインと仕掛けを離すことができる点です。これにより投げた時に仕掛けが絡みにくく、投げ釣りと相性がいい構造になっています。キス釣りでは、海底と水平に仕掛けが流れるので、底にいるキスにエサを見せやすくなります。また、アームがクッションの役割を果たすので、キスが餌を吸い込みやすいとも言われています。
一方、胴付き仕掛けは仕掛けの下にオモリを付けるタイプで、主に五目釣りやカワハギ釣りのちょい投げ仕掛けで多いタイプです。上下の動きで誘いやすく、風があるときにも投げやすいうえ、アタリも手に伝わりやすいのがメリットです。キス釣りでは天秤仕掛けが有利ですが、天秤仕掛けが投げにくい場合などは胴付き仕掛けも試してみましょう。
| 項目 | 天秤仕掛け | 胴付き仕掛け |
|---|---|---|
| 絡みにくさ |
アームで分離されるため絡みにくい
|
比較的絡みやすい
|
| 感度 |
アームがクッションになる
|
ダイレクトに伝わり高感度
|
| キスの食い込み |
水平に流れてアピール力高
|
上下の動きでアピール
|
針の号数とサイズ選び
魚を釣るうえで針の号数は大事ですが、キスの場合は特にこだわって選びたいところです。キスは口が小さく、餌を吸い込むようにして食べるため、針のサイズが合わないと極端に釣果が落ちるからです。
ちょい投げで狙えるキスは比較的小型なので、6~8号程度の中から選びましょう。時期が早い場合や、サイズ問わず数を釣りたい場合も針は小さめが釣りやすいです。キスが成熟している時期や、食べて美味しい大き目のサイズを狙って釣りたい場合は、大き目の針がいいでしょう。
釣っているうちに、その日に合う針のサイズが分かることもあります。できれば2~3種類のサイズを用意しておくと安心です。迷ったときは、クセの少ない針を使った仕掛けを選んでおけば大きく外しません。
針号数による使い分けの目安
4~6号:小型中心の数釣り、食い渋り時、春の小型シーズン
6~8号:標準的なサイズ、オールラウンド、初心者におすすめ
8~10号:大型狙い、夏の産卵期、食い込み重視
針の本数と仕掛け全長
キス釣りの仕掛けは基本的に針が複数ついていて、その数も選ぶときのポイントです。一度に何匹も掛かる「鈴なり」はキス釣りの楽しさの一つですが、ちょい投げなら針の数は少ない方が扱いやすいです。
投げ釣りであれば、竿が長いので全長の長い仕掛けも投げられますが、ちょい投げの竿だと長い仕掛けは投げられません。体の近くを仕掛けが通り非常に危険なので、竿の長さに合わせてハリの数が少なく、全長の短い仕掛けが適しています。
基本的には2本針で、全長は50~100cmのものを竿の長さに合わせて選びましょう。基本的なちょい投げセットは約80cmの設計で2m以上の竿に適しており、短い竿用の仕掛けは約55cmと使い分けができます。
オモリの重さと号数
キスのちょい投げ仕掛けにはオモリが付いていることもあるので、付属しているオモリの号数をチェックしましょう。もし付属していない場合は、仕掛けのタイプに合わせて、天秤オモリか、ナス型オモリを用意します。
キスのちょい投げ釣りで使うオモリの号数は主に5~10号程度で、求める飛距離や風の影響も踏まえて使い分けます。重いオモリは投げるのが大変ですし、アタリが分かりにくくなるので、基本は必要最低限の重さがいいでしょう。
キスが沖にいるときや、風が出てきたときは、重めのオモリの方が釣りやすくなります。なので、重さの違うオモリを2~3個持っておくのがおすすめです。形によっても飛距離や着水音が変わるので、慣れてきたら形の違うオモリも試してみてください。
| オモリ重さ | 適用状況 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| 3~5号 | 近距離・無風・浅場 | 高感度、群れを散らさない | 飛距離不足、流される |
| 5~8号 | 標準的な状況 | バランス良好 | – |
| 8~12号 | 遠投・強風・深場 | 飛距離確保、底取り良好 | 感度低下、投げにくい |
ハリスの材質と太さ
キスの仕掛けのハリスには、モトスとエダスの2種類があります。モトスは天秤から伸びる幹の部分で、フロロカーボンが使われることが多いです。フロロは擦れに強いので、海底や岩に当たっても切れにくいです。
エダスは、モトスから枝分かれして針につながる部分です。キス釣りではポリエステル(ホンテロン)かフロロカーボンがよく使われます。ポリエステルは硬めで絡みにくく、フロロはポリエステルより伸びがあるぶん、キスが吸い込みやすく、針掛かりもしやすいです。絡みを減らしたいならポリエステル、食い込みを優先したいならフロロ、という選び方でいいと思います。
ハリスの太さは、キスのサイズや活性に合わせて調整する必要があります。モトスは1~3号程度、エダスは0.8~1.5号程度を使い、小型も含めた数釣りであれば細めのハリスを、大型を狙う場合や根が絡むポイントなどでは太めのハリスを使うと良いでしょう。
また、キス釣りでは誘う際に仕掛けを引きずるので、引きずっても切れないよう、モトスの根本に撚った糸などを付ける「砂ずり」があると、仕掛けの消耗を軽減できます。特にフグガードパイプ付きの仕掛けなら、より高い耐久性を期待できます。
ちょい投げ仕掛けと投げ釣り仕掛けの使い分け
キス釣りには、ちょい投げと本格的な投げ釣りの2つのやり方があります。使う仕掛けもかなり違うので、自分がどっちの釣りをするのかを先に決めておくと選びやすくなります。
ちょい投げは、手持ちのルアーロッドや短い竿で気軽にできる釣り方で、狙うのは比較的近い場所です。投げ釣りは、専用の長い竿で遠くまで投げて、何匹も掛ける釣り方。広い範囲を探れますが、道具はそれなりに揃える必要があります。
季節によっても向き不向きがあります。夏の浅場ならちょい投げで十分届きますが、春や秋にキスが深場にいるときは、投げ釣りでないと届かないことが多いです。釣り場の地形や水深でも変わるので、慣れてきたら両方の仕掛けを持っておくと安心です。
ちょい投げ仕掛けの特徴とメリット
ちょい投げ仕掛けは、短くて針が少ないのが特徴です。全長50~100cm、針は1~3本くらいのものが多く、ルアーロッドや汎用の竿でそのまま使えます。
良いところは、アタリが分かりやすく、手返しが早いことです。仕掛けが短いので、キスが食ったときのブルブルがそのまま手元に来て、小さなアタリにも気づきやすいです。オモリも軽いので、着水の音で群れを散らしにくいのも利点です。
初心者でも扱いやすいのも大きいです。仕掛けが短いぶん絡みにくく、投げるのも簡単。基本的なちょい投げセットなら、道具が少なくてもすぐ始められます。反対に、遠くまでは届かないので、キスが沖にいる時期は苦戦します。
| メリット | デメリット |
|---|---|
|
高感度でアタリがわかりやすい
手返しが良く効率的
初心者でも扱いやすい
仕掛けが絡みにくい
軽装備で楽しめる
|
飛距離に限界がある
多点掛けしにくい
深場攻略が困難
強風時に不利
|
投げ釣り仕掛けの特徴とメリット
投げ釣り仕掛けは、長くて針が多いのが特徴です。全長2m以上、針は4~10本以上のものが一般的で、専用の投げ竿と組み合わせると100m以上投げることもできます。
一番の強みは、広い範囲を探れて、一度に何匹も掛けられることです。遠くまで投げて引いてくる間に群れに当たれば、複数の針に同時にキスが掛かる「鈴なり」も狙えます。
深場や沖にいるキスにも届くので、ちょい投げでは届かない時期にも釣りができます。特に春や秋の落ちギスの時期は、投げ釣りでないと届かない場所にキスがいることが多く、50連結仕掛けのような本格的な仕掛けが役に立ちます。
必要なタックルの違い
ちょい投げと投げ釣りでは、使う道具もかなり違います。ちょい投げなら、2~3mのルアーロッドや汎用竿に2000~3000番のスピニングリールで十分です。道糸はPE1号くらいで足ります。
投げ釣りになると、4m以上の専用投げ竿と、大型の投げ釣り用リールが必要です。道糸は25mごとに色が変わる専用PEラインに、チカライト(テーパーライン)をつなぎます。
オモリも、ちょい投げは3~10号くらいですが、投げ釣りは20~30号以上を使います。投げるだけでも体力をかなり使うので、いきなり投げ釣りの道具を揃えるより、まずはちょい投げでキス釣りの楽しさを知ってからでも遅くないと思います。
| 項目 | ちょい投げ | 投げ釣り |
|---|---|---|
| 竿の長さ | 2~3m | 4m以上 |
| リール | 汎用スピニング2000~3000番 | 専用大型スピニング |
| 道糸 | PE1号程度 | 専用PE+チカライト |
| オモリ | 3~10号 | 20~30号以上 |
| 予算 |
比較的安価
|
高価な専用装備必要
|
天秤の選び方と種類別特徴
キス釣りの仕掛けには、天秤という金属のパーツを使います。役割は、道糸と仕掛けが絡まないように離しておくことです。形によって固定式と遊動式があり、アームの形でも使い心地が変わります。
どれを選ぶかは、アタリの取りやすさを優先するか、食い込みを優先するかで決まります。釣り場や狙うキスのサイズによっても変わるので、下の特徴を見て選んでください。
迷ったら、次に紹介する固定式の中から逆V字型を選べばまず困りません。根掛かりしにくく、アタリも取りやすいので、今一番使う人が多い形です。
固定式天秤の特徴とおすすめ商品
固定式天秤は、天秤上部に道糸、脚の先に仕掛けを固定して接続するタイプです。キャスト時に重心が常に同じ位置にあるため、安定した飛行姿勢を保つことができ遠投性能が高いことがメリットです。また、オモリが固定されているため、仕掛けが絡まりにくいのも大きな特徴です。
デメリットは魚が食いついた時に、ハリスにオモリの重さが掛かることによる食い込みの悪さです。しかし、キス釣りは引き釣りが基本で、掛けアワセする釣り方であること、瞬時にエサを吸い込むキスの習性によって、天秤のアームの反動を用いて自動的にアワセになることなど、あまり固定式のデメリットを感じず使えるため、メインで使う人が多い天秤です。
固定式天秤はアームの形状によって感度や食い込みの良さが変わります。キスのアタリを感じやすいのは、アタリがあったときに道糸と仕掛けが直線上になるストレート型や逆V字型の天秤です。食い込みの良さを重視するなら弓型の天秤を使うと良いでしょう。
遊動式天秤の特徴とおすすめ商品
遊動式はライン上でオモリが自由に移動できる形式の天秤です。アタリの時にオモリが干渉しにくい形状のため食い込みがよく、道糸とハリスが直結されているため糸ふけのない状態ではアタリを感じやすいのが大きなメリットとなります。
ただ、天秤の反動がないため、アワセを入れないと掛からないという状況も多いです。そのため、多点を狙った遠投しての引き釣りよりも、1匹1匹掛けていくちょい投げ釣りや、しっかりと食い込ませてからアワセていく大型狙いの置き竿の釣りで使われます。
また、キャスト時に重心が変わるため、飛行姿勢が不安定になりやすく、飛距離がでにくいというデメリットもあります。しかし、食い込みの良さは固定式を上回るため、食い渋り時や大型狙いでは威力を発揮します。
アーム形状による性能の違い
天秤のアームの形は、感度、食い込み、アピールに関わります。ストレート型は感度が一番良く、小さなアタリも手元に伝わります。アタリを取りながら引いてくる引き釣りに向いています。
逆V字型は海底で仕掛けが立つため、根掛かりしにくく、仕掛けが海底から浮いた状態でキスにアピールできます。メゴチなどの外道を避けやすいメリットもあり、現在最も人気の高い形状となっています。
弓型(L字型)は食い込みの良さに優れ、キスがエサを吸い込んだ時にアームがしなることで、違和感を与えにくくなっています。置き釣りや食い渋り時に向いた形です。
| アーム形状 | 感度 | 食い込み | 適用場面 |
|---|---|---|---|
| ストレート型 | ◎ | △ | 引き釣り、アタリ重視 |
| 逆V字型 | ◎ | ○ | オールラウンド、根掛かり回避 |
| 弓型(L字型) | ○ | ◎ | 置き釣り、食い渋り時 |
季節別キス釣り攻略のポイント
キスは水温によって深場と浅場を行き来する魚です。季節によっても狙うポイントが変わってくるので、四季ごとの狙い方を理解することが安定した釣果への近道となります。水温の高い時期なら波打ち際など非常に浅い場所にいることもあり浅場狙い、水温が低い時期は深場狙いを基本にポイントを選びましょう。
キスが過ごしやすい水温は15~25度くらいで、15度を下回ると水温が安定した深場に移ります。今の水温がどれくらいかを気にしておくと、浅場と深場のどちらを狙うか決めやすくなります。
京丹後の浜詰海岸から小天橋にかけてのサーフだと、6〜7月は波打ち際から20〜30mのちょい投げで十分届きます。10月後半になると同じ距離ではアタリが減って、投げ竿で80mくらい投げないと釣れませんでした。
冬の日本海は荒れる日が多く、そもそも釣りに行ける日が限られます。
春夏のキス釣り(産卵期・浅場狙い)
春先のキスはまだ深場にいることが多く、サーフから遠投して狙うのが中心です。水温が上がってくると浅場に寄ってきて、水深の浅い堤防からのちょい投げでも届くようになります。
6月頃になるとキスが産卵で浅場にやってくるため、近距離でも釣れるようになります。成長した親のキスが狙えるので、良型ゲットのチャンスといえる季節です。水温の上昇で活発にエサを追う時期でもあり、ピンギスも含めて数釣りを狙えます。
この時期は浅場狙いがメインになるため、短い仕掛けやルアーロッド対応仕掛けが威力を発揮します。また、活性が高いため、小さめの針でも確実に掛かることが多く、数釣りを重視した仕掛け選びがおすすめです。
秋冬のキス釣り(落ちギス・深場狙い)
水温の高い9~10月頃はまだまだ近距離で狙えるものの、水温低下とともに徐々に深場に移動しはじめます。この深場に移動するキスを「落ちギス」と呼び、この時期は越冬を意識してエサの食いも良くなるため好釣果が望める季節です。
晩秋の11月ごろになると深場を狙う必要が出てくるため、本格的な投げ釣り仕掛けや遠投用の多針仕掛けなど、遠投するなど狙い方を変える必要があります。
冬になると完全に深場に落ちるため、深場へ遠投するか、10m以上水深のある入り江や湾内など限られたポイントでしか狙いにくくなります。また、水温が低く活性も落ちるため、誘いもゆっくり行うなど工夫が必要です。テクニカルな釣りにはなるものの、この時期の越冬ギスは脂を蓄えており非常に美味しく、狙う価値は十二分にあります。
キス釣りの餌選びと付け方のコツ
キス釣りではエサを投げ込むので、外れにくいゴカイなどの虫エサが使われることが多いです。また、虫エサは針の軸に沿ってまっすぐに刺せるので、エサを吸い込むように捕食するキスに向いているという理由もあります。
エサは、何を使うかと同じくらいどう付けるかが大事です。付け方が悪いと、アタリはあっても針に掛からない、ということが起きます。
虫餌の種類と使い分け
よく使われる虫エサは「イシゴカイ(ジャリメ)」「アオイソメ」「チロリ(東京スナメ)」などです。特にイシゴカイは細身で柔らかく吸い込みもいいほか、匂いや動きでもアピールできるので使いやすいです。
アオイソメは発光するので夜釣りに強いほか、やや太いのでじっくり食わせる置き竿の釣りに向きます。チロリは手に入りづらいのが難点ですが、状況によってはほかのエサより明らかに食いが良くなる特エサなので、売っていたら少量でも買っておくのがおすすめです。
| 虫エサの種類 | 特徴 | 適用場面 |
|---|---|---|
| イシゴカイ | 細身で柔らか、匂いが強い | 昼間の引き釣り、数釣り |
| アオイソメ | 発光する、太くて丈夫 | 夜釣り、置き釣り |
| チロリ | 特エサ効果、入手困難 | 食い渋り時、特別な状況 |
餌の正しい付け方とタラシの長さ
エサのタラシ(針先から垂れる部分)は、長すぎるとエサだけかじられて逃げられることが増えます。基本は1cm前後の短めです。置き竿でじっくり食わせるときや、大きめのキスを狙うときは、2~3cmと長めにしてもいいです。
刺すときは、針の軸に沿ってまっすぐ通すのがポイント。曲がっているとキスが吸い込みにくくなります。針先は必ず外に出しておきます。エサの中に針先が隠れていると、食っても掛かりません。
虫エサが苦手なら、パワーイソメなどの人工エサや、イカの短冊、塩辛でも代用できます。ただ、どれも自分では動かないので、引き釣りで動かして誘ってください。イカのように硬いエサは、細長く切ると吸い込みやすくなります。
キス釣りの基本的な釣り方と誘い
キス釣りでは、仕掛けを底で引きずってくる「引き釣り」が基本の誘い方です。コツは、その日のキスの活性に合わせて引くスピードを変えること。夜や風が強い日などは、竿を置いて待つ置き釣りの方が釣れることもあります。
引き釣りのコツとサビきのスピード
サビくスピードが遅いほど遊泳力のないフグなどのゲストにエサを取られる確率が高くなりますが、キスの活性が高くないとあまり速いスピードのサビきでは食ってこないこともあります。キスがエサを食べられる適度な速さを見つけることが重要です。
また、リールの巻き抵抗が変わるカケアガリなどで仕掛けを一旦ステイさせ、キスに食わせのタイミングを取るのも効果的となります。そのほかの誘いでは、天秤を底から持ち上げて落とすリフト&フォールのような誘い方が有効な場合もあります。
引き釣りの基本的な流れは以下の通りです:
仕掛けが着底したら、糸ふけを取って底をしっかり感じ取ります。
リールを巻くか竿を手前に引いて、天秤で底を引きずるようにサビきます。
カケアガリなど地形が変わる場所で一旦止めて、キスに食わせの間を与えます。
ブルブルとしたアタリを感じたら、軽くサオを立ててアワセを入れます。
置き釣りの活用場面
基本的に夜は寝ていることが多いキス。ただ、エサを取る個体もいるようで、アタリの数は昼間よりも減るものの夜でも狙うことができます。特に警戒心の高い大型のキスは夜に動くことが多いのか、夜に釣れるキスはサイズが良い傾向があります。
夜釣りのコツとしては、あまり仕掛けを動かさず置き釣りスタイルで狙うほうが釣果に繋がることが多いです。特に暑い夏場は涼みながら狙うことができるので夜釣りも選択肢に入れてみましょう。
置き釣りは以下のような状況で特に効果的です:
- 夜釣りや薄暗い時間帯
- 大型キス狙いの時
- 風が強くてサビきにくい時
- 食い渋りでアタリが少ない時
- 潮流が速くて仕掛けが流される時
キス釣り仕掛けのトラブル対策
キス釣りでよくあるトラブルと、その対策を紹介します。先に対策を知っておくだけで、釣り場で慌てずに済みます。
仕掛けの絡み防止対策
仕掛けの絡みは、キス釣りで一番多いトラブルです。ただ、仕掛け選びと投げ方に気をつければ、かなり減らせます。
まずは、竿の長さに合った仕掛けを選ぶこと。長すぎる仕掛けは投げるときに体の近くを通るので危ないうえ、絡みやすくもなります。短い竿なら、コンパクトロッド対応の仕掛けや短い設計の仕掛けを選んでください。
もう一つは投げ方です。大きく振りかぶらず、ゆっくりした動作で投げると絡みにくくなります。風が強い日は特に絡みやすいので、胴付き仕掛けに替えるのも手です。
フグ対策と仕掛け選び
夏場のキス釣りではフグが活性化し、仕掛けをダメにしてしまうことがよくあります。フグの歯は非常に鋭く、細いハリスは簡単に切られてしまいます。
フグガードパイプ付きの仕掛けなら、透明パイプでチモトを覆っているため、フグの歯からハリスを守ることができます。また、ハリスが太目の仕掛けを選ぶことで、耐久性を向上させることも可能です。
フグ対策の基本的な考え方:
- 太めのハリスを使用する
- フグガードパイプ付き仕掛けを選ぶ
- サビくスピードを速めてフグに食わせない
- フグの少ない時間帯を狙う
- フグの少ないポイントに移動する
キス釣り仕掛けの自作方法
市販の仕掛けも優秀ですが、自作することでより細かな調整が可能になります。釣り場の条件や狙うキスのサイズに合わせて最適化できるのが自作仕掛けの最大のメリットです。
自作仕掛けのメリットと必要な道具
自作する場合はハリスの太さや針の号数や本数、仕掛けの長さを自由に決められるのがメリットです。また、コスト面でも大幅に節約でき、市販品の半額以下で仕掛けを作ることも可能です。
必要な道具は以下の通りです:
- キス針(4~8号を複数サイズ)
- ハリス(フロロカーボン0.8~2号)
- モトス(フロロカーボン1.5~3号)
- サルカン・スイベル
- 砂ずり(市販品または自作)
- ビーズ類(お好みで)
- 自動針結び機(あると便利)
本格的な投げ釣り仕掛けを作ると、結ぶ針の数がかなり多くなります。自動針結び機があると作業がだいぶ楽です。手で結んでも作れますが、何十本も結ぶなら、かかる時間がまったく違います。
基本的な作り方と手順
仕掛けの構造はローリングサルカン→砂ずり→モトスとエダスといったもので、そこまで難しくはありません。エダスの間隔は30cm前後が基準です。キスは群れで泳いでいるので短くすると多点掛けしやすいですが、ヒットした際に暴れて絡みやすくなります。
エダスの長さは3~7cm程度です。長いほどエサが漂うので食い渋りに効きますが、こちらも長ければ長いほど絡みやすくなります。そのあたりのバランスも考えつつ作成してみましょう。
基本的な作成手順:
必要な長さのモトスとエダスを切り出し、針とサルカンを用意します。
各針にエダスを結びます。自動針結び機があると作業が格段に楽になります。
30cm間隔でエダスをモトスに結びます。チチワを作って結ぶか、回転ビーズを使用します。
モトスの先端にサルカン、根元に砂ずりを取り付けて完成です。
エダスとモトスの結束はチチワを作って結んでもいいですが、回転ビーズを使うのも絡みにくくなりオススメです。回転ビーズを使用することで、仕掛けの回転を防ぎ、絡みを大幅に軽減できます。
キスのサイズによっても遊泳力が変わるので、ピンギス中心なら短い間隔にしても問題ないでしょう。釣り場の状況や狙うサイズに合わせて、最適な仕掛けを作成してください。
自作仕掛けのコツとポイント
結束強度を重視:エダスとモトスの結び目は一番切れやすい場所。ここだけは丁寧に結ぶ
ハリスの選択:迷ったらフロロカーボン。太さは狙うキスのサイズに合わせる
針の向き:全部同じ向きに揃えておくと絡みにくい
ビーズの活用:目立たせる効果はあるが、付けすぎると絡みの原因になる
テスト釣行:作ったら一度釣り場で使ってみて、長さや間隔を調整する
まとめ
ここまで、キス釣り仕掛けの選び方から使い方まで紹介してきました。仕掛け選びで一番大事なのは、自分の竿と釣り場に合っているかどうかです。初めてなら、まずは基本的なちょい投げセットから始めて、慣れてきたら少しずつ自分に合う仕掛けを探していくのがおすすめです。
もう一つ覚えておきたいのは、季節と釣り場で合う仕掛けが変わることです。夏の浅場なら短い仕掛けで十分ですが、秋の落ちギスの時期は本格的な投げ釣り仕掛けが必要になります。フグ対策や絡み対策の仕掛けも、1つ持っておくと安心です。
キス釣りは奥が深いですが、初心者でも十分に楽しめる釣りです。釣ったキスは天ぷらにすると本当においしいので、ぜひ自分で釣った1匹を味わってみてください。
ちなみに僕が一番よく使うのは、ささめ針のちょい投げセットです。理由は単純で、三浦の根掛かりと湘南のフグで、仕掛けをなくすことが多いから。高い仕掛けを少し持つより、安い仕掛けを多めに持っていく方が、結局よく釣れました。
























