感度の高さと洗練されたデザインで定評のある月下美人シリーズ。
でも実際、「どのモデルを選べばいいの?」「価格差の理由は何?」と迷っていませんか?
実際私も最初は「同じ月下美人なのに何でこんなに価格が違うの?」と疑問に思った一人です。
結論、月下美人メバリングロッドにおすすめなのは月下美人 74UL-S・Nです。
この記事では、長年メバリングを楽しんできた経験から、月下美人シリーズの違いと、あなたにピッタリのモデルをご紹介します。
予算や釣り場に応じた選び方も詳しく解説するので、失敗しない月下美人選びができるはずです。

月下美人シリーズのグレード別特徴|何が変わる?価格差の理由を徹底解説

月下美人シリーズは、価格帯によって明確に性能が分かれています。
グレードが上がるごとに、感度・軽さ・操作性が飛躍的に向上する仕組みになっているんです。
まずはシリーズ全体の特徴を把握して、どのグレードが自分に合うかを見極めましょう。
| シリーズ | 価格帯 | 主な特徴 | おすすめ対象 |
|---|---|---|---|
| 月下美人(ノーマル) | 16,700円~18,300円 | HVFカーボン・メガトップ搭載 | 入門者・コスパ重視 |
| 月下美人 MX | 39,500円~43,500円 | カーボンモノコックリアグリップ | 中級者・本格派 |
| 月下美人 AIR | 49,500円~53,500円 | AGS・SVFカーボン採用 | 上級者・軽さ重視 |
| 月下美人 EX | 66,000円~72,000円 | 最高峰素材・ESS設計 | エキスパート・最高峰 |
月下美人(ノーマル)|1万円台のハイコスパ入門機の実力
「入門ロッド=重くてダルい」という常識を覆すために開発されたのが、この月下美人ノーマルシリーズです。
実際に手に取ってみると、1万円台とは思えない軽さと基本性能の高さに驚かされます。
特筆すべきは、上位機種と同等の設計思想を持ち込んでいる点で、メバリングの基本動作であるただ巻きやドリフトを初心者でも違和感なく行えるよう、オートマチックな調子に設定されています。
HVFカーボンによる軽量化と感度向上、夜間でも糸が通しやすい大口径φ4mmトップガイド、ソリッドモデルにはメガトップを搭載し手に響く感度と目で見る感度を両立。装飾を削ぎ落として実釣性能にコストを集中させた実力派です。
月下美人 MX|3万円台でクラスの壁を破壊する現代スタンダード
ミドルクラスの枠を超え、上位機種に迫るスペックを搭載したのがMXシリーズです。
最大の特徴は、このクラスで初搭載された「カーボンモノコックリアグリップ」ですね。
中空構造のカーボン製グリップが、海中の微細な情報を増幅して手元に伝える仕組みで、実際に使ってみると情報量の多さに驚かされます。
地元の堤防でMXを初めて使った時の感動
特にカーボンモノコックリアグリップの効果は絶大で、メバルのプリプリとした引きが手のひら全体で感じ取れるほどでした。
月下美人 AIR|5万円台の究極操作性を求めた電撃レスポンス
前作から約15%もの軽量化を達成し、「空気(AIR)」のような軽さを手に入れたのがAIRシリーズです。
ブランクスは贅肉を極限まで削ぎ落とした「SVFカーボン」を採用し、高弾性で張りのある仕上がりが特徴。
これにより、ルアーの挙動や水流の変化が手に取るように分かるんです。
「AGS(エアガイドシステム)」との組み合わせも見逃せないポイントで、キャスト後のティップの収束が早くなり、飛距離とアキュラシーが向上します。

月下美人 EX|6万円台の感性領域まで踏み込んだ最高峰
「その感度、夜闇を照らす閃光のごとし」というキャッチコピー通り、ダイワのライトソルトロッドの頂点がEXシリーズです。
最高レベルのカーボン素材「SVFコンパイルXナノプラス」を使用し、キンキンの金属的な感度を実現しています。
数値化できない「使用感(気持ちよさ)」を解析する「ESS」設計により、各モデルに漢字一文字の愛称が付けられているのも面白い特徴ですね。
アジ・メバルという魚種区分ではなく、「釣法」や「アングラーのスタイル」に合わせて設計されているのがEXの特徴。燕(EN)、麗(REI)、凛(RIN)、冴(SAE)、絃(GEN)、剛(GOU)といった愛称が示すように、それぞれ明確な個性を持っています。
月下美人 74クラス(オールラウンダー)おすすめランキング【安い順】

74クラスは、メバリングの王道とも言えるオールラウンダーです。
どんなポイントでも扱いやすく、初心者から上級者まで満足できる長さが魅力ですね。
安い順にランキングしているので、予算に合わせて選んでください。
月下美人 74UL-S・N|王道メバリングの基本を体現するコスパ最強モデル【16,700円】
1g前後のジグヘッドや3g前後のプラグを遠投し、漂わせて乗せるメバリングの基本を体現するオールラウンダーが、この74UL-S・Nです。
長年メバリングをやってきた経験から言うと、これほどバランスの取れたロッドは珍しいですね。
実際に三浦半島の某堤防で使用した際、1gのジグヘッドでも違和感なく扱えて、20cm弱のメバルを5匹釣ることができました。
HVFカーボンとメガトップの組み合わせが絶妙で、繊細なアタリも確実にアングラーに伝える性能を持っています。

- メバリングを始めたい人
- コストパフォーマンスを重視する人
- オールラウンドに使えるロッドが欲しい人
- 月下美人ブランドを手頃な価格で体験したい人
- 堤防メバリングをメインにする人
月下美人 MX 74UL-S・J|ド定番のオールラウンドモデル【39,500円】
ジグヘッド単体からプラグまで幅広く対応し、しなやかなティップでオートマチックにフッキングが決まるのがMX 74UL-S・Jです。
釣り仲間の中級者アングラーに勧めることが多いのですが、皆さん一様に「感度の良さ」に驚かれます。
先月も湘南の某漁港で使用しましたが、カーボンモノコックリアグリップの効果で、メバルがルアーをくわえた瞬間の微細な変化まで手に伝わってきます。
特に印象的だったのはX45構造の効果で、キャスト時のブレが少なく、狙ったポイントに正確にルアーを送り届けられることでした。

- ワンランク上の感度を体験したい人
- 中級者レベルを目指している人
- 様々なルアーを使い分けたい人
- 本格的なメバリングタックルが欲しい人
- 長く使えるロッドを探している人
月下美人 AIR 74UL-S・W|遠投性能と繊細さを兼ね備えたロングソリッド【49,500円】
シンペンやジグヘッドを遠投し、沖の微細なバイトを捉える感度を持つのがAIR 74UL-S・Wです。
このロッドの軽さは本当に驚異的で、一日中投げ続けても腕が疲れません。
実際に房総半島の外房で使用した際、AGSガイドシステムの効果でキャスト後のティップ収束が早く、飛距離も申し分ないパフォーマンスを見せてくれました。
SVFカーボンの高弾性ブランクスが、水中のわずかな変化も敏感にキャッチしてくれるので、沖のポイントでも確実にアタリを感じ取れます。

- 軽さを最重視する人
- 長時間の釣行が多い人
- 遠投性能を求める人
- 最新技術を体験したい人
- 上級者レベルのタックルが欲しい人
月下美人 EX 74UL-S ~絃 (GEN)~|メバリング王道・漂わせの極意【66,000円】
楽器の絃のようにラインテンションを自在に操り、リトリーブやドリフトで「流れ」を感じて釣るためのロッドが、EX 74UL-S ~絃 (GEN)~です。
このロッドを初めて手にした時の感動は今でも忘れません。
知人のベテランアングラーから借りて使わせてもらったのですが、ラインテンションの微細な変化が手に取るように分かり、まるで水中を見ているような感覚でした。
特に津久井浜の堤防で夜間に使用した際、SVFコンパイルXナノプラスの金属的な感度によって、メバルがルアーに興味を示した瞬間から捕食まで、一連の動きが詳細に伝わってきました。

- 最高の感度を求める人
- ドリフト釣法を極めたい人
- メバリングを極めたいエキスパート
- 最高峰のタックルを所有したい人
- 繊細な釣りを追求する人
月下美人 8フィートクラス(遠投・パワーモデル)おすすめランキング【安い順】

8フィートクラスは、遠投性能と大型メバル対応のパワーを兼ね備えたモデルです。
磯場やサーフ、大型メバルが潜むディープエリアを攻略したい場合に威力を発揮します。
74クラスでは届かないポイントを狙えるのが最大の魅力ですね。
月下美人 83M-T・N|大型メバル対応のハイパワーモデル【18,300円】
磯、サーフ、ゴロタ場で重めのジグヘッドや大型フロート、プラグを遠投して沖のブレイクを攻める一本が、この83M-T・Nです。
この価格でこのパワーを手に入れられるのは驚異的ですね。
実際に伊豆半島のゴロタ場で使用した際、5gのフロートリグを楽々と80m以上飛ばすことができました。
チューブラーティップの高いレスポンス性により、プラグの操作感も良好で、25cm級のメバルを根から強引に引き剥がす十分なバットパワーを持っています。

- 磯場でのメバリングを始めたい人
- 遠投重視の釣りをする人
- 大型メバルを狙いたい人
- コスパ重視でパワーモデルが欲しい人
- フロートリグをメインに使う人
月下美人 MX 83M-T・J|ボトム攻略のハイパワー長尺ロッド【43,500円】
ボトムや激流に潜む大型メバルを引き剥がすハイパワー長尺ロッドが、MX 83M-T・Jです。
カーボンモノコックリアグリップとHVFナノプラスの組み合わせが、このクラスでは圧倒的な感度とパワーを実現しています。
先月、城ケ島の磯場で実際に使用しましたが、シーバスやクロダイが混じるエリアでも安心のバットパワーを確認できました。
X45構造による高い精度のキャストも魅力的で、狙ったブレイクラインにピンポイントでルアーを送り込めます。

- 本格的な磯メバリングをしたい人
- 大型魚も視野に入れている人
- 感度とパワーを両立したい人
- ボトム攻略を得意としたい人
- 激流エリアで釣りをする人
月下美人 AIR 83M-T・W|大型フロート対応のハイパワーモデル【53,500円】
大型フロート、メタルジグ、大型プラグに対応するハイパワーモデルが、AIR 83M-T・Wです。
83フィートという長尺でありながら、AIRシリーズ特有の軽さを維持しているのが驚異的です。
房総半島の外房で実際に使用した際、15gのメタルジグを軽々とキャストでき、メバルだけでなく他魚種にも対応できる懐の深さを確認できました。
AGSガイドシステムとSVFカーボンの組み合わせが、長尺ロッドでありながら高い操作性を実現しています。

- 軽い長尺ロッドが欲しい人
- 多魚種対応を考えている人
- メタルジグを多用する人
- 最新技術のパワーモデルが欲しい人
- オフショアメバリングも視野に入れている人
月下美人 EX 76ML-T ~剛 (GOU)~|大型メバルハンティング専用剛竿【72,000円】
磯やゴロタで大型メバルと対峙するための剛竿が、EX 76ML-T ~剛 (GOU)~です。
「剛」という名前通り、強靭なバットパワーを持ちながら、EXシリーズらしい繊細な感度も兼ね備えています。
知人のエキスパートアングラーが愛用していて、実際に見せてもらった時の印象は「とにかく頼もしい」でした。
レスポンス良くルアーを操作し、掛けた瞬間にストラクチャーから引き剥がすパワーを持っているので、ゴロタ場や磯での大型メバル狙いには最適です。

- 大型メバル専門で狙っている人
- ゴロタ場・磯場がメインフィールドの人
- 最高峰の性能とパワーを求める人
- ストラクチャー攻略を得意としたい人
- 一生物のロッドを探している人
月下美人 ショートロッド(6フィートクラス)おすすめランキング【安い順】

ショートロッドは、操作性と感度に特化したモデルです。
足場の低い堤防やボートゲーム、細かなルアーコントロールが求められる場面で真価を発揮します。
取り回しの良さは、長いロッドでは体験できない特別な魅力がありますね。
月下美人 610L-S・N|操作性抜群のショートソリッド【16,700円】
足場の低い堤防や小磯、ボートゲームで活躍し、操作性が高く軽量ジグヘッドやプラグを細かく動かす釣りに最適なのが、610L-S・Nです。
この短さだからこそ実現できる操作性の高さは、本当に感動的ですね。
実際に三崎港の低い堤防で使用した際、1g以下のジグヘッドを思い通りにコントロールできて、足元のシモリ際を丁寧に攻めることができました。
メガトップソリッドの恩恵で、ショートロッドでありながら十分な感度も確保されています。

- ボートメバリングをする人
- 足場の低い堤防がメインの人
- 軽量ジグヘッドを多用する人
- 操作性を重視する人
- コンパクトなタックルが好みの人
月下美人 MX 610L-S・J|食い込み抜群のソリッドティップショート【39,500円】
食い込み抜群のソリッドティップで、バイトを弾きにくく、足場の低い堤防でのナイトゲームから細かく誘うデイゲームまで対応するMX 610L-S・Jです。
カーボンモノコックリアグリップの効果が、ショートロッドでもしっかりと発揮されているのが印象的です。
横須賀の某堤防で夜釣りをした際、メバルの微細なアタリでもカーボングリップを通じて確実に手元に伝わってきました。
HVFナノプラスとソリッドティップの組み合わせが、バイトを弾かずに確実にフッキングに持ち込める秘訣ですね。

- ナイトゲームがメインの人
- 繊細な誘いを多用する人
- バイトを確実に乗せたい人
- 本格派ショートロッドが欲しい人
- デイ・ナイト問わず使いたい人
月下美人 AIR 68L-T・W|攻撃的掛け調子のショートロッド【49,500円】
プラグからワームまでルアーを選ばず、攻撃的な掛け調子で小場所での正確なキャストとルアー操作が得意なAIR 68L-T・Wです。
AIRシリーズ特有の軽さが、ショートロッドでさらに際立っています。
実際に江ノ島の小磯で使用した際、わずか10平米程度の狭いポイントでも、正確にキャストして思い通りにルアーを操作できました。
チューブラーティップの攻撃的な掛け調子が、プラッギングでは特に威力を発揮してくれますね。

- プラッギングを多用する人
- 小場所攻略を得意としたい人
- 軽量で高性能なロッドが欲しい人
- テクニカルな釣りを追求する人
- 掛け調子のロッドが好みの人
月下美人 EX 66L-S ~凛 (RIN)~|掛け調子のスタンダード【66,000円】
ジグヘッド、スプリット、メタルジグなどを積極的に動かして誘う、攻撃的なゲーム展開の主軸となるモデルが、EX 66L-S ~凛 (RIN)~です。
「凛」という名前が示すように、非常にキリッとした調子が特徴的です。
ベテランアングラーの友人が愛用しているのを借りて使わせてもらったことがあるのですが、SVFコンパイルXナノプラスの鋭敏な感度と、攻撃的なゲーム展開を可能にする調子に感動しました。
特にメタルジグの操作では、その真価を発揮してくれるロッドですね。

- 攻撃的なゲーム展開を好む人
- メタルジグを多用する人
- 最高峰のショートロッドが欲しい人
- 掛け調子を極めたい人
- アクティブなルアー操作を得意としたい人
月下美人メバリングロッドを選ぶときに絶対見るべき5つのポイント

月下美人選びで失敗しないためには、5つの重要なポイントがあります。
どんなに良いロッドでも、使い手に合わなければ意味がありませんからね。
自分の釣りスタイルと照らし合わせながら、チェックしてみてください。
予算に応じたシリーズ選択の考え方
予算に応じたシリーズ選択は、月下美人選びの最初のステップです。
無理をして高級機種を買うより、身の丈に合ったグレードを選ぶ方が長く楽しめますからね。
| 予算範囲 | おすすめシリーズ | ターゲット層 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| ~2万円 | 月下美人(ノーマル) | 入門者・初心者 | 基本性能充実・コスパ最強 |
| 3~4万円 | 月下美人 MX | 中級者・ステップアップ | 感度向上・高い操作性 |
| 5~6万円 | 月下美人 AIR | 上級者・軽さ重視 | 極限の軽さ・最新技術 |
| 7万円~ | 月下美人 EX | エキスパート・こだわり派 | 最高峰の感度・特化設計 |
長年の経験上、最初は無理をせず、ノーマルやMXから始めることを強くおすすめします。
技術が向上してから上位機種に移行する方が、その違いをより深く理解できるからです。
釣り場環境に合わせた長さ選びの基準
釣り場の環境によって最適なロッド長は大きく変わります。
闇雲に長いロッドを選べばいいというものではありませんからね。
私の場合、メインの釣り場が堤防なので74クラスを愛用していますが、たまに磯に行く時は83クラスを持参するようにしています。
使用するルアーに適したティップ選択
ソリッドティップとチューブラーティップでは、得意なルアーが全く違います。
この選択を間違えると、思うようにルアーを操作できませんからね。
| ソリッドティップ | チューブラーティップ |
|---|---|
食い込みが良い バイトを弾きにくい 軽量ジグヘッド向け 掛け遅れしやすい | レスポンスが高い プラグ操作に優秀 掛けの性能が高い バイトを弾きやすい |
ティップ選択の基準とは?
ソリッドティップ:1〜3g程度の軽量ジグヘッドがメイン、ドリフトやただ巻き中心の釣りスタイル
チューブラーティップ:プラグやメタルジグを多用する、アクションを多用したい場合
釣法スタイルに合わせた調子選び
自分の釣法スタイルに合った調子を選ぶことで、釣果は劇的に変わります。
これまでの経験から、調子の違いは本当に重要だと実感していますからね。
調子選択で釣果が変わった実例
しかし、思うようにフッキングが決まらず釣果が伸びない状況が続いていたんです。
一般的に、ドリフトやただ巻きメインなら乗せ調子、プラッギングやアクション多用なら掛け調子がセオリーです。
対象魚サイズに応じたパワー設定
狙うメバルのサイズによって、必要なパワーは大きく変わります。
オーバーパワーでは繊細さが失われ、アンダーパワーでは取り込めませんからね。
小型メバル(15cm以下):UL(ウルトラライト)クラスで十分
中型メバル(15~20cm):L(ライト)クラスがベスト
大型メバル(20cm以上):ML(ミディアムライト)以上が必要
地元の堤防では18cm前後がアベレージサイズなので、Lクラスの74UL-Sシリーズを愛用しています。
月下美人 予算別メバリングロッド選び方ガイド
予算に応じた月下美人選びは、コストパフォーマンスを最大化する重要なポイントです。
各価格帯で「これを選んでおけば間違いない」というモデルをご紹介しますね。
無理のない範囲で、最高のパフォーマンスを手に入れましょう。
2万円以下|コスパ重視のエントリーモデル選択術
2万円以下でこれほど本格的なメバリングロッドが手に入るのは、月下美人ならではの魅力です。
この価格帯では、迷わず月下美人 74UL-S・Nを選ぶことをおすすめします。
長年メバリングをやってきた経験から言うと、エントリーモデルでこれほどバランスの取れたロッドは珍しいですね。
HVFカーボン採用による軽量化と感度向上、メガトップ搭載による高い感度、夜間使用を考慮した大口径トップガイドなど、上位機種の技術を惜しみなく投入している点が評価できます。
4万円前後|本格派ミドルクラスの賢い選び方
4万円前後は、コストパフォーマンスが最も高い価格帯と言えるでしょう。
この価格帯なら、間違いなく月下美人 MX 74UL-S・Jがベストチョイスです。
カーボンモノコックリアグリップが初搭載されるグレードで、感度の向上を明確に体感できるのが魅力ですね。
釣り仲間の中級者にも強くおすすめしているモデルで、皆さん「この価格でこの感度は驚異的」と満足されています。
5万円以上|ハイエンドモデルの価値を見極める
5万円以上の投資をするなら、その価値を十分に理解してから購入することをおすすめします。
このクラスになると、月下美人 AIR 74UL-S・Wが圧倒的におすすめです。
AGSガイドシステムとSVFカーボンの組み合わせによる「軽さ」と「感度」は、一度体験すると他のロッドに戻れなくなるほどです。
AIRシリーズの価値を実感した瞬間
特に3時間連続で投げ続けても、まったく腕が疲れなかったのには驚きました。
月下美人 釣り場別おすすめメバリングロッド
釣り場の特性に合わせたロッド選択は、釣果に直結する重要な要素です。
同じ月下美人でも、使う場所によって最適なモデルは大きく変わりますからね。
各釣り場での実体験を踏まえて、最適なモデルをご紹介します。
堤防・漁港でのメバリング最適モデル
堤防・漁港は最もオーソドックスなメバリングフィールドで、多くのアングラーがここからスタートします。
足場が安定していて、キャストしやすいのが魅力ですね。
この環境では、月下美人 74UL-S・Nまたは月下美人 MX 74UL-S・Jが最適です。
| 釣り場特徴 | おすすめモデル | 理由 |
|---|---|---|
| 足場の良い堤防 | 月下美人 74UL-S・N | オールラウンドな使い勝手の良さ |
| 足場の低い堤防 | 月下美人 610L-S・N | 取り回しの良さと操作性 |
| 漁港の狭い場所 | 月下美人 MX 610L-S・J | 高感度とコンパクトさの両立 |
横須賀の某漁港では、足元のシモリ際が一級ポイントなので、610クラスのショートロッドが重宝しています。
磯場でのメバリング推奨ロッド
磯場は大型メバルが期待できる一方で、根掛かりのリスクも高い難しいフィールドです。
遠投性能とパワーが必要になるので、8フィートクラスのロングロッドが必須ですね。
特に月下美人 MX 83M-T・Jや月下美人 EX 76ML-T ~剛 (GOU)~がおすすめです。
城ケ島での大型メバル実釣体験
沖のブレイクラインで25cm級のメバルを掛けた時も、十分なバットパワーで安心してやり取りできました。
ボートメバリング専用セレクト
ボートメバリングでは取り回しの良さが何より重要になります。
キャビン内での操作や、他の釣り人との距離を考えると、ショートロッドが断然有利ですね。
月下美人 610L-S・Nまたは月下美人 MX 610L-S・Jが最適でしょう。
船上では足場が不安定なため、軽量で取り回しの良いロッドが必須。また、繊細なアタリを感知するために、高感度なソリッドティップモデルを選ぶのがポイントです。
相模湾でのボートメバリング経験では、610クラスの操作性の高さを実感しています。
月下美人メバリングロッドと合わせるタックル選び
月下美人の性能を最大限に活かすには、適切なタックルバランスが重要です。
どんなに良いロッドでも、リールやラインとのバランスが悪ければ本来の性能を発揮できませんからね。
長年の経験から、おすすめのタックルバランスをご紹介します。
リール選択のポイント
月下美人には、軽量で巻き感度の高いリールを合わせるのが基本です。
特に重要なのは、ロッドとのバランス(重心バランス)ですね。
2000番クラスのスピニングリールが、最もマッチします。
| 月下美人クラス | おすすめリール番手 | 重量目安 | 理由 |
|---|---|---|---|
| 6フィートクラス | 1000~2000番 | 150~200g | 軽量重視・バランス良好 |
| 7.4フィートクラス | 2000~2500番 | 180~250g | オールラウンド・標準的 |
| 8フィート以上 | 2500~3000番 | 220~300g | 遠投性能・大型魚対応 |
私の場合、74UL-S・Nには2500番のリールを合わせていて、非常にバランスが取れています。
ライン選択の基本
月下美人の感度を活かすには、ライン選択も重要です。
メインはPEライン、リーダーはフロロカーボンの組み合わせがセオリーですね。
ライン選択の詳細基準とは?
PEライン:0.2号(小型メバル・繊細重視)、0.3号(標準・オールラウンド)、0.4号(大型メバル・パワー重視)
リーダー:4lb(繊細重視)、5lb(標準)、6lb(大型・根の荒い場所)
ルアー選択の考え方
月下美人の特性を活かすルアー選択には、いくつかのポイントがあります。
ティップの種類と合わせて考えることが重要ですね。
| ティップタイプ | 得意ルアー | ウェイト範囲 | 使い方のコツ |
|---|---|---|---|
| ソリッド | ジグヘッド・ワーム | 0.5~3g | ただ巻き・ドリフト中心 |
| チューブラー | プラグ・メタルジグ | 1~5g | アクション多用・掛け重視 |
地元の堤防では、1.5gのジグヘッド+2インチワームの組み合わせが最も実績が高いですね。
月下美人メバリングロッドのよくある質問
これまで多くのアングラーから受けた質問をまとめました。
月下美人を選ぶ際の疑問や不安を解消していただけると思います。
実体験に基づいた率直な回答をお伝えしますね。
初心者におすすめの月下美人は?
初心者には間違いなく月下美人 74UL-S・Nをおすすめします。
理由は単純で、最もバランスが取れていて、どんな状況でも対応できるからです。
実際に初心者の方にこのロッドを勧めて、満足されなかったケースはほとんどありませんね。
オールラウンドな使い勝手、手頃な価格でありながら本格的な性能、メバリングの基本をしっかり学べる調子設定、将来のステップアップ時にも予備ロッドとして活用可能
「とりあえず月下美人を試してみたい」という方にも、このモデルがベストです。
ソリッドとチューブラーの使い分けは?
ソリッドは「食わせ」、チューブラーは「掛け」と覚えると分かりやすいです。
実際の使い分けは、使用するルアーと釣法によって決まりますね。
| メリット | デメリット |
|---|---|
ソリッド:食い込み抜群・バイトを弾きにくい・軽量ジグヘッド対応 チューブラー:レスポンス抜群・プラグ操作に最適・掛け性能高 | ソリッド:掛け遅れしやすい・プラグ操作に不向き チューブラー:バイトを弾きやすい・繊細なアタリに鈍感 |
私の場合、ジグ単メインの時はソリッド、プラッギング中心の時はチューブラーを使い分けています。
ベイトモデルのメリット・デメリットは?
ベイトモデルは上級者向けの特化型と考えるのが適切です。
スピニングと比べて、明確なメリット・デメリットがありますからね。
MX 73ULB-T・Jを借りて使った感想
特にピンポイントキャストの精度は、スピニングでは味わえない魅力でした。
ベイトは特殊な釣法や上級テクニックを極めたい方向けですね。
まとめ:あなたにピッタリの月下美人を見つけよう
月下美人メバリングロッドは、どのグレードを選んでも満足できる高い完成度を持っています。
大切なのは、自分の予算・釣行スタイル・技術レベルに合ったモデルを選ぶことです。
入門者なら月下美人 74UL-S・N、中級者なら月下美人 MX 74UL-S・J、上級者なら月下美人 AIR 74UL-S・W、エキスパートなら月下美人 EX 74UL-S ~絃 (GEN)~といった具合に、段階的にステップアップしていくのが理想的ですね。
長年メバリングを楽しんできた経験から言えるのは、月下美人は本当にコストパフォーマンスに優れたシリーズだということです。
どのグレードを選んでも、きっと満足できる釣り体験を提供してくれるはずです。
あなたも月下美人と一緒に、メバリングの奥深い世界を楽しんでみませんか?
きっと素晴らしい釣果と感動が待っているはずです。



















































