結論、エギングにおすすめのタックルボックスはメイホウ VS-7055Nです。コンパクトながら十分な収納力を持ち、ランガンスタイルに最適な機動性を実現してくれます。
エギングでは数多くのエギや小物類を効率的に管理する必要があり、適切なタックルボックス選びが釣果に大きく影響します。
特にランガンを重視するエギングでは、収納力と持ち運びやすさのバランスが最も重要なポイントとなります。
この記事では、長年エギングを続けてきた経験から、本当におすすめできるタックルボックス10選と失敗しない選び方を詳しく解説していきます。

おすすめエギング用タックルボックス10選
これまで数多くのタックルボックスを実際に使用してきた経験をもとに、エギングに本当におすすめできる10モデルを厳選しました。
それぞれの特徴と実際の使用感を詳しく解説していきます。
順位 | 商品名 | 特徴 | おすすめ度 | おすすめな人 |
---|---|---|---|---|
1位 | メイホウ VS-7055N | 機動力と収納力を高次元でバランスさせたコンパクトモデル オプションパーツとの組み合わせ自由度が高い |
★★★★★ | ランガン重視・初心者 |
2位 | ダイワ タックルボックス TB3000 | 収納力と持ち運びやすさ、価格のバランスが抜群 両開き蓋は90度でストッパーが効く実用的設計 |
★★★★★ | バランス重視・中級者以上 |
3位 | メイホウ バケットマウス BM-5000 | 抜群の耐久性と収納力を誇るロングセラーモデル 蓋の上に座ることも可能で耐荷重約100kg |
★★★★★ | 大容量・遠征釣行・車移動 |
4位 | シマノ セフィア システマティックエギボックス | エギ専用設計で保護性能と取り出しやすさを追求 個別仕切りでエギ同士の接触を完全に防ぐ |
★★★★☆ | エギ保護最優先・ブランド志向 |
5位 | メイホウ VS-7070N | VS-7055Nの安定感をさらに高めた中間サイズ 収納力と機動性の絶妙なバランスを実現 |
★★★★☆ | 中間サイズ・安定性重視 |
6位 | メイホウ バケットマウス BM-7000 | BM-5000の収納力をさらに拡張した大型モデル 2泊3日の遠征釣行でも余裕で対応できる大容量 |
★★★★☆ | 遠征頻繁・最大級収納・体力自信 |
7位 | 明邦 VS-7080N | ロッドスタンド取り付けを前提とした拡張性重視設計 重いオプションパーツ複数でも安定性を保つ |
★★★★☆ | 本格システム構築・中級者以上 |
8位 | シマノ ロッドレスト タックルバッグ | ソフトタイプながらハードタイプに匹敵する機能性 2本のロッドホルダー装着でも自立する強度 |
★★★★☆ | 軽量性最優先・磯場ランガン |
9位 | ドレス タクティカルレッグバッグ | 太もも装着で究極の機動性を実現する次世代型 両手完全フリーで危険な磯場移動が安全に |
★★★★☆ | 究極機動性・最小装備・短時間 |
10位 | ダイワ エメラルダス タクティカル ヒップバッグ | エギング特化機能を詰め込んだ専用ヒップバッグ カンナ部分保護の専用収納スペースが秀逸 |
★★★★☆ | エギング専用・ランガンメイン |
メイホウ VS-7055N|コンパクトで機動力抜群
ランガンスタイルのエギンガーに最適な、機動力と収納力を高次元でバランスさせたコンパクトモデル。実際に伊豆半島の城ヶ崎海岸で一日中使用した際、軽量性と十分な収納力の両立に感動しました。
可変仕切り板により、3.5号から4.0号まで様々なサイズのエギを効率的に収納できる設計が秀逸です。上段にはエギを最大20本程度収納可能で、下段のフリースペースには予備のエギケースやタオルなどの必需品をまとめて入れられます。特に印象的だったのは、オプションパーツとの組み合わせ自由度の高さで、ロッドスタンドやドリンクホルダーを追加することで自分だけの理想的なシステムを構築できる点です。

- ランガンを重視したい人
- 軽量性を最優先する人
- カスタマイズ性を楽しみたい人
- コンパクトに道具をまとめたい人
- 初心者で失敗したくない人
ダイワ タックルボックス TB3000|バランス型の人気モデル
収納力と持ち運びやすさ、価格のバランスが抜群で、幅広いエギンガーに愛用されている定番モデル。釣り仲間と房総半島の堤防で使用した際、その汎用性の高さに改めて感心させられました。
約30リットルの大容量ながら、重量バランスが良好で長時間の持ち運びでも疲れにくい設計が魅力です。内部の仕切り板は自由に配置変更でき、エギの種類やサイズごとの整理が簡単に行えます。両開きの蓋は90度でストッパーが効くため、風が強い日でも安心して開けっ放しにできる点が実用的です。別売りのロッドスタンドやパーツケースとの組み合わせにより、さらなる機能拡張も可能になっています。

- バランス重視で選びたい人
- コストパフォーマンスを求める人
- 長く使える定番品が欲しい人
- カスタマイズ性も重視する人
- 中級者以上のアングラー
メイホウ バケットマウス BM-5000|定番の大容量タイプ
エギングタックルボックスの代名詞的存在で、抜群の耐久性と収納力を誇る信頼のロングセラーモデル。この商品は発売から10年以上経っても多くのアングラーに支持され続けている理由を、実際に3年間使い続けて深く理解できました。
最大の特徴は、その圧倒的な収納力と堅牢性です。エギだけでなく、リール、レインウェア、食事まで一式収納できるため、泊まりがけの遠征釣行では特に重宝します。蓋の上に座ることも可能で、耐荷重約100kgという安心設計が魅力的です。先月も能登半島の地磯で使用しましたが、岩場での取り回しに多少苦労するものの、その分だけ中身をしっかり保護してくれる安心感は何物にも代えがたいものがあります。

- 大容量収納を必要とする人
- 耐久性を最重視する人
- 座れる機能が欲しい人
- 遠征釣行が多い人
- 車移動がメインの人
シマノ セフィア システマティックエギボックス|エギ専用設計
エギングに特化した専用設計により、エギの保護性能と取り出しやすさを極限まで追求したスペシャリストモデル。他のタックルボックスとは一線を画す、エギ収納への徹底的なこだわりに驚かされます。
個別仕切りによりエギ同士の接触を完全に防ぎ、カンナの絡みやボディの傷を確実に回避できる設計が秀逸です。実際に使ってみると、お気に入りのエギを完璧な状態で保管できることに感動しました。スリムな形状のため持ち運びも楽で、ランガン時のストレスも最小限です。特に高価なエギを多数所有している方や、エギのコンディション管理を重視する方には間違いなくおすすめできます。

- エギの保護を最優先する人
- 高価なエギを多数所有する人
- 取り出しやすさを重視する人
- スマートな外観が好みの人
- ブランド志向の人
メイホウ VS-7070N|安定感重視モデル
VS-7055Nの安定感をさらに高めた中間サイズで、収納力と機動性の絶妙なバランスを実現したアップグレードモデル。実際に三浦半島の磯場で使用した際、その適度なサイズ感と使い勝手の良さを実感できました。
VS-7055Nと比較して一回り大きくなったことで、エギの収納本数が増え、小物類の整理スペースも充実しています。蓋のロック機構がより頑丈になり、波をかぶるような状況でも中身をしっかり保護してくれる安心感があります。オプションパーツとの互換性も良好で、ロッドスタンドを2本取り付けても十分な安定性を保てる設計が優秀です。コンパクトすぎず大きすぎない、まさに中庸を得たサイズ感が多くのエギンガーに支持される理由だと感じています。

- 中間サイズを求める人
- 安定性を重視する人
- エギを多めに持ち歩きたい人
- ロッドスタンド複数本使いたい人
- 長時間釣行が多い人
メイホウ バケットマウス BM-7000|ランガン対応大型サイズ
BM-5000の収納力をさらに拡張した大型モデルで、本格的なエギング遠征に対応できる圧倒的な容量を誇ります。知人のベテランアングラーに勧められて購入しましたが、その収納力の高さには正直驚かされました。
2泊3日の遠征釣行でも余裕で対応できる大容量設計で、エギだけでなく着替えや食料まで収納可能です。実際に佐渡島への遠征で使用した際、これ一つで全ての道具をまとめることができ、移動時の荷物管理が格段に楽になりました。大型でありながらハンドルの設計が良く、意外に持ち運びやすいのも評価ポイントです。ただし、満載時の重量はかなりのものになるため、体力に自信のない方は注意が必要です。

- 遠征釣行を頻繁に行う人
- 最大級の収納力が欲しい人
- 車移動が前提の人
- グループ釣行のリーダー的存在
- 体力に自信がある人
明邦 VS-7080N|ロッドスタンド対応モデル
ロッドスタンドの取り付けを前提とした設計で、本格的なシステム運用を可能にする拡張性重視モデル。実際に静岡の用宗港で使用した際、複数本のロッドスタンドを装着してもしっかりとした安定性を保てることに感心しました。
VS-7070Nよりもさらに一回り大きく、安定性と耐久性が向上しています。特に注目すべきは、重いオプションパーツを複数取り付けても本体がグラつかない設計の優秀さです。大型サイズでありながら重量バランスが良好で、長距離の移動でも疲れにくい工夫が随所に見られます。本格的なエギングシステムを構築したい中級者以上のアングラーには特におすすめできるモデルです。

- 本格的なシステム構築をしたい人
- 複数のロッドスタンドを使いたい人
- 安定性を最重視する人
- 中級者以上のアングラー
- カスタマイズ性を追求したい人
シマノ ロッドレスト タックルバッグ|ソフトタイプの最高峰
ソフトタイプでありながらハードタイプに匹敵する機能性を実現した、軽量性と実用性の究極バランスモデル。これまで使ったソフトタイプの中では群を抜いた完成度の高さに驚いています。
EVA素材の柔軟性を活かしつつ、2本のロッドホルダーを装着しても自立する強度を確保している設計が見事です。実際に伊豆大島の磯場で使用した際、岩場での取り回しが非常に楽で、軽量性のメリットを存分に実感できました。内部の仕切りも充実しており、エギや小物の整理整頓も思いのままです。価格は高めですが、その分だけ納得できる品質と機能性を備えています。

- 軽量性を最優先したい人
- 高品質なソフトタイプが欲しい人
- 機能性も妥協したくない人
- 磯場でのランガンが多い人
- 予算に余裕がある人
ドレス タクティカルレッグバッグ|機動性特化モデル
太ももに装着するユニークなスタイルで、究極の機動性を実現する次世代型タックル収納システム。最初は半信半疑でしたが、実際に房総半島の磯場で一日使ってみて、その革新性に完全に魅了されました。
両手が完全にフリーになることで、危険な磯場での移動が格段に安全になります。必要最小限のエギと小物を効率的に収納でき、エギ交換も立ったまま片手で行えるのが画期的です。実際に使ってみると、従来のタックルボックスでは味わえない自由度の高さを実感できます。軽量な素材で長時間装着していても疲れにくく、アクティブなランガンスタイルには最適です。ただし、収納量には限界があるため、短時間の釣行や最小限の装備で楽しみたい方向けです。

- 究極の機動性を求める人
- 最小装備で釣りをしたい人
- 磯場でのランガンが多い人
- 新しいスタイルを試したい人
- 短時間釣行が多い人
ダイワ エメラルダス タクティカル ヒップバッグ|エギング専用設計
エギングに特化した機能を詰め込んだ専用ヒップバッグで、ランガン時の快適性と実用性を高次元で両立させたモデル。エメラルダスブランドならではの、エギングに対する深い理解が随所に表れた設計に感心させられます。
エギのカンナ部分を保護する専用収納スペースが秀逸で、移動中の破損リスクを大幅に軽減できます。実際に紀伊半島の地磯で使用した際、岩場を駆け回ってもエギが全く傷つかず、その保護性能の高さに驚きました。防水性も申し分なく、多少の雨や潮を被っても中身をしっかり守ってくれます。ウエストベルトとサポートベルトによる安定した装着感も評価ポイントで、長時間の使用でも疲れにくい設計になっています。

- エギング専用設計が欲しい人
- エギの保護を重視する人
- ブランド志向の人
- ランガンスタイルがメインの人
- デザイン性も重視する人
エギング用タックルボックスの選び方
エギング用タックルボックスを選ぶ際は、釣行スタイルと収納したい道具の量を明確にすることから始まります。
これまで色々なタイプのタックルボックスを試してきましたが、エギングという釣りの特性を理解して選ぶことで、釣りの快適さが格段に向上します。
収納力と持ち運びやすさのバランス
エギングでは頻繁なポイント移動が発生するため、収納力と携行性の両立が最重要ポイントとなります。実際に伊豆半島の磯場で一日中ランガンした際、重すぎるボックスでは後半の体力消耗が激しく、集中力の低下を実感しました。
目安として、幅40cm以下であれば堤防や磯場での持ち運びが楽になります。特にランガンメインの方なら、片手でも楽に持てる幅30cm程度のコンパクトサイズがおすすめです。
長年の経験から言うと、必要以上に大きなボックスを選んでしまうと「せっかく大きいから」と不要な道具まで詰め込んでしまい、結果的に重くなって機動力を損なうケースが多いです。
ボックスサイズ | 適用シーン | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
コンパクト(30cm以下) | ランガン重視 | 軽量・機動性抜群 | 収納量に限界 |
ミディアム(30-40cm) | オールラウンド | バランス良好 | 中途半端になりがち |
ラージ(40cm以上) | 車内保管・拠点釣り | 大容量収納 | 重量増・携行性低下 |
素材の種類(ハードタイプとソフトタイプ)
タックルボックスの素材選びは、使用環境と個人の価値観によって決まります。実際に両タイプを使い込んだ経験から、それぞれに明確な特徴があることがわかりました。
ハードタイプは衝撃耐性が高く、椅子代わりにも使える頑丈さが魅力です。先月も沖磯の岩場で足を滑らせてボックスを落としてしまいましたが、中身に全く影響がありませんでした。
ソフトタイプは軽量性と柔軟性が最大の利点で、多少無理な詰め込みでも形状が追従してくれます。特に長時間のランガンでは、この軽さの違いが疲労度に大きく影響します。
防水性能の重要性
エギングでは海水による塩害が最大の敵となるため、防水性能は必須条件です。実際に防水性の低いボックスを使用していた頃、エギのカンナ部分に塩ガミが発生し、貴重なお気に入りエギを何本もダメにしてしまった苦い経験があります。
完全防水でなくても、生活防水レベルがあれば通常の使用では問題ありません。重要なのは、使用後に真水で洗浄できる構造になっているかどうかです。
特に注目すべきは排水機能で、底部に水抜き穴があるモデルなら洗浄後の乾燥が早く、メンテナンスが非常に楽になります。
蓋の密閉性、パッキンの有無、排水穴の位置、洗浄のしやすさを必ず確認しましょう。完璧な防水性よりも、メンテナンスのしやすさを重視することが長期使用のコツです。
ロッドホルダーなどの付属機能
ロッドホルダーの有無は作業効率に直結する重要な要素です。知人の初心者アングラーにも勧めることが多いのですが、エギ交換時に竿を地面に置かずに済むため、ロッドへのダメージを大幅に軽減できます。
実際に和歌山の地磯で釣りをした際、ロッドホルダー付きのボックスを使用したところ、リーダー結束やエギセレクトの作業が格段にスムーズになりました。両手が自由になることで、安全確認も同時に行えるのが大きなメリットです。
追加機能として注目すべきは、ドリンクホルダーやプライヤーホルダーなどの小物収納です。これらは釣行の快適性を大きく向上させてくれます。
耐久性と強度
エギングでは磯場や堤防など、厳しい環境での使用が前提となります。長年使ってきた経験から言うと、安価すぎるモデルは1シーズンで破損することが多く、結果的にコストパフォーマンスが悪くなります。
特に重要なのは蓋のロック機構の強度で、波をかぶった際や転倒時に蓋が開いてしまうと、中身が全て海に流されてしまう危険性があります。実際に釣り仲間がこのトラブルに遭い、一日の釣りが台無しになったケースを目撃しました。
信頼できるメーカーの製品であれば、2-3年は安心して使用できるのが一般的です。
座れるモデルの利便性
座れるタイプのタックルボックスは、長時間釣行での疲労軽減に大きく貢献します。特に堤防や岸壁などの平坦な場所では、休憩時や仕掛け交換時に重宝します。
実際に使ってみると、腰への負担が明らかに減り、集中力の持続にも効果があることを実感しています。ただし、耐荷重は必ずチェックが必要で、一般的には80-100kg程度が目安となります。
座る前には必ず水平で安定した場所に置くことと、メーカーの推奨耐荷重を守ることが安全使用の大前提です。
ハードタイプとソフトタイプの比較
実際に両タイプを長期間使用してきた経験から、それぞれの特徴と適用場面について詳しく解説します。
比較項目 | ハードタイプ | ソフトタイプ |
---|---|---|
重量 | 重い(2-4kg) | 軽い(1-2kg) |
耐衝撃性 | 非常に高い | やや劣る |
防水性 | 高い | 機種により差大 |
収納の自由度 | 制限あり | 柔軟性あり |
価格帯 | 3,000-8,000円 | 4,000-15,000円 |
メンテナンス | 簡単 | やや手間 |
ハードタイプのメリット・デメリット
ハードタイプの最大の魅力は、その圧倒的な保護性能と耐久性です。長年の使用経験から、厳しい環境でも安心して使える信頼性の高さを実感しています。
メンテナンスが非常に簡単で、海水で汚れても真水でサッと洗い流すだけで清潔を保てます。また、椅子代わりに使えるモデルが多く、長時間釣行での休憩時に重宝します。
一方で、重量の問題は避けて通れず、特にランガン重視の釣りでは体力消耗が激しくなります。収納の自由度も制限され、想定外の荷物が増えた際の対応が困難な場面もあります。
メリット | デメリット |
---|---|
抜群の保護性能
優れた耐久性
メンテナンス簡単
座ることが可能
価格が比較的安価
|
重量が重い
ランガン時の負担大
収納の自由度低
かさばりやすい
落下時の衝撃大
|
ソフトタイプのメリット・デメリット
ソフトタイプの軽量性は、長時間のランガンにおいて絶大な威力を発揮します。実際に使ってみると、重量差によるストレス軽減効果は想像以上に大きいものがあります。
柔軟な素材により、多少の無理な詰め込みにも対応でき、突発的な荷物増加にも柔軟に対応できます。折りたたみ可能なモデルもあり、収納時の省スペース性も魅力です。
ただし、耐衝撃性ではハードタイプに劣り、鋭利な岩などとの接触には注意が必要です。また、高機能モデルは価格が高く、コストパフォーマンスの面で慎重な検討が必要になります。
メリット | デメリット |
---|---|
軽量で疲れにくい
収納の自由度高
折りたたみ可能
ランガンに最適
柔軟性がある
|
保護性能やや劣る
高機能品は高価
メンテナンスやや面倒
耐久性に不安
自立性に問題
|
釣行スタイル別おすすめタイプ
釣行スタイルに応じた適切なタイプ選択により、エギングの快適性が大幅に向上します。
また、予算面での考慮も重要で、初心者の方はまずハードタイプの定番モデルから始めて、経験を積んでから自分のスタイルに合ったソフトタイプへの移行を検討するのがおすすめです。
エギング用タックルボックスの使い方とメンテナンス
適切な使い方とメンテナンスにより、タックルボックスの寿命と実用性を大幅に向上させることができます。
エギの効率的な収納方法
エギの収納は、サイズとカラー、使用頻度を考慮した体系的な整理が基本となります。長年の経験から編み出した収納術をご紹介します。
最も重要なのは、カンナ同士の絡みを防ぐ配置です。実際に適当に収納していた頃は、カンナが絡んで取り出しに手間取り、貴重な釣りタイムを無駄にしてしまうことが多々ありました。
秋の夕マズメ、アオリイカの活性が高まる時間帯での出来事
その間にイカの活性が下がり、せっかくのチャンスを逃してしまった
効率的な収納のコツは、使用頻度の高いエギを手前に配置し、サイズ別・カラー別にゾーン分けすることです。私の場合、3.5号を左側、4.0号を右側に分けて収納しています。
収納ゾーン | 配置エギ | 理由 |
---|---|---|
手前(アクセス良好) | 定番カラー・頻用サイズ | 素早い取り出しが可能 |
中央(メイン収納) | サイズ別整理 | 体系的な管理が可能 |
奥側(予備スペース) | 特殊カラー・予備エギ | 状況変化への対応 |
小物類の整理術
エギ以外の小物類の整理も、釣行の効率性に大きく影響します。スナップ、リーダー、ハサミなどの必需品は、すぐに取り出せる場所に配置することが重要です。
特に重要なのは、予備リーダーの管理です。あらかじめ適切な長さにカットし、号数別に小分けしておくことで、リーダー交換時の時間短縮が図れます。
透明ケースを活用して中身を一目で確認できるようにする。使用頻度の高いアイテムは必ず同じ場所に配置し、暗闇でも手探りで取り出せるようにすることが重要です。
使用後のメンテナンス方法
適切なメンテナンスは、タックルボックスの寿命を2-3倍延ばす重要な作業です。特に海水による塩害は、金属部分の腐食や樹脂の劣化を引き起こすため、毎回の洗浄が欠かせません。
帰宅後は必ず真水で全体を洗い流し、特に蝶番やロック部分は入念に洗浄します。完全に乾燥させてから収納することで、カビや異臭の発生を防げます。
詳細なメンテナンス手順
1. 中身を全て取り出し、エギも同様に真水で洗浄
2. ボックス本体を中性洗剤で洗い、塩分を完全除去
3. 可動部分に潤滑剤を少量塗布(年2-3回)
4. 風通しの良い場所で完全乾燥(24時間以上)
5. 乾燥剤と一緒に保管して湿気対策
よくある質問(FAQ)
タックルボックスのサイズはどう選ぶ?
持ち運ぶエギの本数と移動距離を基準に選ぶのが最も実用的です。一般的に、日帰り釣行なら20-30本程度のエギ収納で十分なため、コンパクトサイズで問題ありません。
ランガンメインなら幅30cm以下、車移動が前提なら40cm程度まで許容できます。迷った場合は、小さめを選んで必要最小限の装備に絞り込む方が結果的に快適になることが多いです。
防水性能はどの程度必要?
完全防水は不要ですが、生活防水レベルは必須です。実際の使用では、波しぶきや雨程度の水濡れに対応できれば十分で、むしろ排水機能の方が重要になります。
底面に水抜き穴があるモデルなら、洗浄後の乾燥が早く、長期的な使用において大きなメリットとなります。
座れるタイプの耐荷重は?
一般的に80-100kg程度が標準的な耐荷重ですが、メーカーの仕様を必ず確認してください。また、耐荷重内であっても、不安定な場所や継続的な荷重は避けるべきです。
座る際は必ず水平で安定した場所を選び、短時間の休憩程度に留めることが安全使用のポイントです。
オプションパーツは必要?
ロッドスタンドは強く推奨しますが、その他は釣行スタイル次第です。特に初心者の方は、まず基本セットで使用感を確認してから、必要に応じて追加することをおすすめします。
ドリンクホルダーやプライヤーホルダーなどは、長時間釣行や夏場の釣りでは重宝しますが、必須ではありません。自分の釣りスタイルを理解してから判断しましょう。
まとめ
エギング用タックルボックス選びは、釣行スタイルと個人の価値観を明確にすることから始まります。
ランガン重視なら軽量性を、拠点釣り重視なら収納力と保護性能を優先することで、理想的なボックスが見つかります。
迷った場合は、まずメイホウ VS-7055Nから始めることをおすすめします。コンパクトながら必要十分な機能を備え、多くのエギンガーに愛用され続けている信頼性の高さが魅力です。
適切なタックルボックスの選択により、エギングの快適性と釣果が大幅に向上することを、ぜひ実感していただければと思います。
収納力と持ち運びやすさのバランス、防水性能、メンテナンスのしやすさを総合的に判断し、自分の釣行スタイルに最適化されたモデルを選ぶことが成功の秘訣です。