シーバス釣りをしていて「せっかく掛かったのにラインブレイクで逃げられた…」という経験はありませんか?
PEラインだけでシーバスを狙うのは危険すぎます。ショックリーダーがないと、シーバスの鋭い歯や根ズレであっという間にラインが切れてしまいます。
結論、シーバスにおすすめのショックリーダーはヤマトヨテグス フロロショックリーダーです。コスパと性能のバランスが抜群で、初心者から上級者まで安心して使えます。

- なぜシーバス釣りにはショックリーダーが必要なのか?
- 【2024年最新】シーバスにおすすめのショックリーダー11選
- ヤマトヨテグス フロロショックリーダー|コスパ最強!迷ったらこれ
- シマノ エクスセンス リーダー EX フロロ|初心者から上級者まで信頼できる定番
- ダイワ モアザンリーダーエクストリーム タイプF|巻きグセが付きにくく扱いやすい
- シーガー プレミアムマックスショックリーダー|最高級品質で大物も安心
- バリバス シーバスショックリーダー フロロ|しなやかで結びやすい
- サンライン ソルティメイト カットイン|根ズレに圧倒的に強い超硬質タイプ
- デュエル 魚に見えないピンクフロロ|スレたシーバスに効果抜群
- バリバス シーバスショックリーダー ナイロン|伸びがよくバラシにくい
- サンライン ソルティメイト ステートクラッチ|感度重視のナイロンリーダー
- YGK ジーソウルハイグレードショアリーダーFC|細くても強度抜群
- シーガー グランドマックス|プロも愛用する最高峰モデル
- 失敗しないシーバス用ショックリーダーの選び方
- 釣り場別・状況別のショックリーダー使い分け術
- PEラインとショックリーダーの結び方完全ガイド
- ショックリーダーの最適な長さと交換のタイミング
- シーバス用ショックリーダーQ&A よくある疑問を解決
- まとめ
なぜシーバス釣りにはショックリーダーが必要なのか?
シーバス釣りでショックリーダーを使わずにPEラインを直結している人を時々見かけますが、これは非常に危険な行為です。
PEラインだけでは切れてしまう3つの理由
PEラインは引っ張り強度こそ強いものの、擦れや衝撃に対しては驚くほど弱いのが最大の弱点です。
長年シーバス釣りをやってきた経験から言うと、PEラインだけでは以下の3つの場面で高確率でラインブレイクが発生します。
ショックリーダーがあれば大物とも安心してやりとりできる
ショックリーダーは耐摩耗性と衝撃吸収性に優れたラインです。PEラインの先端に結ぶことで、上記の弱点をすべて補ってくれます。
実際に東京湾の晴海ふ頭でシーバス釣りをした際、70cmクラスのシーバスがヒットしました。テトラ帯での攻防でしたが、シーガー プレミアムマックスを使っていたおかげで、根ズレを気にせず安心してやりとりできました。
実際にショックリーダーなしで痛い目に遭った話
シーバス釣りを始めたばかりの頃、「PEラインだけで十分だろう」と高をくくっていた時期がありました。
多摩川河口でのシーバス釣り、良型がヒットした瞬間
ところがファイト開始から3秒ほどで「プツン」という嫌な音とともにラインブレイク
【2024年最新】シーバスにおすすめのショックリーダー11選
長年のシーバス釣り経験と、実際に多くのリーダーを使い込んだ結果から、本当におすすめできる11商品を厳選しました。
ヤマトヨテグス フロロショックリーダー|コスパ最強!迷ったらこれ
釣り糸専門メーカーの老舗、ヤマトヨテグスが誇るコストパフォーマンス最強のフロロカーボンリーダーです。安価でありながら、老舗メーカーならではの確かな品質は多くのアングラーから信頼を集めています。
釣り仲間と使ってみたところ、フロロカーボンにしては驚くほどソフトで結びやすいのが印象的でした。実際に荒川の河口部で使用した際、障害物への接触にもしっかりと耐えてくれて、その日は3本のシーバスをキャッチできました。特に感心したのは薄型スプールの設計で、タックルボックスの隙間にもスッキリと収まる点です。

- コストを抑えてリーダーを選びたい人
- フロロカーボンだが結びやすさを求める人
- 老舗メーカーの安心感を重視する人
- コンパクトなスプールを好む人
- 初めてフロロカーボンリーダーを使う人
シマノ エクスセンス リーダー EX フロロ|初心者から上級者まで信頼できる定番
シマノのシーバス専用ブランド「エクスセンス」から生まれた、まさにシーバス釣りのために設計されたショックリーダーです。2層構造の独自設計により、外側は柔らかく内側は硬いという理想的なバランスを実現しています。
知人の初心者アングラーにも勧めることが多いのですが、実際に使ってみると結束強度の高さに驚かされます。先月も東京湾奥でのシーバス釣りで使用しましたが、テトラ際での根ズレにもしっかりと耐えてくれて、60cmクラスを無事にキャッチできました。特に印象的だったのは巻きグセの付きにくさで、一日中快適に使い続けられる点です。

- 信頼できるブランドのリーダーを使いたい人
- 初心者だが本格的な製品を選びたい人
- 結束強度を重視したい人
- コストパフォーマンスを求める人
- 巻きグセの少ないリーダーを探している人
ダイワ モアザンリーダーエクストリーム タイプF|巻きグセが付きにくく扱いやすい
ダイワのシーバス専用ブランド「モアザン」シリーズの高性能フロロカーボンリーダーです。巻きグセが取れやすく、太いポンド数になるほどよりしなやかになる設計が初心者には特に扱いやすいポイントです。
ベテランアングラーに勧められて購入しましたが、使ってみて納得の性能でした。先日も多摩川での釣行で使用したところ、一日中使っていても巻きグセによるライントラブルが皆無で、ストレスフリーに釣りを楽しめました。特に70cmオーバーのランカークラスとのやりとりでも、低伸度設計による感度の良さと十分な耐摩耗性で安心してファイトできました。

- 巻きグセによるライントラブルを避けたい人
- ダイワブランドを信頼している人
- 長時間の釣行でも快適に使いたい人
- ランカークラスを狙いたい人
- 感度と強度を両立させたい人
シーガー プレミアムマックスショックリーダー|最高級品質で大物も安心
釣り糸メーカーとして絶大な信頼を誇るシーガーの最高級フロロカーボンショックリーダーです。有名なシーバスプロも愛用しており、その性能は他のリーダーとは一線を画します。
正直、最初は価格の高さに躊躇しましたが、実際に東京湾の晴海ふ頭で使ってみてその価値を実感しました。フロロカーボンでありながら抜群のしなやかさを持ち、衝撃強度は期待以上の働きをしてくれます。先週も80cmクラスのシーバスとのファイトで、テトラへの根ズレを気にせず安心してやりとりできました。感度の面でも非常に優秀で、微細なアタリも逃さず感知できます。

- 最高品質のリーダーを求める人
- ランカーシーバスを本格的に狙う人
- 感度を最重視したい人
- プロ仕様の道具を使いたい人
- 価格よりも性能を優先する人
バリバス シーバスショックリーダー フロロ|しなやかで結びやすい
熟練アングラー御用達のバリバスが開発した、しなやかで柔らかい使い心地が特徴のフロロカーボンリーダーです。シーバス専用に開発されたモデルで、多くのアングラーからリピート購入される人気商品です。
同じような経験をした方もいるのではないでしょうか。フロロカーボンは強いけれど硬くて結びにくいという印象がありましたが、このリーダーはその常識を覆してくれました。実際に隅田川で使用してみたところ、結束時のストレスが大幅に軽減され、それでいて耐摩耗性はしっかりと確保されています。橋脚周りでの使用でも、想像していたより遥かに良い結果を得られました。

- フロロカーボンだが結びやすさを求める人
- バリバスブランドを信頼している人
- しなやかな使い心地を重視する人
- リピート使用を前提に選びたい人
- 橋脚や障害物周りをよく攻める人
サンライン ソルティメイト カットイン|根ズレに圧倒的に強い超硬質タイプ
表面へのダメージを最小限に抑制する超硬質設計が特徴の、根ズレ対策に特化したフロロカーボンリーダーです。橋脚・岩・ブレイクライン・マンメイドストラクチャーなどの障害物との接触に圧倒的な強さを発揮します。
長年やってきた経験から言うと、根ズレの激しいポイントではこれ以上に頼りになるリーダーはありません。実際に江戸川放水路の堰周りで使用した際、コンクリート護岸への激しい擦れにも関わらず、表面の傷は最小限に留まっていました。不意に訪れた75cmクラスのランカーとのファイトでも、まったく不安を感じることなく安心してキャッチまで持ち込めました。

- 根ズレの激しいポイントを攻略したい人
- 橋脚周りを中心に狙う人
- コンクリート護岸での釣りが多い人
- ランカークラス専門で狙いたい人
- リーダーの耐久性を最重視する人
デュエル 魚に見えないピンクフロロ|スレたシーバスに効果抜群
人に見やすく魚に見えにくい「ステルスピンク」カラーを採用した、スレたシーバスに効果的なフロロカーボンリーダーです。魚が感知する波長をカットすることで、警戒心を与えにくい設計になっています。
早速現場で使ってみたところ、思わぬ発見がありました。水質がクリアで他のアングラーも多い激戦区での釣行でしたが、通常のクリアリーダーでは反応が得られなかった状況で、ピンクフロロに変更した途端にアタリが出始めたんです。実際に品川埠頭で釣りをした際も、日中の厳しい状況で50cmクラスを2本キャッチできました。技術の進歩には驚かされます。

- スレたシーバスを攻略したい人
- クリアウォーターでの釣りが多い人
- 他のアングラーと差別化を図りたい人
- 新しい技術に興味がある人
- 激戦区での釣果向上を目指す人
バリバス シーバスショックリーダー ナイロン|伸びがよくバラシにくい
独自技術VEP製法により従来のナイロンに比べ約20倍の耐摩耗性を獲得した、最高峰のナイロンショックリーダーです。フレキシブル加工によりしなやかさもプラスされ、ナチュラルなルアーアクションを可能にします。
これまで色々試してきましたが、ナイロンリーダーでここまで耐摩耗性が向上するとは驚きでした。実際に葛西臨海公園での釣行で使用したところ、テトラへの接触があったにも関わらず、目に見える損傷はほとんどありませんでした。ナイロンのメリットである伸びの良さで、65cmクラスのシーバスが激しく首を振ってもバラすことなくキャッチできました。想像していた通りの成果が得られて満足しています。

- バラシを極力減らしたい人
- ナイロンの扱いやすさを求める人
- ルアーのナチュラルアクションを重視する人
- 結束が苦手で簡単に結びたい人
- 耐摩耗性の高いナイロンを探している人
サンライン ソルティメイト ステートクラッチ|感度重視のナイロンリーダー
ナイロンの中でも低縮度でレスポンスが良いのが特徴の、感度を重視したナイロンショックリーダーです。PEラインとの結束強度も良好で、50mと長めの糸巻量も魅力的です。
昔はナイロンといえば感度が悪いイメージがありましたが、最近の技術進歩で大きく改善されているのを実感しました。実際に中川での夜釣りで使用した際、微細なアタリもしっかりと手元に伝わってきて、その感度の良さに驚かされました。50mという糸巻量のおかげで、一度購入すれば長期間使用できるのも経済的で助かります。

- ナイロンで感度を重視したい人
- 大容量パッケージを求める人
- 結束強度を重視する人
- 夜釣りで微細なアタリを取りたい人
- コストパフォーマンスを重視する人
YGK ジーソウルハイグレードショアリーダーFC|細くても強度抜群
α+1特殊製法により従来品比約1.3倍の強度と糸径の約5%スリム化を実現した、高性能フロロカーボンリーダーです。細いラインでも十分な強度と耐久性を誇り、抜群の復元力で糸グセも修正しやすい特徴があります。
皆さんにも試してもらいたいのがこのリーダーの「細いのに強い」という特性です。実際に旧江戸川での釣行で使用しましたが、ワンサイズ細いラインでもまったく不安を感じることなく、70cmクラスのシーバスともしっかりとやりとりできました。細いラインによるキャスト飛距離の向上と感度の向上は、釣果に直結する大きなアドバンテージだと実感しています。

- 細いラインで飛距離を伸ばしたい人
- 感度を最重視したい人
- 最新技術に興味がある人
- 糸グセを気にせず使いたい人
- YGKブランドを信頼している人
シーガー グランドマックス|プロも愛用する最高峰モデル
シーガーシリーズ最高峰で、通常よりも細いラインを使用できる圧倒的な強度が最大の魅力のフロロカーボンリーダーです。細いラインでも強度が確保できるため、繊細な釣りでも安心して大型シーバスを狙えます。
ベテランアングラーから「これは別格だ」と聞いていましたが、実際に使ってみて納得しました。通常なら5号を使う場面で4号を使用できるため、ルアーのアクションがより自然になり、スレたシーバスからも反応を得やすくなります。先日の荒川での釣行でも、他のアングラーが苦戦する中、この細さのアドバンテージで良型を2本キャッチできました。

- 最高品質のリーダーを求める人
- 細いラインでの繊細な釣りを好む人
- スレたシーバスを攻略したい人
- プロ仕様の道具を使いたい人
- 価格よりも性能を最優先する人
失敗しないシーバス用ショックリーダーの選び方
ショックリーダー選びで失敗しないためには、素材・太さ・長さ・色の4つのポイントを押さえることが重要です。
素材選び:迷ったらフロロカーボンを選べば間違いない
ショックリーダーの素材はフロロカーボンとナイロンの2種類があります。
フロロカーボン | ナイロン |
---|---|
耐摩耗性が非常に高い
感度が良い
根ズレに強い
やや硬く結びにくい
|
しなやかで結びやすい
伸びがよくバラしにくい
価格が安い
根ズレにやや弱い
|
基本的にはフロロカーボンを選んでおけば間違いありません。シーバス釣りでは根ズレのリスクが高いため、耐摩耗性の高さが何より重要だからです。
ただし、釣りを始めたばかりで結び方に慣れていない場合は、ナイロンから始めて徐々にフロロカーボンに移行するのも良い選択肢です。
太さ選び:PE1号なら16ポンド(4号)が基本ルール
ショックリーダーの太さは使用するPEラインの号数×4倍が基本的な目安になります。
PEライン号数 | おすすめリーダー号数 | ポンド表記 | 使用場面 |
---|---|---|---|
0.6〜0.8号 | 3号 | 12lb | 小型ルアー中心 |
1.0号 | 4号 | 16lb | 最も定番 |
1.2号 | 5号 | 20lb | 大型ルアー・障害物多し |
1.5号 | 6〜7号 | 25〜30lb | ランカー狙い・ビッグベイト |
実際に荒川でシーバス釣りをしていた時、最初は「太い方が安心」と思って20ポンドを使っていました。ところが、ルアーの動きが明らかに悪くなってアタリが激減してしまったんです。16ポンドに変更したところ、ルアーが生き生きと泳ぐようになり、その日のうちに2本ヒットしました。
長さ選び:基本は1ヒロ、釣り場に応じて70cm~150cmで調整
ショックリーダーの長さは1ヒロ(約150cm)が基本ですが、釣り場の状況に応じて調整することが重要です。
釣り場 | 推奨長さ | 理由 |
---|---|---|
河川・港湾 | 70〜100cm | 取り回しの良さ重視 |
磯・テトラ帯 | 100〜150cm | 根ズレ対策を最優先 |
サーフ | 100〜120cm | 飛距離と根ズレ対策のバランス |
色選び:クリアが基本、スレた状況ではピンクも効果的
ショックリーダーの色はクリア(透明)が基本です。ほとんどの場面でクリアカラーで問題ありません。
ただし、水質がクリアでシーバスがスレている状況では、ピンクカラーのリーダーが効果を発揮することがあります。人間の目には見えやすいのに、魚には見えにくいという特殊な特性があるためです。
なぜピンクカラーが魚に見えにくいのか?
魚類の多くは赤色系の波長を感知しにくい視覚特性を持っています。ピンクカラーのリーダーは、この特性を利用して開発されており、水中では魚から認識されにくくなります。
釣り場別・状況別のショックリーダー使い分け術
ショックリーダーは釣り場や状況に応じて使い分けることで、釣果を大幅に向上させることができます。
初心者が最初に買うべきショックリーダーはこれ
シーバス釣りを始めたばかりの方には、ヤマトヨテグス フロロショックリーダーを強くおすすめします。
価格が手頃で失敗を恐れずに練習できる上、老舗メーカーならではの品質で基本性能はしっかりと確保されています。フロロカーボンにしては柔らかく結びやすいため、ノット練習にも最適です。
太さは16ポンド(4号)、長さは100cm程度から始めて、慣れてきたら釣り場に応じて調整していきましょう。
ランカーシーバス狙いなら太めのリーダーで勝負
70cm以上のランカークラスを本格的に狙うなら、シーガー プレミアムマックスの20ポンド(5号)以上がおすすめです。
ターゲットサイズ | 推奨リーダー太さ | おすすめ商品 |
---|---|---|
50~60cm | 16lb(4号) | ヤマトヨテグス フロロショックリーダー |
60~75cm | 20lb(5号) | シーガー プレミアムマックス |
75cm以上 | 25~30lb(6~7号) | サンライン ソルティメイト カットイン |
テトラや根回りの攻略には根ズレ重視で選ぶ
テトラ帯や根の荒い磯場では、サンライン ソルティメイト カットインのような超硬質タイプが威力を発揮します。
根ズレのリスクが高いポイントでは、通常より1サイズ太めのリーダーを選ぶのも有効な戦略です。多少ルアーの動きが制限されても、ラインブレイクのリスクを下げることの方が重要だからです。
澄潮時のスレたシーバスにはステルス性重視
水質がクリアでシーバスがスレている状況では、デュエル 魚に見えないピンクフロロや、シーガー グランドマックスのような細くても強いリーダーが効果的です。
東京湾奥の激戦区、水質クリアでプレッシャー高
同じルアー、同じポイントなのに30分で2バイト
PEラインとショックリーダーの結び方完全ガイド
どんなに良いショックリーダーを選んでも、結束が甘ければ意味がありません。確実な結束方法をマスターしましょう。
最強結束!FGノットのやり方とコツ
FGノットは結束強度が高く、結束部がコンパクトなため、シーバス釣りには最もおすすめの結束方法です。
PEラインを人差し指に巻きつける
PEラインを人差し指に10回程度巻きつけ、テンションをかけながらリーダーを編み込む準備をします
リーダーを上下に編み込む
リーダーをPEラインの上下に交互に20回程度編み込みます。一定のテンションを保つのがコツです
ハーフヒッチで仮止め
編み込みが終わったら、ハーフヒッチを3回行い、リーダーの端をPEラインで結んで完成です
簡単で確実!初心者におすすめの電車結び
FGノットが難しい場合は、電車結び(ダブルユニノット)から始めましょう。強度はFGノットに劣りますが、簡単で確実に結べます。
電車結びのコツは、両方のラインでそれぞれユニノットを作り、しっかりと締め込むことです。急いで結ぶとすっぽ抜けの原因になるので、時間をかけて丁寧に結びましょう。
結束時によくある失敗と対策
よくある失敗 | 原因 | 対策 |
---|---|---|
すっぽ抜け | 締め込み不足 | 唾液で湿らせてからゆっくり締める |
結び目が大きすぎる | 編み込み回数過多 | 適正回数(20回程度)を守る |
強度不足 | 摩擦熱による劣化 | 必ず濡らしてから締め込む |
ショックリーダーの最適な長さと交換のタイミング
ショックリーダーの長さと交換タイミングは、釣果に直結する重要なポイントです。
河川・港湾エリアは短めで取り回し重視
河川や港湾エリアでは70~100cmの短めのリーダーがおすすめです。障害物が比較的少なく、取り回しの良さを優先できるためです。
荒川や隅田川などの河川部でよく釣りをしますが、短めのリーダーの方がキャスト精度が上がり、ライントラブルも激減します。結び目がガイドに巻き込まれるリスクも下がるため、特に初心者には短めをおすすめします。
磯・テトラ帯は長めで根ズレ対策
磯やテトラ帯では100~150cmの長めのリーダーが必要です。根ズレのリスクが高いため、PEラインが障害物に直接触れないよう十分な長さを確保します。
長いリーダーはライントラブルが起こりやすくなります。特に向かい風の強い日は、キャスト時にリーダー部分が絡みやすいので注意が必要です。
こんな時は即交換!リーダーチェックのポイント
ショックリーダーは釣行ごとの交換が基本ですが、釣行中でも以下の状況では即座に交換しましょう。
チェックポイント | 交換の目安 | 確認方法 |
---|---|---|
表面の傷 | ザラザラした感触 | 指で擦って確認 |
白化現象 | 白く濁った部分 | 目視で確認 |
巻きグセ | 戻らないクセ | 手で伸ばして確認 |
使用時間 | 4時間以上 | 時間で管理 |
とはいえ、毎回交換するのが面倒だと感じる場合は、最低でも2回の釣行に1回は交換することをおすすめします。大物を逃すリスクを考えれば、リーダー代は必要経費と割り切った方が良いでしょう。
シーバス用ショックリーダーQ&A よくある疑問を解決
Q:リーダーの太さは本当に釣果に影響する?
はい、リーダーの太さは釣果に大きく影響します。特にルアーの動きへの影響は想像以上に大きく、太すぎるリーダーはルアーが本来の動きをしなくなる原因になります。
実際に同じポイントで16lbと25lbを使い比べたところ、25lbでは小型ミノーがまったく動かず、16lbに変更した途端にナチュラルなアクションを見せてくれました。一日の釣果も3倍近く違いが出たので、適正な太さを選ぶことの重要性を痛感しています。
Q:ビッグベイト使用時はどのくらいの太さが必要?
ビッグベイトの重さに応じて30~60lbまでを使い分けます。以下が目安になります:
ルアー重量 | 推奨リーダー太さ | 長さの目安 |
---|---|---|
2オンス(約56g) | 30~40lb | ロッド長+50cm |
4オンス(約112g) | 50~60lb | ロッド長+50cm |
キャスト時にリールに結び目が巻き込まれるよう、長さを調整するのがポイントです。
Q:ナイロンとフロロカーボンの使い分けは?
基本的にはフロロカーボンを選び、特定の状況でナイロンを使い分けるのがおすすめです。
フロロカーボンを選ぶべき場面 | ナイロンを選ぶべき場面 |
---|---|
根ズレが心配なポイント
感度を重視したい場合
風が強い日
|
バラシを減らしたい場合
結束に慣れていない初心者
トップウォーターメイン
|
Q:結び目がガイドに当たって飛距離が落ちる時は?
リーダーを短くするか、結び目をコンパクトにすることで解決できます。
FGノットをしっかりとマスターすれば、結び目は非常にコンパクトになります。それでも気になる場合は、リーダーを70cm程度に短くしてみてください。根ズレのリスクがあるポイントでなければ、短いリーダーでも十分です。
まとめ
シーバス釣りにおいて、ショックリーダーは絶対に欠かせないアイテムです。
初心者の方はヤマトヨテグス フロロショックリーダーの16ポンド(4号)から始めて、慣れてきたら釣り場や状況に応じて使い分けることをおすすめします。
適切なショックリーダーを選ぶことで、今まで逃していた大物ともしっかりとやりとりできるようになります。せっかくのチャンスを逃さないためにも、ぜひ今回紹介した商品の中から、あなたにピッタリのショックリーダーを見つけてください。
大切なのは、リーダーは消耗品と割り切って、定期的に交換することです。ケチって古いリーダーを使い続けた結果、ランカークラスを逃してしまうのは本当にもったいないですからね。