コスパ最強のイカメタルロッドおすすめ10選｜失敗しない選び方を徹底解説

イカメタルで安定した釣果を上げるには、コストパフォーマンスに優れた専用ロッド選びが重要です。長年イカメタルをやってきた経験から言うと、高価なロッドでなくても、しっかりと選べば十分に満足できる性能を得ることができます。

この記事では、実際に様々な釣り場で使用してきた経験をもとに、本当にコスパの良いイカメタルロッドを厳選してご紹介します。初心者の方でも安心して選べるよう、価格帯別に詳しく解説していきます。

【結論】イカメタルロッド コスパ最強3選

数多くのイカメタルロッドを実際に使ってきた中で、価格帯別で最もコストパフォーマンスに優れる3本を先にご紹介します。どれを選んでも間違いない、実績ある定番モデルです。

価格帯	商品名	実売価格	全長	適合オモリ	最大の特徴
1万円以下	メジャークラフト ソルパラ イカメタル	約8,000円	6ft6in	10-20号	スパイラルガイド＋視認性抜群ティップ
1万円台	シマノ セフィア BB メタルスッテ	約13,000円	6ft6in	8-25号	ハイパワーX＋タフテックα
2万円台	ダイワ エメラルダス MX イカメタル	約25,000円	6ft0in	5-25号	HVF＋X45＋メガトップ

メジャークラフト ソルパラ イカメタル SPXJ-B662MNS/ST｜1万円以下最強モデル

1万円以下で購入できるスパイラルガイド仕様の本格派エントリーロッドです。

先月も新潟の釣り場で使用しましたが、蛍光イエロー塗装の穂先は暗い夜間でも非常に見やすく、小さなアタリも確実に視認できました。しなやかな曲がりでバラしを軽減し、10〜20号のスッテに最適な設計になっています。スパイラルガイドにより糸絡みトラブルも少なく、ストレスフリーで釣りを楽しめるのが魅力です。

予算を抑えつつも妥協したくない方におすすめで、メジャークラフトらしい実釣性能の高さが光る一本です。

シマノ セフィア BB メタルスッテ F-B66M-S｜1万円台ベストバイ

1万円台前半で手に入る高感度ソリッドティップ搭載の万能ロッドです。

実際に東海の釣り場で使ってみたところ、8〜25号のスッテまでしっかり対応でき、タフテックαの穂先がイカの微細なアタリを明確に表現してくれます。ハイパワーX構造により、価格以上のシャープな操作感を実現しており、初心者から中級者まで幅広く使えるのが魅力です。

6ft6inの扱いやすい長さで、船上での取り回しも良好。センターカット2ピース設計なので持ち運びも楽で、初めてのイカメタル専用ロッドとして文句なしの性能です。

ダイワ エメラルダス MX イカメタル N60ULB-S・W｜2万円台最高コスパ

繊細に誘ってアタリを乗せられる軟調のベイトロッドです。

実際に若狭湾で使用した際、高密度カーボンのHVFと強化構造のX45によって、軟調ながら必要十分なパワーを確保していることを実感しました。穂先には細径で柔軟ながら強度も優れるメガトップを搭載し、イカの繊細なアタリも逃しません。軽量でフィット感に優れるゼロシートも搭載され、快適なアクションができます。

25号までのスッテに対応するオールラウンドなスペックで、中級者以上の方にも満足いただける本格的な性能を持った一本です。

失敗しないイカメタルロッド コスパ最強の選び方

イカメタルロッド選びで失敗しないためには、自分の釣りスタイルと予算に合った適切な選択が重要です。長年の経験から、特に重要な6つのポイントを詳しく解説します。

ロッド長と操作性のバランス

6ft台が基準の長さで、振り込みをスムーズに行え、遠投は不要です。

イカメタルロッドの長さは6ft台を目安に選ぶと操作性と取り回しが向上し、初心者にも扱いやすいです。短すぎると仕掛けの投入時にロッドを振り込みにくくなり、長すぎるとシャクリにキレが出にくい場合があります。バランスが良い6ft台なら幅広い状況で快適に誘えます。

ティップの感度と硬さのバランス

イカメタルではロッド先端のわずかな違和感も重要です。硬めのチューブラーティップはシャープな操作性を得やすく、柔らかいソリッドティップは繊細なアタリを逃しにくいのがメリット。使用するスッテの重さや釣り場の深さに合わせて最適な調子を選びましょう。

ソリッド	チューブラー
目感度に優れる 喰い込みが良い 感度がやや劣る	手感度が高い シャープな操作性 硬めで繊細さに欠ける

適合オモリ負荷・使用するスッテ（メタル）ウェイトの対応

適合号数を確認し、深場対応なら30号まで、潮流の速さも考慮することが大切です。

イカメタルで使うスッテやドロッパーの号数によって、ロッドにかかる負荷は大きく変わります。深場や潮の速い釣り場では重いオモリが必要なので、30号以上に対応できるロッドが活躍します。逆に浅場狙いなら10〜20号対応のロッドで十分。対応範囲の広いモデルは汎用性が高い点も魅力です。

バットパワーと粘り

イカメタルでは、突然の大物が来ることも珍しくありません。ロッド全体がしなやかに曲がって粘りを発揮するモデルなら、イカの引き込みを吸収しつつ身切れも防止。ショートロッドでもバットが強いタイプなら深場や大型狙いに対応できます。

ガイド数・ガイドリングの品質

イカメタルロッドは頻繁に仕掛けを落とし込み、回収する釣りがメイン。ガイド数が適切で、トラブルを軽減する素材のリングを使用しているものを選ぶと快適に釣りを続けられます。軽量なリングは感度向上にも繋がるので、より小さなアタリも取りやすいです。

グリップ形状・リールシートの快適性

イカメタルは細かい誘いを繰り返し、長時間ロッドを持ち続けることも多い釣りです。グリップ形状やリールシートの形が合わないと手首への負担が増大します。トリガー付きのベイトロッドはホールド性に優れ、操作を安定させやすいので、特に初心者ほど重視すると快適です。

【5,000円〜1万円】イカメタルロッド コスパ最強エントリーモデル

予算を抑えてイカメタルを始めたい方におすすめの高コスパエントリーモデルを厳選しました。安価でも基本性能はしっかりと確保されており、初心者でも十分に楽しめるロッドばかりです。

メジャークラフト ソルパラ イカメタル SPXJ-B662MNS/ST

実売価格1万円以下のリーズナブルなベイトモデルながら本格的な性能を誇ります。

知人の初心者アングラーにも勧めることが多いのですが、実際に使ってみると蛍光イエロー塗装の穂先の視認性に驚かされます。特に印象的だったのは夜間の釣りで、薄暗い船上でもアタリが明確に分かることでした。感度・パワーのバランスがよく、様々な水深で活躍できます。イカメタルの入門用にも最適です。

プロマリン ライトレーダーメタルスクイッド 662M

実売価格1万円以下でメタルトップを搭載した珍しいエントリーモデルです。

釣り仲間と使ってみたところ、形状記憶メタルトップの感度が高く、アタリがよく判るのが印象的でした。また、仕掛けの巻き込みに対しても強く、ビギナーの方に多い穂先折れのリスクを軽減させている点もGOOD。最大25号までのスッテに対応でき、幅広いエリアでイカメタルを楽しめる一本です。

メジャークラフト クロステージ CRXJ-B602M/NS

クロスフォース製法を採用したコストパフォーマンス抜群のベイトロッドです。

先月も若狭湾で使用しましたが、ブランクをX状のカーボンテープで強化するクロスフォース製法の効果を実感できました。ガイドはPEラインへの負担が少ないアルコナイトリング仕様で、これをスパイラルにセッティングすることで穂先への糸絡みを軽減させています。6ftのショートレングスを活かし、積極的に誘い、小さなアタリを素早く掛ける釣り方に最適です。

【1万円〜2万円】イカメタルロッド コスパ最強ミドルクラス

本格的な性能と手頃な価格を両立したミドルクラスのイカメタルロッドをご紹介します。初心者から中級者まで満足できる性能を持ち、長く愛用できるモデルばかりです。

シマノ セフィア BB メタルスッテ F-B66M-S

繊細さと力強さを両立した万能ベイトモデルです。

実際に東海の各釣り場で使用してきましたが、25号までのスッテを使用できる汎用性に優れたスペックが魅力です。カーボンテープをX状に締め上げるハイパワーXがブランクに採用され、ロッドのブレを軽減し、シャープなフィーリングを実現しています。穂先には張りを抑えたタフテックαが搭載されており、イカの繊細なアタリを表現してくれます。

ダイワ エメラルダス X イカメタル 65ULB-S

自重82gの軽量設計と優れたコストパフォーマンスが魅力です。

ベテランアングラーに勧められて購入しましたが、ブランクのバット部にカーボンテープをX状に締め上げ強化するブレーディングXを採用していることに驚きました。細身軽量ながらダルさが少なく、ハイパワーな設計になっています。視認性に優れる蛍光オレンジの穂先が搭載され、小さなアタリも見逃しません。

シマノ ソルティーアドバンス メタルスッテ B66MH-S

30号までのスッテに対応する硬めのブランクで深場攻略に最適です。

実際に伊豆の深場で使用した際、タフテックαのソリッドティップが重いスッテでもしっかりとアタリを表現してくれました。リーズナブルな価格ですが、トップガイドにSiC、1番ガイド以下はアルコナイトを採用し、これらをスパイラルにセッティングして穂先絡みを軽減させています。オモリ負荷30号まで対応できる硬めのブランクなので、深場や潮流が速いエリアに適した一本です。

クレイジーオーシャン オーシャンウィップ イカメタル OWIM-B65A

目感度と手感度を両立したカーボンソリッドティップ採用モデルです。

地元の釣具店でも人気が高いようですが、実際に試してみて納得しました。しなやかな乗せ調子でありながら、バットにはしっかりパワーがあるため、幅広いサイズのイカに対応しやすいです。ソリッド部を調整することにより操作性を向上させ、スパイラルガイドセッティングにより糸絡みも軽減されています。B65Aは20号の鉛スッテを中心に、30号まで扱えるオールレンジ対応のモデルです。

【2万円〜3万円】イカメタルロッド コスパ最強高性能モデル

本格的な性能と最新技術を搭載した高性能モデルをご紹介します。中級者以上の方におすすめで、ワンランク上のイカメタルを楽しめるロッドばかりです。

ダイワ エメラルダス MX イカメタル N60ULB-S・W

繊細に誘ってアタリを乗せられる軟調のベイトロッドです。

長年やってきた経験から言うと、このクラスになると明確に差を感じます。高密度カーボンのHVFと強化構造のX45、継ぎ目のパワーロスを抑えるVジョイントが採用され、軟調ながら必要十分なパワーが確保されています。穂先には細径で柔軟ながら強度も優れるメガトップを搭載し、軽量でフィット感に優れるゼロシートも搭載されて快適なアクションができます。

がまかつ スピードメタル SS B66MH-solid

ハイエンドモデルに迫るパフォーマンスを備えたハイコスパなベイトロッドです。

思わぬ発見がありました。レスポンスの良い調子設計と高感度なソリッドティップにより、イカのアタリを鮮明にとらえる目感度と手感度を備えています。フィット感に優れるオリジナルリールシートも搭載され操作性も良好で、ベイトモデルはスパイラルガイド仕様のため糸絡みも少なくなっています。がまかつらしい作り込みの良さが伝わってきます。

シマノ セフィアSS メタルスッテ F-B511ML-S

繊細さとパワーをバランスよく備えたベイトタイプのイカメタルロッドです。

色々試してきましたが、このロッドの完成度には驚かされました。強化構造のハイパワーXに加え、カーボンテープを斜めに密巻きする三層構造のスパイラルXも採用され、より軽快なアクションができるようになっています。F調子モデルの穂先には強度に優れるタフテックインフィニティが採用され、穂先のトラブルも少ないです。リールシートの前方にトリガーを配置する設計により操作性も向上しています。

【2025年最新】イカメタルロッド コスパ最強注目の新作モデル

2025年に注目すべき最新モデルをご紹介します。最新技術を搭載しながらも、コストパフォーマンスに優れたモデルを厳選しました。

シマノ セフィア リミテッド メタルスッテ F-B65ML-S

先鋭テクノロジーを結集して開発されたシマノ製イカメタルロッドの最上位モデルです。

早速現場で使ってみましたが、最新素材であるトレカ®M46XとスパイラルXコアにより強化されたブランクは、細身軽量で圧倒的な感度性能を実現しながら、パワーと鋭さも兼ね備えています。操作性にこだわったリールシートやグリップ周りは精度の高いアクションをサポートし、Xガイドには高靭性セラミックのXリングが搭載され、糸抜け性能がさらに向上しています。

ダイワ エメラルダス MX イカメタル N65LB-GS

視覚と感度で捉える乗せ重視の一本です。

同じような経験をした方もいるのではないでしょうか。グラスソリッドティップを採用し、目感度に優れた穂先がわずかな変化を視覚的にキャッチします。しなやかなレギュラーテーパー調子がリグを安定させ、イカの乗りやすい姿勢をキープしてくれます。張りを持たせた設計で20〜30号クラスのスッテもしっかり操作可能で、フィールドを問わず対応しやすい扱いやすさが魅力のベイトモデルです。

イカメタルロッドのメンテナンスと使用上の注意点

イカメタルロッドを長く愛用するための重要なポイントをご紹介します。正しいメンテナンスと注意点を守ることで、ロッドの性能を維持できます。

使用後のお手入れ方法

イカメタルロッドは海水に触れる機会が多いため、使用後は真水でしっかり洗い流し、塩分を取り除きましょう。ガイドやリールシート付近は塩が残りやすいので注意が必要です。乾拭きしたあと、陰干しでしっかり乾燥させてから保管することで、ガイドリングの腐食やブランクの劣化を防ぐことができます。

ティップ破損を防ぐコツ

イカメタルロッドの穂先は非常に繊細なので、巻き込んだり、ラインが絡んだ状態で巻いたりするとすぐ折れます。叩くようなシェイクなど、糸フケが出るアクションはラインが穂先に絡みやすいため要注意です。仕掛けとのウェイトバランスを守り、指定範囲を超える仕掛けを使わないことも大切です。

長持ちさせる保管方法

使用後のメンテナンスが完了したら、専用のロッドケースでしっかり保護することが大切です。特に繊細なティップ部分は衝撃に弱いため、他のロッドと接触しないよう注意して保管しましょう。また、直射日光や高温多湿を避け、風通しの良い場所で保管することで、ブランクの劣化を防げます。

良い保管方法	悪い保管方法
専用ケースで保護 風通しの良い場所 直射日光を避ける	むき出しで放置 高温多湿な場所 他のロッドと重ねる

イカメタルロッド選びで失敗しないコツは、釣り場や仕掛けとの相性を意識することです。自分のスタイルに合ったモデルを見つけて、快適なイカメタルゲームを楽しんでみてください。今回ご紹介したコスパ最強モデルの中から、あなたにぴったりの一本が見つかることを願っています。