泳がせ釣りは、生きた小魚をエサにして大型魚を狙う釣法です。青物やヒラメ、根魚など様々な魚種を狙えるため、多くのアングラーに愛されています。しかし、仕掛け選びを間違えると思うような釣果が得られません。
本記事では、元釣具屋の知識を活かして泳がせ釣りの最強仕掛けをランキング形式で紹介します。また、仕掛けの選び方やタックル、エサについても詳しく解説しているので、泳がせ釣りの釣果アップに直結する情報が満載です。
初心者の方から上級者の方まで、この記事を読めば自分に最適な仕掛けが必ず見つかります。大物を釣り上げるための第一歩として、ぜひ参考にしてください。

泳がせ釣りの最強仕掛けランキングTOP5
泳がせ釣りで結果を出すには、仕掛け選びが最も重要です。元釣具屋の経験と実釣での使用感を基に、本当におすすめできる最強仕掛けをランキング形式で紹介します。各仕掛けの特徴や使用場面、おすすめポイントを詳しく解説するので、あなたの釣りスタイルに合った仕掛けが必ず見つかります。
初心者の方でも扱いやすいものから、上級者向けの高性能なものまで幅広くピックアップしました。どの仕掛けも実際に多くのアングラーが愛用している実績のあるものばかりなので、安心して選んでいただけます。

第1位:オーナー セット一発泳がせのませ【ウキ釣り仕掛け】
第1位に輝いたのは、オーナー セット一発泳がせのませです。この仕掛けは、ウキ釣りに必要な小物が全て入ったオールインワンセットで、初心者でも簡単に泳がせ釣りを始められるのが最大の魅力です。
絡みにくい中通しタイプのウキが採用されており、クッションゴムも付いているためラインブレイクを防げます。青物やスズキなどの中層を泳ぐ魚種に特に効果的で、広い範囲を探ることができるため釣果アップが期待できます。
セット内容が充実しているにも関わらず価格がリーズナブルで、コストパフォーマンスも抜群です。泳がせ釣りを始めたい初心者の方から、手軽に楽しみたい上級者の方まで幅広くおすすめできる仕掛けです。
- 泳がせ釣り初心者の人
- 手軽に始めたい人
- 青物やスズキを狙いたい人
- コスパを重視したい人
- 中層を幅広く探りたい人
第2位:ささめ針 堤防のませ胴突(ケイムラフック)【胴付き仕掛け】
第2位は、ささめ針 堤防のませ胴突(ケイムラフック)です。この仕掛けは、堤防で扱いやすいように全長が短く設定された胴付き仕掛けで、混雑した釣り場でも安心して使用できるのが大きな特徴です。
エサが泳いでも絡みにくい親子サルカンが使われており、トラブルレスな点も評価が高いポイントです。ケイムラフックと夜光玉が付属しているためアピール力も抜群で、ヒラメや根魚狙いに特に効果を発揮します。
底付近をピンポイントで狙えるため、地形変化やストラクチャー周りを効率よく攻めることができます。堤防からの泳がせ釣りでは非常に使い勝手が良く、多くのアングラーから支持を得ている実力派の仕掛けです。
- 堤防釣りメインの人
- ヒラメや根魚を狙いたい人
- 混雑した釣り場で釣りをする人
- トラブルを避けたい人
- 底付近を集中的に狙いたい人
第3位:オーナー 堤防ぶっ込みのませ仕掛【エレベーター仕掛け】
第3位は、オーナー 堤防ぶっ込みのませ仕掛です。シンプルな構成のエレベーター仕掛けで、エサへのダメージを最小限に抑えられるのが最大のメリットです。
強度抜群のフックドスナップが用いられており、ケイムラフックとビーズによってアピール力も良好です。針は太すぎない中太軸なので強度を確保しながら、エサへのダメージも軽減されるため、エサが長時間元気に泳いでくれます。
オモリを先に投入してからエサを送り込むため、着水時のダメージがほとんどありません。ハリス部分が遊動式なのでエサが自由に泳げて弱りにくく、仕掛けが流れにくいためピンスポットで広いタナを探れるのも大きな魅力です。
- エサを長持ちさせたい人
- ピンスポットを狙いたい人
- 様々なタナを探りたい人
- 投げ釣りスタイルの人
- エサの活性を重視する人
第4位:マルフジ 泳がせ五目 堤防用のませ獲り【アオリイカ専用】
第4位は、マルフジ 泳がせ五目 堤防用のませ獲りです。この仕掛けは、アオリイカに特化したエレベーター仕掛けで、通常の仕掛けでは釣りにくいアオリイカを効率よく狙えます。
特殊形状のフックがエサにフィットして安定するため、抜群のフッキング力を発揮します。アオリイカは普通の仕掛けではなかなか掛からないため、イカが多い場所には専用仕掛けを持ち込むことで釣果に大きな差が出ます。
アオリイカの習性を考慮した設計になっており、イカがエサを抱いた際の違和感を最小限に抑えます。秋のアオリイカシーズンや春の大型狙いの際には、この仕掛けが威力を発揮してくれるでしょう。
- アオリイカを狙いたい人
- 秋イカシーズンを楽しみたい人
- 春の大型アオリイカを狙う人
- 専用仕掛けにこだわる人
- フッキング率を上げたい人
第5位:ささめ針 匠技 瀬突ヒラメ・青物【船用胴付き仕掛け】
第5位は、ささめ針 匠技 瀬突ヒラメ・青物です。この仕掛けは、状況に合わせてハリスの長さを変更できる船用仕掛けで、船釣りでの使い勝手が抜群です。
泳がせ針には活き餌ローリングを採用しており、エサの動きに合わせて針が回転することでエサへのダメージを最小限にしてくれます。1本鈎1セットなので少し割高な仕掛けですが、かなりクオリティーの高い仕掛けです。
船釣りでは水深が深く、大型魚とのやりとりも激しくなりがちですが、この仕掛けなら安心して使用できます。ハリスの長さ調整機能により、その日の潮流や魚の活性に合わせて最適なセッティングが可能です。
- 船釣りメインの人
- 大型のヒラメや青物を狙う人
- 高品質な仕掛けを求める人
- 状況に応じて調整したい人
- エサの活性を最重視する人
泳がせ釣りの仕掛けは3種類【基本知識】
泳がせ釣りの仕掛けを理解するためには、まず基本となる3つの仕掛けタイプを知ることが重要です。それぞれに明確な特徴とメリット・デメリットがあり、釣り場の状況や狙う魚種によって使い分けることで釣果は大きく変わります。
仕掛けの特性を理解することで、適切な選択ができるようになり、結果として釣果アップに直結します。ここでは、ウキ釣り仕掛け、エレベーター仕掛け、胴付き仕掛けの3つについて、それぞれの仕組みや使用場面を詳しく解説します。どの仕掛けも一長一短があるため、状況に応じた使い分けが釣果の鍵となります。

ウキ釣り仕掛けの特徴
ウキ釣り仕掛けは、広い範囲を流しながら探れるのが最大のメリットです。ウキによってエサの泳ぐ深度をコントロールでき、タナを微調整できるので中層を狙うのに適しています。特に青物やスズキなどの回遊魚を狙う際に威力を発揮します。
エサとなる小魚が広い範囲を自由に泳ぎ回るため、魚にとって自然なアピールができるのも大きな特徴です。潮の流れに乗せてエサを漂わせることで、フィッシュイーターの注意を引きやすくなります。
ただし、混雑した釣り場ではオマツリしやすいので注意が必要です。また、仕掛けが長いため短い竿では扱いにくく、ある程度の経験と技術が求められます。風の強い日や潮流の速い場所では仕掛けのコントロールが難しくなることもあります。
ウキ釣り仕掛けとは?
ウキを使って小魚を中層で泳がせる仕掛けです。ウキ止めの位置を調整することで、エサが泳ぐ深度を自由にコントロールできます。
エレベーター仕掛けの特徴
エレベーター仕掛けは、オモリを先に投入してからエサを後から送り込む独特な仕掛けです。エサを付けて投げる必要がないため、着水時のダメージが少なく、ハリス部分が遊動式なのでエサが自由に泳げて弱りにくい特徴があります。
仕掛けが流れにくいため、ピンスポットで広いタナを探れることも大きなメリットです。エサが元気に泳ぎ続けるため、長時間アタリを待つことができ、時合いを逃さずに済みます。
投げ釣りとの相性も良く、遠投が可能なため沖の好ポイントも狙えます。また、エサの交換が比較的簡単で、活性の落ちたエサをすぐに新鮮なものと交換できるのも実用的なポイントです。
エレベーター仕掛けとは?
オモリを先に投入し、道糸にスナップサルカンを通してエサを後から海中に送り込む仕掛けです。エサへのダメージが少なく、自由度の高い泳がせができます。
胴付き仕掛けの特徴
胴付き仕掛けは、トリプルサルカン(親子サルカン)を使用してハリスと捨て糸を接続するため、ピンポイントで底付近を狙うのに向いています。堤防釣りではヒラメや根魚を狙うのにおすすめで、エサがピンスポットに固定されるため混雑した釣り場でも使いやすい仕掛けです。
船釣りの場合は自由にタナを合わせられるため、さまざまな魚種を狙える汎用性の高さも魅力です。底物から中層の魚まで、幅広いターゲットに対応できます。
仕掛けが比較的シンプルで扱いやすく、初心者でも理解しやすい構造になっています。根掛かりした際も捨て糸部分で切れるため、仕掛け全体を失うリスクが少ないのも実用的なメリットです。
胴付き仕掛けとは?
トリプルサルカンを使用してハリスと捨て糸、道糸を接続する仕掛けです。底付近をピンポイントで狙うのに適しており、混雑した釣り場でも使いやすいのが特徴です。
泳がせ釣り仕掛けを選ぶときに絶対見るべき5つのポイント
泳がせ釣りで成果を上げるためには、適切な仕掛け選びが絶対に欠かせません。多くのアングラーが仕掛け選びで迷ってしまいますが、実は明確な判断基準があります。釣り場の環境、狙いたい魚種、使用するエサなど、様々な要素を総合的に判断することで最適な仕掛けを選択できます。
この5つのポイントを押さえれば、どんな状況でも自信を持って仕掛けを選べるようになります。元釣具屋の経験から、実際に釣果に直結する重要なポイントを厳選して解説します。

ポイント1:釣り場の環境に合わせて選ぶ
釣り場の環境は仕掛け選びの最も重要な要素です。堤防、磯、船釣りなど、釣り場の特性によって最適な仕掛けは大きく変わります。堤防釣りでは足場が安定しているため扱いやすい仕掛けが適しており、磯釣りでは荒い根に対応できる強度の高い仕掛けが必要になります。
潮流の速さも重要な判断材料です。潮流が速い場所ではエレベーター仕掛けや胴付き仕掛けが有効で、潮流が緩やかな場所ではウキ釣り仕掛けでエサを自然に漂わせることができます。
水深も考慮すべき要素の一つです。浅場では胴付き仕掛けでピンポイントを狙い、深場では船釣り用の仕掛けで効率よく底付近を探ることが重要です。また、根の荒さによって捨て糸の太さや長さを調整する必要があります。
ポイント2:狙いたい魚種に合わせて選ぶ
ターゲットとする魚種によって、最適な仕掛けタイプは明確に分かれます。青物やスズキなどの回遊魚を狙う場合は、ウキ釣り仕掛けで広範囲を探るのが効果的です。これらの魚は中層を泳ぎ回ることが多いため、エサも中層で自由に泳がせることが重要になります。
ヒラメやマゴチなどの底物を狙う場合は、胴付き仕掛けで底付近をピンポイントで攻めるのが基本戦略です。これらの魚は底に潜んでいることが多く、エサを底近くで動かすことで効果的にアピールできます。
アオリイカを狙う場合は専用の仕掛けを使用することで、フッキング率を大幅に向上させることができます。根魚狙いでは根掛かりのリスクを考慮して、捨て糸を使った仕掛けが安心です。
青物・スズキ | ヒラメ・マゴチ | アオリイカ |
---|---|---|
ウキ釣り仕掛け
広範囲を探る
中層メイン
|
胴付き仕掛け
底付近を狙う
ピンポイント
|
専用仕掛け
フッキング重視
イカの習性考慮
|
ポイント3:使用するエサの種類で選ぶ
使用するエサの種類と大きさは、仕掛け選びに大きな影響を与えます。アジやイワシなどの一般的なエサを使用する場合は、どの仕掛けでも対応可能ですが、コノシロなどの大型のエサを使用する場合は、それに対応できる強度の高い仕掛けが必要になります。
エサの遊泳力も考慮すべき要素です。アジのように遊泳力の高いエサはウキ釣り仕掛けとの相性が良く、キスやハゼのように底を泳ぐエサは胴付き仕掛けが適しています。
エサの入手方法も重要な判断材料です。現地でサビキ釣りで調達する場合は、釣れたエサに合わせて仕掛けを選択できますが、釣具店で購入する場合は事前にエサに適した仕掛けを準備しておく必要があります。
ポイント4:混雑度を考慮して選ぶ
釣り場の混雑状況は、仕掛け選びの重要な判断基準の一つです。混雑した釣り場では、他のアングラーとの仕掛け絡み(オマツリ)を避けることが最優先となります。このような場面では胴付き仕掛けが最も安全で、エサがピンスポットに固定されるため隣の釣り人との距離が保てます。
ウキ釣り仕掛けは広範囲を探れるメリットがある反面、エサが自由に泳ぎ回るため混雑した釣り場では使いにくくなります。特に釣り公園や人気の堤防では、胴付き仕掛けやエレベーター仕掛けを選択することでトラブルを回避できます。
また、混雑した釣り場では仕掛けの交換頻度も高くなりがちです。シンプルで扱いやすい仕掛けを選ぶことで、手返しよく釣りを楽しむことができます。周りのアングラーへの配慮も重要な要素です。
ポイント5:自分のスキルレベルに合わせて選ぶ
釣りのスキルレベルに応じた仕掛け選びも重要です。初心者の方はシンプルで扱いやすい仕掛けから始めることをおすすめします。複雑な仕掛けは慣れないうちはトラブルの原因となりやすく、釣りを楽しむどころではなくなってしまいます。
セット仕掛けは初心者の方に特におすすめで、必要な小物が全て揃っているため手軽に始められます。慣れてきたら自作の仕掛けにチャレンジして、より細かな調整を行うことで釣果アップを図れます。
経験豊富な上級者の方は、状況に応じて複数の仕掛けを使い分けることで、より効率的に釣りを楽しめます。自分のスキルレベルを正しく把握して、無理のない範囲で仕掛けを選択することが長期的な上達につながります。
堤防泳がせ釣りにおすすめの仕掛け
堤防からの泳がせ釣りは、足場が安定しており初心者から上級者まで楽しめる人気の釣りスタイルです。しかし、堤防ならではの特徴や制約があるため、適切な仕掛け選びが重要になります。堤防は比較的浅い水深であることが多く、また他のアングラーとの距離も近いため、コンパクトで扱いやすい仕掛けが求められます。
堤防釣りに特化した仕掛けを使うことで、快適で効率的な釣りが可能になります。ここでは、堤防釣りで特に実績の高い仕掛けを厳選して紹介します。

オーナー セット一発泳がせのませ
堤防泳がせ釣りの定番中の定番といえるのが、オーナー セット一発泳がせのませです。この仕掛けの最大の魅力は、初心者でも簡単にセットできる手軽さと、必要な小物が全て揃っている充実した内容です。
中通しタイプのウキが採用されているため、仕掛けの絡みが少なく、ストレスフリーで釣りを楽しめます。クッションゴムも付属しているため、大物がヒットした際のラインブレイクも防げます。堤防からの青物狙いやスズキ狙いに特に効果的で、中層を幅広く探ることができます。
価格もリーズナブルで、コストパフォーマンスに優れているのも大きなメリットです。堤防泳がせ釣りを始めたい方の最初の一つとして、また手軽に楽しみたい上級者の方のサブ仕掛けとしてもおすすめできます。
堤防から青物を狙う場合
朝マズメに表層近く、日中は中層に調整します
ささめ針 堤防のませ胴突(ケイムラフック)
混雑しがちな堤防釣りで威力を発揮するのが、ささめ針 堤防のませ胴突(ケイムラフック)です。この仕掛けは堤防での使用を前提に設計されており、全長が短く設定されているため隣のアングラーとのトラブルを避けながら釣りができます。
親子サルカンの採用により、エサが泳いでも仕掛けが絡みにくく、トラブルレスな釣りが可能です。ケイムラフックと夜光玉の効果で、アピール力も申し分ありません。特にヒラメや根魚を狙う際の実績が高く、底付近をピンポイントで攻めることができます。
仕掛けの構造がシンプルなため、初心者の方でも理解しやすく、メンテナンスも簡単です。堤防からの底物狙いでは、まず試してみたい仕掛けの一つです。
オーナー 堤防ぶっ込みのませ仕掛
堤防からの遠投泳がせ釣りでおすすめなのが、オーナー 堤防ぶっ込みのませ仕掛です。エレベーター仕掛けの特性を活かし、沖の好ポイントまでエサを送り込むことができます。
オモリを先に投入してからエサを後から送り込むため、エサへのダメージが最小限に抑えられます。強度抜群のフックドスナップと中太軸の針により、強度とエサへの優しさを両立しています。ケイムラフックとビーズの効果で、アピール力も十分確保されています。
堤防からでも沖の駆け上がりやブレイクを狙うことができ、堤防際では釣れない大型魚にアプローチできるのが大きなメリットです。遠投技術に自信のある方には特におすすめの仕掛けです。
船泳がせ釣りにおすすめの仕掛け
船からの泳がせ釣りは、水深が深く大型魚との遭遇率が高いエキサイティングな釣りです。堤防釣りとは異なり、より強力なタックルと専用の仕掛けが必要になります。水深が深いため重いオモリを使用し、大型魚とのパワフルなやりとりに耐えられる強度が求められます。
船釣り専用の仕掛けを使うことで、安心して大物とのファイトを楽しめます。また、船長の指示に従って統一された仕掛けを使用することも重要です。

ささめ針 匠技 瀬突ヒラメ・青物
船泳がせ釣りで最もおすすめしたいのが、ささめ針 匠技 瀬突ヒラメ・青物です。この仕掛けの最大の特徴は、状況に応じてハリスの長さを変更できる調整機能です。その日の潮流や魚の活性に合わせて最適なセッティングが可能になります。
活き餌ローリング機能を搭載した針により、エサの動きに合わせて針が回転し、エサへのダメージを最小限に抑えます。これにより、エサが長時間元気に泳ぎ続け、フィッシュイーターへのアピール力を維持できます。
1本鈎1セットと少し割高ですが、その分クオリティは抜群です。船釣りでの大型ヒラメや青物狙いでは、この仕掛けの性能の高さを実感できるはずです。本格的な船泳がせ釣りを楽しみたい方には、ぜひ試していただきたい仕掛けです。
がまかつ 堤防ヒラメ・青物泳がせ仕掛
船釣りでも実績の高い仕掛けが、がまかつ 堤防ヒラメ・青物泳がせ仕掛です。堤防用という名称ですが、船釣りでも十分な性能を発揮します。頭部と腹部の2カ所にフックがセットされているため、フッキング率が高いのが特徴です。
胴付きタイプの仕掛けで、オモリを底につけて一定の範囲でエサを泳がせることができます。船釣りでは船長の指示でタナを合わせることが多いため、この仕掛けのように決まった範囲で釣れるタイプは使い勝手が良好です。
S、M、Lの3サイズが用意されており、使用するエサの大きさや狙う魚種に応じて選択できます。船釣りビギナーの方でも扱いやすく、確実に魚をキャッチしたい方におすすめの仕掛けです。
サイズ | ハリス | 幹糸 | 捨て糸 | 価格 |
---|---|---|---|---|
S | 5号 | 6号 | 4号 | 450円 |
M | 6号 | 7号 | 4号 | 450円 |
L | 7号 | 8号 | 4号 | 450円 |
目的別おすすめ泳がせ釣り仕掛け
泳がせ釣りの釣果を最大化するためには、ターゲットとする魚種に応じた仕掛け選びが重要です。魚種によって生息域、活性パターン、捕食行動が大きく異なるため、それぞれの特性に合わせた仕掛けを使用することで釣果は格段に向上します。
目的を明確にして最適な仕掛けを選ぶことで、効率的に狙った魚種をキャッチできます。ここでは、人気の高い魚種別におすすめの仕掛けと、その理由を詳しく解説します。

青物狙いにおすすめの仕掛け
青物は回遊魚の代表格で、中層を活発に泳ぎ回る習性があります。そのため、エサを広範囲で自由に泳がせることができるウキ釣り仕掛けが最も効果的です。オーナー セット一発泳がせのませは、青物狙いに最適な仕掛けとして多くのアングラーに愛用されています。
青物は群れで回遊することが多いため、エサが自然に泳いでいる状態を演出することが重要です。ウキ釣り仕掛けなら、潮の流れに乗せてエサを自然に漂わせることができ、回遊してきた青物の注意を引きやすくなります。
タナ調整も青物狙いでは重要な要素です。ウキ止めの位置を調整することで、その日の青物の回遊層に合わせてエサの泳ぐ深度をコントロールできます。朝夕のマズメ時は表層近く、日中は中層といった具合に、時間帯に応じた調整が可能です。
ヒラメ・マゴチ狙いにおすすめの仕掛け
ヒラメやマゴチは典型的な底物で、海底の砂地に潜んで獲物を待ち伏せする習性があります。そのため、底付近をピンポイントで狙える胴付き仕掛けが最適です。ささめ針 堤防のませ胴突(ケイムラフック)は、ヒラメ・マゴチ狙いで特に高い実績を誇ります。
ヒラメやマゴチは動くものに反応する特性があるため、底付近でエサが自然に動き回る状態を作ることが重要です。胴付き仕掛けなら、海底付近でエサが一定の範囲を泳ぎ回り、効果的にアピールできます。
これらの魚種は口が大きく、丸呑みすることが多いため、フッキングのタイミングも重要です。アタリがあっても慌てずに、魚がエサを完全に咥え込むまで待つことが成功の鍵となります。
堤防からヒラメを狙う場合
アタリがあってもすぐに合わせず、魚がエサを飲み込むまで待ちます
根魚狙いにおすすめの仕掛け
カサゴやソイなどの根魚は、岩礁帯や根周りに潜んでいることが多い魚種です。根掛かりのリスクが高い場所を攻めることになるため、捨て糸を使った胴付き仕掛けが安心です。根掛かりした場合も捨て糸部分で切れるため、仕掛け全体を失うリスクを軽減できます。
根魚は縄張り意識が強く、自分のテリトリーに入ってきたエサに素早く反応します。そのため、根の際ギリギリを攻めることで効果的にアプローチできます。胴付き仕掛けなら、危険な根周りでもコントロールしやすく、精密な攻めが可能です。
根魚狙いでは、エサの種類も重要な要素です。アジやイワシのような活発に泳ぐエサよりも、キスやハゼのような底を這うエサの方が根魚には効果的な場合があります。
アオリイカ狙いにおすすめの仕掛け
アオリイカは他の魚種とは全く異なる捕食行動を取るため、専用の仕掛けが必要です。マルフジ 泳がせ五目 堤防用のませ獲りのような、アオリイカ専用に設計された仕掛けを使用することで、フッキング率を大幅に向上させることができます。
アオリイカはエサを抱いて捕食するため、針の形状や配置が非常に重要になります。特殊形状のフックがエサにフィットして安定し、イカがエサを抱いた際に確実にフッキングできる設計になっています。
アオリイカ狙いでは、エサの動きも重要な要素です。あまり激しく動き回るエサよりも、ゆっくりと泳ぐエサの方がイカには魅力的に映ります。また、夜間や薄暗い時間帯の方が活性が高いことが多いため、時間帯も考慮した釣行計画が重要です。
メリット | デメリット |
---|---|
専用設計で高フッキング率
イカの習性を考慮
確実なキャッチが可能
|
他魚種には不向き
専用仕掛けが必要
時間帯が限定的
|
泳がせ釣り仕掛けに必要なタックル
泳がせ釣りで成功するためには、仕掛けだけでなく適切なタックル選びも重要です。大型魚とのパワフルなやりとりに耐えられる強度と、繊細なアタリを感知できる感度の両方が求められます。また、泳がせ釣りでは長時間の待ちが発生することも多いため、疲れにくく扱いやすいタックルを選ぶことも大切です。
適切なタックルを組むことで、快適で効率的な泳がせ釣りが楽しめます。ここでは、ロッド、リール、ラインなど各パーツの選び方を詳しく解説します。

ロッド(竿)の選び方
泳がせ釣り用のロッドは、使用する仕掛けタイプによって最適な選択が変わります。ウキ釣り仕掛けを使用する場合は、3〜5号の遠投磯竿が最適で、長さは4〜5mのものが扱いやすくおすすめです。長めのロッドを選ぶことで、仕掛けの扱いやすさが向上します。
エレベーター仕掛けや胴付き仕掛けを使用する場合は、遠投磯竿やショアジギングロッドが適しています。特に遠投が必要な場面では、しっかりとしたパワーのあるロッドが必要になります。投げずに足元を狙う場合は、船竿でも対応可能です。
船釣りでは、使用するオモリに対応した7:3〜6:4調子の2〜3m程度の船竿を選びましょう。船釣りでは重いオモリを使用することが多いため、オモリ負荷に余裕のあるロッドを選ぶことが重要です。
調子とは?
ロッドの曲がり方を示す指標です。7:3調子は先調子で感度が良く、6:4調子は胴調子でパワーがあります。泳がせ釣りでは魚の引きに対応できる調子が重要です。
リールの選び方
泳がせ釣り用のリールは、釣り方と使用場所によって最適な選択が異なります。堤防からのウキ釣りやエレベーター仕掛けでは、スピニングリールの3000〜4000番が最適です。剛性の高いものを選ぶことで、大型魚とのやりとりでも安心できます。
太いナイロンラインを巻くため、シャロースプールは避けてノーマルスプールを選ぶことが重要です。ライン容量に余裕があることで、長時間の釣りでも安心して楽しめます。
船釣りでは、オモリが重く大型魚とのやりとりも多いため、電動リール(シマノ800番・ダイワ300番以上)がおすすめです。電動リールを使用することで、疲労を軽減しながら効率的な釣りが可能になります。
ラインの選び方
泳がせ釣りでのライン選びは、釣り方と使用環境によって最適な選択が変わります。堤防からの釣りでは、ナイロンラインの4〜5号を150m以上巻いておくのが基本です。ナイロンラインは伸びがあるため、大型魚とのやりとりでクッション効果を発揮します。
PEラインの2〜3号も使用可能ですが、ウキ止めが滑りやすく摩耗にも弱いため、ナイロンラインの方がおすすめです。特にウキ釣り仕掛けでは、ナイロンラインの方が扱いやすく、トラブルも少なくなります。
船釣りではPEラインの3〜4号を200m以上巻いておくと安心です。深い水深での釣りでは、PEラインの感度の良さが重要になります。PEラインを使用する場合は、ハリスや捨て糸よりも強度の高いショックリーダーを接続することを忘れずに。
その他必要な道具
泳がせ釣りを快適に楽しむためには、仕掛けやタックル以外にも必要な道具があります。エサとなる小魚を一時的に保管するためのバケツは必須アイテムです。エアーポンプも酸欠防止のために絶対に必要で、エサの活性を長時間維持できます。
クーラーボックスは釣れた魚を新鮮に保つために重要です。氷をしっかりと準備して、釣果を美味しく持ち帰りましょう。また、玉網は大型魚をランディングする際に欠かせない道具です。
プライヤーやハサミなどの小道具も重要で、針外しや糸切りに使用します。エサ用の小さなクーラーボックスや活かしバケツを別途用意することで、より効率的な釣りが可能になります。
泳がせ釣りにおすすめのエサ
泳がせ釣りの成否は、使用するエサの選択と管理によって大きく左右されます。エサとなる小魚の種類、大きさ、活性状態は、ターゲットとする魚種の釣果に直結する重要な要素です。適切なエサを選択し、その特性を理解することで、より効果的な泳がせ釣りが可能になります。
エサの入手方法から管理方法まで、実践的な知識を身につけることが釣果アップの鍵となります。ここでは、泳がせ釣りで実績の高いエサを詳しく解説します。

アジ【最も定番で使いやすい】
アジは泳がせ釣りの最も定番で使いやすいエサとして、多くのアングラーに愛用されています。釣具店でも購入できるし、サビキ釣りでも比較的簡単に釣ることができるため、入手性の良さが最大の魅力です。遊泳力も高く弱りにくい特徴があり、長時間元気に泳ぎ続けるため効果的なアピールが可能です。
アジの大きさは10〜15cm程度のものが使いやすく、様々な魚種に対応できます。青物、ヒラメ、根魚など幅広いターゲットに効果的で、特に青物狙いでは抜群の実績を誇ります。活性の高いアジは中層を活発に泳ぎ回るため、回遊魚の注意を引きやすくなります。
サビキ釣りで自分で調達する場合は、釣り上げた直後から丁寧に扱うことが重要です。バケツに海水を入れてエアーポンプで酸素を供給し、ストレスを与えないようにゆっくりと扱いましょう。
- 入手しやすい(釣具店・サビキ釣り)
- 遊泳力が高く弱りにくい
- 幅広い魚種に効果的
- 扱いやすいサイズ
- 実績が豊富
イワシ【アピール力抜群】
イワシはアピール力が抜群のエサとして知られています。手に入りやすさ、遊泳力、弱りにくさといった点ではアジに劣りますが、アピール力においては他の追随を許しません。ウロコがはがれやすい特徴があり、そのウロコが水中でキラキラと舞うことでフィッシュイーターの注意を引く効果があります。
このウロコによる光の反射は、アジにはない独特のアピール力を生み出します。特に濁りのある海域や薄暗い時間帯では、このキラキラ効果が威力を発揮し、遠くからでもフィッシュイーターに気づいてもらえます。人によってはアジではなくイワシが泳がせ釣りには一番良いという人もいるほどです。
ただし、イワシはアジよりもデリケートで弱りやすいため、より丁寧な管理が必要です。バケツの海水を頻繁に交換し、エアーポンプの酸素量も多めに設定することが重要です。
サバ【遊泳力が高い】
サバは遊泳力が非常に高く、活発に泳ぎ回るエサとして効果的です。サビキ釣りに混じって釣れることも多く、現地調達しやすいエサの一つです。遊泳力やアピール力はアジに近く、特に青物狙いでは高い実績を誇ります。
サバの特徴は、非常に活発に泳ぎ回ることで、広範囲にアピールできる点です。この活発な動きは、回遊してきた青物の注意を強く引きつけ、効果的にバイトを誘発します。また、サバ自体が青物のベイトとしても自然なため、警戒心を抱かれにくいというメリットもあります。
ただし、サバは非常に活発なため、仕掛けや他のエサとの絡みには注意が必要です。混雑した釣り場では使いにくい場合もあるため、状況を見極めて使用することが重要です。
その他のエサ
基本的なエサ以外にも、状況に応じて有効なエサが存在します。これらのエサは入手機会が限られることもありますが、うまく活用できれば大きな釣果につながる可能性があります。
キス・ハゼ【底物狙いに最適】
キスやハゼは海底を主に泳ぐ魚で、ヒラメやマゴチを狙うには優秀なエサとなります。ただし、青物はほぼ釣れないと考えた方が良いでしょう。アジやイワシのように活発に泳ぎ回ってアピールはしないため、離岸流やかけ上がりなどのフィッシュイーターのいそうな場所に投入する必要があります。
コノシロ【大物狙いのロマン】
約20cmと大きめのベイトですが、アタリがあればブリなどの大型がほぼ確定するロマンがあります。コノシロは釣れる時期やポイントも限定的なことが多いため、狙って釣るのは難しいですが、コノシロの釣果情報があれば大物の大チャンスです。
銀平(ウグイ)【コスパの良い選択肢】
淡水魚ですが海水でも耐性があり、意外とよく泳いでアピールしてくれます。アジよりも安く釣具店で入手できるため、アジが釣れなかったりアジが売っていない場合は頼りになります。ただし、サビキで手に入れることができないため、釣具店での入手に頼ることになります。
エサ | 入手性 | アピール力 | 対象魚 |
---|---|---|---|
アジ |
◎ 非常に良い
|
○ 良い
|
万能タイプ
|
イワシ |
○ 良い
|
◎ 抜群
|
青物中心
|
キス |
△ 限定的
|
○ 良い
|
底物専用
|
まとめ
泳がせ釣りで釣果を上げるためには、適切な仕掛け選びが最も重要です。本記事で紹介したランキング上位の仕掛けは、どれも実績が高く多くのアングラーに愛用されているものばかりです。特に1位のオーナー セット一発泳がせのませは、初心者から上級者まで幅広くおすすめできる万能仕掛けです。
釣り場の環境、狙う魚種、使用するエサに応じて最適な仕掛けを選択することで、釣果は確実に向上します。また、適切なタックルとエサの管理も釣果に直結する重要な要素です。
泳がせ釣りは、正しい知識と適切な道具があれば誰でも大物を狙える魅力的な釣法です。この記事で紹介した内容を参考に、あなたも泳がせ釣りで夢の大物をゲットしてください!
