サビキ釣りは海釣りの入門として最も人気の高い釣り方で、アジやサバ、イワシなど食べて美味しい魚が手軽に釣れるのが魅力です。
撒き餌でたくさんの魚を寄せて、疑似餌の針に食わせる仕組みなので、釣り初心者でも群れが来れば入れ食い状態を楽しめます。
結論、サビキ釣りに必要なものは竿・リール・仕掛け・撒き餌の基本4点があれば始められます。
この記事では、長年サビキ釣りを楽しんできた経験から、初心者が揃えるべき道具の選び方と実際の釣り方まで詳しく解説します。

よく釣れるサビキ釣りの仕掛けについて詳しく知りたい方は『最強サビキ仕掛けランキング7選!実釣検証で分かった本当に釣れる仕掛けとは』の記事もぜひ読んでみてくださいね。
サビキ釣りとは?初心者におすすめの理由
サビキ釣りは、コマセ(撒き餌)で魚を寄せて、疑似餌に食わせる釣り方です。
アミエビという小さなエビを撒き餌として使い、針にはピンクや白のゴムや魚の皮を巻いた疑似餌を付けて魚を騙します。
サビキ釣りの仕組みと魅力
サビキ釣りの最大の魅力は、技術がなくても群れが来れば大漁が狙えるところです。
実際に私が初心者の頃、釣り方がよく分からないまま見よう見まねでやっていても、アジの群れが回ってきた時は30分で20匹以上釣れて驚いたのを覚えています。
仕掛けには通常3〜6本の針が付いているので、魚が寄ってくれば一度に複数匹掛かることも珍しくありません。
サビキ釣りで釣れる魚の種類
サビキ釣りでよく釣れる魚は以下の通りです。
魚種 | サイズ | 特徴 | 食味 |
---|---|---|---|
アジ | 8〜15cm | サビキ釣りのメインターゲット | ★★★★★ |
サバ | 10〜20cm | 群れで回遊、傷みやすい | ★★★★☆ |
イワシ | 8〜12cm | 大群で回遊することが多い | ★★★☆☆ |
サッパ | 8〜15cm | 関西ではママカリと呼ばれる | ★★★☆☆ |
メジナ(外道) | 15〜25cm | 磯釣りでも人気のターゲット | ★★★★☆ |
地元の大阪湾でサビキ釣りをしていると、アジがメインでよく釣れますが、時期によってはサバの群れが大挙して押し寄せることもあります。
サビキ釣りに適した場所と時期
サビキ釣りに適した場所は、足場が良くて水深のある防波堤や海釣り施設です。
ベストシーズンは5月から10月頃で、特に夏場は小アジの群れが活発に回遊するため、初心者でも高い確率で釣果が期待できます。
初めての海釣り施設での大爆釣
朝8時から開始して、最初の1時間は全く釣れず心配になりました。
サビキ釣りに絶対必要な基本道具7選
サビキ釣りを始めるために、これだけは絶対に必要な基本道具を7つご紹介します。
長年の経験から言うと、最初から高価な道具を揃える必要はありません。
釣竿|3〜4.5mの磯竿がおすすめ
サビキ釣りには3〜4.5mの磯竿が最適で、初心者には扱いやすい長さと柔らかさが重要です。
実際に私が初心者の頃、6mの竿を使って苦労した経験があります。長すぎると仕掛けの絡みトラブルが多発し、取り回しも大変でした。
号数は2〜3号が使いやすく、オモリ負荷5〜15号程度のものを選べば、足元落とし込みから軽い投げサビキまで対応できます。
プロマリン CBサビキスペシャルEX 3-450|初心者に最適なコスパ竿
3000円台で購入できる磯竿として、多くの初心者アングラーから支持を集めているのがこのロッドです。
知人の釣り初心者にもよく勧めるのですが、「最初はこの価格で十分」というのが正直な感想です。実際に神戸の須磨海釣り公園で使用した際も、しっかりとアタリを捉えて30cmクラスのサバまで問題なく取り込めました。

- 初めてサビキ釣りに挑戦したい人
- 予算を抑えて道具を揃えたい人
- 子どもと一緒に釣りを楽しみたい人
- 取り回しの良い竿を探している人
- 入門用として手頃な竿が欲しい人
リール|2000〜3000番のスピニングリール
サビキ釣りには2000〜3000番のスピニングリールが最適で、操作が簡単でトラブルが少ないのが特徴です。
ベイトリールという選択肢もありますが、初心者にはバックラッシュ(糸が絡むトラブル)のリスクがあるため、スピニングリールを強くおすすめします。
番手の選び方としては、足元中心なら2500番、軽い投げも考慮するなら3000番が使いやすいです。
シマノ 19 シエナ 2500|糸付きで即戦力
シマノの入門機として長年愛され続けているのがシエナシリーズで、3号ナイロン150m巻きの糸付きモデルなら届いたその日から釣りができます。
釣り仲間と一緒に和歌山の加太漁港で使用しましたが、滑らかな巻き心地で一日中使っても疲れにくく、小アジから25cmクラスのサバまで十分なパワーで対応してくれました。特に印象的だったのは、糸絡みなどのトラブルが一度も発生しなかったことです。

- 信頼できるメーカー品が欲しい人
- 糸巻きの手間を省きたい人
- 長く使える入門リールを探している人
- トラブルの少ないリールが欲しい人
- 操作しやすいリールを求める人
道糸(ライン)|ナイロン2〜3号
サビキ釣りの道糸はナイロンライン2〜3号が基本で、伸縮性があるため魚の引きを吸収してくれます。
PEラインという選択肢もありますが、初心者には扱いが難しく、風に弱いという特性があります。実際に私も最初の頃にPEラインを使って、風の強い日に仕掛けが全く思うように投げられず困った経験があります。
色は蛍光オレンジや蛍光イエローなど視認性の良いものを選ぶと、アタリが見やすくなります。
ダイワ ジャストロン DPLS 3号 500m|コスパ抜群の定番ライン
500m巻きで1000円前後という驚異的なコストパフォーマンスを誇る、初心者から上級者まで幅広く愛用されているナイロンラインです。
昨年から愛用していますが、しなやかで扱いやすく、根ズレにも意外と強いのが印象的です。先日の淡路島での釣行でも、コンクリートの防波堤で擦れながらも一日中トラブルなく使えました。何より500m巻きなので、切れたりトラブルがあっても気兼ねなく使えるのが助かります。

- コストを抑えてライン交換したい人
- 大容量で長期間使いたい人
- 初心者で練習用ラインが欲しい人
- 定期的にライン交換する人
- 複数のリールに巻きたい人
サビキ仕掛け|ピンクスキンサビキ
ピンクスキンサビキは最も定番で実績のある仕掛けで、アミエビに色合いが似ているため魚の食いが良いです。
針のサイズが釣果を大きく左右するため、釣れている魚のサイズに合わせて選ぶことが重要です。豆アジなら0.5〜2号、小アジなら3〜4号、中アジ以上なら5〜6号が目安となります。
仕掛けは絡みやすく消耗品でもあるので、最低でも3〜5セットは持参することをおすすめします。
ささめ針 ボウズのがれ サビキ下カゴ式|実績抜群の定番仕掛け
30年以上の歴史を持つ老舗メーカーの定番サビキ仕掛けで、多くのサビキアングラーから絶大な信頼を得ています。
これまで様々なメーカーの仕掛けを試してきましたが、やはりこのシリーズの食いの良さは別格です。実際に神戸の垂水漁港で使用した際も、隣で別メーカーの仕掛けを使っていた釣り人より明らかに多くのアタリを得ることができました。針先の鋭さとピンクスキンの色合いが絶妙で、魚の反応が段違いです。

- 実績のある定番仕掛けが欲しい人
- 確実に釣果を上げたい人
- 老舗メーカーの安心感を求める人
- 下カゴ式を初めて使う人
- コストパフォーマンスを重視する人
コマセカゴ|下カゴ式
コマセカゴは撒き餌を海中に放出するための重要な道具で、下カゴ式の8号前後が最も使いやすいです。
上カゴ式と下カゴ式がありますが、初心者には下カゴ式をおすすめします。下カゴ式の方が仕掛けの絡みトラブルが少なく、コマセの放出タイミングをコントロールしやすいからです。
重さは軽すぎると仕掛けが安定せず、重すぎると竿への負担が大きくなるため、8〜10号程度が適切です。
撒き餌(アミエビ)|冷凍ブロックが基本
サビキ釣りの撒き餌は冷凍アミエビが基本で、1/16サイズのブロック1個で大人1人の半日分が目安です。
最近は常温保存できるチューブタイプも販売されていますが、冷凍ブロックの方がコストパフォーマンスが良く、集魚効果も高いと感じています。
タイプ | 価格 | 使いやすさ | 集魚効果 | 保存性 |
---|---|---|---|---|
冷凍ブロック | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
解凍済み | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ |
常温チューブ | ★★☆☆☆ | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
道具箱|仕掛けや小物の整理に
サビキ釣りでは仕掛けやハサミ、プライヤーなど細かい道具が多いため、整理整頓のために道具箱は必須です。
サビキ仕掛けやコマセカゴは意外と大きいので、ある程度深さのあるタックルボックスを選ぶことが重要です。
100円ショップの収納ボックスでも代用できますが、海水がかかる環境で使うため、ある程度の耐久性があるものを選びましょう。
サビキ釣りをより快適にする便利グッズ8選
基本道具だけでもサビキ釣りは楽しめますが、あると格段に快適になる便利グッズをご紹介します。
これらの道具があることで、釣り中のストレスが大幅に軽減され、より釣りに集中できるようになります。
水くみバケツ|手洗いと魚の保管に
ロープ付きの水くみバケツは、アミエビで汚れた手を洗ったり、釣れた魚を一時的に泳がせておくのに重宝します。
折りたたみ式のソフトタイプが軽くて持ち運びやすく、反転機能付きなら海面に落とすだけで自動的に水が入るので便利です。
クーラーボックス|釣果の持ち帰りに
釣れた魚を美味しく持ち帰るために、クーラーボックスは必須アイテムです。
サビキ釣りなら8〜12Lサイズがあれば十分で、保冷剤や氷を入れて魚の鮮度を保ちます。椅子代わりにもなるハードタイプがおすすめです。
フィッシュグリップ|安全な魚つかみ
魚を素手で触るのが苦手な方や、毒のある魚が釣れた時の安全対策として、フィッシュグリップがあると安心です。
サビキ釣りで釣れる魚は小型が多いので、軽量でコンパクトなプラスチック製のものが使いやすいです。
プライヤー|針外しの必需品
魚が針を深く飲み込んだ時や、安全に針を外すためにプライヤーは必須です。
フィッシング専用のプライヤーは先端が細く設計されており、小さな針でも確実につかめます。ステンレス製なら錆びにくく長期間使用できます。
すいこみバケツ|エサ詰めが楽になる
すいこみバケツがあると、コマセカゴへのエサ詰めが劇的に楽になります。
カゴを上下に動かすだけで自動的にアミエビが入るため、手が汚れず、効率的にエサ詰めができます。一度使うと手放せない便利グッズです。
消臭ウェットティッシュ|匂い対策
アミエビは非常に匂いが強いため、消臭効果のあるウェットティッシュは必需品です。
普通のウェットティッシュでは匂いが取れないので、釣り専用の消臭タイプを用意しましょう。釣りが終わった後の車内での匂い対策にもなります。
ロッドスタンド|竿受けで両手フリー
三脚式のロッドスタンドがあると、アタリを待つ間に両手が自由になり、エサの準備や魚の処理ができます。
複数本の竿を同時に出せるタイプなら、効率的にサビキ釣りを楽しめます。風の強い日でも竿が安定するので、アタリの見逃しも減ります。
ライフジャケット|安全対策の必需品
防波堤での釣りでは万が一の落水に備えてライフジャケットは必須です。
最近は軽量なベルトタイプの自動膨張式もあり、動きやすく熱中症のリスクも軽減できます。特に家族連れや初心者の方には強くおすすめします。
★★★
初心者向けサビキ釣りセットおすすめ5選
道具選びに迷う初心者の方には、必要なものが一式揃ったサビキ釣りセットがおすすめです。
価格帯と用途別に厳選した5つのセットを、実際の使用感を交えてご紹介します。
【信頼性重視】シマノ海釣り入門セット|長く使える本格仕様
釣具界の最大手シマノブランドの安心感と品質を入門価格で体験できるセットです。
価格は他のセットより高めですが、その分の価値は十分にあります。釣り仲間のベテランと一緒に神戸の平磯海づり公園で使い比べをしましたが、「リールの巻き心地とロッドのバランスが別格」と評価してもらいました。特に印象的だったのは、一日中使っても疲れにくい設計になっていることで、これなら中級者になっても長く使い続けられそうです。

- 信頼できる大手メーカー品が欲しい人
- 長期間使える品質を求める人
- 将来的に他の釣りも楽しみたい人
- 操作性と耐久性を重視する人
- 本格的に釣りを始めたい人
【エサ付き完全版】サビキ釣りセット 3m 300X-A|手ぶらで釣り場直行
竿・リール・仕掛け・エサまで全て揃った究極のオールインワンセットで、本当に手ぶらで釣り場に向かえる初心者の救世主的存在です。
先日、全く釣り経験のない会社の後輩にこのセットをプレゼントしたところ、「何の準備もせずに釣りができて感動した」と大喜びでした。実際に泉南の樽井サザンビーチで一緒に使いましたが、3mの竿は初心者でも扱いやすく、付属のエサと仕掛けで小アジが20匹以上釣れて、完全初心者でも即戦力として機能する完成度の高さに驚きました。

- 何を準備すればいいか全く分からない人
- 釣具店に行く時間がない人
- 完全に手ぶらで釣りを始めたい人
- 急に釣りに行くことになった人
- プレゼント用のセットを探している人
【定番】プロマリン わくわくサビキ釣りセットDX 300|老舗の安心品質
プロマリンのロングセラー商品として多くの初心者に愛用されている定番セットです。
このセットは数年前から基本構成が変わらず、それだけ完成度が高い証拠だと思います。先月、甥っ子の釣りデビューで使いましたが、軽量で扱いやすく、3時間の釣行で豆アジを15匹釣ることができました。価格以上の品質と使いやすさで、多くのアングラーの入門セットとして選ばれているのも納得です。

- 信頼できる老舗メーカー品が欲しい人
- 定番商品の安心感を求める人
- 軽量で扱いやすいセットが欲しい人
- 子どもでも使えるセットを探している人
- コスパを重視する人
【コンパクト】SPEEDMARK ファミリー初心者セット 2m|軽量で持ち運び楽々
2mの短竿で軽量、携帯性を重視したファミリー向けのコンパクトセットです。注意点として、サビキ仕掛けは入っていないので別で用意しましょう。
電車釣行が多い私にとって、このコンパクトさは非常に魅力的です。実際に電車で和歌山の加太港へ遠征した際も、リュックにすっぽり収まって移動がとても楽でした。2mと短めですが、足元でのサビキ釣りには十分な長さで、20cmクラスのサバでも安心して取り込める強度があります。軽量なので疲れにくく、一日中釣りを楽しめるのも嬉しいポイントです。

- 電車で釣りに行くことが多い人
- 収納場所が限られている人
- 軽量で扱いやすいセットが欲しい人
- 足元メインの釣りを楽しみたい人
- 持ち運びやすさを最優先する人
【軽量】ライズウェイ エンジョイコンパクト240|子どもでも扱いやすい
2.4mの短竿で子どもや女性でも扱いやすい軽量設計が魅力のファミリー向けセットです。エサは仕掛けは別で用意しましょう。
小学3年生の息子と一緒に使っていますが、軽量なので子どもでも疲れずに一日中釣りを楽しめます。実際に淡路島の翼港で使用した際も、息子一人でアジを5匹釣り上げることができ、自信を持って魚とやり取りできる適度な長さと軽さでした。短い竿だと操作が簡単で、仕掛けの絡みトラブルも起きにくいのが初心者には助かります。

- 小さな子どもと一緒に釣りをしたい人
- 軽量で疲れにくい竿が欲しい人
- 操作しやすいセットを探している人
- 安全性を重視するファミリー
- 持ち運びと収納を重視する人
サビキ釣りの道具選びで失敗しないコツ
長年の経験から、初心者が道具選びで失敗しやすいポイントをお伝えします。
これらのコツを知っておくことで、無駄な出費を避けて効率的に道具を揃えることができます。
竿とリールの組み合わせ方
竿の長さとリールのサイズはバランスが重要です。
3m前後の竿には2500番、4m以上の竿には3000番のリールを合わせるのが基本です。私も最初の頃、長い竿に小さなリールを付けて、バランスが悪くて疲れやすい経験をしました。
竿の長さ | おすすめリール番手 | 適用場面 |
---|---|---|
2.7〜3.3m | 2000〜2500番 | 足元メイン、初心者向け |
3.6〜4.5m | 2500〜3000番 | オールラウンド |
4.5m以上 | 3000〜4000番 | 投げサビキメイン |
仕掛けのサイズ選び
釣れている魚のサイズに針を合わせることが、釣果を左右する最重要ポイントです。
針が大きすぎると魚の口に入らず、小さすぎると魚が暴れた時に外れやすくなります。現地の釣具店で情報を聞くか、釣り場で実際に釣れている魚を見て判断しましょう。
予算別おすすめ構成
予算に応じた効率的な道具の揃え方をご紹介します。
サビキ釣りに必要なもの購入ガイド
道具を揃える際の効率的な購入方法とコツをご紹介します。
どこで何を買えば良いか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
釣具店での購入のメリット
釣具店では実物を手に取って確認でき、店員さんからアドバイスを受けられるのが最大のメリットです。
私も初心者の頃は、釣具店の店員さんに色々と教えてもらいました。特に仕掛けの選び方や現地の釣況情報は、ネットでは得られない貴重な情報です。
平日の昼間など空いている時間帯に行くと、店員さんにじっくり相談できます。また、釣り場の最新情報も教えてもらえることが多いです。
ネット通販の活用法
消耗品や補充品はネット通販が便利で、特に仕掛けやラインなどは店舗より安く購入できることが多いです。
ただし、初回購入時は実物を見ずに買うリスクがあるため、レビューをよく読んで判断することが重要です。
100均グッズの上手な使い方
100円ショップでもサビキ釣りに使える道具がいくつかあります。
100均アイテム | 使用用途 | おすすめ度 | 注意点 |
---|---|---|---|
ハサミ | ライン切断 | ★★★★☆ | ステンレス製を選ぶ |
タオル | 手拭き | ★★★★★ | 匂いが付くので古いもので十分 |
ビニール袋 | ゴミ袋・濡れ物入れ | ★★★★★ | 大きめサイズが便利 |
収納ボックス | 小物整理 | ★★★☆☆ | 耐久性は期待しない |
サビキ釣りの基本的な釣り方手順
道具が揃ったら、実際のサビキ釣りの手順を覚えましょう。
基本をマスターすれば、誰でも簡単にサビキ釣りを楽しめます。
仕掛けのセッティング
仕掛けのセットは釣果に直結する重要な作業です。
道糸にスナップを結ぶ
クリンチノットで確実に結びます。慣れないうちは結び目を水で濡らすとしっかり締まります。
サビキ仕掛けを接続
仕掛けの上部をスナップに取り付けます。絡まないように慎重に伸ばしながら作業しましょう。
コマセカゴを装着
仕掛けの最下部にコマセカゴを取り付けます。しっかりと固定されているか確認してください。
エサの付け方とコマセの撒き方
アミエビの撒き方が釣果を大きく左右します。
コマセカゴにアミエビを詰めたら、海底まで落として竿を上下に動かしてコマセを放出します。最初は多めに撒いて魚を寄せることが重要です。
アミエビの撒き方で釣果が激変
隣の釣り人のアドバイスで思い切って大量に撒いたところ、30分後に大群が押し寄せました。
アタリの見極めと魚の取り込み
サビキ釣りのアタリは竿先がブルブルと震えるのが特徴で、慣れてくると手に伝わる振動でもわかるようになります。
アタリがあったら慌てずに、他の針にも魚が掛かるのを少し待ってからゆっくりと巻き上げます。
一度に複数匹掛かった時は、無理に急がず一定の速度で巻くことで仕掛けの絡みを防げます。
サビキ釣りでよくあるトラブルと対処法
サビキ釣りで遭遇しやすいトラブルと具体的な対処法をご紹介します。
事前に知っておくことで、現場で慌てずに対応できるようになります。
仕掛けの絡み対策
仕掛けの絡みはサビキ釣り最大のトラブルですが、以下の対策で大幅に減らせます。
釣れない時の対処法
アタリがない時は、以下の点を見直してみましょう。
メリット | デメリット |
---|---|
針のサイズを小さくする
タナ(水深)を変える
コマセの量を増やす
|
魚がその場にいない可能性
時合い(魚の活性時間)外れ
潮の流れが悪い
|
道具の手入れと保管方法
釣り後の道具の手入れは、長く使うために欠かせません。
特にリールは塩水に弱いため、真水で洗ってしっかり乾燥させることが重要です。私も最初の頃、手入れを怠ってリールを錆びさせてしまった苦い経験があります。
竿とリールは真水で塩分を洗い流し、完全に乾燥させてから保管します。仕掛けは再利用せず、毎回新しいものを使うのがトラブル回避のコツです。
まとめ:サビキ釣りは必要最低限の道具で始められる
サビキ釣りに必要なものは、竿・リール・ライン・仕掛け・コマセカゴ・撒き餌・道具箱の基本7点があれば始められます。
初心者の方は、まずプロマリンのCBサビキセットのような入門セットから始めて、釣りの楽しさを実感してから本格的な道具にステップアップするのがおすすめです。
最初から完璧を目指さず、実際に釣り場で経験を積むことが上達への近道です。
この記事で紹介した道具と知識があれば、きっと楽しいサビキ釣りを始められるはずです。安全に気をつけて、素敵な釣りライフをスタートさせてくださいね。
道具選びで迷ったら、まずは釣具店で実物を見て店員さんに相談することをおすすめします。そして何より大切なのは、安全第一で釣りを楽しむことです。