カサゴ釣りで確実に釣果を上げるルアーロッドをお探しですね。結論、カサゴ釣りにおすすめのルアーロッドはシマノ ハードロッカーBB S76MLです。私も長年愛用していますが、カサゴを根から引きずり出すパワーと扱いやすさのバランスが絶妙で、初心者から上級者まで安心して使える1本です。
この記事では、長年のガシリング経験から厳選したおすすめロッド10本と、失敗しない選び方のポイントを詳しく解説します。
またメバリングロッドとの併用についても触れているので、1本でカサゴとメバル両方を狙いたい方にも参考になるはずです。

- カサゴルアーロッドおすすめランキング10選
- 1位 シマノ ハードロッカーBB S76ML|初心者から上級者まで使える万能ロッド
- 2位 メジャークラフト ソルパラ SPX-T702L|コスパ抜群のガシリング入門ロッド
- 3位 メジャークラフト ファーストキャスト FCS-T732L|超低価格でも実用性十分
- 4位 ダイワ 月下美人 MX 78MLS-S|メバリングとの併用に最適なハイエンドモデル
- 5位 メジャークラフト クロステージ CRX-T762L|1万円台で上質な使い心地
- 6位 シマノ ルアーマチック S66L|バス釣りにも使える汎用性抜群ロッド
- 7位 アブガルシア クロスフィールド XRFC-662ML-BF|ベイトロッド入門に最適
- 8位 ダイワ HRF AIR 810M|磯場の大型カサゴ狙いならこれ
- 9位 シマノ ハードロッカーBB B76M|ベイトロッドでパワーファイト
- 10位 メジャークラフト ファーストキャスト FCS-662L|バス釣り兼用の短竿
- カサゴルアーロッドの選び方|失敗しない5つのポイント
- 釣り場別おすすめカサゴルアーロッド
- メバリングロッドでカサゴは釣れる?併用のメリット・デメリット
- カサゴルアーロッドと合わせて使いたいリール・ライン
- 価格帯別カサゴルアーロッド比較表
- カサゴルアーロッドのメンテナンス方法
- よくある質問Q&A
カサゴルアーロッドおすすめランキング10選

実際に現場で使い込んできた経験をもとに、カサゴ釣りに最適なルアーロッドを厳選してランキング形式で紹介します。
価格帯もエントリーモデルからハイエンドまで幅広くピックアップしているので、予算に合わせて選んでもらえると思います。
1位 シマノ ハードロッカーBB S76ML|初心者から上級者まで使える万能ロッド
根に潜ったカサゴを確実に引きずり出せるパワーと、1万円台という手頃な価格を両立した最強コスパロッドです。
私が初めてシマノのハードロッカーBBを手にしたのは、釣り仲間に「これ使ってみて」と勧められたのがきっかけでした。正直、最初は「シマノなのにこの価格で大丈夫?」と半信半疑だったんですが、実際に地元の港でカサゴを狙ってみると、その性能にすっかり驚かされました。適合ルアーウェイト5~30gという幅広い対応力で、軽いワームから重めのテキサスリグまで何でもこなしてくれます。特に印象的だったのは、シマノ独自の「ハイパワーX」技術で、根に入ろうとするカサゴを逃さずキャッチできることです。

カサゴ釣り初心者で迷ったらまずこれ、という定番中の定番。長く使えるロッドを探している方や、1本でオールラウンドに使いたい方に特におすすめです。
- カサゴ釣り初心者で失敗したくない人
- コスパ重視で選びたい人
- 1本でオールラウンドに使いたい人
- 信頼できるメーカーの製品を選びたい人
- 長期間愛用できるロッドがほしい人
2位 メジャークラフト ソルパラ SPX-T702L|コスパ抜群のガシリング入門ロッド
チューブラティップ採用で操作性と感度を両立しつつ、1万円以下という驚異的なコストパフォーマンスを実現したモデルです。
メジャークラフトのソルパラシリーズは、知人の初心者アングラーにもよく勧めているのですが、その理由は価格以上の性能を持っているから。実際に房総半島のテトラ帯で使った際、チューブラティップのおかげで海底の変化がしっかり手に伝わり、カサゴの居場所を的確に探ることができました。7フィート2インチという絶妙な長さで、テトラ周りでも取り回しが良く、それでいて必要な飛距離もしっかり稼げます。ワームの細かなアクションもつけやすく、ガシリング入門には最適な1本だと感じています。

ガシリング入門者で予算を抑えたい方や、サブロッドとして手軽に使える1本がほしい方にぴったりです。
- ガシリング初心者で手頃なロッドがほしい人
- 予算1万円以下で探している人
- 操作性と感度を重視する人
- サブロッドとして使いたい人
- メバリングにも兼用したい人
3位 メジャークラフト ファーストキャスト FCS-T732L|超低価格でも実用性十分
5000円台という破格の価格ながら、実釣で必要な性能をしっかりと備えた驚きのエントリーモデルです。
「とりあえずカサゴ釣りを始めてみたい」という釣り仲間に貸し出すことが多いのですが、このファーストキャストの完成度には毎回驚かされます。先月も伊豆半島の漁港で使いましたが、7フィート3インチという長さがちょうど良く、軽量ジグヘッドもしっかりキャストできて、期待以上の働きをしてくれました。ガイドもソルパラシリーズと同等品を使用しており、ライントラブルも少なく安心して使えます。初心者の方でも扱いやすく、「まずはカサゴ釣りを体験してみたい」という方の最初の1本としては文句なしの選択肢だと思います。

カサゴ釣りデビューしたい方や、子供用・貸し出し用のロッドとしても最適です。
- カサゴ釣りを初めて試してみたい人
- 予算を極力抑えたい人
- 子供用のロッドを探している人
- 釣り仲間用の貸し出しロッドがほしい人
- とりあえず1本持っておきたい人
4位 ダイワ 月下美人 MX 78MLS-S|メバリングとの併用に最適なハイエンドモデル
ダイワの最新技術を集約した高感度ロッドで、メバリングとカサゴ釣り両方で最高のパフォーマンスを発揮します。
メバリングロッドとしては言わずと知れた名機ですが、実はカサゴ釣りでもその実力を遺憾なく発揮してくれます。ベテランアングラーに勧められて購入したのですが、実際に使ってみると納得の一言でした。X45、HVF、MEGATOPといったダイワテクノロジーの恩恵で、軽量でありながら粘りのあるパワーを体感できます。特に印象的だったのは、全ガイドにチタンガイドが採用されているため、ライン放出がスムーズで、細かなアタリも逃さないこと。7フィート8インチという長さで、メバリングでは遠投性能を、カサゴ釣りでは障害物回避能力を発揮してくれます。

メバリングメインでカサゴも狙いたい方や、品質にこだわって長く愛用したい方におすすめです。
- メバリングとカサゴ釣りを1本で楽しみたい人
- 高品質なロッドを長く愛用したい人
- 感度と操作性を最優先する人
- ダイワの最新技術を体験したい人
- 見た目の高級感も重視する人
5位 メジャークラフト クロステージ CRX-T762L|1万円台で上質な使い心地
マイクロピッチクロスフォース採用でロッド強度が向上し、突然の大物にも安心して対応できる中級者向けモデルです。
ソルパラシリーズから少しステップアップしたい方によく勧めているのがこのクロステージです。実際に相模湾の堤防で使用した際、マイクロピッチクロスフォースの効果で、従来モデルより明らかにロッド強度が向上しているのを実感できました。また、ティップガイドとバットガイドにライントラブルを軽減する形状のものが採用されており、一日中投げ続けてもストレスがありません。7フィート6インチという長さで、港内の広範囲を効率よく探れるのも気に入っているポイントです。1万円台でこの完成度なら、長期間安心して使い続けられると思います。

初心者モデルでは物足りなくなってきた方や、安心感のあるロッドで長く楽しみたい方にぴったりです。
- エントリーモデルから少しレベルアップしたい人
- ロッドの強度と安心感を重視する人
- ライントラブルを極力減らしたい人
- 中級者向けの性能がほしい人
- 1万円台で妥協したくない人
6位 シマノ ルアーマチック S66L|バス釣りにも使える汎用性抜群ロッド
シマノの技術力による高い剛性・耐久性と、他の釣りにも転用できる汎用性の高さが魅力のオールラウンドロッドです。
シマノのエントリーモデルながら、長年の技術蓄積が感じられる安定した作りが印象的なロッドです。実際に房総半島の漁港で使ってみると、6フィート6インチという取り回しの良さと、バス釣りで培われた操作性の良さを実感できました。カサゴ釣りだけでなく、ちょい投げでキスやハゼを狙ったり、短い仕掛けを使ったサビキ釣りにも使えるのが嬉しいところ。シマノ製品特有の安心感があり、「とりあえず間違いないものが欲しい」という方には自信を持って勧められる1本です。価格も手頃で、最初の1本としても申し分ありません。

カサゴ釣り以外にも色々な釣りを楽しみたい方や、シマノ品質を手軽に体験したい方におすすめです。
- カサゴ以外の釣りにも使いたい人
- シマノブランドの安心感がほしい人
- 操作性の良いロッドを求める人
- バス釣りも兼用したい人
- 取り回しの良い短竿が好みの人
7位 アブガルシア クロスフィールド XRFC-662ML-BF|ベイトロッド入門に最適
6フィート6インチの取り回しの良さとMLパワーで、ベイトロッドでのガシリング入門に最適なスペックを持つモデルです。
「ベイトロッドを使ってみたいけど、いきなり高価なものは…」という方に最初に勧めることが多いのがこのクロスフィールドです。実際に伊豆半島のテトラ帯で使用してみると、約198cmという絶妙な長さで、狭いテトラの隙間でも楽に取り回せて、ベイトロッド特有のキャスト精度の高さを活かせました。1万円台というリーズナブルな価格設定も嬉しく、ベイトタックルの練習用としても気軽に使えます。アブガルシアらしい実用性重視の作りで、派手さはないですが堅実に仕事をしてくれるロッドだと感じています。

ベイトタックルに挑戦してみたい方や、テトラ周りでピンポイント攻略したい方におすすめです。
- ベイトロッドを初めて使ってみたい人
- テトラ周りを精密に攻めたい人
- 取り回しの良いロッドを重視する人
- 手頃な価格のベイトロッドを探している人
- アブガルシアブランドが好きな人
8位 ダイワ HRF AIR 810M|磯場の大型カサゴ狙いならこれ
8フィート1インチのロングレングスと強靭なパワーで、磯場での本格的なロックフィッシュゲームに特化したハイスペックモデルです。
堤防から磯場へとフィールドを広げたいと考えている中級者以上の方にぜひ使ってもらいたいのがこのHRF AIRです。実際に房総半島の磯場で大型カサゴを狙った際、ティップ軽量化による高感度と、根魚を海底から容易に引き剥がすパワーの両方を実感できました。ベイトロッドならではの正確なキャストで、岩の隙間にピンポイントでルアーを送り込むことができ、それまで攻めきれなかった場所からも良型を引きずり出せるようになりました。価格は高めですが、本格的にロックフィッシュゲームを楽しみたい方には間違いなく満足してもらえると思います。

磯場での大型狙いにステップアップしたい方や、本格的なロックフィッシュゲームを楽しみたい方にぴったりです。
- 磯場での大型カサゴを狙いたい人
- 本格的なロックフィッシュゲームを楽しみたい人
- ベイトタックルの上級者
- ハイスペックなロッドを求める人
- ダイワの最新技術を体験したい人
9位 シマノ ハードロッカーBB B76M|ベイトロッドでパワーファイト
スピニングモデルより一段階上の硬さで、ハードな環境でもカサゴを確実に海底から引き剥がせるベイトロッドです。
ハードロッカーBBのベイトバージョンですが、スピニングのS76MLと比べて明らかにパワーアップしているのが特徴です。実際に三浦半島のゴロタ場で使ってみると、Mパワーらしい力強さで、根に潜ろうとするカサゴを問答無用で引きずり出せました。それでいてベイトロッドとしては比較的軽いウエイトも扱えるので、ワームの繊細なアクションもしっかり伝えられます。1万円台後半という価格も、ベイトロッドとしては非常にリーズナブル。ベイトリールに慣れている方で、よりパワフルなカサゴ釣りを楽しみたい場合にはうってつけの選択肢だと思います。

ベイトタックルでパワフルなカサゴ釣りを楽しみたい方や、岩場での確実なやり取りを重視する方におすすめです。
- ベイトタックルでパワフルにやり取りしたい人
- ハードな環境での釣りが多い人
- 確実性を重視するアングラー
- 手頃なベイトロッドを探している人
- シマノの信頼性を求める人
10位 メジャークラフト ファーストキャスト FCS-662L|バス釣り兼用の短竿
6フィート6インチの取り回しの良さを活かして、近距離戦やバス釣りとの兼用に最適なコンパクトロッドです。
ファーストキャストシリーズのバス用モデルですが、実はカサゴ釣りでも十分実用的に使えます。実際に三浦半島の漁港で使ってみたところ、短いながらもLパワーらしいしなやかさで、カサゴの引きを楽しめました。バス釣りで培われた操作性の良さが活かされており、ワームのアクションもつけやすいのが印象的でした。価格も非常に手頃で、「とりあえず1本持っておきたい」という方や、バス釣りメインでたまにカサゴも狙いたいという方には十分すぎる性能だと思います。取り回しの良さを重視する方にもおすすめできる1本です。

バス釣りメインでカサゴも楽しみたい方や、短竿での近距離戦を好む方にぴったりです。
- バス釣りメインでカサゴも狙いたい人
- 取り回しの良い短竿を好む人
- 近距離戦中心のカサゴ釣りをする人
- 予算を抑えて兼用ロッドがほしい人
- 操作性を最重視する人
カサゴルアーロッドの選び方|失敗しない5つのポイント

数多くのカサゴルアーロッドの中から自分にピッタリの1本を見つけるために、押さえておきたい重要な選び方のポイントを解説します。
これらのポイントを理解しておけば、カサゴ釣りを始めたばかりの初心者でも失敗のない選択ができるはずです。
長さは6~7フィートが基本|釣り場に合わせて選ぼう
カサゴルアーロッドの長さ選びは、狙う釣り場の特徴によって決めるのが基本です。
長年の経験から言うと、長さの違いによる使い分けがカサゴ釣りの釣果に大きく影響します。実際に色々な長さのロッドを使い比べた結果、釣り場に合わせた適切な長さを選ぶことで、ルアーの操作性や釣りやすさが格段に向上することを実感しています。
テトラや足場の低い堤防なら5~6フィート
テトラポッドの隙間を狙う穴打ちや、足場の低い漁港の堤防際を探る際は、5~6フィートの短竿が断然使いやすいです。
短いロッドの最大のメリットは取り回しの良さです。穴打ちでは穂先が障害物に当たりにくく、ロッドを破損させるリスクも軽減できます。私もテトラ帯での釣りでは5.6フィートのロッドを愛用していますが、狭い場所でもストレスなく釣りができています。
オールラウンドなら6.5~7フィート
1本でカサゴ釣り全般をカバーしたい場合は、6フィート6インチ~7フィート程度の長さがおすすめです。
この長さなら、岸壁沿いの探り、少し沖の根回りの攻略、テトラの穴打ちまで、ほとんどのシチュエーションで対応できます。飛距離と操作性のバランスが良く、初心者の最初の1本としても最適です。
高堤防や遠投なら7フィート以上
足場の高い堤防や、離れた根を狙うための遠投が必要な場合は、7フィート以上のロッドが有効です。
長いロッドは風の影響を受けにくく、大型カサゴとのやり取りでもラインを根に擦れさせるリスクを軽減できます。ただし取り回しは悪くなるので、釣り場を選んで使う必要があります。
迷った場合は6.5~7フィートを選んでおけば間違いありません。多少の取り回しの悪さはありますが、ほぼ全ての釣り場に対応できる汎用性の高さが魅力です。
硬さはL~MLパワーが最適|カサゴを根から引きずり出すパワー
カサゴルアーロッドの硬さは、L(ライト)~ML(ミディアムライト)パワーを基準に選ぶのがおすすめです。
カサゴは根に潜る習性があるため、ヒット後は素早く海底から引き剥がす必要があります。あまりに柔らかいロッドだと、カサゴに根に入られてしまい、ラインブレイクのリスクが高まります。
| パワー表記 | 特徴 | 適用場面 |
|---|---|---|
| UL(ウルトラライト) | 非常に柔らかい 繊細なアタリを感知 | 小型カサゴ中心 根の少ない場所 |
| L(ライト) | 柔らかめ バランス良い | 汎用的に使える 初心者におすすめ |
| ML(ミディアムライト) | やや硬め パワーがある | 根の荒い場所 大型狙い |
実際に使ってみた感覚では、Lパワーで港内の軽い根周り、MLパワーでテトラ帯や磯場といった使い分けが効果的だと感じています。
適合ルアーウェイト5~10gを目安に選ぶ
カサゴ釣りでは、適合ルアーウェイトの上限が5~10g程度のロッドを選ぶのが基本です。
カサゴ釣りで使用するジグヘッドやシンカーは、場所にもよりますが5g~7g程度が中心になります。海底にルアーをしっかり届け、海底の感触を感じ取れる重さを使用することが重要です。
三浦半島の漁港でのカサゴ釣り
使用ウェイト:5gのジグヘッド + 3インチワーム
適合ルアーウェイトの下限も重要で、2g程度の軽いジグヘッドも使えると、活性の低い時やプレッシャーの高い場所で有効です。
価格帯別の選び方|コスパ重視なら1万円前後
カサゴルアーロッドの価格帯は幅広く、予算と求める性能のバランスを考えて選ぶことが大切です。
長いことカサゴ釣りをやってきた経験から言うと、高価なロッドが必ずしも必要ではありません。カサゴのアタリはそれほど繊細ではなく、遠投も基本的に不要なため、手頃な価格のロッドでも十分楽しめます。
| 価格帯 | 特徴 | おすすめな人 |
|---|---|---|
| 3千円~5千円 | エントリーモデル 最低限の性能 | とりあえず試したい人 子供用・貸し出し用 |
| 5千円~1万円 | コスパ重視 実用性十分 | 初心者~中級者 メインロッドとして |
| 1万円~2万円 | バランス良好 長期使用可能 | 本格的に楽しみたい人 品質重視の人 |
| 2万円以上 | 高性能・高感度 最上級の使用感 | こだわり派の上級者 メバリング兼用 |
私としては、4000円・5000円前後から1万円くらいまでのロッドが最もコストパフォーマンスが良いと感じています。このクラスなら国内メーカーの信頼できる製品を選べて、長期間安心して使えます。
ロッドタイプ別の特徴|スピニングとベイトの使い分け
カサゴルアーロッドはスピニングロッドとベイトロッドに分かれており、それぞれに明確な特徴と適用場面があります。
どちらを選ぶかは、釣り方の好みと使用するリールによって決まります。それぞれの特徴を理解して、自分のスタイルに合ったものを選びましょう。
| スピニングロッド | ベイトロッド |
|---|---|
軽いルアーもキャストしやすい 初心者でも扱いやすい ライントラブルが少ない キャスト精度は劣る | キャスト精度が高い パワフルなやり取り 手返しが良い 慣れが必要 |
初心者の方や軽量ルアー中心の釣りならスピニングロッド、ピンポイント攻略やパワフルなやり取りを重視するならベイトロッドがおすすめです。
釣り場別おすすめカサゴルアーロッド

カサゴが狙える釣り場は多様で、それぞれの環境に適したロッドを使うことで釣果と快適性が大きく向上します。
ここでは代表的な釣り場別に、実際に現場で使って効果を実感したおすすめのロッドを紹介します。
テトラ帯攻略におすすめの短竿3選
テトラポッドの隙間を狙う穴打ちでは、取り回しの良さと正確なキャストが何より重要になります。
| ロッド名 | 長さ | 特徴 | 価格帯 |
|---|---|---|---|
| シマノ ルアーマチック S66L | 6’6″ | 汎用性抜群 初心者でも扱いやすい | ~1万円 |
| アブガルシア クロスフィールド XRFC-662ML-BF | 6’6″ | ベイトロッド ピンポイント攻略 | ~1万円 |
| メジャークラフト ファーストキャスト FCS-662L | 6’6″ | 超コスパ バス釣り兼用 | ~5千円 |
テトラ帯では6フィート台の短竿が基本になります。特にベイトロッドなら、テトラの隙間にピンポイントでルアーを落とし込む精度の高さを活かせます。
港湾部のオールラウンド釣りにおすすめ3選
港内での幅広い攻略パターンに対応するには、飛距離と操作性のバランスが取れたロッドが最適です。
| ロッド名 | 長さ | 特徴 | 価格帯 |
|---|---|---|---|
| シマノ ハードロッカーBB S76ML | 7’6″ | 万能性No.1 コスパ抜群 | ~2万円 |
| メジャークラフト クロステージ CRX-T762L | 7’6″ | 中級者向け 高強度設計 | ~1万円 |
| メジャークラフト ソルパラ SPX-T702L | 7’0″ | チューブラティップ 操作性重視 | ~1万円 |
港湾部では7フィート前後の長さが使いやすく、岸壁沿いから沖の根まで幅広くカバーできます。特にハードロッカーBBの万能性は群を抜いています。
磯場での本格ガシリングにおすすめ2選
磯場での大型カサゴ狙いでは、強靭なパワーと遠投性能を持つロッドが必要になります。
| ロッド名 | 長さ | 特徴 | 価格帯 |
|---|---|---|---|
| ダイワ HRF AIR 810M | 8’1″ | 最高峰ベイトロッド 大型対応 | 3万円~ |
| シマノ ハードロッカーBB B76M | 7’6″ | パワフルなベイト コスパ良好 | ~2万円 |
磯場では8フィート前後のロングロッドが基本になります。特にダイワのHRF AIRは、本格的なロックフィッシュゲームを楽しみたい方には間違いない選択肢です。
メバリングロッドでカサゴは釣れる?併用のメリット・デメリット
「メバリングロッドでカサゴは釣れるの?」という質問をよく受けますが、答えはイエスです。
実際に私もメバリングロッドでカサゴ釣りを楽しんでおり、適切なモデルを選べば十分実用的に使えます。ここでは併用のメリット・デメリットと、おすすめモデルを詳しく解説します。
メバリングロッドがカサゴ釣りに使える理由
メバリングロッドとカサゴロッドには、共通する重要な要素が多くあります。
どちらもライトゲームの範疇に入り、使用するルアーウェイトやターゲットサイズが近いため、基本的な性能要件が重なっています。実際に両方の釣りを長年やってきた経験から、メバリングロッドでも十分カサゴを楽しめることを確信しています。
特に7フィート以上のメバリングロッドなら、カサゴ釣りでも遠投性能と操作性を両立できます。実際に房総半島の港で月下美人 MXを使ってカサゴを狙ったところ、メバリング並みの繊細なアタリ取りができて非常に面白い釣りになりました。
併用時の注意点とおすすめモデル3選
メバリングロッドでカサゴを狙う際は、いくつかの注意点を理解しておく必要があります。
最大の違いは、カサゴが根に潜る習性があることです。メバリングロッドは基本的に繊細な作りなので、無理な力を加えると破損のリスクがあります。根の荒い場所よりは、岸壁沿いや砂地mixed根周りでの使用がおすすめです。
| メリット | デメリット |
|---|---|
1本で両方楽しめる 高感度で面白い 軽量で疲れにくい | パワー不足の場合がある 破損リスクがやや高い 根の荒い場所は不向き |
| ロッド名 | 長さ | パワー | カサゴ適性 |
|---|---|---|---|
| ダイワ 月下美人 MX 78MLS-S | 7’8″ | MLS | ★★★★★ |
| メジャークラフト ソルパラ SPX-S732UL | 7’3″ | UL | ★★★☆☆ |
| シマノ ソアレBB S76UL-S | 7’6″ | UL | ★★★★☆ |
特に月下美人 MXは、MLSパワーでカサゴにも十分対応でき、感度の高さで微細なアタリも逃しません。実際に使ってみて、メバリングとカサゴ釣りの両方で最高のパフォーマンスを発揮することを実感しています。
1本で両方楽しみたい人向けのロッド選び
メバリングとカサゴ釣り、両方を1本でこなしたい場合のロッド選びのポイントをまとめます。
重要なのは、両方の釣りで必要な要素をバランス良く満たすロッドを選ぶことです。完全にどちらかに特化したロッドよりは、中間的な性能を持つものが結果的に使いやすくなります。
・長さ:7~7.5フィート程度(取り回しと飛距離のバランス)
・パワー:L~MLSクラス(感度とパワーの両立)
・適合ルアーウェイト:1~10g程度(両方の釣りをカバー)
・価格:1~2万円台(長期使用に耐える品質)
実際に両方の釣りで使ってみて最も満足度が高かったのは、ダイワ 月下美人 MX 78MLS-Sです。メバリングでは遠投性能と感度を活かし、カサゴ釣りではMLSパワーで確実にやり取りできます。少し価格は上がりますが、長期間愛用できる投資と考えれば十分価値があると思います。
カサゴルアーロッドと合わせて使いたいリール・ライン
カサゴルアーロッドの性能を最大限に引き出すには、ロッドと相性の良いリールとラインを組み合わせることが重要です。
長年のガシリング経験から、実際に使って良かったリールとライン選びのポイントを紹介します。
おすすめスピニングリール3選
カサゴ釣り用のスピニングリールは、2000~2500番サイズで軽量かつ巻き感度の良いモデルがおすすめです。
| リール名 | 番手 | 価格帯 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| シマノ ヴァンフォード 2500S | 2500 | 2万円台 | 軽量・高感度 バランス抜群 |
| ダイワ レガリス LT2500S | 2500 | 1万円台 | コスパ最強 エントリーに最適 |
| シマノ ナスキー 2500HG | 2500 | 5千円台 | 超低価格 初心者向け |
私が長年愛用しているのはヴァンフォードですが、軽量さと巻き感度の良さで海底の変化がしっかり感じられます。予算を抑えたい方には、レガリスがコストパフォーマンス抜群でおすすめです。
おすすめベイトリール2選
カサゴ釣り用のベイトリールは、軽量ルアーも扱える繊細なブレーキシステムを持つモデルが理想的です。
| リール名 | 価格帯 | 特徴 | 適用レベル |
|---|---|---|---|
| シマノ アルデバラン MGL | 3万円台 | 超軽量ルアー対応 キャスト精度抜群 | 上級者向け |
| アブガルシア ロキサーニ BF8 | 1.5万円台 | コスパ良好 扱いやすい | 初心者~中級者 |
ベイトリールは慣れが必要ですが、テトラ帯でのピンポイント攻略では圧倒的な精度を発揮します。初心者の方はロキサーニから始めるのがおすすめです。
ライン選びの基本|PE・フロロ・ナイロンの使い分け
カサゴ釣りでのライン選びは、釣り場の根の荒さと求める感度によって決まります。
それぞれのラインには明確な特性があり、釣り場や釣り方に合わせて使い分けることで釣果が向上します。実際に色々なラインを使い比べた結果をまとめました。
| ライン種類 | 太さ目安 | メリット | 適用場面 |
|---|---|---|---|
| PEライン | 0.6~1.0号 | 高感度・細い 飛距離抜群 | 根の少ない場所 遠投が必要 |
| フロロカーボン | 4~6lb | 根ズレに強い 沈みやすい | テトラ帯・根の荒い場所 ボトム攻略 |
| ナイロン | 4~6lb | 安価・扱いやすい 適度な伸び | 初心者向け お手軽釣行 |
私の使い分けとしては、港内の岸壁沿いならPEライン、テトラ帯ではフロロカーボン、初心者の方や練習にはナイロンといった感じです。特にPEラインとフロロリーダーの組み合わせは、感度と根ズレ強度を両立できて万能です。
三浦半島のテトラ帯でのカサゴ釣り
リーダー:フロロカーボン12lb・1m
価格帯別カサゴルアーロッド比較表
予算に応じて選べるよう、価格帯別におすすめのカサゴルアーロッドを整理しました。
| 価格帯 | モデル名 | 長さ | おすすめ度 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| ~1万円 | ファーストキャスト FCS-T732L | 7’3″ | ★★★☆☆ | 超低価格・入門最適 |
| ソルパラ SPX-T702L | 7’0″ | ★★★★☆ | コスパ抜群 | |
| 1~2万円 | ハードロッカーBB S76ML | 7’6″ | ★★★★★ | 万能性No.1 |
| クロステージ CRX-T762L | 7’6″ | ★★★★☆ | 中級者向け | |
| クロスフィールド XRFC-662ML-BF | 6’6″ | ★★★☆☆ | ベイト入門 | |
| 2万円以上 | 月下美人 MX 78MLS-S | 7’8″ | ★★★★★ | メバリング兼用 |
| HRF AIR 810M | 8’1″ | ★★★★☆ | 磯場の本格派 |
予算1~2万円のクラスが最もバランスが良く、長期間愛用できる品質を持っています。特にハードロッカーBBは価格と性能のバランスが秀逸で、初心者から上級者まで幅広くおすすめできます。
カサゴルアーロッドのメンテナンス方法
カサゴルアーロッドを長期間快適に使うためには、適切なメンテナンスが欠かせません。
海で使用するロッドは塩分の影響を受けやすく、放置すると腐食や動作不良の原因となります。簡単なケアで長持ちするので、釣行後の習慣にしましょう。
使用後の基本ケア
釣行から帰ったら、必ず真水での洗浄を行いましょう。
特に重要なのはリールシート周りとガイド部分です。私も毎回の釣行後に実践している基本的なケア方法を紹介します。
【真水での水洗い】
ぬるま湯を使ってロッド全体を優しく洗い流す。特にガイド部分とリールシートは入念に。
【水分の除去】
清潔なタオルで水分を完全に拭き取る。ガイド内側の水滴も忘れずに除去。
【自然乾燥】
直射日光を避けた風通しの良い場所で完全に乾燥させる。急激な温度変化は避ける。
【可動部のチェック】
リールシートのネジ部分など可動部が正常に動作するか確認。動きが悪い場合は専用オイルを使用。
このケアを毎回行うことで、ロッドの寿命を大幅に延ばすことができます。特に高価なロッドほど、メンテナンスの効果は大きくなります。
長期保管時の注意点
カサゴルアーロッドを長期間使わない時は、適切な保管方法で品質を保ちましょう。
保管環境の良し悪しで、ロッドの劣化速度は大きく変わります。私が実践している長期保管のポイントをまとめました。
・湿度の低い場所を選ぶ(除湿剤の使用も効果的)
・直射日光が当たらない場所
・ロッドは分解してケースに保管
・リールシートのネジは軽く締める程度
・定期的(月1回程度)な状態確認
特に梅雨時期の湿度管理は重要です。私はロッドケース内に乾燥剤を入れて、湿気による腐食を防いでいます。こうした小さな配慮で、10年以上愛用しているロッドもまだまだ現役で活躍してくれています。
よくある質問Q&A
カサゴルアーロッド選びでよく質問される内容について、実際の経験をもとにした回答をまとめました。
バスロッドでカサゴは釣れますか?
はい、バスロッドでカサゴは十分釣れます。むしろ、バスロッドは最も汎用性の高い選択肢の一つです。
実際に私もバス釣り用のロッドでカサゴを狙うことが多く、ワームでカサゴを探る時とバス釣りの操作方法が似ているため、非常に相性が良いと感じています。6フィート台のバスロッドなら取り回しも良く、L〜MLパワーならカサゴを根から引きずり出すのにも十分なパワーがあります。
特にシマノ ルアーマチック S66Lのようなエントリーモデルなら、カサゴ釣り以外にもちょい投げやサビキ釣りにも使えて一石三鳥です。
ベイトロッドとスピニングロッドどちらがおすすめ?
初心者の方にはスピニングロッド、ピンポイント攻略を重視するならベイトロッドをおすすめします。
スピニングロッドは軽量ルアーのキャストが楽で、ライントラブルも少なく扱いやすいです。一方、ベイトロッドはテトラの隙間など狙ったポイントに正確にルアーを投入できるメリットがあります。
ベイトロッドとスピニングロッドの詳細比較
スピニングロッドの特徴:
・初心者でも扱いやすい
・軽量ルアー(1~5g)も楽にキャスト
・ライントラブルが少ない
・風に強い
ベイトロッドの特徴:
・キャスト精度が高い
・手返しが良い
・パワフルなやり取りが可能
・慣れが必要
私の推奨としては、まずはスピニングロッドでカサゴ釣りに慣れてから、必要に応じてベイトロッドに挑戦するのが良いと思います。
安いロッドと高いロッドの違いは?
主な違いは感度、軽さ、耐久性、そして使用感の質にあります。
ただし、カサゴ釣りに関しては高価なロッドが必ずしも必要ではありません。カサゴのアタリは比較的はっきりしており、超高感度でなくても十分アタリを取ることができるからです。
| 価格帯 | 感度 | 軽量性 | 耐久性 | カサゴ釣りでの必要性 |
|---|---|---|---|---|
| 5千円以下 | 普通 | やや重い | 普通 | 入門・練習用として十分 |
| 5千円~1万円 | 良好 | 標準的 | 良好 | メインロッドとして実用的 |
| 1万円~2万円 | 高い | 軽量 | 高い | 長期使用で満足度高い |
| 2万円以上 | 最高級 | 超軽量 | 最高級 | こだわり派・兼用目的 |
私の経験では、1万円前後のロッドがコストパフォーマンス的に最も満足度が高いです。ハードロッカーBBクラスなら、価格以上の性能と満足感を得られると思います。
高価なロッドは確かに使用感は良いですが、カサゴ釣りという用途を考えると、必要以上の性能の場合も多いです。むしろ、浮いた予算でリールやルアーを充実させる方が釣果向上につながることが多いですね。
カサゴルアーロッド選びで最も重要なのは、自分の釣りスタイルと予算に合った適切な1本を見つけることです。
この記事で紹介したロッドはすべて実際に使用して良さを実感したものばかりなので、ぜひ参考にして自分にピッタリのロッドを見つけてください。良いロッドを手に入れて、カサゴ釣りをより一層楽しんでもらえればと思います。
また、メバリングロッドとの併用も十分実用的なので、すでにメバリングを楽しんでいる方は手持ちのロッドでカサゴ釣りにも挑戦してみてくださいね。















































