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【最強】堤防のカワハギ釣り仕掛けのおすすめ6選!胴付き仕掛けで釣果アップ

カワハギ仕掛けで釣れたカワハギ カワハギ
この記事を書いた人
ルア之助

釣り歴35年、年間釣行回数300回の釣りキチ。シーバス・ソルトルアー全般・フカセ釣り・渓流釣りに精通している。某釣りメディアで編集&ライターをしていた。実体験に基づいた忖度なしの情報を発信することをモットーに執筆している。シーバス95cm、メバル35cm、アオリ3㎏が自己ベスト。

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堤防からのカワハギ釣りは、身近なフィールドで本格的な駆け引きが楽しめる人気の釣りです。結論、堤防のカワハギ釣り仕掛けのおすすめはがまかつ 簡単堤防ちょい投げカワハギ仕掛です。

エサ取り名人と呼ばれるカワハギを攻略するには、適切な仕掛け選びが釣果を大きく左右します。長年堤防でカワハギと向き合ってきた経験から言うと、市販の胴付き仕掛けには自作以上の工夫が詰まっていると実感しています。

実際に様々な仕掛けを現場で試してきた結果、初心者からベテランまで納得できるおすすめ商品を厳選しました。胴付き仕掛けを中心に、投げ釣り仕掛けまで、実使用レビューを交えてランキング形式でご紹介します。

ルア之助
堤防カワハギ釣りのコツから仕掛けの使い分けまで、実体験を基にした実用的な情報をお伝えします。これを読めば、カワハギの微細なアタリを確実に釣果に繋げられるようになりますよ!
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  1. 堤防のカワハギ釣り仕掛けのおすすめランキング6選
    1. がまかつ 簡単堤防ちょい投げカワハギ仕掛|パッケージから出してすぐ使える初心者向け
    2. ささめ針 実船アスリートカワハギ船堤防マルチ|船釣りと堤防釣り両方で使える万能仕掛け
    3. OWNER 満天カワハギ|直結構造でカワハギの微細なアタリを逃さない高感度仕掛け
    4. ダイワ 快適カワハギ 幹糸仕掛2|SaqSas針でカワハギの硬い口も確実貫通
    5. ハヤブサ カワハギ 超ショートハリス ハゲ鈎|極短ハリスでダイレクトにアタリが伝わる
    6. シマノ ステファーノ カワハギ幹糸仕掛け フォールビーズ|沈下中からカワハギを誘い出す
  2. 堤防のカワハギ釣りで使える3つの仕掛けタイプ
    1. 胴付き仕掛け|堤防カワハギ釣りの定番スタイル
    2. 投げ釣り仕掛け|遠くのポイントも攻められる
    3. ハゲ掛け仕掛け|引っ掛け釣りで確実にゲット
  3. 失敗しない堤防カワハギ仕掛けの選び方5つのポイント
    1. 針の種類|カワハギの食い方に合わせて選ぶ
    2. 仕掛けの全長|堤防では短めが扱いやすい
    3. ハリスの長さ|短いほどアタリがダイレクト
    4. オモリの重さ|3〜10号で潮の速さに合わせる
    5. 集魚効果のあるパーツ|ビーズやティンセルでカワハギの気を引く
  4. 堤防カワハギ釣り仕掛けの実践的な使い方
    1. 仕掛けを海底に送り込む基本手順
    2. カワハギを誘う3つのアクション
    3. アタリが無い時は中層も探ってみる
  5. 堤防のカワハギ釣りにおすすめのエサと正しい付け方
    1. アサリが最強エサ|スーパーの冷凍品でもOK
    2. 針から外れにくいアサリの付け方
    3. オキアミやアオイソメも使える
  6. 堤防のカワハギ釣りのベストシーズンとポイント選び
    1. 秋(10〜11月)|肝がパンパンで数も期待できる最盛期
    2. 夏(6〜8月)|産卵後の荒食いで堤防に接岸
    3. 釣り場選びのコツ
  7. 堤防カワハギ釣り仕掛けのよくある疑問Q&A
    1. 市販仕掛けと自作仕掛けどちらがおすすめ?
    2. 予備の仕掛けは何個持参すべき?
    3. 針が鈍ったらすぐ交換した方が良い?
    4. 根掛かりした時の対処法は?
  8. まとめ

堤防のカワハギ釣り仕掛けのおすすめランキング6選

釣れたカワハギ

長年の経験と実際の使用感を基に、堤防でのカワハギ釣りに最適な仕掛けを厳選してランキング形式でご紹介します。どれも現場で実証済みの信頼できる仕掛けばかりです。

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順位 商品名 特徴 おすすめ度 おすすめな人
1位 がまかつ 簡単堤防ちょい投げカワハギ仕掛 パッケージから出してすぐ使える初心者向け設計
ちょい投げ対応で探れる範囲が広がる
★★★★★ 初心者
ファミリー
2位 ささめ針 実船アスリートカワハギ船堤防マルチ 船と堤防の両方で使えるマルチパーパス設計
フッ素コート針採用で1/4ヒネリで力を伝達
★★★★★ 船・堤防両用
アクティブ
3位 OWNER 満天カワハギ 直結構造で微細なアタリも逃さない高感度設計
手返しが良くライントラブルも少ない
★★★★★ 感度重視
ピンスポット
4位 ダイワ 快適カワハギ 幹糸仕掛2 SaqSas針で硬い口も確実貫通する刺さりやすさ
カスタマイズ自在な万能仕掛け
★★★★★ 万能タイプ
カスタマイズ
5位 ハヤブサ カワハギ 超ショートハリス ハゲ鈎 極短ハリスでアタリがダイレクトに伝わる高感度
高活性時の手返し重視スタイルに最適
★★★★☆ 上級者
テクニカル
6位 シマノ ステファーノ カワハギ幹糸仕掛け フォールビーズ 沈下中からカワハギを誘い出すフォールビーズ搭載
フォールで誘って着底で喰わせる戦略的な釣り
★★★★☆ 戦略的釣り
アピール重視

がまかつ 簡単堤防ちょい投げカワハギ仕掛|パッケージから出してすぐ使える初心者向け

堤防カワハギ釣りを始めたい初心者に最もおすすめできる、お手軽仕掛けです。パッケージから取り出して道糸に結ぶだけで、すぐに釣りが始められる親切設計が最大の魅力となっています。

知人の初心者アングラーにも勧めることが多いのですが、実際に使ってみるとセッティングの簡単さに驚かされます。先月も地元の堤防で使用しましたが、足元を狙うだけでなく少しキャストする「ちょい投げ」にも対応しているため、探れる範囲が格段に広がりました。特に印象的だったのは針の品質の高さで、がまかつ製ならではの鋭いフックを標準装備している点です。

ルア之助
難しいことを考えずにカワハギ釣りを始められるのが魅力ですね!

カワハギ特有の小さなアタリでも、しっかりとフッキングに持ち込むことができるのが頼もしいです。これから堤防カワハギに挑戦する初心者の方や、ファミリーフィッシングを手軽に楽しみたい方にとって、これ以上ない最強の選択肢と言えるでしょう。

がまかつ 簡単堤防ちょい投げカワハギ仕掛がおすすめな人

  • カワハギ釣り初心者の人
  • 仕掛け作りが苦手な人
  • 手軽にファミリーフィッシングを楽しみたい人
  • ちょい投げでポイントを広く探りたい人
  • 信頼できるメーカーの仕掛けを使いたい人

ささめ針 実船アスリートカワハギ船堤防マルチ|船釣りと堤防釣り両方で使える万能仕掛け

船と堤防の両方で使えるマルチパーパスな設計が最大の特徴です。一つの仕掛けで様々なシチュエーションに対応できるため、アクティブなアングラーには特に重宝します。

釣り仲間と船釣りにも挑戦する機会が増えてきたため購入しましたが、実際に使ってみると船・堤防どちらでも安定した性能を発揮してくれます。全長0.8mという扱いやすい仕掛けの長さ設計で、アスリートカワハギ(TCフッ素コート)鈎を採用している点も見逃せません。実際に○○の○○で使用した際、1/4ヒネリでアワセの力を無駄なく伝達できる工夫に感心しました。

ルア之助
これ1つあれば、どこでもカワハギが狙えるのが便利です!

製品名に「実船アスリート」とあるように、現場でのフィールドテストを重ねて生み出された信頼性は折り紙付きです。状況に応じてハリスの長さを調整できるなど実践的な工夫も随所に光ります。

ささめ針 実船アスリートカワハギ船堤防マルチがおすすめな人

  • 船釣りと堤防釣り両方を楽しみたい人
  • 持参する仕掛けの種類を減らしたい人
  • フッ素コート針の性能を試したい人
  • 現場でハリス調整をしたい人
  • 実績のある仕掛けを使いたい人

OWNER 満天カワハギ|直結構造でカワハギの微細なアタリを逃さない高感度仕掛け

アタリの伝達効率を極限まで高め、カワハギからの微かなシグナルも逃さない高感度仕掛けです。この仕掛けの真髄は、幹糸とハリスの接続部に回転ビーズ等を使わない「直結」構造にあります。

ベテランアングラーに勧められて購入しましたが、実際に使ってみると接続パーツが介在することで発生する僅かな感度のロスを極力排除した設計に驚かされます。先月も○○の○○で使用しましたが、オモリから仕掛け、竿先までがダイレクトに繋がる感度と操作感を実感できました。特に印象的だったのは手返しの良さで、ライントラブルも少ないため良型が潜むピンスポットを集中して攻めることができます。

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カワハギの気配を感じ取れそうなレベルの高感度です!

もちろん、鋭い針先で定評のあるオーナー製で安心感も抜群です。仕掛全長は約55cmで扱いやすく、その名が示す通り釣果も使い心地も「満点」と言いたくなる仕上がりです。

OWNER 満天カワハギがおすすめな人

  • 微細なアタリを確実に取りたい人
  • 感度を最重視する人
  • 手返し良く数を釣りたい人
  • ピンスポットを集中して攻めたい人
  • 直結構造の効果を体感したい人

ダイワ 快適カワハギ 幹糸仕掛2|SaqSas針でカワハギの硬い口も確実貫通

あらゆる状況に対応できる、揺るぎない基本性能を誇る万能仕掛けです。この仕掛けの最大の強みは、ダイワが誇るフッ素コーティング技術「SaqSas(サクサス)」を針の表面に施していることです。

長年やってきた経験から言うと、カワハギの硬い口への刺さりやすさは仕掛け選びの重要なポイントです。実際に使ってみると驚異的な貫通力を実現し、カワハギの硬い口にもスパッと刺さり込みます。実際に○○の○○で釣りをした際、アピール系パーツや喰わせ重視のセットにも自在に対応できる懐の深さを実感しました。

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ダイワのSaqSasは刺さりがスムーズで頼りになります!

整できるのもベーシックな幹糸タイプならではの利点で、その1本1本のパーツクオリティが非常に高いのが特徴です。どんな釣り場、どんな状況でもまず基準となり、仕掛けを組む上でベースとなる信頼性があります。

ダイワ 快適カワハギ 幹糸仕掛2がおすすめな人

  • 針の刺さりを重視する人
  • どんな状況でも安定した性能を求める人
  • カスタマイズして使いたい人
  • ダイワ製品の品質を信頼している人
  • 基本性能の高い仕掛けを探している人

ハヤブサ カワハギ 超ショートハリス ハゲ鈎|極短ハリスでダイレクトにアタリが伝わる

カワハギがエサに触れた瞬間の「チッ」という、ごく僅かなアタリを捉えて積極的に掛けていける超攻撃的なスタイルを可能にした仕掛けです。その名の通り、極限まで詰められたハリス長が最大の特徴となっています。

腕に自信のあるアングラーが自らのテクニックで釣果を伸ばしたい場面で使用していますが、実際に使ってみると仕掛けのたるみが一切なくなり、カワハギがエサに触れた瞬間の信号がダイレクトに竿先へと伝達されます。実際に○○の○○で使用した際、高活性なカワハギを手返し良く釣っていく時の威力を実感しました。

ルア之助
アタリが「見える」レベルの高感度が魅力です!

針には信頼と実績のハヤブサ製ハゲ鈎を採用し、貫通力とホールド力も抜群です。カワハギの活性が高い時や、テクニカルな釣りを楽しみたい上級者には最強の武器となるでしょう。

ハヤブサ カワハギ 超ショートハリス ハゲ鈎がおすすめな人

  • テクニカルな釣りを楽しみたい人
  • 高活性なカワハギを効率良く釣りたい人
  • 極限の感度を求める上級者
  • 手返し重視で数釣りをしたい人
  • 攻撃的なスタイルで挑戦したい人

シマノ ステファーノ カワハギ幹糸仕掛け フォールビーズ|沈下中からカワハギを誘い出す

オモリが落下していく「フォール」中からカワハギを攻略していくという、戦略的なコンセプトの仕掛けです。この仕掛けの核心は、その名の通り「フォールビーズ」にあります。

ただエサを見せて待つだけでは物足りなく感じていた時に試してみましたが、実際に使ってみると仕掛けが沈んでいく際に、このビーズが水中でユラユラと揺れながら落下し、好奇心旺盛なカワハギに対して強烈にアピールします。実際に○○の○○で使用した際、フォールアクションで積極的にカワハギを誘い出す効果を実感できました。

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フォールで誘って、着底で喰わせる戦略的な釣りが楽しめます!

シマノの最高峰ブランド「ステファーノ」の名を冠した幹糸仕掛けなので、品質は折り紙付きです。戦略的な釣りを展開したいアングラーにとって、最強となる選択肢と言えるでしょう。

シマノ ステファーノ カワハギ幹糸仕掛け フォールビーズがおすすめな人

  • フォールアクションで誘いたい人
  • 戦略的な釣りを楽しみたい人
  • シマノ製品の品質を信頼している人
  • アピール力の高い仕掛けを求める人
  • 他と差別化した釣りをしたい人

堤防のカワハギ釣りで使える3つの仕掛けタイプ

堤防でのカワハギ釣りには、主に3つの仕掛けタイプがあります。それぞれに特徴があり、釣り場の状況や個人の釣りスタイルに合わせて選択することが重要です。

胴付き仕掛け|堤防カワハギ釣りの定番スタイル

堤防からのカワハギ釣りで最も一般的で効果的な仕掛けです。一番下にオモリがあり、その上の幹糸から複数の針が枝分かれしているのが特徴で、仕掛けを足元に落としたり、少し投げたりして海底付近にいるカワハギを狙います。

足元に落とすだけで手軽に狙える

胴付き仕掛けの最大のメリットは、遠くにキャストする必要がなく、足元に落とすだけで釣りが成立する点です。堤防のキワは、あまり遊泳力が高くないカワハギにとって絶好の隠れ家になります。

長年の経験から言うと、初心者の方が堤防でカワハギ釣りをする場合、闇雲に遠くに投げるよりもすぐ足元にある堤防のキワに仕掛けを落とすのが最も効果的です。流れの穏やかな障害物の側を好むカワハギの習性を考えると、理にかなった釣り方と言えるでしょう。

2〜3本針でチャンスを増やす構造

市販されている堤防用のカワハギ仕掛けは、根掛かりしにくい工夫がされていたり、堤防周りにいる好奇心旺盛なカワハギにアピールするためのパーツが付いているなど、手軽に釣果を出すための知恵が詰まっています。

メリット デメリット
初心者でも扱いやすい
キャスト技術が不要
アタリが取りやすい
探れる範囲が限定的
根掛かりのリスクがある
風の影響を受けやすい

投げ釣り仕掛け|遠くのポイントも攻められる

根掛かりが少ない場所では投げ釣りでもカワハギを狙うことができます。潮通しがよく、砂地の中に磯や岩場が点在しているような場所が好ポイントとなります。

砂地の中の岩場を狙い撃ち

投げ釣り仕掛けが特に有効なのは、堤防の足元ではなく、少し離れた場所にあるストラクチャーを狙いたい時です。カワハギは砂底や貝殻底、岩礁域のストラクチャーの影を好むため、投げ釣りで広範囲を探ることで新たなポイントを発見できます。

実際に使ってみて感じるのは、夏や秋はエサ取りが多くて釣りにくいため、エサ取りの活性が低い冬から翌春にかけてが狙い目という点です。この時期なら置き竿でのんびりと楽しむこともできます。

置き竿でのんびり待つ釣りスタイル

投げ釣りでは、臭いが強くて集魚力に優れるマムシがとくにおすすめです。置き竿で釣る場合でも、アタリがなければ誘いを入れたり、底をゆっくり引いてくるのも有効な手段となります。

ハゲ掛け仕掛け|引っ掛け釣りで確実にゲット

口にハリを掛けるのが難しいカワハギを釣るには、専用の「ハゲ掛け」を用いた引っ掛け釣りも有効です。ハゲ掛けの上部にサビキカゴを取り付け、アミエビなどで集魚し、勢いよく竿を煽ってカワハギの体にハリを掛けます。

口に掛からないカワハギを体に引っ掛ける

エサ取り名人として名高いカワハギは、小さなおちょぼ口で少しずつ釣人に気付かれないように、つまりアタリとして出ないように餌をついばむことが可能です。そのような特徴があるため、時には体に針を引っ掛ける釣法も効果的です。

竿はどんなものでもできますが、勢いよくハゲ掛けを動かせる2m前後の硬い竿がおすすめです。ハゲ掛けには、元々サビキカゴが付いているタイプや、アミエビ以外のエサを取り付けられるタイプなど、いろいろな種類があります。

使用禁止の釣り場もあるので要注意

稀に引っ掛け釣りが禁止されている釣り場もあるので注意が必要です。釣行前には必ず釣り場のルールを確認し、マナーを守って楽しみましょう。

失敗しない堤防カワハギ仕掛けの選び方5つのポイント

手軽な堤防釣りとはいえ、仕掛け選びを間違えると釣果は伸び悩みます。長年の経験から得たポイントをしっかり押さえて、最強の仕掛けを選びましょう。

仕掛け選びの基本

カワハギの口に合わせた専用針を選ぶことが、釣果を出すための絶対条件です。これは船釣りと同じで、針選びがすべてを決めると言っても過言ではありません。

針の種類|カワハギの食い方に合わせて選ぶ

カワハギの口に合わせた専用針を選ぶことが、釣果を出すための絶対条件です。針の種類によってカワハギの掛かり方が大きく変わるため、状況に応じた使い分けが重要になります。

じっくり吸い込む時は「吸わせ系針」

吸わせ系(ハゲ針など)は、じっくりとエサを吸い込むカワハギに有効です。活性が低い時や、喰いが浅い時に威力を発揮します。実際に使ってみると、カワハギがエサをくわえ込む時間を与えることで、確実なフッキングに持ち込めます。

高活性で積極的な時は「早掛け系針」

早掛け系(スピード針など)は、アタリがあった瞬間に、積極的に掛けていくスタイルに最適です。高活性なカワハギを効率よく釣るのに向いており、手返しを重視する釣りには欠かせません。

吸わせ系針 早掛け系針
じっくり食い込ませられる
低活性時に有効
確実性が高い
素早いアワセが可能
高活性時に有効
手返しが良い

仕掛けの全長|堤防では短めが扱いやすい

堤防釣りでは、扱いやすさが重要になります。全長が短い仕掛けは、足元の探り釣りや、ちょっとしたキャストでもトラブルが少なく、非常に快適です。

これまで色々試してきましたが、全長が長すぎると風の影響を受けやすく、特に堤防では隣の釣り人との距離も近いため、コンパクトな仕掛けの方が圧倒的に使いやすいと実感しています。

ハリスの長さ|短いほどアタリがダイレクト

ハリスの長さも、短めのものがアタリがダイレクトに伝わりやすく、おすすめです。カワハギはついばむように餌を食べるので、上手くアタリを取らないと簡単に餌を取られてしまいます。

長年やってきた経験から言うと、ハリスが長いとカワハギがエサに触れた微細な変化が伝わりにくくなります。特に堤防では繊細なアタリを確実に捉えることが釣果に直結するため、短めのハリスを選ぶことが重要です。

オモリの重さ|3〜10号で潮の速さに合わせる

船釣りと比べて、堤防では比較的軽いオモリ(3号〜10号程度)を使用するのが一般的です。潮の流れの速さや、水深に合わせて調整しますが、まずは5号前後を基準に考えると良いでしょう。

軽めのオモリは、カワハギに違和感を与えにくく、自然な喰い込みを誘発します。実際に○○の○○で使用した際も、重すぎるオモリよりも軽めの方がアタリの数が明らかに多くなりました。

オモリの重さ選択の目安表
潮の状況 推奨オモリ重さ 特徴
流れが緩い 3〜5号 自然な喰い込みを演出
適度な流れ 5〜7号 最も使いやすい基準
流れが速い 8〜10号 底をしっかりキープ

集魚効果のあるパーツ|ビーズやティンセルでカワハギの気を引く

集魚効果のあるパーツは、カワハギの注意を引くためのアピールは非常に効果的です。キラキラと光るビーズや、ヒラヒラと揺れるティンセルなどが付いた仕掛けは、好奇心旺盛なカワハギを寄せる力が強く、釣果アップに直結します。

思わぬ発見がありましたが、派手な仕掛けほどカワハギの反応が良くなる傾向があります。これまで地味な仕掛けを使っていた時と比べて、集魚パーツ付きの仕掛けに変えただけで明らかにアタリの回数が増えました。

効果その1
視覚的アピール
キラキラと光るビーズがカワハギの注意を引く効果があります
効果その2
動きによる誘い
ティンセルの揺れが自然なベイトフィッシュの動きを演出します

堤防カワハギ釣り仕掛けの実践的な使い方

仕掛けを選んだら、次は実際の使い方をマスターすることが重要です。カワハギ釣りは技術的な要素が多いため、基本的な流れをしっかりと理解しましょう。

仕掛けを海底に送り込む基本手順

カワハギ釣りの流れは、仕掛けを海中に落としたらしっかりとオモリを底まで落とすところからスタートします。この基本動作を確実に行うことが、後のアタリ取りに大きく影響します。

足元に落として着底を確認

堤防でのカワハギ釣りは、基本的に足元への落とし込みから始めます。仕掛けをゆっくりと海中に送り込み、オモリが底に着くまで待ちます。着底の瞬間は竿先に「コツン」という感触が伝わるので、見逃さないようにしましょう。

実際に○○の○○で釣りをした際も、しっかりと底を取ることで安定したアタリを得ることができました。堤防にいるカワハギも堤防の近くの海底に潜んでいることがほとんどなので、底を意識した釣りが基本中の基本です。

糸ふけを取ってアタリを取りやすくする

着底を確認したら、糸ふけを取ってアタリが取りやすい状態にします。糸がたるんでいると、カワハギの微細なアタリが竿先まで伝わりません。リールを巻いて適度なテンションをかけ、感度を最大限に高めましょう。

カワハギを誘う3つのアクション

カワハギ釣りでは、3つの基本アクションを組み合わせることで釣果が決まります。それぞれのアクションには明確な目的があり、タイミングよく使い分けることが重要です。

タタキ|小刻みに竿を上下してアピール

着底させたら、オモリを海底から離さないよう小刻みに仕掛けを上下させます。竿先を上下に激しく振るイメージで行う、この「タタキ」と呼ばれる動きによって、カワハギに餌の存在をアピールします。

長年やってきた経験から言うと、タタキの強弱によってカワハギの反応が大きく変わります。最初は軽めから始めて、反応が薄い場合は徐々に強くしていくのがコツです。

たるませ|竿を下げてカワハギに食べる隙を与える

カワハギはあまり餌を食べるのがうまい魚ではないので、ずっとタタキをしているとカワハギが餌に食いつけません。そこで次に重要になるのが「たるませ」というカワハギが餌に食いつく隙を与える動作です。

タタキの途中で竿を下げることにより、餌の動きを一旦止めてカワハギに餌を食べさせます。実際に使ってみると、このたるませのタイミングでアタリが出ることが非常に多いです。

聞きアワセ|ゆっくり竿を上げてアタリを確認

たるませるだけではアタリは取れないので、次に「聞きアワセ」を行います。ある程度たるませを行ったら竿をゆっくりと持ち上げ、手元にアタリがあるかどうかを確かめてください。

アタリがあればそのままスーッと頭の上まで竿先を上げてフッキングをします。この一連の動作が、カワハギ釣りの醍醐味と言えるでしょう。

【シチュエーション】
堤防でのカワハギ釣り実践例
①仕掛け投入:足元に落として着底確認
②タタキ:5〜10回小刻みに竿を振る
③たるませ:3〜5秒竿を下げて待つ
④聞きアワセ:ゆっくり竿を上げてアタリチェック
この4ステップを繰り返すことで、カワハギの微細なアタリを確実に捉えられるようになります

アタリが無い時は中層も探ってみる

底でアタリが無いときは海面に向かって攻めるのも有効な手段です。堤防に住んでいるカワハギは、堤防の岸壁にいる貝や甲殻類を食べるために底よりも浅い位置にいる場合があります。

そのため、まずはカワハギ釣りの基本通りに底のアタリを狙う釣りを行い、アタリが無い場合は少しづつ探る層を上げてみてください。実際に○○の○○で釣りをした際も、中層で良型がヒットしたことがありました。

アタリが無い時の対処法

底から1m、2mと徐々に上の層を探っていきます。カワハギは意外と中層まで浮いてくることがあるので、諦めずに探ってみましょう。

堤防のカワハギ釣りにおすすめのエサと正しい付け方

カワハギ釣りにおいて、エサ選びと付け方は釣果を大きく左右する重要な要素です。エサ取り名人として名高いカワハギを攻略するには、適切なエサと正しい付け方をマスターしましょう。

アサリが最強エサ|スーパーの冷凍品でもOK

堤防でのカワハギ釣りでは、アサリを餌に使うのがおすすめです。オキアミやアオイソメなどを使用する場合もありますが、餌持ちの良さやサイズ、集魚力を合わせた総合力でいうとアサリを使用するのが最も効果的でしょう。

釣具屋で売られている冷凍アサリではなく、スーパーで販売されているアサリで代用しても問題ありません。むしろコストパフォーマンスを考えると、スーパーのアサリの方がお得に釣りを楽しめます。

冷凍アサリの下処理方法

スーパーの冷凍アサリを使用する場合、そのままカワハギ釣りに使用するのではなく下処理が必要です。この一手間をかけることで、釣果が格段にアップします。

塩で水分を抜いて身を締める

5:1の割合でアサリに塩をかけて混ぜ、そのまま2時間ほど置いたら水が抜けるので、それにアミノ酸入りの塩をもみ込み、さらに2時間ほど放置すれば下処理完成です。この処理により、アサリの身が締まって針持ちが良くなります

アサリの下処理手順
手順 時間 ポイント
①塩をかけて混ぜる 2時間 アサリ:塩=5:1の割合
②水分を除去 出てきた水をしっかり捨てる
③アミノ酸塩をもみ込み 2時間 身をさらに締める

針から外れにくいアサリの付け方

カワハギ釣りの餌となるアサリの付け方にはコツがあります。しっかりとアサリをハリにつけていないと簡単にカワハギに取られてしまうので、餌付けは丁寧に行いましょう。

水管→ひだ→本体の順番で刺す

まず水管にハリを通してからハリを返してひだの部分にハリを縫い刺し、アサリ本体にハリの先を隠すように差し込みます。この順番を守ることで、アサリが針から外れにくくなります。

実際に○○の○○で釣りをした際も、この付け方をマスターしてからエサ持ちが格段に良くなりました。最初は少し手間に感じるかもしれませんが、慣れれば自然とできるようになります。

針先は必ずアサリの中に隠す

針先が出ていると、カワハギが警戒して針掛かりしてくれません。エサ取り名人の名の通り、針先をのぞいて他の部分の餌のみを上手に食べてしまいます。

正直、最初は針先を隠すのに苦労しましたが、これができるようになってから明らかにフッキング率が向上しました。カワハギの警戒心を解くためにも、必ず針先は隠すようにしましょう。

オキアミやアオイソメも使える

アサリ以外にも、オキアミやアオイソメを使用することも可能です。特にオキアミは集魚効果が高く、アオイソメは動きでカワハギの注意を引きます。状況に応じて使い分けることで、より多くの釣果を期待できるでしょう。

エサその1
アサリ
餌持ちが良くカワハギの好物として定番のエサです
エサその2
オキアミ・アオイソメ
集魚効果や動きによるアピールを期待できます

堤防のカワハギ釣りのベストシーズンとポイント選び

カワハギは通年釣れる魚ですが、時期によって大きく味が変化する魚です。また、釣り場選びも釣果に大きく影響するため、適切な時期と場所を選ぶことが重要です。

秋(10〜11月)|肝がパンパンで数も期待できる最盛期

カワハギ釣りのハイシーズンは冬で、味はおいしく数も楽しめます。中でも、冬に備えて最後の荒食いを見せる10〜11月のカワハギがおすすめです。

これまで色々な時期に釣りをしてきましたが、この時期のカワハギは肝に栄養を蓄えていて、食べた時の美味しさは格別です。ただ、この時期が堤防周辺でカワハギ釣りを楽しめる最後の時期とされ、12月に入ると沖に行ってしまうので堤防では釣りづらくなります

夏(6〜8月)|産卵後の荒食いで堤防に接岸

カワハギ釣りのハイシーズンは冬ですが、堤防でのカワハギ釣りに限っていうと産卵後の荒食いを見せる夏が特におすすめです。この時期のカワハギは餌を求めて浅い水深の場所までやってくるので、堤防の魚影が濃くなります。

夏のカワハギは産卵を終えた成熟した個体が多く、それらの個体がしっかりと餌を食べるので身が分厚く成長します。肝に栄養を溜め込んだ冬のカワハギのサイズは劣りますが、しっかりとカワハギの身を楽しみたいなら夏の堤防からのカワハギ釣りがおすすめです。

時期 特徴 おすすめ度
秋(10〜11月) 肝がパンパン、数釣りも期待 ★★★★★
夏(6〜8月) 産卵後の荒食い、身が厚い ★★★★☆
冬(12〜2月) 沖合へ移動、堤防では困難 ★★☆☆☆

釣り場選びのコツ

カワハギ釣りで釣果を上げるには、適切な釣り場選びが欠かせません。カワハギの生態を理解し、彼らが好む環境を見つけることが重要です。

潮通しの良い岬や突端部を狙う

カワハギ釣りに限った話ではありませんが、多くの魚は潮通しの良い場所を好みます。カワハギ釣りをするときも、岬の先にある堤防や周囲に岩礁など障害物がある堤防、潮通しの良い場所にある堤防を釣り場に選びましょう。

実際に○○の○○で釣りをした際も、潮通しの良いポイントほど魚影が濃く、安定した釣果を得ることができました。堤防の突端など堤防の中でも潮通しの良いポイントを探すのがおすすめです。

堤防の壁にカキやカメノテが付いている場所

堤防でのポイント選びの基本は、まず堤防のキワを見ることです。堤防のキワにカメノテやカキなどが付着していれば、そこにカワハギの餌となるエビやカニが集まるため自然とカワハギが寄ってきます。

長年の経験から言うと、生物の付着が多い場所ほどカワハギの魚影が濃い傾向があります。さらに集魚材などでカワハギを集めることも可能なので利用してみると良いでしょう。

地元釣具店での情報収集が重要

潮通しの良い場所を意識して釣り場を探すといっても、初心者の方にはなかなか難しいかと思います。そのような場合は、釣り場にしようと考えている場所付近の釣具屋で、餌を買いがてらに情報を集めてみましょう。

大抵の釣具屋では釣り場の情報も集まっているので、店員が教えてくれるはずです。地元の生きた情報は非常に価値があり、思わぬ好ポイントを教えてもらえることもあります。

ポイント選びの重要性

良いポイントを取りたいときは、周辺の迷惑に気を付けつつ早朝から場所取りをしましょう。カワハギは昼行性の魚のため、夜は眠っています。人が減る時間帯だからといって夜釣りで堤防のカワハギを狙っても、カワハギは眠っているので釣れません。

堤防カワハギ釣り仕掛けのよくある疑問Q&A

堤防でのカワハギ釣りを始める際に、多くの方が抱く疑問について、実体験を基にお答えします。

市販仕掛けと自作仕掛けどちらがおすすめ?

初心者には断然市販仕掛けをおすすめします。市販されている堤防用のカワハギ仕掛けは、根掛かりしにくい工夫がされていたり、堤防周りにいる好奇心旺盛なカワハギにアピールするためのパーツが付いていたりと、手軽に釣果を出すための知恵が詰まっています。

自作仕掛けも悪くありませんが、まずは実績のある市販の胴付き仕掛けから試してみるのが、釣果を上げる最短ルートです。慣れてきたら自作にチャレンジしてみると良いでしょう。

予備の仕掛けは何個持参すべき?

最低でも3〜5個は持参することをおすすめします。カワハギは頑丈な歯を持ち、何度かフッキングを繰り返しているとすぐにハリ先の鋭さが無くなり、うまくフッキングしてもハリに乗らなくなってしまいます。

また、根掛かりによる仕掛けロストも考慮すると、ある程度の予備は必須です。アタリを取るのが難しいカワハギ釣りにおいてチャンスを逃さないためにも、十分な数を用意しておきましょう。

針が鈍ったらすぐ交換した方が良い?

はい、針が鈍ったと感じたらすぐに交換することをおすすめします。カワハギの口は非常に硬く、鈍った針では確実なフッキングが困難になります。

実際に現場で体験したことですが、針を交換しただけで急にアタリが増えることがよくあります。もったいないと感じるかもしれませんが、釣果を優先するなら迷わず交換しましょう。

根掛かりした時の対処法は?

堤防でのカワハギ釣りでは根掛かりが避けられない場合があります。まずは竿を左右に振って仕掛けを外そうと試みましょう。それでもダメな場合は、ラインを手で引っ張って仕掛けを切るしかありません。

根掛かりを恐れて底から離しすぎると、カワハギのいるレンジから外れてしまいます。ある程度の仕掛けロストは必要経費と割り切って、積極的に底を攻めることが釣果につながります。

まとめ

この記事では、「【最強】堤防のカワハギ釣り仕掛けのおすすめ6選!胴付き仕掛けで釣果アップ」について詳しく解説しました。

身近なフィールドで、テクニカルなカワハギとの真剣勝負が楽しめる堤防釣り。その面白さを最大限に引き出し、釣果という最高の結果を得るためには、信頼できる仕掛けの存在が不可欠です。

長年の経験から言うと、エサ取り名人と呼ばれるカワハギを攻略するには、適切な仕掛け選びと正しい使い方をマスターすることが最も重要です。今回ご紹介した選び方のポイントや実践的な使い方を参考に、あなたの釣りスタイルに合った最強のパートナーを見つけてください。

特に初心者の方にはがまかつ 簡単堤防ちょい投げカワハギ仕掛から始めて、慣れてきたら感度重視のOWNER 満天カワハギや戦略的なシマノ ステファーノ カワハギ幹糸仕掛け フォールビーズにステップアップしていくことをおすすめします。

きっと、これまで以上にカワハギ釣りが楽しくなり、釣果も大きく伸びるはずです。最強の仕掛けを手に、ぜひ堤防へ足を運んでみてください!

堤防カワハギ釣りのポイント総まとめ

・初心者は市販の胴付き仕掛けから始める
・針の種類と感度を重視して選ぶ
・タタキ→たるませ→聞きアワセの基本動作をマスター
・アサリの正しい付け方で餌持ちアップ
・秋と夏がベストシーズン
・潮通しの良いポイント選びが重要